<   2013年 09月 ( 19 )   > この月の画像一覧   

大学受験昔々: 英語の流儀、多読と精読   

大概の女子校と同じく、JGの数学は通り一遍というかたいしたことないイメージだけど、英語はね。わりと定評あるというか力が入ってたと思います。

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独自の文法教材三冊セットがあったり…
どんどんプリントが出てたくさん読まされたり…
高校になるとレベル別授業が組まれてたり…
そういう感じ。

でも、私はJGの英語のやり方が好きでなくて、いつも反発してました。

何が気に入らないって、なんだかんだと量が多すぎること。学校で出されるとおりに英語につきあってたら、英語ばっかりやってなきゃいけなくなっちゃうよ?? と思ってました。実際、わりと英語ばかりに時間かけてる人は多かったような気がするんですが。

私はそこまで英語と心中するほどの英語好きじゃないです。

駿台の英語テキストって、ぱらりと短めの文章が載っている感じ。

予習のときはまず自力で訳してみます。辞書もどんどん引きます。自分でできる最善の訳をつけて持っていって…授業を聞きながら改善する。

復習のときは、修正後の訳を心の中に流しつつ、それと照合して繰り返し読みます。音読すればなおよし。

とにかく、英語と日本語がうまくからみあった状態で英日を流す、というのがとてもいいんです(おもしろい、という意味でも、効果がある、という意味でも)。

単語は、単語リストとか、いわゆるデル単(今はないかな? 試験に出る英単語とかそんなタイトル。シケ単とも)で暗記する勉強は一切しなくて、「文章まるごと何度も読む」という勉強スタイルを貫いていました。

とても気に入ってた英文法の授業があって、そのノートは、私には非常に珍しいことに、保存版として何度も活用していました。分量的にはたいしたことないんだけど、その薄っぺらいノートを、擦り切れるくらい何度も味わっていました。

「英文法頻出問題演習」、「基本英文700選」という、駿台発行の市販教材(当時、超定番品だったもの)は使っていましたが、それ以外に浮気することなく、ひとつの教材を何度も繰り返していました。繰り返すことで、深く納得ができて、そこに載っていなかった問題が出てきても、自然と「これはこうなんだろうな」とわかるというようなイメージです。

学校の、量で勝負的な考え方に対抗して、いかに教材をミニマムにするかにこだわっていました。

学校ではいろんな課題が出ていましたが、まぁJGですから、提出を求められることもなく、ほぼブッチ。定期テストでも、いまさら定期テスト用の勉強をしても誰得ですから、素のままの自分で臨みます。

でも不思議と、学校の教材を無視しまくっていた高三のときに、むしろ学校の英語の成績が上がったんですよ。

精読を究めれば、多読の世界にもある程度対応できると思います。逆は難しいですよね。


多読が悪いということではなくて、多読の経験があって、そこに精読もプラスしたら、それまでの経験がつながって生きてくると思います。でも、「なんとなく読み」だけで終わってしまっては、それだけのこと(トラベル英会話レベル)であって、とてもおシゴトで使えるようにはなりません。

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by an-dan-te | 2013-09-30 12:47 | 大学受験 | Comments(4)

大学受験昔々: 駿台どっぷりの一年間   

さていよいよ受験学年(高三)になるにあたって、私が考えたことは、どっぷり駿台のお世話になることだった。

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誰かさんと違って、Z会でしこしこ勉強できるほどの自立・自律心はなし(^^;;
また、学校の授業は、大学受験的にはまったく頼りにならないので…

それまでの二年間、駿台の授業と学校の授業をつい比べちゃうと(英数)、そりゃね。やっぱり、その差歴然。比べるほうが間違っているというか、プロとアマ(?)みたいなものか。

今はもっといろんな塾にばらけている印象があるけれど、当時の「駿台」の存在感は相当でかかったと思う。しかも私の場合は地理的にベストな選択でもあったわけで、迷わず駿台の「高三理系東大総合コース」(名称不正確)に入ることになった。

このコースに入ると、二年生までのお気楽ムードとは打って変わって、月~金までびっしり、英数国物化、つまり二次試験に必要な科目のコマが網羅的に並んでいた。英語とか数学はそれぞれいくつかのコマに分かれており(たとえば、英文法と英語長文と英作文と…といった具合)、もうひとつの高校に通うようなボリューム感だった。

こういうコースに身を預けるにあたって、今となっては親の立場であるからまず経済面のことは気にかかる。私立の月謝も払ってて、その上これですかい?? しかし、私の親は、平成の私たち世代よりも磐石な経済状況にあったこと、私が一人っ子であることもあったけど、とにかく経済面のムダ感についてはひとことも文句を言わなかった。ほんと贅沢に育ててもらいました_o_

