<   2010年 11月 ( 30 )   > この月の画像一覧   

計算ミス対策: 速さを追求する   

計算ミスをしたくないからといって、ゆっくり解くというのは違う。

  にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ←で、計算力をおろそかにした私の中学受験はダメだったんだけどね

毎日の「計算と一行題」を見ていても、急いでやったときに間違え、のんびりゆったりやったときに正確かというと、むしろ逆。慌てたり上滑りするのはダメだけど、むしろ「いいスピード」が出ているときのほうが正確に解けている。

昨日に引き続き「化物語」つながりで恐縮だけど、そのシリーズで「偽物語」というのを読んでいてですね、「将棋」について語ったこんな一節があった。

------
「あれは単純な遊戯だ。本質的には底が浅い。」
「駒の数が決まっている。駒の動き方も定められている。盤面も画されている。何もかもが有限だ。つまり可能性が最初から限りなく閉じているのだ---これでは複雑になりようがなく、よってゲームとしては低レベルだ。だが、にもかかわらず、一流の棋士は、誰も彼もが天才だ。凡才であろうと極められるゲームを、天才以外は極めていない。どうしてかわかるか」

「将棋は速度を競うゲームだからだ。棋士同士の対局では必ず脇に時計が置いてあるだろう。そういうことだ、制限時間のあるゲームだからこそ、ルールが単純なほど盛り上がる。如何に思考時間を短くするか---詰まるところ、頭の良さとはスピードだ。どんな名人の手順であろうと、時間をかければ誰でも同じことができる…だから大事なのは時間をかけないことなのだ」
------

この主張(もちろん、作者の主張ではなく登場人物の主張)は、なかなか良いところを突いている。もちろん間違えているところもあるが。将棋が制限時間のないゲームだったころ…タイトル戦の対局でも制限時間なしでやってた時代があって…それでも天才が勝つゲームだった、というのがひとつ。あと、どんなに自由に時間が与えられても、凡才が極められないってところね。言うまでもないことだけど(^^;;

でもそれは、やはり人間の持ってる時間てのはどこまでいっても有限だし、とにかくまとまりを持って考えられる時間にも限りがあるってことなのかもしれないと思う。将棋のルールは、たいへんにシンプルで、くまなく誰に対しても開示されており、凡才でも十分に理解できる。ある局面に対して、ルール違反でない手が何と何なのか、私でも自信をもってすべて挙げることができる。そうして枝分かれした局面に対して、また相手の手としてルール違反でないものがいくつかあり、以下同文。

つまり、すべてのことは明らかであり、「ありうる手」について理解の違いもない。ピアノやバイオリンと違って、タッチだの速さだの、そういったアナログかつ微妙な違いもなく、不器用に駒をつまんで指そうが、目的地点の枡目までひゅんと超速で叩きつけようが、そんなことはまったく勝敗に影響しない。なのに歴然と表れるこの強さの違いはいったい何なのか??

そこまで考えれば、やはり強さの違いのベースとなるものは、思考の速さの違いであるとも思えてくる。広い局面を、先のほうまで見通すことのできる速さ。人間に与えられた集中力も時間も、それは必ず有限なものだから、その範囲内で深いところに到達する力というのは、すなわち速さなのだ。ここでいう速さはコンピューター的な融通のきかない意味ではない。無意味な枝に入り込まないセンスもまた、現実問題としては速さの一部だろう(でも、羽生は他の棋士がさっさと枝狩りしちゃうようなところを読んでるのが特徴だとか…ぶっちゃけどれだけ速いんやねん)。

すごい脱線したけど。中学受験でいう計算問題というのもまた、誰に対しても平等にすべてのルールが開示されているもので、しかもそのルールを理解することくらいはたいてい誰にでもできる。計算問題のミスの多さに悩んでいる子も、別に計算のやり方が理解できてないわけではないだろう(仮にそうなら、それはそれで大問題だが)。

しかし厳然として、計算にはうまい下手というのがあって、「うまさ」を構成する基本要素はやっぱり速さなのだ。速いということはすなわち、正確なことであって、しかもその有機的な組み合わせで「深い」ところに到達できる原動力になるものなのだ。

