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はじめての定期テスト、親のできること   

…というお題をショコラさんからいただきましたが、はてさて。

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元々、定期テストの結果とかに神経質になる必要がないってのも、私学に行かせたい理由のひとつだったわけで。またろう(公立中から高校受験)のときは大変でしたよ~。本人がまったりしてて、試験時間割も範囲も把握しておらず、必要なプリントも散逸している中で、テストの結果は気にしなきゃいけないっていうんだからね。これは、非常に(親の)健康に悪い。

中学の間の、こじろうの定期テスト、はなひめの定期テスト、この結果はまぁ、どうであっても別段痛くもかゆくもないので…そりゃもちろん、放校されるほどひどかったら困りますけど、そうであればそもそも別の問題が根深くあるのであって、結果(点数)で一喜一憂とかそういう話ではありません。

そもそも定期テストというのは実力テストではありません。範囲のあるテストで、学校の授業と連携した形で実施されます。

これは、何かに似ていますね…日能研でいえば、カリテ(カリキュラムテスト。範囲のある復習テスト)と公開模試があったうちの、カリテに当たるものです。

カリテは、実力を見るものではなくて、学習サイクルがうまくいっているかを見るものでした。結果も、席順の並べ替えには使われていましたが、クラス昇降の決め手には使われていませんでしたし、受験ラインナップを決める合格確率の推定のときも無関係。

日能研中学に行くのではないから、カリテ(内申点?)が結果として高くなきゃいけないってことはないんです。ただ、カリテの点数を目安にして、身につく授業の受け方を探ったり、自分に合った復習の仕方、暗記方法について考えることは非常に意味のあることですし、あるいは、カリテの結果を見て、よくわかっていなかったところがあぶりだされていれば、そこを穴埋めするとか、そういうのは有意義ですね。

…ま、そういうことじゃないかと思うんです。

子ども自身が、定期テストを上手に利用しながら、効率よく学習する方法を考えられるかどうか。

これって、けっこう高度なことです。少なくとも、塾がかり親がかりで中学受験を乗り切ってきたこじろう・はなひめあたりには相当ギャップのあることです。だから、全面的に手を離して、いきなりこれができるなんて期待はもとよりしてませんが、だんだんスキルアップできるように。手や口を少し出したり、出さなかったり(^^;; いろいろしながら、徐々に自立走行してほしいです。まだ時間はたっぷりありますし、はなひめの学校はたいへん面倒見がよいので、親はちょっと遠巻きにして見守るくらいでよさそうです。

入試で選抜されて一定以上のポテンシャルを持っているはずの子どもが、私立中高一貫校で深海に潜っていくときというのは、単に定期テストで低得点を取ったときではなくて、その教科が、あるいは勉強が、学校が、さらには自分が、嫌になっちゃうような閉塞感を持った場合だと思います。授業や学習にある程度の意欲と興味を持って取り組んでいて、努力をやめていないならば、ちゃんとその先があります。やり方が下手なときは結果につながらないでしょうけど、意欲があって下手なだけなら、大人も方向修正を適宜助けることができます。

だから、まずい結果が出たときには、次にどうすればいいか、努力の方向が本人にわかるように手助けすることは役に立つかもしれません。あるいは、あまりにも本人が成績どうでもよくて、よくなる方向に労力を払うつもりがない場合には、根本的につっこんだ話し合いや対策が必要かもしれません。その他のことはあまり気にせずおおらかに…せっかく、私立に入ったんだからね。きりきりしてちゃ、もったいない。

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by an-dan-te | 2013-05-31 15:43 | 中学受験 | Comments(14)

アマゾンから予約できます   

本の発売一ヶ月前になると、出版社から自動的にアマゾンさんに情報が飛んで、アマゾンから予約できるようになるんですって。

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知らなかった。ふつうわざわざ一ヶ月も前から予約しないものねぇ。

でも「アマゾン アンダンテ 中学受験」ってグーグル様に聞いたら…
載ってたよ。ほんとだ。

…というわけで、もう予約できます。

アマゾンのページ、まだ表紙も何も出てないんで、見てもおもしろいことは何もないです。
それもそのはず、まだ編集さんと私で「こんなんでどうでしょう?」とかやってるくらいなんで、表紙は存在しないのです。