そして大学受験面からいうと、一番の問題は、「それでいったい勉強する暇があるのか?」ということである。授業がいくらすばらしくても、授業を聞けば身になるということでないのは、中学受験でも大学受験でも同じ。いや、授業内で演習の面倒まで見ることが少なくなることからいっても、自習の重要さは大学受験でさらに際立ってくるといってもよい。

だから、高校で授業を受け、予備校で授業を受け、あとは少々の宿題などで振り回されて一日が終わるくらいだったら、なんの意味もない。

幸い、JGは放任系の学校であったから、要提出の宿題というものもほとんどなかったし、縛りが非常に少なかった。土曜日も完全休み。いちおう、高三になると、大学受験準備のための授業コマというのが週に4コマ(2コマ×2)設定されていて、そこでは自分の取りたい授業を取る。たとえば、英語長文とか、化学演習とかいった具合である。

つまり、ここを「取らない」でおけば、週に4コマ分は学校の図書室で集中して自習ができる。

図書室組として集まった面々は、芸術系の進路を考えている人たちと、それから学校に邪魔されず勉強をしたい人たち(^^;;

当然、週に4コマでは足りないので、ほかの授業でも、内職できる時間はすべて駿台の予習・復習にあてる。

こうして、駿台の授業を軸に、そして学校を自習室として利用する受験勉強体勢が整った。ほとんど浪人生並みに受験的効率のよい生活である。もちろん体育の授業では運動をし、音楽の授業では歌を歌っていたけれど(高三は音楽必修)、先生がふつうに黒板で説明をしているような授業は、あらかた自習にあてていたと思う。

なので、家では読書もし、たっぷり寝て、わりと余裕のある生活を続けることができた。その中でも、やるべき勉強はしっかり「積んで」いたという気はします。

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by an-dan-te | 2013-09-29 11:11 | 大学受験 | Comments(4)

大学受験昔々: 受験勉強はいつから?   

中一のころに私が住んでいたマンションのベランダからみると、まっすぐ前に早稲田大学理工学部校舎(20階建てくらいのビル)がそびえ立っていた。

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あそこだったら定期代もいらないわね、と親に言われてその気になったというわけでもないけど、なんとなく、自分はあそこに行こうかなと思っていた。父がそこ出身だったのでイメージしやすかったというのもある。

そんなに近かったので、家庭教師の先生は、理工学部数学科の学生さんだった。母が学生課かなんか行って紹介してもらったのだ。

私が中一のときは、先生も早稲田大学の一年生。ところが、私が中二になったとき、先生はまた一年生だった…今度は、東京大学理科二類の。

そのとき、早稲田の理工学部から、東大ならわざわざ一年分を棒に振って行くのかということで、へぇーっと思った。先生は、苦学生だったので、経済的な理由も大きかったらしいけど。

大学からうちまでは、それまでのような「近所」というわけにはいかなくなったが、先生は引き続き来てくれていた。遠いといっても電車に乗ればたいしたことないわけだが…母は東大生になったお祝い? 交通費? というような感じで、時給をちょっと上乗せしたらしい。


中三になるとき、JGにはもう一人、転入生が来た。公立中で中三というと、もうすぐそこに高校受験が控えていて、勉強のできる子ならどこでも間口が開けているわけで、なぜわざわざ転入試験でJG? …という疑問を投げかけると、その人は「高校受験の勉強じゃなくて、大学受験の勉強を今からしたいから」と答えたそうだ(そのぶしつけな質問を直接したのは私じゃないと思う。記憶によれば)

それでみんなびっくりした。誰も、大学受験の勉強なんて意識してなかったころで、えぇーまだ中三なのにね。すごいね。というかそもそも、高校受験を目指して勉強することと、いきなり大学受験を目指して勉強することと、中身がどう違うのかもあまりわからなかったような気がする。私も同じく。

その人は、塾は通ってなかったけど、とにかくひたすらZ会の問題を解いていて(学校の授業中も)、有言実行、中三からばりばり大学受験勉強をしていた。それで東大の理三を目指しているそうだ。ほーー。

そんなすごい人が現れても、別段はっきりした影響を受けるでもなく、相変わらず読書に没頭する中学生活を送っていたんだけれども、心のどこかに、東大、行けたら行こうかなぁ、というような気持ちが漠然と出てきたような気がする。

高校生になったとき、いよいよ、大学受験のことを意識して、駿台に通い始めた。英数のそれぞれ単科教室。なぜ駿台だったかといえば、まずは近かったから(^^;; 学校も駿台も市ヶ谷、そこから地下鉄ひと駅で自宅(早稲田理工学部のそばでなく、区内の別のマンションに引っ越していた)。コンパクトに完結していて効率がよい。

高校二年生になると、総合なんとかいうコースになって、英数国がセットになっていたようなおぼろげな記憶が。週二回だか三回だか授業があって、その予習復習をするくらい。たいした時間は取られず、部活をしてなければ楽勝だったと思う。

どんな頻度だったか忘れたけど、たまに模試があって、その判定では、東大にも行けそうに見えた。あとで知ったところによると、そのころほんとの秀才たちは、高三や浪人生に混じって東大実戦とか受けていたそうで、高二の模試がなんの目安になるか怪しいものだったらしいが、そんなことは知らないんだから暢気なものである。

暢気とはいっても、英数国がそれぞれほどほどに出来ていれば、スタートラインに立つことはできて、話はそれから、ということになるだろう。

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by an-dan-te | 2013-09-27 12:47 | 大学受験 | Comments(19)

大学受験昔々: 中学時代は遊ぶよね!?   

