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冬きたりなば   

秋が深まってきたと思っていたら、もう12月の声を聞くし、外はぴりっと寒いしで、冬の雰囲気になってきました。

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五年生の冬ってのは…どっかんどっかん来る大物分野におぼれる冬(-_-;;

新しい学習内容をちゃきちゃき飲み込んでいける子はいいけど、理解もゆっくり、解くのもゆっくりな子にとっちゃなかなかしんどいです。算数では比や食塩水、速度など濃いぃところが目白押し、この先、立体図形も出てきます。社会では歴史があれよあれよと進み、とりこぼした暗記がてんこもり。

振り返って定着を目指したいけど、振り返る暇がありません。

冬休み、もし可能ならばはなひめの不得意なところをじっくりおさらいしたいけれど、家にひとりでおいといたってそんなものが魔法のように進むわけはなし(^^;; やっぱり冬期講習には行ったほうがいいかな。講習でもとおりいっぺんには復習してくれるでしょうけど…

もっとピンポイント、マイペースにねぇ…

こじろうがこのころどうやってこの冬を泳ぎ渡っていたのか、記憶がありません。ブログやっときゃよかった。

でも、少なくとも私の主観的な記憶によれば、しんどさはこんな感じ:
五年前期>五年後期>六年前期>六年後期
あ、これは勉強そのもののしんどさです。六年後期はもっと、別の意味でプレッシャーとか焦りとか、そういうのはあるけど。

五年前期は、塾の学習サイクルというものも教材の体系というものもつかめず、ごちゃごちゃと効率悪く手探りだったから、というのもあるし、とにかく入塾したてで周りとのギャップが大きかったということ。

五年後期は、いちおう勉強の仕方はわかったけど、どかどか新しいものが出てくるし栄冠への道をやるのも時間がかかるし大変。

六年前期は、新しいことがほとんど出てこなくなって、ひととおりの話はつながったので、栄冠への道の負担も少なくなり、家でやる部分は減った。塾滞在時間はやたら延びたんだけど、こじろうは塾ではだいたいノリノリで勉強してるし、母は面倒見なくていいし、週リズムの怒涛の変化に慣れたときには楽になった。

六年後期は、ひたすら穴埋め。精神的にはたいへんだけど、勉強量は少なくなった(!?)

ま、そんな感じ(注: 過去の記憶の美化が含まれている可能性があります)。

今はなんかものごとが整理されてなくて何をどうしていいかわからないけれど、このまま「冬」は流れてくるものをできるだけ(できる分だけ)こなして、春から整理整頓にかかろうか。

この「整理整頓」にかかる時間をどう捻出するかが問題なんだけど(塾の時間が延びるから)、今より見通しはよくなるんじゃないかと希望的観測。見通しがよくなったところで、はなひめに六年生の自覚(!)が出てしっかり勉強時間を確保できるようになり、粛々と学習内容の定着に向けて進んでいける春。ぱらら~

…え?? 説得力がないって?? いいじゃないですか、その程度の夢を見たって。冬きたりなば、春遠からじ。

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by an-dan-te | 2011-11-30 07:37 | 中学受験 | Comments(2)

科学マインドの育て方   

「えせ科学と小学校教育」という記事を書いたら、りり母さんからいただいたコメントで、総合学習として行われた「植物声かけ実験(?)」というのがありました。

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--- りり母さんより
総合授業でこの水の話を実践しましたよ。f^_^;)
結晶ではなく、植物にアレンジしてまして。
なんかの植物を栽培したんですが、
「たくさんお水飲んで大きくなってね。」
と声かけして水やりする班と無言で水やりする班に分かれて栽培しました。
【無言班】の息子たちは水やりそっちのけで遊んで見事に枯らしてしまいました(笑)
「ほらね!」と先生はおっしゃったのですが、
「それは僕らがサボったからなんだけど、わざわざ怒られるのもなんねぇ。」
と言うことで息子たちはだんまりを決め込んだそうです。
他の無言班は普通に育っていたんだけど、先生、そこはスルー。
---

いや~おもしろいですね。おもしろいと言っていいかどうかわかりませんが、息子さんはこの授業からいろいろなことを学んだのではないでしょうか。
・水やりをサボると植物が枯れる。
・ほしい結論を導かないデータは捨てられる。
・偽りの手がかりから結論が導かれる過程。
などなど。

これを一歩進めると、ほんとうにおもしろい実験ができそうです。ちょっと思いついたら心のツボにはまって、どうしても誰かに言いたくなってしまったもので、今日の記事は、題して「科学マインドを育てる総合学習」。

クラスを2チームに分けて、同じ植物を使って実験。
Aチームのミッションは、「声かけをすると植物がよく育つ」ことを証明すること。
Bチームのミッションは、「声かけをしても植物の育ち方は変わらない」ことを証明すること。
それぞれの子どもが、自分の信じるところに沿ってチームに入れるといいですね。

まず、それぞれのミッションのために、どう実験すればよいかについて話し合いさせます。
ここで、「声かけをする/しない」以外の条件を変えずに、育ち方を比べる必要があることを認識させます。