だから、ばかばかしいくらいに簡単な計算問題が速くできるようにトレーニングしてみるというのは、悪くない方法だ。不思議なことに、計算ができるようになるだけでなくて、難しい問題が解けるようになる。ずっと前に書いた記事だけど、「家庭教師だったころ -計算力の話」はそういう事例。

にほんブログ村 中学受験 ←ランキング参加しています。

by an-dan-te | 2010-11-30 13:14 | 中学受験 | Comments(4)

暗記力ってなくちゃダメ?? その3:回数でかせぐ   

♪ あれがデネブアルタイルベガ
君が指差す夏の大三角…

  にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ←押し付けがましいのはダメらしい

これは、我が家的大ヒット中の「君の知らない物語」(アニメ「化物語」より)という歌の一節。決して、小学生の子どもに見せるような人畜無害な番組ではなく(^^;; だから、はなひめはアニメのほうは見てないんだけども、あまりにもまたろうとこじろうが「熱唱」してるからさすがに歌えるようになってしまった。
(ちなみに母はバイオリンで練習中です。いい曲なんですよこれが)

これまでのはなひめの理科の成績は、暗記分野(「秋の生物」のような)では地を這い、理解分野では上昇するというわかりやすすぎる乱高下を辿ってきたが、次回の月例テスト範囲は「星座」から始まる。こりゃたいへんそうだなと思ったけれど、案外あっさり覚えてしまい、「織姫」「彦星」がどの星であるかも、それと「デネブアルタイルベガ」がそれぞれどの星座の星であるかも、すんなりクリア。

すごいよ繰り返しの力…

一方、社会のほうでは、畑がテーマだったりするのだが、「小麦」「大豆」「じゃがいも」「さつまいも」の都道府県別トップ3を覚えさせようとしてすでに難航している。

これがね。

トップは覚えやすいの。さつまいもは鹿児島で、あとの三つは北海道。イメージもあるし、ばっちり間違えない。で、その後がね…佐賀とか長崎とか福岡とかいう九州どころと、茨城とか千葉とかいう関東どころ、そこに突然宮城が混じったりするものだから、もぅ、暑いのが好きなのか寒いのが好きなのかどっちなのかはっきりしてくれよという感じ。

何度見ても混乱するらしくて、あっという間に不機嫌になってしまった(-_-;;

回数をかせぐ手として、この間のテストに使ったのは単語カード。表に「県花はナツミカン」とか書いて、裏は「山口県」とか書いておくわけ。

f0185839_1333490.jpg
言えたのと言えなかったのを分けておけるのもカードのいいところ ↑

これはまぁまぁ効果はあったけど、要するに本人が覚えようとしているならば使えるというか…本人が繰り返すのを嫌がっていると何の役にも立たないという重大な欠点があって(笑)

カードを作るところまでは喜んでやってたけど、使わないので現在のところは役に立ってるとはいえない状況。またろう、こじろうの受験のときは、とことんどうしても覚えられないことは「すれ違いざま」「お風呂タイム」「ごはんどき」など、「山」といえば「川」みたいに二言三言合言葉風に一日何度も交わして覚えさせたものだが(^^;; はなひめにこれをやろうとしたら、すっごい反抗された。よく男の子のほうが素直でかわいいと聞きますが私も最近そんな気がひしひしとしてきました。

なんかいい歌ないですかね~(*)

にほんブログ村 中学受験 ←ランキング参加しています。

(*)今、検索したら「ミニモニ。」のロックンロールで県庁所在地みたいのがあった。そこはもう覚えたのでいいんだけど…

by an-dan-te | 2010-11-29 13:28 | 中学受験 | Comments(6)

今日が最後のバレーボール   

今日はバレーボールの練習試合があった。これがはなひめにとって最後の参加となる。

  にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ←ヘタレでもできる中学受験(たぶん)

私が外出先から帰ってきてもうすぐ家に着くというとき、どこからともなく「おかーさーん、おかーさーん」という大声が聞こえ、ん?? 私のことですかい?? と我が家の窓を見上げたが気配がない。すると後ろからばたばたと足音がして、はなひめが追いついてきた。