近所の公立中に入ってすぐ、私が授業のつまらなさに辟易してでろんでろんになっているのを見かねて、母はすぐに塾へ通わせてくれた。

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もちろん高校受験のための塾。英数国で週2日くらいとかだったのではと思うが、その塾の授業がどんなだったか、具体的な記憶は一切ない。学校よりは楽しくて喜んで行っていたのは確かだが、スバラシかったとかそういう覚えは特にない。けどともかく一番役に立った情報は、「欠員募集のある私立中がある」ということだ。

首尾よく(運よく)、みんなより半年遅れでJGに潜り込んだ私は、早速、そのありがたい情報をくれた塾をやめた。だって、せっかく高校受験がないんだものね。私立中って、中学のうちは勉強しないためのものだと思うんだけど(?)

今どきは、中学に入ってすぐから、大学受験を意識して塾通いをする人もあると聞くが、当時はまったくそんな風潮はなかったから、みんな似たようなもんだったと思う。定期テスト前にちょい詰め込めばまぁマシなほう、というくらいの。

でも今思うと母はずいぶん教育熱心というか太っ腹というか、数学はやっておくほうがいいよと思ったらしくて、家庭教師をつけてくれた。週一回二時間。確か「A級問題集」とかいうタイトルの問題集があって、その二時間の間、ただそれを淡々と解いているという…わからないことがあればもちろん教えてもらったと思うけれど、基本的には私が解くのをただ「番」してもらうだけの…だって、そういうことでもないと自主的にはやらないもんね。お恥ずかしい話だけれど、私の勉強意欲なんてその程度。

「個別塾の落とし穴」で書いたみたいに、仮にその週一回二時間で、ずっと説明を聞いていて、自主的勉強をほかにしないんだとしたら何もいいことはなかっただろうけど、個人的にお願いした家庭教師であるため「時間内にただ生徒が問題を解くのに時間を使ってはいけない」なんて縛りもなかったわけで。この先生にとってみればずいぶん暇で退屈な二時間だっただろうけど、この平和すぎる家庭教師コマは二年半ほど、中学の間ずっと続き、それなりに効いたと思う。

週に二時間でも演習するのと、なんにもしないのとではどっちがマシ?

ゼロよりはイチでしょう。とにかく少しずつ「積んで」おく。

一方、英語のほう。これは、六年生のときに「趣味で」ラジオの基礎英語をやっていたから、その流れで続基礎英語とかいちおう聞いてはいたんだけれど、なぜかそれはあまり私の心にヒットしなかった。基礎英語のときは、編集したマイテープを作るくらいの入れ込みようだったんだけどね(そんなことやってるから中学受験で落ちたのかもしれないが)。

代わりに、「趣味で」やっていたのが、小説の英日突合せ読み。好きな小説の、ペーパーバックを買ってきて、該当する日本語版と並べる。それで、ただ突き合わせて追いかけていくの。日本語がこうなってるところ、英語ではこうなっている…こんな言い方をするのか…なんかちょっとニュアンスが違うような…とか、そういうのが好きで、よくわからないまま飽きずにそんなことをやってた。ドリトル先生とか、くまのプーさんとかもあったと思うし、中二のときに不思議の国のアリス/鏡の国のアリスでもやってみた。あれは難しくてあらかた謎だった。

これは、勉強のためにやってたわけじゃないけど、たぶん後で役には立ったような気がする。

部活では、弦楽班に所属してフルートを吹いていたけれど(管が半分くらいなのに弦楽班とはこれいかに)、あまり熱心ではなくてやや幽霊からフェードアウト。

そしてほとんどの時間は、「本」に費やしていた。礼拝中も、授業中も本を読み、昼休みは大貧民かナポレオン(笑)、学校帰りはyoyoさんと本屋に寄り、家に帰ったらまた読む。どんだけ本を読んでいただろう。

ま、そんなふうに、好きなことをして過ごすってのが中学生活の醍醐味だと思う。でも英語と数学だけはちょっと「積んで」おいたほうがあとで楽だよね…

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by an-dan-te | 2013-09-26 14:25 | Comments(12)

個別塾の落とし穴~自学自習時間は取れてる??~   

前に、「個別塾の落とし穴」という記事を書いたときは、ビジネスモデル上の危険な点について触れました。

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お金ではなくて勉強のほうで注意すべき点というと、これはもう、「自学自習の時間は取れているか??」これに尽きます。