そして、それぞれのチームで実際に「声かけをする植物」「しない植物」を育てて比較を行うわけですが、その際、どういう世話をしたかを詳しく記録するとともに、相手チームの実験の進め方などもよく観察するようにさせます。

…結果として、Aチームは「声かけをするとよく育つ」という結論になり、Bチームは「声かけをしても育ち方は変わらない」という結論になるなんてことはありがちなことです。そうなったらしめたものです。

それぞれの実験方法や、データの取り方やまとめ方を詳しく見ていき、何から結論の違いが生まれたかを考えます。

・水のやり方、日の当て方(植木鉢の並べ方など)、土の耕し方整え方などに差はなかったか。
・「よく育った」かどうかは何をどうやって測定して比べているか。
・棄却されたデータはどんなものだったか。正当な理由で棄却されたか。
・どのくらいの差をもって「違いがある」と判定したか。
などなど。

どういう部分をいじると、恣意的な結果を出すことができるのかということや、あるいは実験中の、でっちあげとはいわないまでもえこひいきをしてしまいたくなる自分の心の動きとか、実際にやっちまったコトとか(^^;;、あと発展させれば、統計的有意差という話にも結びつくかも!!

ほんとは、でっちあげ(またはちょっとした手ごころ)の痕跡が、できあがったレポートのどこいらへんに表れているかというようなことまでわかったらもっとおもしろいと思います。

あ、それで、どっちも結局同じ結論になったときは、ミッションに沿った結論を出せなかったチームに、「キミたちは研究所の職員で、上司からどうしても、声かけで植物が成長するというデータを出せといわれている。どうしたら一番自然に、求められる結論を出せるか考えなさい」ってプレッシャーをかけてもいいし(鬼)。

小学校向けの題材としては、難しすぎるかな…

中学校以降の題材だったら、こういう体験をしたあとに、健康食品(あるいは、もどき)の、「こんなに効果があった!!」的なチラシやパンフレットを集めてきて、どのあたりが怪しそうかというような話し合いをするのもいいかもね。

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by an-dan-te | 2011-11-28 20:44 | 中学受験 | Comments(8)

えせ科学と小学校教育   

「ゲーム脳」の話は、私も、子どもが通う小学校で聞いたことがあります。

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ゲームの話のときに21vertexさんが教えてくれた、「水からの伝言」という話も、なかなかすごいです。
「水からの伝言」で検索すればずるずるずると多数出てきますから解説不要かとも思いますが、私なりに、簡単にまとめておきますと、

水が雪のような結晶を作るときに、
「ありがとう」「平和」のような良い(?)言葉をかける→きれいな結晶に
「ばかやろう」「戦争」のような悪い言葉をかける→汚い結晶に
というものです。

言葉のかけ方としては、瓶に向かって声をかけてもよいし、紙に書いて瓶に貼ってもよいそうです。

あんまりにあんまりなので単にまとめを書いてるだけで恥ずかしいですが、まぁ音楽とか何かしら「音波」の影響で結晶が変わるというならまだしも、紙に書いて貼ってもねぇ…まぁいいけど…

それで、だったとしても「だから何?」って感じなんですが、これが小学校の道徳教育に取り入れられて有名になったというか問題になったそうなんです。すごいな~。今、「なった」と過去形で書きましたが、廃れたとも限らず、21vertexさんによればまだそこらへんの学校を席巻してるんだって。

私が聞いたことがあるというほうの「ゲーム脳」は、簡易脳波計を使った研究で、アルファ波とベータ波の比率を比べると、ゲームを始めると平常時と違ってアルファ波優位になり、ゲームをやめると回復するが、長時間浸っている人だと、その回復が遅くなり云々というものです。

で、アルファ波優位だから何なのということですが、このゲーム脳を提唱した人は、アルファ波は認知症患者とかに見られる異常な脳波で、要するにゲームをやったことでアホになったことの証拠とみなしたわけです。

え? アルファ波って異常な脳波なの?? そんな話ってあったっけ、と思った皆様。いやもちろんそんなことないですよ。なんでそんな話になったのかわかりませんが。

そもそもこの簡易脳波計がいい加減なしろもので、ちゃんと脳波を測れてないという話もあるようですが、だいたい根本的に話が成り立ってないんで、測定が間違ってたなんぞは枝葉といってもいいくらいです。

私がこの話を聞いたとき、先生は確か新聞の切り抜きのようなものを手にしてその一部を読んで紹介したり、とにかくゲームのやりすぎが「脳に悪い」ことが科学的に証明された的なことをいっていました。いいたいことは要するにゲームをやりすぎるなって話で、別段おかしなところはありませんけどね。

その先生は指導力もあり人柄もすばらしく、教師としてたいへん優れた能力を持った方だったなのに、なんでそんなエセ科学の話!? と疑問に思ったものです。ゲームをやりすぎないようにという話をするのはもちろんいいんだけど、それと同時に、エセ科学を見抜けるようにすることだって教育として重要でしょう(しかもこんな初歩的な…)。