本のイラストは、すべてまたろうが描きました。昨日、ちょっと手直しを頼んだら、試験直前にも関わらずたいへん快く作業してくれまして、母としてはフクザツです(^^;;

ま、そんな感じですが。発売日は、6月の終わりくらいを予定しています。

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by an-dan-te | 2013-05-29 10:26 | 中学受験 | Comments(28)

現代語文法学習が難しいのは当たり前(文節)   

中一で、国文法が難しい、特に文節に分けるのがうまくできないというコメントをいただきました。

  にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ←現代文の文法を学ぶのは、なんのため。

これはね、なんか難しい、すっきりしないって思うのは当たり前なんですよ。

中学で使う文法の問題集とかを見ると、最初のページが「文節」の話になってます。
私の手元にある「標準問題集 中学国文法」(受験研究社)という本だと
----
「発音や意味の上から、それ以上区切ると不自然になる文の一区切り。文節の切れ目には「ね」「よ」「さ」をつけることができる。
----
と説明されています。不自然とか自然ってそもそもいったい何よ、というか定義のしようもないですね。

「杜子春は(ね)/驚いて(ね)/伏せて(ね)/いた(ね)/眼を(ね)/挙げました。」

この区切り方のどこが自然なのよ、とグレたくもなるじゃありませんか。

だいたい、「伏せて(ね)/いた(ね)」より、これを一区切りでとって「伏せていた(ね)」のほうがまだ許せる気がするし…ここで切るって誰が決めたの。

例えば:
「あんなことを言っているうちに、友人の信頼をなくしてしまうだろう。」
を文節で切ってください、と言われたら、どうするか。迷うところは
「あんな(ね)/ことを(ね)」なのか「あんなことを(ね)」なのか、
「なくしてしまうだろう」はどこか切れるのか切れないのか、
といったあたりではないでしょうか。

これは、どこか「ね」をいれて「自然」なところってある?? などと悩んでも解決しません。

一歩進んで、「自立語が文節の頭になる」ということを知っておかないと解けないんです。
自立語は、名詞・代名詞・動詞・形容詞・形容動詞・連体詞・副詞・接続詞・感動詞。
それ以外のことを付属語といいますが、助動詞と助詞の二つだけです。

要するに、助詞でも助動詞でもないものが来たらそこでは文節が切れます。

「こと」「うち」とか「しまう」とかいうとあんまりいっちょまえ(自立)に見えないかもしれませんが、「こと」「うち」も「しまう」も、助詞でも助動詞でもないですね。「こと」「うち」は(形式)名詞、「しまう」は(補助)動詞です。だから文節は切れるんです。

「だろう」だって、「こと」程度の存在感(?)があるような気もしますけど、これは断定の助動詞「だ」の未然形「だろ」に、推量の助動詞「う」がついたものなので、自立語ではない。

ということで
「あんな/ことを/言って/いる/うちに、/友人の/信頼を/なくして/しまうだろう。」
となります。

でも、自立語、付属語という話も、それから品詞の分類も、「文節」のページより後から出てくるので、わかりませんよね。だから、わからないのは当然なのです。

じゃあ逆にやっとけばよかったんじゃ、と思うと今度は自立語の説明に「それだけで文節をつくることができる」って書いてあったりして(^^;; まぁ、説明の都合上、まずは文節をやりたいってのも後から考えればわかるんですが(習ってる最中にはわからない)。

文法の学習態度としては、なんか意味不明だけど、えいやと問題やってみて、えぇ~ここで切れるの、なんで? と納得いかない赤入れをして、わからないけどどんどん先に行ってみて、いつかどこかで「あぁ」となる。それで正しいんです。しっかりクリアして次に進みたい人にはつらいけど。

「いい加減」「ええかげん」に学習するといいと思いますよ…

そもそも、現代語の文法学習全体が、古文の文法学習のための壮大な前フリみたいなもので、現代語の文法だけ習っていても、なにそれおいしいのくらいでしかないのがふつうです。だって、そんなの知らなくてもしゃべれるし書けるもの(除く、こじろう)。

この、滅多にないほど文法好きの私ですら、現代語の文法をやってる間はまったくおもしろいと思わなかったんです。ま、あんまり悩まないのが吉です。理解があやふやなまま先に進んでも、後で謎が解けるから。

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by an-dan-te | 2013-05-27 11:44 | 中学受験 | Comments(11)