「受験BIBLE」で、庄司氏の娘さんはサピとトーマスを併用していた時期があったのですが、それはどうもうまいほうに働かなかったと庄司氏は感じたようです。「「依存症」気味の娘は、TOMASの先生に算数の問題を頼りきってしまうきらいがあった。そのため、「自分で苦労して問題を解く」ことをしなくなっていた。」

もちろん「自分で苦労して」といっても程度問題で、手も足もでない問題の前で「だるまさん」になって長い時を過ごしてもしょうがないのだが(というか、自分の頭で考えるどころか、ただ頭が真っ白になっているか、宇宙と交信しているんでは役に立たない)、とにかく自力で読んで考えて自分の頭から何か取り出すという作業をしないとそれは勉強をしたとはいえない。

個別塾なり家庭教師なりを頼む場合で、特に、大手塾と併用してという場合は、その残りの時間というのが非常に少なくなるはず。塾では先生の講義を聞き、また、個別塾あるいは家庭教師の先生から説明を聞く。聞くばっかりでアウトプットしないのでは定着するものがなくなってしまう。

個別塾あるいは家庭教師でも、よい先生であればそのことを配慮して、子どもからアウトプットさせる時間の作り方を工夫するだろうし、ただ一人でほっておくよりも、子どもが実のある「頭と時間の使い方」ができるように組み立てるだろう。

しかし、一介の学生アルバイトの身としたら、そうやって子どもが自分の頭を振り絞るための「間」を取るのはけっこう怖い。区切られた時間いっぱい、誠心誠意、わかりやすさに心を砕いて「説明」していれば、少なくとも勤務怠慢のそしりは免れるが、黙って子どものやることを見守っているのは、どう思われるか(子どもが親にどう伝えるか)と不安になってしまうとしても、責めるのは気の毒だと思う。

先生が「まじめに」時間いっぱい説明をして、定着のための宿題は出しても、それをやってこなかったときにとりあえず平和を重視して叱らず…となると、先生の勤務態度として悪いところがなくても(そして説明は決して下手でなくても)、学習の成果がまったく上がらないということが起こりうる。

仮に、説明を半分にして、残り半分の時間を自分で考える時間にしたらまだしもうまくゆくとしても、先生の一存でそうするのは勇気がいる。さぼってるみたいに取られたら嫌だものね。

はなひめをユリウスにお願いしたときは、家がなかなか勉強する環境にないので、集中して勉強をすることができるように見守ってほしいということを強調していた。それと、ユリウスは1対2が基本なので、そんなにびっちり説明だけということはやろうにもできないってのがあるけど。それに、コマをとるときは自習室利用もセットにしていたしね。自習時間をきっちりとるための個別塾。こちらがそれを望んでいることを、塾側にも認識してもらえれば、失敗は少ない。

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by an-dan-te | 2013-09-24 12:59 | 中学受験 | Comments(8)

受験ママ友って楽しい!!(ネット編)   

世の中、「受験ママ友って難しい(リアル編)」に書いたような、
・子どものことを小さいころから知っていて
・気が合う、話が合う友人で
・子どもが狙ってるあたりの学校にすでに入学しているお子さんがいて
・大酒飲みである
なんていう、理想的な相談相手が見つかるとは限らない。というか、ふつう、確率から考えたら、見つからない。

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しかし私の場合、はなひめの受験のときもまたもや、
・気が合う、話が合う友人で
・子どもと私の熱望校にすでに入学しているお子さんがいて(しかも第一志望として)
・趣味が合う
という相談相手がいた(^^) 欠点といえば、大酒飲みでないことくらいであろうか。

学校の様子を聞ける、資料をもらえる、受験生活上の相談に乗ってもらえる、愚痴を聞いてもらう、そりゃもうパーフェクト。

なんでそんなことがうまくいったかといえば、そりゃもちろんネットの力である。

幅広い地域に薄く広がる「同好の士」とか、「またろう族の母」とか、はたまたノリが合う人。
そういう人とすいすい知り合いになれるのは、ネットのおかげ。

また、受験現役の母同士の関係は難しいというが、ネットの関係であれば、望む距離感を保つことがしやすい。お互い忙しい受験生活の中、暇な時間帯がどれだけずれていようが、ほとんど日を空けずにコメントやメールで話をすることもできれば、逆に、その気分でないとか時間が取れないときには、ずーっと音沙汰なしでもかまわない。