そのエセ科学、水のうんたらのほうはオカルトというレベルですが、ともかくそんなことを持ち出してしまうのってどうしてなんでしょうね。だって、言いたいことは単に
「お互い挨拶を気持ちよくしましょう」
「ゲームはやりすぎないように」
…とかそのくらいの、ごく普通な内容でしょ。何も後ろ盾なしに、ただ自分の生活実感と人生観、価値観から語ればよいことです。

ただそこまで考えてみますと、現在の小学校の先生が置かれている状況って、学校の授業の中身を考えてればいいってもんではなく、早寝早起きとか、朝ごはん食べろとか、忘れ物するなとか、ゲームしすぎるなとか、あれこれと「家庭の教育力が不足した部分」も補わなければならず、さりとて、学校に強力なポリシーもなければ、各家庭の考え方も状況もばらばらだし、第一、その学校の趣旨に賛同して集まってくれたわけじゃなし。

こんな中で、なにごとかを説得力持って語らないといけないときって、つい、そういったものに頼りたくなっちゃうってあるのかなって、ま、同情はします。しますけどね…

先生が、えせ科学を肯定的に子どもたちに語ったらイヤだ。

ってなことは思います。そもそも先生が見抜けてなかったらイタすぎるよ。

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by an-dan-te | 2011-11-27 10:45 | 中学受験 | Comments(21)

水素発生、ちょっと納得して暗記しよう   

今回の理科の単元は「水素の発生」だって。アルミニウム・鉄・銅をそれぞれ、「うすい塩酸」につけた場合と、「水酸化ナトリウム水溶液」につけた場合…

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「うすい塩酸」で溶けるのはアルミニウムと鉄。
「水酸化ナトリウム水溶液」で溶けるのはアルミニウム。

テキストには、それぞれの金属片が、試験管の中でブクブクしている様子が描かれている。ちなみに、「うすい塩酸」の中で、鉄よりアルミニウムのほうが多めにブクブクしてます。

…これって、何?? このまま覚えるものなの??

> 「うすい塩酸」で溶けるのはアルミニウムと鉄。
ってところは私にもわかるんだよね。ほら、昔覚えたあの:
貸 (カリウム) そうか (カルシウム) な (ナトリウム)、ま (マグネシウム) あ (アルミニウム) あ (亜鉛) て (鉄) に (ニッケル) す (錫) な (鉛)、ひ (水素) ど (銅) す (水銀) ぎ (銀) る借 (白金) 金 (金)
ってやつ(イオン化傾向の語呂合わせ暗記)。

「うすい塩酸(塩化水素)」の水素よりもイオン化傾向が強いアルミニウム、鉄は自分がえいやってイオンになっちゃうから、追い出された水素はブクブクなんだよね。

で、それはいいんだけど、

> 「水酸化ナトリウム水溶液」で溶けるのはアルミニウム。
のほうがわからない。なんでアルミだけ溶けるの?? そんで溶けて何になるの??ナトリウムくんはどこへ??

私が地理も日本史もすべて忘れている(というか、ありていにいって、まともに覚えたことがない)というのはまぁわかりきったことなんだけど、化学もねぇ~小学生がやる範囲がまったく記憶にないとはね。ちょっとショックだよ…

それで、こじろうにインタビューしてみると、どれが溶けるかは「覚えて」いて、酸に溶けるほうは化学式も書けたが、アルカリに溶けるほうさっぱりわからなかった。母とおそろい~(^-^)

またろうに聞いてみたら、もっとわからなかった(酸に溶けるほうも!!)。だめじゃん(-_-;; (またろうは、数学得意、物理まぁまぁ、化学は???)

ともかく、わからないのは私だけじゃなかった、ってことで次はパソコンで検索…

2 Al + 2 NaOH + 6 H2O → 2 Na[Al(OH)4] + 3 H2

おぉそうなのか…ナトリウムとアルミニウムがいっしょくたになってるんだ、へぇ~。「テトラヒドロキソアルミン酸ナトリウム」だって、舌かまないでいえないよ。忘れたどころか、記憶したことがあるという記憶すらないんですけど。ちなみに、こうやって、酸とも塩基とも反応する物質のことを「両性物質」といい、金属ではアルミニウムのほか亜鉛・錫・鉛など。もっとも、こじろう情報(?)によれば中学受験ではアルミだけ知ってればよいそうだ。

それで、はなひめには、
「金属が塩酸に溶けるのはフツーのことでさ、アルミとか鉄とかのほうが水素よりイオンになりやすいから、水素追い出して自分がイオンになっちゃうんだ。でも金銀銅なんかの貴金属はもっと安定してて、酸に溶けないんだ。さすがオリンピックでメダルに渡されるだけのことはあるよねぇ」

「一方、アルカリの水酸化ナトリウムには、そんなになんでも溶けるわけじゃなくて、両方に溶けるって性質を持ってる金属だけが溶ける。こっちは、アルミだけを覚えてればよし!!」

私がばたばたして非常~に納得が深まったわりに、はなひめにはとおりいっぺんに聞き流されてしまったが、私の記憶にしっかり残っていれば、廊下のとおりすがりに質問したりできるから(笑)なんとかなるでしょう。

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by an-dan-te | 2011-11-26 08:00 | 中学受験 | Comments(9)