「今日の試合出してもらったときね、サーブが全部入ったんだ!!(^-^)」
おー、それはずいぶんな進歩だ。

「はなちゃんのバレーボールは、まぁちょっと短く終わっちゃったけど、今回やってみたことはきっと、中学に入ってから何か別のスポーツやるときにもきっと役に立つよ」というと、
「うん、そうだね。それに、受験にも体力が必要だしね」などという。

うーむそれはそうなのだが、体力の貯金(二年間)というのはさすがに無効ではないだろうか。

はなひめ「それじゃ、走りこみでもしますか」
…どうぞどうぞ、してください。ついでに、運動不足のまたろうも引き連れて走ってくれるとうれしいけど。


我が家の場合、小学校に入ってから三年生までは学童メインになり、その間はまとまった活動には参加しにくい。もちろん、学童自体が非常に貴重な体験の場ではあるのだけど(異年齢集団での遊び、剣玉・Sけんなどレトロな遊び)。四年生から「なにか」やるとして、結局中学受験をするとしたら、あんまり期間がないんだよね。

もちろん、「なにか」をやりながら受験も走りきる、という方法もあるし(でもウチは無理)、
逆に、四年からもうきっぱり塾通いをメインにする、という方法もあるし(でもウチは飽きそう)、
我が家の方針は相当半端である。

こじろうのときも半端に「和太鼓」をやっていて、日能研に入るときにやめちゃったけど。
こじろうの「和太鼓」については、受験にもプラスに働いたし、現在の部活を軌道に乗せるにも大きな役割を果たしている、ようにみえる。はなひめも、結果オーライと思えるようになったらいいな。

にほんブログ村 中学受験 ←ランキング参加しています。

by an-dan-te | 2010-11-28 19:05 | 中学受験 | Comments(0)

計算ミス対策: 答えを観賞する   

駿台に通ってたとき、物理の授業をやっていた山本義隆という先生は、安田講堂事件のときに全共闘の議長をやっていた人だそうだ。

  にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ←物理は抽象的な世界と現実世界が結びつくところがおもしろいと思う

なんかむちゃくちゃ優秀そうな人だったけど、それなのに(^^;; 駿台で物理を教えてくださっていたのはそんないきさつ(←フォーマルな職につきにくい)もあったのだろうか?? ま、それは知らないけど、とにかく私にとっては非常にラッキーな体験で、生涯で数えるくらいしかない、忘れられない授業のひとつになった。

印象に残っている教えのひとつは「答えを観賞する」ということ。

とにかく、大学受験の物理でややこしいところになると、計算がハンパなく長くて、山本先生がガシガシと黒板に書き付けていくと、全体埋まってしまうとかザラにあった。そんだけ計算していくと、さすがに間違えたりすることもあるわけで…人間だからね…でも、計算が終わって出た答えをよく見ると。

mじゃなくてm二乗じゃないとおかしい!!
とか、
ここはマイナスがつくでしょ
とか、気がつくことがけっこうあるのだ。

つまり、計算をしているときはそこのミクロなステップに没入しているとしても(前回書いた「計算ミス対策」は、そこでもうひとつの視点を持つ、って話だったけど)、終わったら「一歩下がって」観賞する。

・次元は合っているか?? (何をかけて何で割ってあるかが、単位と合っているか)
・mやhなどの変数が、大きくなったらどうなる?? 小さくなったらどうなる??