百人一首シリーズ、目次   

  にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ←シリーズが停滞していましたがそろそろ再開します

百人一首シリーズこれまでの一覧
第一首: 田子の浦にうち出でてみれば(動詞)
第二首: 小倉山峯のもみぢ葉(確定条件/仮定条件)
第三首: ひさかたの光のどけき(形容詞・ク活用)
第四首: 奥山に紅葉踏み分け(係り結び・形容詞シク活用)
第五首: わが庵は都のたつみ(句切れ、掛詞)
第六首: これやこの行くも帰るも(助動詞、連体形+助詞)
第七首: 瀬を早み岩にせかるる(を+形・語幹+み、助動詞)
第八首: あしびきの山鳥の尾の(序詞、助動詞)
第九首: うかりける人を初瀬の(形容詞カリ活用)
第十首: 忍ぶれど色に出でにけり(完了助動詞「ぬ」)
第11首: 今来むといひしばかりに(助動詞、有明の月)
第12首: 恋すてふわが名はまだき(副詞、過去「き」)
第13首: 逢ふことの絶えてしなくは(反実仮想「まし」)

* 自分でわからなくなってきたので一覧表を作りました。新しいのを書いたらここに足していきます。

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by an-dan-te | 2013-05-27 08:38 | 中学生活 | Comments(2)

国語の線引き読みって、実行してる?   

みさままさんからご質問をいただいたのですが、国語読解のための「線引き読み」ってやつ。

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本文を読み進めていくときに、接続語にしるしをつけたり、大切なところに線をひいていくというものですが、あれって必要なのでしょうか。

娘は、まったくしません・・・・。受験勉強を始めた四年生のときはやらせようと思いましたが、実行したことは一度もなし。(「お母さんが教える国語」読みました)
まあ、それで国語はそこそこの成績なのでほったらかし、六年生の今からやらせるのは、どう考えても無理・・・。

実際に実行されている方っていらっしゃるのでしょうか。
六年にもなると、かなりの長文もあり、大変なんじゃないかなぁ、効果ってそれほどあるのあなぁと以前から気になっておりました。

どないでしょう?
----

どないって、ほんま、どないでしょう?(^^;;

結論からいうと、
・こじろうは、線引き読みを指導することかなわず
・はなひめは、線引き読みを指導する必要なく
ということで、わが家には役立ってません。

ちなみに、ここでいう「線引き読み」というのは、
「中学受験 お母さんが教える国語、印つけとメモ書きワークブック」(早川尚子)
にあるような、まず本文を読んでいる段階で、重要個所に線を引いていく読み方です。設問に答える段階ではありません。

さっき、「どないでしょう?」と思って、グーグル様に「国語 線引き読み」と入力したら、トップに出てきたのが
「国語読解、挫折した線引き読み」(2012年 12月 07日の記事)
でした。使えん…

というか、早川氏の本に説明されている線引き読みは、充実しすぎて、たいていの親子が挫折するものと思われます。ここまでしなくてももっと簡易なもので役に立つんじゃないでしょうか。

「国語の達人」というページの
説明文・論説文の線引きポイント
というのはわりとまとまってるかなと思いました。

ここに主張されているように、線引き読みは、当初、ひどく時間がかかるように見えても、慣れれば速くなって勘所だけに印をつけられるようになるし、国語が苦手な子にありがちな飛ばし読みや勝手読みを防ぐ効果もあるということです。それにはまぁおおよそ同意です。

ただ、やはり全部を線引き読みするのって効率が悪いと思うんですよね。文章が長いタイプの中学入試に求められるスピードってかなりのもので、それにそんなにどこもかしこも設問で使われるわけじゃないので、ちょっと邪魔っけな感じがします。

はなひめのときにやったのは、文章から出発する線引き読みではなくて、設問ドリブンのもの。

聞かれていることにマーク、解答の条件にチェック、そして本文に戻って解答のポイント部分に線引き。

これを、「親子でしっぽり読解練習」のときにやれば、十分役に立ちますよ。過去問練習でもこれを徹底してやって、最初ハラホロヒレハレだったのが、ちゃんと取れるようになったしね。こじろうのときにもやってみればよかったのかなぁ?? そんなレベルじゃなかったような気もする。

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by an-dan-te | 2013-05-24 12:34 | 中学受験 | Comments(12)