江戸文化、無駄を増やしてから暗記しよう   

五年後期で始まった日本史も、早いものでもう江戸。前回は、江戸初期の話で、徳川家光とか参勤交代とか覚えればよくて分量はまぁまぁだったんだけど…

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今回は文化が入ったから覚えるのはたいへん。テキストには、元禄文化については菱川師宣・近松門左衛門・井原西鶴・松尾芭蕉、化政文化については歌川広重・葛飾北斎・喜多川歌麿・東洲斎写楽・十返舎一九・滝沢馬琴・与謝蕪村・小林一茶といった名前がずらーっと出てきます。

浮世絵などについては、代表作から各1くらいがテキストに載ってますが、なにしろ「白黒」だし、これで「このころには技術も進んで、錦絵と呼ばれる多色刷りの美しいものもつくられるようになり人気が出ました。」といわれてもピンとこないね。

私は昔、暗記物は非常に不得意で、それでどう工夫していたかというと、「なるべく無駄を減らしてコンパクトにして覚える」方針。おおざっぱにいうと。たとえば、

古文で形容詞の活用を覚えるなら、「く・から・く・かり・し・き・かる・けれ・かれ」ってやらないで、「く・く・し・き・けれ+ラ変」ってやるような。三角関数なら、加法定理は覚えるにしても、倍角・三倍角・和積・積和とかはその場で出す(^^;; とか。

けどこの手は、文法とか数学とか物理にはなじみのいい方法で、たぶん「よけいめ」に覚えるよりも成績もよくなると思うんだけど、考えてみれば社会にはまったく適切でない方法。なにしろ、

エッセンスだけにしちゃう=無味乾燥

これまでのたった10年かそこらの人生で、浮世絵についてまったく思いもいたしたことのない子どもが、テキストだけ見て丸暗記しようたってそりゃ苦痛だよ。

それで、昨日はとりあえずテキストを見て「栄冠への道」の空白を埋めるはなひめを尻目に、母はパソコンに向かって…

まず俳句代表作は、テキストにもいくらか載ってたんだけど、与謝蕪村がなかったのと、あと、去年せっかく、はなひめが小学校で暗唱させられた俳句、どれが誰のだかわからないっていうんでそれも足して整理。

松尾 芭蕉(元禄)

古池や蛙飛びこむ水の跡
夏草や兵どもが夢の跡
閑さや岩にしみ入る蝉の声
五月雨をあつめて早し最上川
旅に病んで夢は枯野をかけ廻る

小林 一茶(化政)

雪とけて村いっぱいの子どもかな
めでたさも中位なりおらが春
やせ蛙まけるな一茶これにあり
雀の子そこのけそこのけお馬が通る
やれ打つな蝿が手をすり足をする
名月をとってくれろと泣く子かな

与謝蕪村(化政)

春の海 終日(ひねもす)のたりのたり哉(かな)
牡丹散りて打かさなりぬ二三片
菜の花や月は東に日は西に

やってるときは意味があるのかわからないかもしれないけど、子どものころにやった暗唱って財産だ。学校の宿題の中では最も「気の利いた」部類だと思うよ。もっとも、来年のこの時期とかになって出されたら「キー」ってなるかもしれないけど(^^;; 去年覚えた句が出てくると、なんかちょっと親しみが…あるようなないような。

それと、浮世絵はやっぱりカラーで見たいよね。と思っていたら、このサイトが便利:
浮世絵のお店

浮世絵の製作工程もわかるし、作者ごとにまとめて一覧できるし、富嶽三十六景と東海道五十三次は日本地図からピッピと見られるページがあるよ。

東海道五十三次
富嶽三十六景

こうして見ると浮世絵かっこいいね。

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by an-dan-te | 2011-11-25 07:17 | 中学受験 | Comments(4)

「アメとムチ」の考え方、ゲームの場合   

たとえば、「今日の課題が済んだら1時間ゲームをやっていいわよ」というのが「アメ」、
「今日の課題が終わらなかったらゲーム機は没収よ」というのが「ムチ」。

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こうして並べると一目瞭然だけれども、「ムチ」方式の重大な欠点というのは「超~感じ悪い」ということだ(笑)。
基本的に後ろ向きである。気分は盛り下がり方面。

もっとも、「ゲーム機没収」は「ムチ」系としては性質がいいほうで、つまり、親の不在中にゲームをしすぎて課題ができなかったことについての「ムチ」が「ゲーム機没収」ってことは必然性がある。つながっている。これが、「今月のお小遣いはありません」とかだと、よくわからんことになって説得力がない。

一方、「アメ」のほうは、「課題済んだ!! ゲームだ、わーい(^-^)」と、気分は盛り上がり方面。課題が済んだら、いいことがあったというつながりがあるのはいいことだ。しかし、この方法の欠点はといえば強制力に欠けることで、子どもの気持ちが「だらんだらん」した日には、「もういいやどうせ終わらないし~」と簡単にあきらめられ、ゲームはできないにしても漫画を読んで過ごすかもしれない。

だから、「アメとムチ」を考えつつなんとか課題を進めようとするときは、「空気のすさみ方」と「確実に課題を終わらせたい度合い」とかを勘案しつつ、複雑な最適化を行わないといけない(^^;;