とかね。計算の結果と、自分の頭の中にある物理世界と照らし合わせて、つじつまが合っているかを検証する。先生は、

変なところがあったらエイヤと直してしまえ(マイナスをつけとくとか)」
とまで言ってた(^^;;

まぁこれは物理の話だけど。算数、数学でももちろん同じ。答えをちゃんと観賞すれば、
・オイなんで最初より小さくなってんだ
・水混ぜたのになんで食塩水濃度が濃くなってんだ(-_-;;
とか、つっこみどころはあるはずなのだ。ときどき、単純なミスで途方もない違い(桁が違うとか、プラマイ逆とか)を子どもの答案に見つけると脱力する。「んなわけあるかーっ!!」とどなりたくもなろうというものだ。もちろん、「観賞」はけっこう人によってうまい下手があるもので、精度の悪い「観賞」しかできないこともあるだろうけど、やらなきゃうまくならないからね。

ラフなグラフを描いて「なんとなくこんなもんだろ」というのもよい合わせ方だけど。そういうのを、いかにタイムロスなくやれるかというのはね…修行しなくちゃしょうがないけど。

駿台を「卒業」するときに山本先生にサインしてもらった↓
f0185839_13421699.jpg

要するに、ウンウンうなって計算するところがいちばん大事で…それから、出た答えを観賞すべし。

私にとっては、物理の先生って二人いて、
一人目はピアノの先生のだんなさん(「革表紙のノートと万年筆」参照)。頭の中の「物理世界」を作ってくれた人。
二人目が山本先生。「物理世界」を記述する数式の世界を構築し、頭の中の「物理世界」と結びつけてくれた人。
だからどっちもとっても大切な財産。

…あ、なんの話だっけ…計算ミスね。頭の基本的な回転速度と精度って、やっぱり生まれつきのものが大きいと思うし、年取ると悪くなる一方だけど、「もうひとつの視点」とか「答えの観賞」というのはやればうまくなるよね。誰でも、いつからでも。まずはやってみよー!!

にほんブログ村 中学受験 ←ランキング参加しています。

by an-dan-te | 2010-11-27 13:52 | 中学受験 | Comments(2)

モノで釣るのはよくないとは思うが   

先日の、「範囲の勉強をした」塾テストの結果ですが…

  にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ←いまでもグミ好きのこじろう、グミ好き二代目のはなひめ

グミ代ゲット~(^-^)v

グミ代というのはですね。こじろうが受験中に、成績が取り決め以上だったら次回テストの日に100円もらえて、休み時間とかにちょい食べするための「グミ」が買えるという、我が家では伝統ある「ごほうびにんじん」のたぐいです。同じく「グミ」好きのはなひめに受け継がれました。こじろうのときの取り決めの基準は、ちょっとはっきり覚えてないんだけど、カリテなら評価8以上、センターなら63以上とか決めていたかな??

本人的に、「ちゃんとやれば」だいたいもらえて、「ちゃんとやらなかったら」もらえないというあたりに設定するのが難しいところ。

ま、「グミ代」ですからね。ゲット率が5割を超えても別に破産はしませんが(^^;; 手抜きしてももらえるようだとつまらないので。

はなひめの場合、前半のときに「範囲の勉強をしてない」のが基準だったもんでかなり低めに設定してしまい、とりあえず範囲の勉強をしておけば、そんなに「ちゃんと」じゃなくても十分もらえるくらいになってます。ちょっと失敗したかも。

はなひめの場合は、テストとテストの間が長いので、100円を渡すのは「次回テスト」じゃなくて、「結果が出たら」となってます。昨日、塾に行く前に渡したら、自腹で200円を足してゴージャスに「サンドイッチ」を買って休み時間に食べたらしく、ほくほく(^-^)で帰ってきました。

ま、こんなに喜んでいただけるんならよろしいです。あと二回だしね。

ところで、土曜にやったテストが木曜に塾に行っても帰ってこない塾なので、採点済みの解答用紙はまだ手元にないから確実なことはいえませんが、Web上に見えている点数から推測すると、国語で四択問題ひとつ分が、正しいはずのところバツになってます。私が解答を見て丸付けしたときになにげに×つけて直しをしようとしたら、「えーとこれはね…(解説しようとしてしばし読む母)…これはいいや。あってる」。ということで、ものすごいわかりやすい簡単な問題なのですが解答が間違ってました。解説はまともなことが書いてあったので単なる印刷ミスだと思いますけど。

採点してたら気づくだろと思ってほっておいたのですが、ひょっとしてまだ気づいてないのか!? いちおう昨日、塾にメールはした…もっとも、誰も(ある程度の点を取っている子は)間違えてない問題だと思うから、訂正してもらってもいっせいに点が上がるだけで、順位は変わらないとかじゃないかな。