ご近所ママ友とは、ちょっと気まずくなったからといって、顔を合わさないってわけにもいかないからね。

ネットなら、この人とはどうも合わないと思えば、いつでもフェードアウトできる。

そういう、リアル感のない脆い付き合いには、もちろん良い面と悪い面の両方があるんだけど。

現役同士の母のつながりとしては、ぐっと気楽。

はなひめの受験では、同じ学年、同じ塾、似たような成績、女子であって、励みにも参考にもしていたブロ友さんがいた。お互い、相手のうちの受験のことを、まぁうまくいきそうだなと思っていて、でも実際、怖いじゃないですか、同じ校舎に通っていてしょっちゅう顔も付き合わせるくらい近いと。

それが、つかずはなれずのやりとりを続けてめでたくゴールインして、そのあと初めてリアルで連絡取り合ってランチとかできるわけで。これはほんとにありがたい。

ネット上じゃ、いくらでも「なりすまし」とかできて、どんな人かわからないという考え方もあるけれど、私はこれまで、文字上だけのつきあいだった人、でもノリが合うと思っていた人に、実際会ってみてがっかりしたことがない。「文は人なり」というか、ある程度継続してやりとりしてた人なら、会った感じとそんなにずれてることはないと思う…というか、もしまったく「ツクリごと」をしてる人がいたとしたら、実際に会うところまではたどり着かないということだろうけれど。

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by an-dan-te | 2013-09-22 22:46 | 中学受験 | Comments(10)

女の子は後半伸びない!?   

はなひめが六年生の夏休み中に、夫婦喧嘩というか見解の相違というか、とにかくちょっとした諍いがありました。

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六年前期のはなひめの成績は、いいときもあり悪いときもあったけれど、全体として、こじろうのこの時期ほどの安定感はありませんでした。でも、そのふらふらした成績を単純に平均とって考えれば、わりと余裕のある(と塾ではいわれる)志望校選択だったのですが。

よしぞうは、「このままじゃ危ないのではないか」と言い出したんです。

その根拠は、(1) 「女の子は六年後半伸びないから」というか、「男の子がここからぐぐっと上げてくるから」相対的に地すべりし、たとえば平均偏差値を数ポイント下げたとすればR4ぎりぎりになってしまうじゃないかと。

一般的な男女差のことだけでなく、(2) 私がわりとはなひめを(こじろうのときよりも)びっちり見るスタイルでやってるので、伸びしろがないんじゃないか、下げていくんじゃないか、というわけです。

それと、志望校決めではよく平均偏差値で考えますが、(3) 幅が大きいというのは悪いときは悪いということであって、悪いときに当たればそりゃ落ちるだろうと。

私は、すごく「むっ」としまして、反論したのですが…
まぁ、反「論」といいましても、実際のところはやってみるまでわからないんで、リクツってほどのことでもないんですけど、そんなことをいえばよしぞうのいってることだってたいしたリクツじゃないですからね。

まず、(1) 「男子は後半ぐぐっと」とかいっても、そういう子もいるだろうってくらいで、現に男の子であるところのこじろうは別に上がりゃしなかったじゃないか(爆)。まぁぶっちゃけ、今までろくすっぽ勉強しとらんかったのに突然本気になって急上昇するような子は男子に多いかもしれないが(←なんとなく)、男子ははなひめの第一志望校を受けないんだからいいのだ。つまり、現時点で、偏差値というより男女別順位や志望者内順位で特に危なげがなければ男子がどうあろうがほっとけばよい。

(2) については、どう影響するかわからないけれど、何をやってて何をやってないか、何ができて何ができないかよくわかっているので、「基礎工事の思わぬ手抜きが発覚」とか「こんなところに大穴があった!!」とかいう突然の(驚愕の)急降下などはかえって起きにくいと思う。

(3) については、はなひめの実力は現在見えている「平均」なんぞよりずっと上なのであって、ちょっとばかりテスト中に「ぼーーっ」とする癖があるからそれがうまくアウトプットできていないだけなのである。むしろここから本気になれば(なればだけど)、見かけ上、激伸びするのははなひめじゃないかと私は思う、と(親ばか全開モード!!)。と、私は主張した。

理屈としてどっちがどのくらい正しいとか、そんなことは知らん。だいいち仮に、理屈や一般的統計事実でその時点の決着をつけたところで、これから起こるただひとりについての現実の前には空しい。

実際のところ、それから秋に入ってはなひめの成績はやや上昇したので、六年前半と後半で平均偏差値がどう変わるかということでいえば「私の勝ち」だった(笑)

要因としてはやっぱり、ぼーっとしたタイプは集中が難しくて普段は実力をいかんなく発揮しているとはいえない状態だからこそ、六年後半は(というか、典型的には本番だけは)改善するというところが大きい。相対的な実力からいえば、大雑把にいって「ステイ」だったのではないかと思うけれど。

それにしても、「男の子はぐぐっと後伸び」伝説とか、どこから来るんでしょうね?