------「ストレスマネジメント実践編: イライラを分けて考える」で書いたシナリオ再掲:
カリテのある週の火曜日、今日は塾がないので、計算と漢字と、それから算数の宿題をやらせようと思っていた。学校から帰宅したあと、親が帰宅するまでは約三時間。課題の量は、「集中してやったとすれば」、計算と漢字で合わせて30分、算数の宿題が1時間程度だったとする。

学校が済んで家に着いたころを見計らって、出先から家に電話をかけ、「おかえりなさい。おやつにはバウムクーヘンが引き出しにあるわよ」などと当たり障りのないことをひとくさり、そして「お母さんが帰るまでに、計算と漢字と算数の宿題、必ず終わらせておいてね」と重要事項の伝達。「わかった」ととりあえず元気な返事。

一時間して再度電話。「どこまで進んだ?」と聞くと「計算やってる…」というので、「終わったものは何?」と聞くと「まだ」という。「じゃあ急がないとね」というと「大丈夫だいじょうぶ」といって電話が切れる。

そして親帰宅。ノートを見てみると、すべて真っ白!! ゆーっくりおやつをしたあとの時間は、すべてゲームに費やした模様。
-----

このシチュエーションだったら、ゲーム没収というのは、ムチとして「必然性のあるムチ」なので、事前にそういう申し合わせがないにしても、親として本気で怒っていることを示すのに悪くない方法だと思う。つまり、かっとなって課題のほうのノート破るとかは違いますよねやっぱり。

それと、ここでゲーム機を壊すという暴挙に出ると、もうゲーム機は取引材料に使えなくなってしまうので、「アメとムチ」的な考え方からするとちょっともったいないと思う。

さらに「アメとムチ」的な考え方を進めれば、今回いきなり(そういう事前の申し合わせなしに)没収しちゃうよりは、次回、「課題がここまで済んでいなかったらゲーム機没収」というふうに使ったほうが効果は大きい。

すでに起こってしまったことについてムチをふるったって、結果は変わりませんからね。

さてそれで、没収してしまったあと次にどうするかというと、今度は、「留守中に課題が済んでいた日が3日続いたら戻します」とか「アメ」に使えばよい。

ほんとは、ゲーム機自体の没収とかなんとか、そういう使い方では「アメ/ムチ」の単位が大きすぎて小回りが利かない。もっと細かく気軽に調節可能なものが便利なんだけど…調整の自在さからいえば、お小遣い金額の増減というのはたいへん優れた手段になる。しかし先ほどいったように、課題をやるやらないというような話からすると必然性、説得力に欠けるわけだ。双方話し合いで納得できているんなら、ない方法ではない。

今、我が家では、電源リモコンの鍵という手は使えず(またろうがいるんだから簡単に直結できちゃう)、ゲーム機(プレステ3だ)をいちいち取り外して寝室に撤去するというのも面倒なので、ゲームのコントローラーを鍵付のところにしまうという手を使っている。ナンバーロックとかではないので、親がいない間に課題が終わっても使うことができないが、たいがいはそんなこともないので(^^;; 今のところその点は困らないようである。

たとえば、このシナリオでいえば、あらかじめコントローラーをしまっておいて、親がいない間に「計算と漢字」「算数」が済んだらコントローラーを返す、と決め、紙に書いて貼っておく(←ココ大事)。
心配なら電話もするとよいが、電話だけよりも、絶対に「紙」にしておくほうがいい。いったいわない問題になるとか、ついなんとなく漫画に流れてしまうとかの率がぐっと減る。
親の帰宅後、課題が済んだ時点でコントローラーを渡す。ゲーム時間は決まった時間(30分とか)で切り、今日の課題の直しが済んだらまたゲームをやってよいとかにしてもいい。

先日ははなひめのほうから「今日は預かっといて」とコントローラーを持ってきた。子どもだって、ゲームの強すぎる魅力に邪魔されないで、自分が時間管理の主人になりたいという気持ちは(多少)持っていると思う。そこを上手にサポートできるといいんだけどね…

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by an-dan-te | 2011-11-24 07:54 | 中学受験 | Comments(3)

理科と算数、割り切れないキモチ   

こないだ、算数では食塩水の濃度が出てきましたが、こんどは理科で溶解度。

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たとえば、
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水温100度で、20%のほう酸水250gがあります。この水溶液を20度まで下げました。
(1) 出てくる結晶の重さは何gですか。
(2) 20度のときのほう酸水の濃度は何%ですか。
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こんなの。溶解度の表は別についていて、20度のときは水100gに4.9gのほう酸が溶けることはわかります。だから200gの水には9.8g。50-9.8=40.2gってことで、(1)はいいんです。

でも次の(2)の式は、
9.8÷209.8
となって、割り切れない~

算数の食塩水問題のときって、割り切れる問題が多くてあまり悩まなかったのですが、今度は、割り切れないときどうするかを考えないといけません。これは、理科の問題ですからこんな指示があります:
小数第二位を四捨五入して小数第一位まで求めましょう。