今の塾のテスト結果は、クラスにも席順にもなんの影響もなく、ただ我が家的「グミ代」というゆるすぎる基準があるだけだから、少々の採点ミスがあろうがほとんど気にならない状況。このまま気楽なぬるま湯生活はあと二ヶ月ちょっとか…

にほんブログ村 中学受験 ←ランキング参加しています。

by an-dan-te | 2010-11-26 13:24 | 中学受験 | Comments(2)

中受と高受を偏差値で比べたって   

はなひめがチャレンジテストを受けている間、当然親向けの説明会もやっていたのだけど、先月聞いたからもういいやと思って、買い物しに行ってた。

  にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ←偏差値の意味がわかってないみたいなパンフ

でも資料はもらって帰ってきて…だいたいは前回もらったのだったけど、ひとつ見た覚えのない「学習環境レポート」という資料が入っていた。要するに、学習指導要領で授業時間が増えるって言ってるけど、昔よりは少ないし、私立と公立の格差も大きいとか、「やっぱ私立っしょ」的な宣伝パンフなんだけど、「中学受験と高校受験どっちがいいの?」というページに、こんな表があった。

f0185839_2042162.jpg


タイトルは、「中学入試 vs. 高校入試 [偏差値比較]」というもので、中学入試と高校入試が両方ある私立の偏差値を並べて、差がいくつとか言っているのだ。たとえば、早稲田実業は中学受験だと、64、高校入試だと76でその差12(!!)とかね。それで、「偏差値で比較した場合にも高校入試の難度が大きく上回っています。」とまとめられている。

ちょっとちょっと、どういう集団のなんの偏差値よ、と思いますよね!? 思ってよく見ると、ち~ぃさい字で
「中学入試偏差値は日能研R4偏差値(2010年結果/合格可能性80%のもの)」
「高校入試偏差値は、晶文社「高校受験案内」掲載の都標準偏差値で合格可能性80%のもの」
とある。なんだ、都標準だって、そりゃ高めに出るわな。市進の偏差値とかだったら、比較的まじめに勉強してる層が多くいるから、ここまで高くは出ない。中学受験でだって、たとえば日能研のと、首都圏模試のと、サピのとはそれぞれ違う。

ときどき、ネットの掲示板とかなら、偏差値の数字だけ比べて、「やっぱり高校から入るほうが難しいでしょうか?」なんて書き込みは見たことあるけど、そして「集団がまるで違う偏差値持ってきて何いってんだ。アタマ悪いなぁ」と思ってたけど、それとまったく同レベルの主張を、きれいに印刷されたパンフレット上に載せてるのはだいぶ恥ずかしいぞ。

と思って、パンフレットの発行元表示を確かめようとすると…ない(-_-;; 日能研のシステム説明とかのパンフレットならもちろん、ひとつひとつの表紙や裏表紙に「日能研」という文字やホームページアドレスなんかが載っているが、これにはなんにもない。日能研以外の発行元も書かれていない。これじゃ「角のパン屋のおじさんがこう言ってた」というのより重みがないよ(^^;; どういう位置づけで出してる資料なんだろう??

しかし、仮にこんな雑駁な…というより真っ赤な嘘の比較じゃなくて、まじめに考えたとしても、何を持ってして中学受験と高校受験の難易度が「同じ」と判定するのか、定義のしようもないことは確かだけどね(*)。もっと言えば、「やさしくなる」なら高校受験にしようとか、そういうもんでもないと思うし。

このようにツッコミどころ満載だが、まぁとりあえず脇に置いて、相対的な比較をするならおもしろいかもしれない。つまり、上で早稲田実業がプラス12と書いたけれども、プラス十数ポイントという学校がまぁ多い。つまり、ものすごい乱暴にまとめれば、「(中学受験の)日能研偏差値」と「(高校受験の)都標準偏差値」を比較すると、プラス十いくつくらいがだいたい「相場」かと。30とか上がる学校(桐蔭など)、あるいは3しか上がらない学校(本郷など)というのは、比較的、高校から入りにくい学校、あるいは入りやすい学校ということならいえるかもしれない(**)。