自分流、中学受験   

はなひめが入学してから何度か、保護者会やら、その前後にランチしたりお茶したり、保護者同士お話しする機会がありました。

  にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ←やりかたいろいろ。

それで、こじろうの学校と違うところはいろいろありますが、ひとつは共働き率の違いです。こじろうの学校は、一般的サラリーマン家庭とはちょっと違うランクの経済状況で、専業主婦という場合がかなりありますが、はなひめの学校はがっちりフルタイム就業母が多い印象です。

そのほかに、おぉと思ったことは、大手塾出身でないお子さんの率がけっこう高いことです。

日能研仲間、それからサピックスはいずれもかなり多数に上りますが、四谷系小規模塾、あるいは家勉、大手塾には行ったけれどかなり遅いタイミングから、など様々。こじろうの学校では、家勉から合格もあったけれど、率としては大手塾が圧倒的のように感じていましたが。

いろんな道があって、入ってしまえば同じ学校の仲間。

新四年から大手塾に入って三年間。という、スタンダード(?)にこだわることはないなと思います。

逆に、大手塾にあんまり行かないで済ませるのがエライとかそういうことではもちろんなく(^^;;
おうちの状況、本人の状況と性質に合っていて、「きちんと学習を積み重ねる」ことができればいいのです。

「きちんと学習を積み重ねる」の部分について、結果的にしっかりできたから、こじろうの学校なり、はなひめの学校なりに入ることができたのであって、これくらい勉強してあれば、中学受験というものの果実(今後の勉強の基礎を作ったということ)は十分受け取れると思います。

もっとがっちり勉強して、もっと上? の学校に行く目があったのかどうかは別の問題ですが。

akira先生のブログで、「偏差値はどれくらい伸びるのか? その2」という記事があって、五年生から入塾した子について言及されているのですが、「小4の時点では塾に通っていませんでしたから、たしかに伸び代多くなっています。いっぽうで偏差値には見えませんが、社会や理科での穴もあるので、入試はそれほど楽ではなかったですね。どうしても科目別のバランスが克服できなかった生徒もいました。ですから5年生から入って大丈夫とは思わないでいただきたいです。入塾時期を検討されている方がいらしたら遅くとも4年生からはスタートしてください。」とあります。

こじろうもはなひめも五年入塾ですが、もっと早いスタートを切ればもっとよい状態に持っていけたという感じはまったく受けません。ちょうどよかった、これ以上やったら飽きる(^^;; と思ったくらいです。

しかしakira先生のこの言及は、別に営業上の都合があるからいっているわけではなく(もちろん営業上の都合とも合致していますが)、豊富な実例に基づいた実感だと思います。

この感覚のずれがどこから来たかは、非常に興味深いところですが…

理社の穴がなかなか埋まらないのも、科目間のバランスが悪かったのも、否定できませんが(^^;; 別に四年から行ってたらそれが「ラクになった」とも思えないんで…ウチの子に限って(笑)。それと、理社の仕上がりが遅く、科目間格差がでかいことは、本人のポテンシャルに比べて現状の偏差値が出にくいことのほうを意味しているので、入試結果としてはむしろ偏差値から予想するよりうまくいきやすいと思うんです。

…というわけで、いまいちよくわかりません…

たぶん、akira先生は最難関を中心として考えていて、私はN60前後を中心に考えているからなんじゃないかな、というのがひとつ。超余裕のある天才君はおいといて、王道コースでがんばればなんとか御三家に届く子が、駆け込みコースを選択したらやっぱりそれは不利なんじゃないかとは思うんです。それに比べると、どうせ王道コースでやってもそのちょい下に落ち着く子だったら、多少省略したコースに乗せても変わらない結果まで導くことは可能だと。

それと、こじろうとはなひめの学校の差(「王道」コース率の差)は、どこから来るのか?? ということを考えると、まずは女子ばかりだということ、それと問題傾向の差がありますので、大手塾以外のフィールドでも「きちんと学習を積み重ねる」ことができるタイプの子が多いんじゃないかと思います。そういうお子さんのうちかなりの部分は、akira先生の目に触れない(日能研に入塾しない)わけですからね。