それで、ここを学習する小学生のキモチとしては、割り切れない問題があるってことでまずひとつショック(?)、それで、結局何をどうするかはわかったけど、そんな面倒くさい計算をするのはヤダってことでもうひとつショック(^^;;

さらに、算数のほうでも、「速さ」の単元なので、やっぱり割り切れない問題が出てきます。

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まさひこ君は家から2500m離れたおじさんの家に歩いていく予定でしたが、途中で忘れ物に気がつき走って引き返し、再び自転車で行っておじさんの家につきました。まさひこ君の進むようすをグラフから読み取って、次の問いに答えましょう。
f0185839_12274212.jpg

(3) おじさんの家に着いたのは初めに家を出たときから何分後ですか。
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自転車が150m/分ですから、忘れ物を取ってから
2500÷150
分後におじさんの家に着くわけですけど、これは整数にならない。でも、さっきと違って、何桁目まで求めろという指示もないので
16.666…→ 16.7
とやるわけでもないのですよね。

ここは「算数なので」分数のままにして16(2/3)分つまり最初からあわせれば42(2/3)分後というのが答えになります。

つまり、あっちは理科の世界なので、分数でパーセント出したりしたらダメなんですけど、こっちは算数の世界なので逆に勝手に四捨五入とかしちゃダメなんですよね。

この違いが、子どもによってはえらく納得しにくい…その上、操作的にもというか計算自体がややこしくなりますから、その面でもハードルが高い。

ここで取り上げる問題の概念上の難しさとは関係がなく枝葉の部分ですけど、けっこうつまづきやすいです。それこそ「腑に落ちる」まで練習してもらわないとね…

ところで、納得までの道のりといっても
・理科で、四捨五入させられるのが納得いかないタイプ
・算数で、分数のまま書くのが納得いかないタイプ
・理科と算数でルールが違うのが納得いかないタイプ
と、いろいろあって、それぞれ攻略法(説得法?)はちょっと違うかな。

結局のところ、算数は「理想的」というか抽象の世界なんで2/3分とか、捕まえようのないような一瞬を指す表記でもかまわないし、理科は現実を扱うので「有効桁数」というのがある。その、「有効桁数」の話をしないと意味不明なわけだけど、いままでやってた理科ってのが、妙にきっぱりした数字で紙の上の算数みたいな数字の顔をしていたので、やっぱり違和感があると感じる子がいても当然かなと思います。

実は私も…この、ほう酸水の問題で、問題の提示のところでは現実問題とか誤差とかまったく斟酌せず、算数的空想的な数字が書いてあったのに、計算の答えを出す段になって四捨五入しろとかいわれると、なんか自分だけ悪いことしてるみたいな、落ち着かない気分になったりするんですよ。

そんなこと、あーのこーのいってもしょうがないけどね…

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by an-dan-te | 2011-11-22 12:45 | 中学受験 | Comments(4)

勉強済んだらゲーム時間?   

その日の課題を決めておき、それが済んだらゲームをしてよいことにするというのは、発想としてはシンプルな約束事です。しかしこの運用は想像するほど簡単なことではありません。

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こじろうの中学受験後半は、ほとんどをこの、ゲームで釣って課題をこなさせるという手に頼って乗り切ったのですが、そのときはほんとに面倒なことだと思っていました。しかし、確かに面倒ではありましたが、なんとか運用可能だったのは、今から思えば奇跡、とまではいわないにしても諸々の条件があってのことだったのです。

このときのやり方は、まずその日にやる課題をリストアップ(口頭じゃなくて、必ず書くことが重要です)。親が一方的に決めるのではなく、話し合いで、できるだけ平和裏に決定します。本人がある程度納得していないとさすがに意味がありませんからね。こじろうはすごーく値切ってくるので(自分の受験だろー、合格したくないのか!?)、受験間際のときはけっこう、勉強量は少なめでしたけど(-_-;;

そして、ゲームをつけられない状態にして、その「鍵」をナンバーロック金庫にしまいます。

こじろうは、その日の課題を片付け、その報告を私に電話で伝えます。私は、こじろうにロックの番号を伝えます。そして開錠→ゲーム(^-^)

ここで、その「鍵」というのは、テレビの電源コードにはさんだスイッチを、ON/OFFするリモコンのことです。これでONして初めてテレビがつくというわけです。この手のよいところは、テレビとゲームが一括で封じられるということですが…

ちょいと疑問に思った方もいらっしゃるかと思いますが、この、「テレビの電源コードにはさんだスイッチ」を取り外して、テレビの電源コードをコンセントに直結すればそりゃ使えます。「鍵」を入手するまでもなく。しかし、この当時のまたろう&こじろうはこのことに気づいておらず、また、うちのテレビ裏は、機械好きのよしぞうがたくさんつないでいるビデオ関連機器により、ものすごい量のコード類がとぐろを巻いてますから、ちょっとやそっと見てもわけがわかりません。もっとも、真剣に見ればたどれるんですけどね。

実際、このシステムは途中であっさり破られ、意味のないこととなりました…

それはともかく。これはしばらく機能していたのです。ナンバーロックをいちいち変えるなど、面倒ではありましたが、親の留守中に課題を進めるためには非常に役に立ちました。