まぁ、だから何なのかというとよくわからないけれど、もし受験したいと思っている中学について、この値が突出して高いとか、あるいは逆に低いということであれば、それが何によるものなのか確認することは、学校の特徴のひとつを知ることになるかも。

----

(*)私の知る限り、プラス12と出ている早稲田実業はわりと、相対的な位置が中学と高校で同じくらいといってもいいような気がするけど、桐朋だったら(プラス14と出てるけど)高校のほうが入りやすいと思う。倍率が限界くらいまで低いと、もちろん実力が足りなくて受けたらダメだけど、だいたい足りていればあんまり落ちない…中学くらいの倍率があると、当日の調子によっても落ちるという感じがする。

でも、桐朋だったら高校から入ればいいやとは決して思わない(^^;; 六年間続けて過ごせることの価値は大きいと思うから。

さらにいうと、中学受験における私立中の位置と、高校受験における私立高の位置はずいぶん違う。中学から入るA中学と、高校から入るA高校との比較で、中学受験か高校受験かを考えるというのはほとんど考えられない。

(**)開成はプラス6となっているが(72→78)、これは高校からのほうがやさしいのではなくて、偏差値という数字の出し方からいって限界というかサチってるだけ。っつか78ってなんじゃこりゃ。

にほんブログ村 中学受験 ←ランキング参加しています。

by an-dan-te | 2010-11-25 16:43 | 中学受験 | Comments(2)

上がって下がってMクラス   

昨日受けたチャレンジテスト。目標はずばり、Mクラス基準。

  にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ←こじろうが、心のライバル!?

前回の無料テストは算数があんまりだったので、あれで終わっちゃ気分が悪いだろうし、というのが母の考え。でもむしろ、はなひめ自身は、こじろうがMクラススタートだったというのが気になるらしい。

日能研に向かいながら、はなひめに「戦略」を授けていた私。

「こないだのテストは、算数でずいぶん簡単なところ間違えてもったいなかったよねー。
Mクラス基準聞いたら、あとちょっとだったから、あの分くらいをちゃんと取れれば大丈夫だよ。
最後のほうに、なんか見たことない問題が出ると思うけど、こないだのも別によく読んだら難しくなかったじゃない?? はなちゃんは、問題読めるんだから、落ち着いて時間かければ解けると思うけど、時間があったらでいいよ。
とにかく、簡単なところをきちっと合わせて!! 計算は速く、正確に!!
…それだけでいいよ。国語はちゃんとできてたからね。前みたいにやって」

つまり、まぁ戦略といっても、「簡単なところをちゃんと取れ」というだけなのだが。

でも、言った甲斐はあった。昨日、持ち帰ったはなひめの解答用紙を見ると…

指令どおり、最後の問題(□5の(4))を残して、取れるところを確実に取っている。これはなかなかいい点出たよ(^-^) ところが、国語が…あれま。これじゃ、上がって下がって同じか??

点数から推測すると、前回の国語と同じかややよい算数、前回の算数と同じくらいの国語。
この「ややよい」のところ次第だな。

と、思っていたところ、めでたく、「入会クラス 5M1」となっていた。
よかった、これで気分よく始められるよ…
(実際に入るのは、A3でもM1でも好きなほうにしてよいとはなひめに言ってある)

偏差値で見ると、算数がぐっとひっぱって、二科目では前回より3ポイントアップ。
はなひめの国語大コケはめずらしい。中身をまだよく見てないけど、ちょっとどうにかしないと(-_-;;

それにしても、これから先、ずっとこうやって、「そのころのこじろう」との比較が気になるってことか?? 同じ塾、同じ教室。それって、いいんだか悪いんだか…

にほんブログ村 中学受験 ←ランキング参加しています。

by an-dan-te | 2010-11-24 20:55 | 中学受験 | Comments(12)