中にはそういう子もいるだろうけど、勉強はなんといっても積み重ねのものなので、それまでさぼってきて急にリキを入れても、勉強の仕方や基礎知識からいろいろ欠けているのでなかなか成果が出ないとか…
気合だけ無理やり入れたけど空回りしたとか…
ともかく、そんなに急上昇するとも限らないのだ。

急上昇がほんとにできる子はほんの一部なので、偏差値として表される相対的得点力というものにも大して影響が及ばないというのが実感です。これまで地道に勉強してきて、これからも地道に勉強する女子は、やっぱり急上昇も急降下もなく、偏差値も大きな変動なしというのが、いちばんありそうなことなんです。幻影におびえなくてよろしい。

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by an-dan-te | 2013-09-20 17:48 | 中学受験 | Comments(20)

受験ママ友って難しい(リアル編)   

またろう・こじろうのダブル受験のとき、一番、心の支えになってくれたのは、市内に住むママ友。

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元は同じ保育園に通っていて(つまり近所だった)、よくいっしょに遊ばせてもらってたので、またろう・こじろうの小さいころのこともよく知っている。学年は違うけど、気が合うのと、子どもにちょっと似たところがあるので(^^;; でだんだん親しくなって、そのおうちの引越しにより「ご近所」ではなくなってからも、ときどき会っては飲んでた

いやもう、飲むっちゃほんとに飲むんで、私とその人がサシで飲んでると、なぜか二人で三本のワインが空いたりしてた(飲みすぎ…)。終電過ぎた時間になってもタクシーで帰れるし。

しかも、その人のお子さんは、こじろうの2年上で、日能研出身で、成績もなんか似てて、こじろうが第一志望校として検討してた学校に通っていたので、まさにうってつけ。微に入り細にわたって相談したり愚痴ったりさせてもらいました。

相手が終了母で、自分の子が狙っているあたりにもうすでに収まってるのって、理想的なパターンですよね。成績がいいときでも悪いときでも、親子バトルしてるときでも子どもの成長を感じたときでも、すべて本音でさらけ出してもカドが立たない。

ところで私が一度目の中学受験をしていたとき、「本」で一番頼りにしたのは「偏差値30からの…」シリーズでしたが、その飲み友の場合は二年前なので、その頃の旬というと花鳥風月だったそうです。本のタイトルでいうと、「この私が合格させる!」ってやつ。

この本は、2005年出版なので、こういう本(生々しく中学受験のホンネを書く本)の「はしり」という意味でも大きかったんだろうけど、この本の際立った特徴は、「ママ友」がペアで書いた本ということです。つまり、花鳥さんと風月さん。

このお二人は、元々親しい間柄だったようですし、お子さんは性別も、塾も、入塾時期も異なっているので、直なライバル関係にならないという面からはほとんど理想の条件が揃っているんですが、でも、同じ学年です。

いくら塾が違っても、成績の上がり下がりというのがどのくらいのもんなのかまるっとわかってしまいますし、さらに六年になって他塾模試でも受けようかってことになれば、どんぴしゃ同じ土俵で戦う(別にサシで戦ってるわけじゃないんだけど同じ基準で偏差値がずばっと出てしまう)ということにもなります。

最初は風月さんのとろが四年生入塾のアドバンテージもあって、成績はだいぶ上だったようですが、花鳥さんのところもコツコツ苦手科目を追い上げて、ぐぐっと調子を上げてきたのが六年秋。

合不合の1回目で偏差値66と大健闘して、早速風月さんにメールで報告したところが、
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彼女からの短い返事、その最後の一行を読んで、私は凍りついてしまいました。
「花夫は風子と違って頭いいからね。これからも頑張ってね。」
頑張ってね、ってどういうこと? なんで「頑張ろうね」じゃないの? もしかして、ひがんでるのかな。塾が違うのに。そんなの、風月らしくないじゃん。
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さらに、日能研の公開模試を受けた結果も66。カタカナに名前が載って、一方、風子ちゃんは…
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ありました。わずかではあったけれど、息子よりも下位。
(ごめん、風月。勝っちゃった♪)
なんだろう、このいやらしい優越感は。
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同じ時期、風月さんのほうは、伸び悩み、不調を感じていて、悩みの真っ最中。成績急上昇で浮かれている花鳥さんの話を聞くのはつらく、二人の間もなんとなくぎくしゃくと冬の時代に入っていきます。

結局のところ、二人の「こんなことで長年の友人を失うのはイヤだ」という気持ちから再び関係修復はされますが、最終的に中学受験の結果が揃わなかったらどうなっていたかはわかりません。結果は、双方が第一志望に合格するという、ベストケースに落ち着いたのでよかったけれど、片方が落ちる…あるいは、両方が落ちるというのはそれぞれ難しかったかもしれません。

元々大切な友人であれば、うまくゆく可能性もあるかもしれないし、でも、壊れたときはもったいないともいえます。終了母に話を聞いてもらうほうが無難ではありますね。あとは、リアルで会ったことのない人…(次回、ブログ編に続く?)