ま、いずれにせよ、塾の先生はプロなのですが、プロの先生の知っていることだって結局は「一部」「一面」なんです。自分のうちの状況と子どもの性格が一番よくわかっているのは親御さんなんですから、勉強の仕方は(よく検討したうえで)自信を持って決めること、決めた以上は、短期的な結果でいちいち揺れないことが大事だと思います。

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by an-dan-te | 2013-05-17 13:05 | 中学受験 | Comments(15)

子どもがやめたくないっていうので   

習い事とか、塾とか、何か今やってることが、親の目から見て、合わないとか、無理だとか思う場合に、「やめたら?」と提案はするものの、本人が「やめたくない」っていう場面って、よくあると思います。

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うちでいうと、公文とか、英会話とか、造形教室とか、日特とか(笑)、まぁいろんな場面があったけど。

本人のことだから、本人の意思を尊重するってのが原則ではあるんだけど、この、本人の意思っていうのがなかなか曲者で。

子どもが知っていること、体験したことというのは、非常に狭いことが多いので(そりゃ、親は何倍も生きてるんだから)、本人が口にする言葉は、その範囲内でのものです。A塾からB塾に変えたら何が起こるのか、あるいは中学受験をやめたら何が起こるのか、それはわからない。わからないから怖い。わかった上で「やめたくない」といっているわけではなくて、選択肢の両側をバランスよく検討することができないのです。

A塾にするかB塾にするかではなくて、今やっているなんらかの活動(習い事)をやめるかどうかでいうと、もともと好きだとか役に立つとか理由があってやっているものではあるし、それをやること自体はプラスになることが多いので、「やめたくない」という反応はとても自然なものです。「やること自体はプラス」なのになぜ今、やめる提案を親からする事態になったかというと、全体の時間のゆとりの問題であったりするのですが、こういう比較検討は、抽象的で、正しい評価がやりにくい。

子どもが「やめたくない」といったからといって、そのままにしておいて、「やめたくないっていったくせにちゃんとやらない」などと怒るのはお門違いです。もともと、すべてをわかったうえで、大丈夫・できる・がんばれるという意味の「やめたくない」ではないですからね。

結局のところ、本人が「本来の」…本来っていうのも変な言葉遣いですが、要するに、自分を取り巻く状況をすべて(将来にわたっての損得まで)まるっと理解したうえでだったらこういう意思を持つであろう、というところに少しでも近づけるように、親は情報を補ったり、意見を言ったり、お試しで体験させたりとあの手この手を使うのですが、これが不十分だったり、あるいは逆に行き過ぎてしまったり(←親の意見に誘導)、なかなか真実はどこにあるのかつかみにくいことが多いと思います。インフォームドコンセントって難しい。

我が家のこれまでの、本人が「やめたくない」っていうシチュエーションについてはおおむね、なんとか親が説得する形でやめたことを、「今」振り返れば本人も納得できる線だったと思うんです。公文とか、造形教室とかはね。

比較的小さい問題であるし、子どもの年がさほどいってないから、親主導で、本人の意思を想像したうえで(それが現在の本人の意思と違っていても)説得する方法で切り抜けてきたけれど。

これから先、中学生以降は、そういうわけにはいかないんだろうなぁ。ということを、ふと考えました。

親がいつまでも、ある程度の精度で子どもの意思を推し量れるわけもないし。
子どもだっていつまでも、親にうまく説得されてるわけもないし。

仮に、親が今までの人生経験に照らして、絶対にこれはこうだろうと思うことであっても、子どもは自分の思うとおりにやってみて、それで失敗したりして、ようやくわかっていく。そういうことを、回避してやるすべはないし、そうする必要もない。レッツ子離れ。

我が家の場合、三人の子どもがほぼ一斉に親の手を離れていくような気がするんですよね。

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by an-dan-te | 2013-05-15 12:55 | 中学受験 | Comments(14)

第11首: 今来むといひしばかりに(助動詞、有明の月)   

今来むといひしばかりに長月の
  有明の月を待ち出でつるかな

  にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ←ただ待つのはつらい。やっぱりちゃんと待ち合わせだよね♪

現代生活の中で「月」の占めるポジションというと、ほんの添え物というか、たまに目に留まって「あらきれい」くらいなのですが、スイッチひとつで明かりがつかない時代には、とにかく月が出てるかどうか、これが生活上の重要ポイントでした。