しかし、このシステムを成立させるには、いくつかの条件が必要です。
(1) ひとりで勉強が進められること。
(2) ゲームのためと思えば、課題を集中して短時間でこなせること。
(3) ゲームをまとめてやるためであれば、全部の課題をこなすまで短い休憩のみでがんばれること。
(4) 課題が「終わった」という本人申告が、信頼できること。

実は、今はこれらの条件のうち、とりわけ(2)(3)がクリアされていないため((1)も怪しい)、はなひめには同じ手が使えない状況です。もっとも、電源リモコンの手はいまとなっては使えませんが。

ところで、この「勉強済んだらゲーム時間」がうまく回っていたとき、このシステムの弱点は意外なところにありました。ゲーム時間が長くなりすぎてしまうのです。

こじろうは、課題量をとことん値切りますし(^^;; ゲームのためとあらば卓越した集中力を発揮しますから、すごく短時間で課題を終わらせることができます。それで、残りの時間は無制限にゲーム可とすると、私が許せる線(日に一時間まで)をはるかに超えてゲームできてしまうのです。その日にやるはずの課題がいくら終わってるにしても、日に二時間とか、どうかすると三時間とかゲームしてたら、さすがに受験生の風上にも置けない(当時六年後半)し、それこそゲームの影響が心配です。

ゲームを一日に長時間やりすぎているときの様子を見ると、うまくいえないのですが、ゲームをやっていることの感動もいまいち希薄というか平板になり、それでいてゲームから離れにくい状態になるようです。例えば非常に単調なレベル上げをもくもくとやっているとかです。そうなったときって、ゲームをやっていないときにも、やや怒りっぽくなるような気がするんです。ゲームは楽しくもあるけれど、偏った遊びなので、長時間にわたるとある意味別のストレスが(本人も気づかないうちに)溜まるのではないでしょうか。

だからって、ゲームは一時間以内というルールを別途設けると、できるだけ早く課題を終わらせようというモチベーションがなくなってしまうので、なかなか難しいところです。

結局、あまり正解らしきものがないまま、受験終了となりました。

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by an-dan-te | 2011-11-21 12:31 | 中学受験 | Comments(6)

正確さの次は速度   

日能研生活を始めたころ、我が家の最重要教材は「計算と一行題」と位置づけて、手帳に記録をつけるようにしていた。(参照: 「計算力向上、まずは「見える化」」)

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この記録には、「とにかく毎日やること」「正確性を意識すること」「速さを意識すること」の三つの狙いがあり、かかった時間と、正答率をつけることになっていた。私にしては非常にマメに記録し続けていたのだけれども、続けられたのは正答率記録のほうだけで、かかった時間のほうはいつしかうやむやになってしまった。

なにしろ、正答率記録のほうは、なにしろ「計算と一行題」の上にしっかり残っているから記録漏れすることはないが、時間のほうは、計らずにやってしまったらば再現しようがない。母帰宅の前にすることが多いのと、あと、塾に行く前にちょっとやって、もう時間がないから塾に行ってしまったときとか、中断することも多くて何がなんだかわからなくなっていた。

そうこうして月日は流れ、確かに「計算と一行題」の取り組みは一定の効果を挙げたようで、基本問題の取りこぼしは少なくなり、解き方の定着と正確性の向上には役立ったと思う。

しかし速さのほうは…まぁ本人的には、同じ計算をするなら速くなったとか当然あると思うが、相対的に、よそ様のスピードに追いつくかっていうとちっともそういうわけにはいかず、引き続き大きな課題となっている。

というか、スピード…。問題は、計算そのもののスピードというわけではなくて、生活全体のスピード感、なんで支度をするだけでそんなに悠久の時が経つのかというような問題から、理科や社会のような問題を処理する(問題文を読む、条件を整理する、手がかりをチェックするなど)のがのんびりすぎるという問題まで。ひとことでまとめていうなら、「時間を意識していないところが問題」。

そもそも小学五年生として、どのくらい時間を意識しているのが標準なのか、私にはさっぱり見えていない。標準を大きく外れていたであろうまたろうと、逆側に外れていたであろうこじろう、そして今回、そのまたろうとこじろうの間にあって、でもどうやら標準よりはかなりまたろう寄りにあるらしいはなひめ。

とりあえずこのたび、時間を意識することが重要課題であることは本人と話し合いも持ち、手始めに「計算と一行題」の時間記録を復活させることを決めた。

親不在のときも時間記録を忘れないよう、始め数日は「計算と一行題」のページに直接、母が赤ペンで「開始時刻」と「終了時刻」の記入欄を設けてみた(これは効果大)。

それと、この一ページをやるときの中断を少なくするべく、飲み物・トイレは済ませておくこと(授業受けるのと同じですね)、もしそういうのが挟まるならそれも計算時間に含めて記録することと申し合わせ。

そして、塾に行く時間が来てしまったなど大きな中断が挟まる場合は、中断/開始時刻を書くと決めた。

私のほうは、それをもとに毎日の時間と正答率を記録して、全問正解なら褒め、時間が減っていれば褒め、とにかく日々リアクションを取る(笑)ように心がけてみた。

そうやって10日くらい経ったところなのだが、まず、一時間とかかかるような(つまり、途中で時間泥棒が来ていた)わけのわからない事態がなくなり、15分程度で解き終わる日もぼちぼち出てきたので、ダイエット開始時期は特に効果が現れるというような、スタートダッシュ効果があるようだ。

時間を記録することをやかましく言い始めたら、なぜか正答率も上がったようだ。だらだら時間かけたって、正確性が増すわけじゃないものね。

だから、この「ほんの小さな」ことにかけてはなかなかよい改善だと思うのだけど、それで、「時間を意識する」範囲をどう広げていくのかについては、暗中模索…

誰かいい知恵ないですか~??