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by an-dan-te | 2013-09-19 12:49 | 中学受験 | Comments(9)

「円周率=3」!?の余波   

かつて日能研は、ゆとり教育バッシングの広告を打ったことがある。
「ウッソー!? 円の面積を求める公式 半径×半径×3!?」というようなキャッチーなポスター。

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文部科学省に喧嘩を売ったようなこのキャンペーンの仕掛け人、高木氏と、ゆとり教育のメイン推進者である寺脇氏という、ほとんど宿敵同士のような対談がたいへんなごやかに行われていて興味深い本があった(「それでも、ゆとり教育は間違っていない」)。

高木氏は、この「3」のいきさつについてこう述べている。「あれはね、ウチの教務スタッフが、茶飲み話でしたんですよ。「小数点以下2位の計算がなくなっちゃう。だから3.14も使わなくなるんじゃないの」という話からです。みんなで調べてみたら、使わないとは書いてないけど、使えなくなるよねと」

つまり、学習指導要領に「円周率=3」と書いてあったのではなく、書かれていたのはあくまでも計算力としてどこまでを求めるかというラインの後退…でも、結果的に3.14計算ができなくなりますね、という、ある意味ちょっと姑息な煽り方をしたコピーだったのだ。

高木「文部科学省の方とお会いするたびに、「高木さん、あれはミスリードだよね」ってよく言われましたよ(笑)」
寺脇「文部科学省の人が今頃そんなこと言ってるの? 当時はぜんぜん言い返せてなかったじゃないですか。陰で言っても仕方ないよ。だらしがない。」

実際、わが家には三人の、ゆとり的には少しずつ違う世代に属する子どもたちがいるけれど、円周率=3という習い方は誰もしていない。ただ、3.14計算を「手で」するのは煩雑だからということで、そのへんを扱うときには電卓を配ったりして授業していた。

円周率=3と教えてしまうことと、3.14を教えたうえで、計算は電卓でさせるのはけっこう大きな違いだ。3だと誤差が大きすぎるから…というよりは、3しか印象に残ってないと、なんだかそれでよかったような(ちょうどの数だったような)誤解を招きかねないからよくないと思う。3.14といえば、「なんでそんな半端なの?」と当然思うし、誰かが「3.1415926535…」などと得意がって暗唱を始めたりして、とにかく円周率という数値が、言っても言ってもいい終わらなくて、暗記がギネスに載っちゃうみたいな半端すぎる数だってことが印象に残る。無限って、ほら、ロマンでしょ。

だから円周率云々というのも小さな話というほどではないんだけど、でも、やっぱり実はゆとり潮流の本質は、計算力としてどこまで求めるかの後退のほうだったりするんじゃないかと思うのだ。

ゆとり教育の目指しているものの中身は、誰も反論できない、プラスのことだ。実地の体験を重視したり、それを表現したり、議論したり、そういう力が重要であることは当然である。土曜日の学校がなくなって、家庭や地域に子どもが帰されたことだって、それはそれでいいことだった…少なくとも、いいことにつなげられる可能性があるゆとりだったんじゃないだろうか。

でも、そういう「いいこと」に道を譲るために時間を削られた、「読み書きそろばん」的な部分が、もちろんそっちだって「どうでもいいです」と主張する人はいないんだけれど、「そんなことをがりがりやらせるより生きる力が大事」的な流れで、ちょっとトーンダウンして、3.14は電卓で計算してもいいじゃん、というような流れになってしまった。

日能研がゆとり教育バッシングしたときの真の意図がどこにあるか知らないけれど、少なくとも、公立行ったら学力が危ないよ、ウチに来て中学受験しなさい、という商売上の意図は含まれているだろう(^^;;

それはともかく、結果として、この騒ぎの中で文部科学省が「指導要領は最低基準である」ということを明らかにして、それまでの「これから逸脱したことをやっちゃいけない縛り」みたいに扱われていた風潮から脱却したわけで、日能研の営業上の都合とは別に、けっこう大きなイイ仕事した、ともいえる。

実際に世の中は脱ゆとりってことで、指導要領の中身も行った分まただいぶ戻った(まことに忙しいことだ)。けれど、コツコツと基礎学力徹底のための反復練習をするというようなカルチャーは、いったん失われるとそんなに簡単に戻ってこないので、小学校に土曜授業が戻ってきてもやっぱりそう簡単に分数・小数がわからない(扱えない)中学生は減らないような気がする。

そして日能研さんは引き続き、塾+私学でしっかり学力安心なコースがあるよという本業に邁進するわけだけど。ほんとは公立小をふつうに卒業した子にしっかり基礎学力がついているというような日本になってほしいよねぇ。

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by an-dan-te | 2013-09-17 13:01 | 中学受験 | Comments(10)

メモチェ・コアプラス・四科のまとめ(社会)   

今日はバイオリンを持って出かけてアンサンブルレッスンの予定だったのにまったくもってそんな天気ではなく(-_-;;