百人一首の中でも、「月」は頻出ですね。文法事項とは違うのですが、月の常識がどんなだったのか少しはわからないと、意味不明になってしまいます。

「有明の月」というのは、言葉どおり、明け方になっても月が空に有る(残っている)ということです。

まんまる十五夜お月様(望月)は、日が暮れるころに東の空に出てきて、夜中いっぱいかかって空を動いていき、明け方には西に沈んでいくわけですね。その月が欠けてくるとともに、月の出が遅くなり、つまりは明け方にまだ西の空に月が残っている状態になります。

九月(長月)の16日以降の月(有明の月)を「待ち出でつるかな」ということですが、一晩待っていたら明け方になっちゃったのか、ずーっと待ち暮らしていたら秋になっちゃったのか、ちょっとはっきりしません。

藤原定家さんは後者の説を取っているそうですが、私もなんとなく、秋になっちゃったのかなと思います。そのほうがドラマチックで、おもしろみがありますよね。それに、「待ち『出で』」というので、待っている間にずっと一晩中見ていた月が残っているというよりは、だんだん秋らしくなって九月の有明の月が出ちゃったじゃないのよ、というふうに取りたいと思います。

文法の話に戻りますと、この歌には助動詞が三つも出てきますね。
「今来『む』と」…意思「む」終止形。引用の格助詞「と」に続いているので終止形です。
「いひ『し』ばかり」…過去「き」連体形。なにせ「過去」を表す助動詞ですから頻出ですけど、「き(終止形)」「し(連体形)」「しか(已然形)」と顔形ががらりと変わっちゃうところが曲者。これは覚えてください。「き・し・しか」。
「待ち出で『つる』かな」…完了「つ」連体形。終助詞「かな」には連体形が接続します。

ところでこの歌の意味上の「へそ」といえば助動詞より、副助詞の「ばかり」です。
「(あなたが)言ったばかりに」
…「ばかり」は現代語でもありますからこのままでも意味はわかりますね。でも
「(あなたが)言ったばっかりに」
…このほうがぴったりかな(^^;; だって、秋まで待っちゃったんですもの、どーしてくれんの。って感じ。

もっとも、この歌を作った素性法師は男性です。女性の立場で詠んだ歌です(ネカマ?)。

[訳読]
すぐに来ようと(あなたが)言ったばっかりに、(毎晩まいばん待ち暮らしていたらとうとう)九月の有明の月が出てしまったなあ。

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by an-dan-te | 2013-05-14 13:12 | 中学生活 | Comments(2)

またろうから母の日   

またろうからプレゼントもらいました。

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ちなみにこじろうはお金で解決派(ケーキ)、はなひめは絵でしたが掲載不可だそうです。

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by an-dan-te | 2013-05-12 20:57 | 中学受験 | Comments(9)

書きたいことはみんな書いたと思う。   

ふつう、中学受験ブログを、ここまでたくさん書く人はいないと思う。

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塾講師とか本職ならともかく、親の立場で…

二人分、まぁこじろうのときは半年分しかないけれど。とにかく、書いてる期間はほとんど毎日欠かさず、しかも無駄に長い(-_-;; 記事をずーーーっと書きつづけてきたんだものね。

無理して書いたことはなくて、いつも書きたいことがあった。なんでそこまで書きたいのかよくわからない。
別に子どもの合格のためじゃないと思う(^^;;
こんなに書かなくたってふつう受かるだろうよ(笑)

書籍用の原稿も、一章から五章まで全部、編集さんに渡しました。あとは手直ししたり追加したり前後書いたりするだけです。

五月になり、はなひめの中学校生活もひととおり軌道に乗ったようにみえます。

というわけで、気持ち的にもネタ的にも区切りがつきましたので、中受日記ブログの「ほぼニチ更新モード」はこれにて終了いたします。
長い間ほんとうにありがとうございました。

[これから]
・本ができたらこのブログでお知らせします。
・古典文法など地味な企画はときどき続きます。
・ご質問など、コメントでいただきましたら可能な範囲でお答えします。
・もし受験のご相談を直接なさりたいという方がいらっしゃいましたら、「ご相談承ります」をご覧いただき、非公開コメントまたは(アドレスをご存知の方は)メールでご連絡ください。

・音楽好きな方はぜひ本館ブログのほうへお越しください(^^)

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by an-dan-te | 2013-05-06 19:06 | 中学受験 | Comments(63)