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by an-dan-te | 2011-11-20 10:35 | 中学受験 | Comments(2)

ストレスマネジメント実践編: イライラの元を個別撃破   

昨日の話「ストレスマネジメント実践編: イライラを分けて考える」の続きです。

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とりあえずイライラの元を分けて考えることに成功すると、まだ何一つ解決しちゃいないのに、なーんとなく、ちょっとイライラが軽くなったりします。人間って面白いですね。

まずは、自分的に一番イラッとする、「嘘をつかれた」というところを検討してみましょうか。
嘘というのは、電話したとき、まだ実際には何も手をつけていなかったのに、「計算やってる…」と子どもが言ったことです。課題をやるやらないは自分の問題かもしれないけど、親に嘘をつくのは、疑いの余地なく悪いことじゃありませんか??

…それはまぁ、そのとおりなんですけど、もちろん子どもは「嘘をつくのはよくない」くらいのことは知っていました。幼稚園児じゃないんですからね。その上で、まだ始めてもいないという、親ががっかりする/怒る事実を言うのは忍びなく、つい言っちゃったんでしょうね。事実とのズレは、「計算やってる」と「計算(から)やる」の違いの分ということになります。「終わったものは何?」と聞いたときに「まだ」と答えたのは、あまり嘘を大きくつきたくないという気持ちの表れでしょうか。

そう思うと、そんなに目くじら立てるほど悪くもないというか、そりゃ、つかれたほうとしては気分よくないですけど、むしろそうやって嘘をつきたくなるシチュエーションというのをどうにかするほうがいいような気もするんですよね。たぶん、ふだんそんなに嘘をつかない子どもが、勉強とゲームの葛藤の中では嘘をつくことがけっこうあるというなら、その状況の中にバランスの悪さがあるんでしょう。

で、そこまで考えたら、あとは後日、友人に愚痴こぼすくらいで決着つけてもいいかなって。あるいは、いちおう「嘘はつくな」と釘さしたければ、「計算やってるって言ったとき、ほんとは何も始まってなかったんだね」とがっかりした様子を見せておくとか。あるいは「そういうことは言うな」とハッキリ言ってもいいけれど、長々と「どうしてそんな嘘をつくの」とかやってもたぶん得るところはほとんどない。それよりは未来に向かって進もう。

次に、「ゲーム時間が長すぎるのは、頭にも心にも目にも悪いと思う」ってところに行ってみましょうか。このことについてはっきりしたことはわからないのですが、直感的にいえば、やっぱり日に三時間とかゲームやってたら、脳みそがつるつるになるかどうかはともかく、生活時間としてそりゃ偏ってると思いますよね。

それで、じゃあどのくらいならいいのかって、そりゃ大規模な調査・実験をする科学者でもないので理屈は知りません。理屈は別にいらないんです、ただ親の直感として…たとえば、その日の課題を終えていて、MAX一時間なら許せるとしましょうか(線引きは、人によって相当異なると思います)。そしたら、あとはそれをどうやって実現するかですね。

これと関連する項目として、「そもそもゲームばっかりやりたがるのが気に食わない」というのがありました。あんなのに夢中になって、バカみたい。リアル世界におもしろさを見つける力が足りないのかしら。自制心が弱すぎる??

子どもがゲームに傾倒しているとき、それを見ているととても違和感があることが多いと思うんです。私たちの世代(ってひとくくりにしちゃいけないくらい若い親御さんもいるかな)は、ゲームを知らないわけじゃないけど、でもやっぱり私たちにとってのゲームと、子ども世代にとってのゲームって、何か違う部分があるみたい。世代の違いというのもあるけど、明らかなことは、ゲーム自体がものすごく進化してしまったということです。

このへんは、「ゲーム状況の今昔」に書いたとおりです。ゲームの魅力に抗して、自分が主人になって生活時間を割り振るということが、並の意思しか持たない子どもには非常に難しい状況にあるのだということを頭においておき、腹を立てるよりは、うまく「許せるセン(=課題がすんだらMAX一時間)」に収められるのかを考えるのがよさそうです。

どうですか?? ここまでくると、なんかさっきまでの腹立ちよりは、さぁ改善してやるぞという分析魂のほうが燃えてくる人もいるのでは??(^^)

ということで次は、ゲームと課題の折り合いの付け方について考えます(うわっ、大風呂敷広げた…)。

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by an-dan-te | 2011-11-18 20:23 | 中学受験 | Comments(4)