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突然ヒマになったので棚の整理などしておりますが、そういえば他塾教材(コアプラス、四科のまとめ)を試しに買っていたことをいまさら思い出しました。ということで、そういう記憶チェック教材の比較をまとめておきます。でも六年生はもう着々と進めているよね(^^;;

五年生が来るべき「範囲なしのテスト」に向けて着々と日割りで進めたいと思う場合などのご参考に。

* * *
[基本フォーマット]
「メモチェ」は左ページにまとめ、右ページにチェック問題。チェック問題は穴埋めが主。ページの最後には短い記述問題。

「コアプラス」は左右関係なく、問題が続きます。穴埋めと、「~人物は誰ですか」的な一問一答が混ざって続きます。各ページの右側1/3くらいが区切られていて答えがそのまま書いてあるので、探さなくて済んでスムーズ。隠したければ赤シートで。

「四科のまとめ」は、左ページにまとめ…ここが穴埋め問題になってて、右ページが一問一答+記述。全体の2/3くらいがそういう形式で「基本編」になってて、「発展編」のページは、地図や、年表や、人物や文化財の絵や写真がカラフルに並んでいます。

[内容]
たとえばですが、室町幕府が始まるところの2ページ分の解答で比較
「メモチェ」は、六波羅探題、新田義貞、後醍醐天皇、建武の新政、恩賞、足利尊氏、吉野、南北朝、守護、守護大名、足利義満、室町、南北朝、金閣、15世紀、明、勘合、銅銭、堺、管領、侍所、問注所、鎌倉府、「執権と管領はともに将軍を補佐する役職であるが、事実上の将軍としてふるまえた執権の方が力が強かった。」

「コアプラス」は、後醍醐天皇、建武の新政、吉野、南北朝、守護大名、足利尊氏、室町幕府、管領、足利義満、花の御所、明、倭寇、勘合、勘合貿易、北山文化、鹿苑寺金閣、世阿弥、能、琉球王国、足利義政、応仁の乱、細川勝元、山名持豊、京都、下克上、戦国、分国法、足軽、北条早雲、今川義元

「四科のまとめ」は、「後醍醐天皇、足利尊氏、足利尊氏、管領、足利義満、南北朝の合一、1467、足利義政、応仁の乱、倭寇、銅銭、勘合、勘合貿易、ハングル、木綿、首里、琉球王国」以上、左ページ分。「建武の新政、足利尊氏、吉野、守護大名、足利義満、応仁の乱、足利義政、倭寇、明、勘合、銅銭・絹織物、木綿、琉球王国、公家や寺社の利益を優先した政治で、鎌倉幕府を倒した恩賞も、武士よりも公家や寺社に多く与えられたから。京都の公家や僧が、戦乱を逃れるために地方に移ったから。」以上、右ページ分。

[特徴]
「四科のまとめ」は問題が多い分、「大事なことなので二度聞きました」的にみっちり聞いています。足利尊氏は三回(^^;; こういうのって好みが分かれるところですよね。教材のほうで何度も聞いてくれるのを親切と思うかうっとおしいと思うか。

「メモチェ」はほかの2つに比べると2ページであまり話が進んでませんが、これは、コアプラスでは「歴史の重要資料」編が別ページになっていたりして、直接比べにくい面があります。メモチェはひたすら基本形の見開き2ページのセットが最後まで続くからね。

内容は、まぁ大まかなところ重なっていて(あたりまえ)、あとは新田義貞を聞くのか花の御所を聞くのかという違いはあるとしても、どれを覚えてあってもいちおう知識の柱として困らない分くらいは入ってると思います。

しかし「四科のまとめ」は重い!! 人物の顔や文化財まで中身充実ですが、大判で、分厚くて、紙もいいので、ちょっと持ち歩いて記憶チェックというよりは、まとめ教材として家でじっくり使う感じです。ちょっと位置づけが違うと思ったほうがいいかも。重要資料がカラフルにチェックできるページとかは、便利なんですけどね。

昔の(私が子どもだったときの)四科のまとめって、ぺらぺらした薄さ、もちろん白黒だったけど。隔世の感があります。

ところで、「コアプラス」のまとまりのよさ、見やすさは出色の出来で、私はこれが一番好みかな。答えの場所を探さなくていいというのも、実務上けっこう大きいし。細かく区切って隙間時間にチェックしやすい。覚えてなかったものをチェックしてそこだけ繰り返しやすいバラバラ感が好きです。

ただし、まとめページ的なものがないので、そういうのがほしい場合は他教材と併用する必要があります。コアプラスで暗記回して、いちおう覚えたものをメモチェで別の角度からつないだら最強かな!?(単なる妄想。はなひめはメモチェ覚えきらなかったしね…)

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by an-dan-te | 2013-09-16 12:14 | 中学受験 | Comments(8)