またろうの「バカ日本地図」   

またろうといっしょに高専ロボコン全国大会を見ているとき、「和歌山高専が優勝すると『キ…』地区で初の優勝ということになります」というアナウンスがあった。

  にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ←「バカ日本地図」を知らない人は、ぐぐってみてね

もちろこんこの「キ…」はよく聞こえなかったとしても「近畿」なのではあるが、またろうはそこを聞き違えて「九州初だって」などという。和歌山が九州にあるかっ!!(-_-# 「あ、間違えた。四国、だっけ??」ち、がーう。

またろうの頭の中の「バカ地図」は相当なことになってるらしい…

昨日の夕食時にその話題になり、またろうに「九州にある都道府県は?」などとクイズを出してみると、「長崎、大分、宮城…」えーっ、みやぎー?? 「あ、間違えた、みやーざきか??」一同、ほっ。

そこから、「熊本、鹿児島、佐賀」…止まった。なかなかいい線だが、足りてない。こじろうと、はなひめが、じれてもだえている。「はい、はなひめさん」「福岡!!」

そこから四国にいくと、「愛媛、香川」は出てきたがそこまで。中国は「山口、鳥取、島根、広島、岡山」。時間はかかったけど、揃った~でもなんでその順番で出てきたんだろう。「またろう、鳥取と島根はどっちがどっち??」と聞いてみると…

「えーと、鳥取が、北!?」…一同、崩れ落ちる。

いやー私、正直に告白しますと、子どもの中学受験の面倒を見る前は島根と鳥取がわからなくなってました(^^;; けど、「どっちがどっちか」だよ!? 決して、南北には並ばない<(^-^)>
#いばるとこじゃないけど

中学受験をするか、高校受験をするか、まぁどっちにしろどこかではまじめに勉強してみたら、ということではあるのだが。中学受験というのは、選びようなく広範囲の知識と理解を、とりあえずひととおり、ボコ穴なく(いや、多少の穴はありますが)という機会としては、かなりよく機能しているかなと思う。

またろうの場合、小学校中学校あたりは耳からの情報をかなりスルーするタイプで、中学受験はせず、高校受験でも社会はなく、ということになるとこの方面の知識の欠落はえらいことになっている。どのみち、知識とか暗記なんてものは、ザルに乗せた砂のごとくサーッと落ちてしまうものだけど、その砂をとりあえず乗せる土台となるザルの「目」がいちおうあるか、骨組みしかないか、輪っかしかないかくらいの違いはある。

ザルくらいあれば、勉強と関係ないシーンでもいろんなことを見聞きして、社会常識という面からは補強されてくるものだ。社会めちゃくちゃ苦手の母だって、さすがに大人になったら知っている部分というものはずいぶん蓄積されているものだし、メモチェ程度でけっつまづいていたこじろうだって、都道府県は忘れていないし(高松・松江・松山あたりはごっちゃになったとしても)、その他「きちんと」は覚えてなくても「感触として」覚えていていろんな話が通じる。ニュースを聞けば興味を持って理解できる。

またろうはちょっとその分、置き忘れてきちゃったものがあるかなぁと…何も中学受験の密度でやらなくてもいいけど、そこそこは欲しかったような気がする。でもそこそこをこれから自力で補うかっていうと、なかなかねぇ。

一番の「ボコ穴」は社会だけど、数学を見ていても(またろうの得意科目は数学で、たぶんこじろうよりははるかにできる)ときどき、へぇ?? そういうところは抜けているんだ、と思うことがある。コテコテのパズル的中学受験をくぐりぬけてきた人なら誰でも知ってる、特殊算的考え方や、図形のちょっとしたコツ関連とかね。公文でもそういうことはやらないし。

社会がボコ穴になったことは、もう抜きがたくまたろうの個性の一部になっちゃってるし、でも受験算数がなかったことはどういう影響があるか、もっと微妙なのでよくわからない。とにかく、人生のひとつくっきりした分かれ目だったことは確か。中学受験勉強をしたのか、しないのか。

にほんブログ村 中学受験 ←ランキング参加しています。

by an-dan-te | 2010-11-23 09:07 | 中学受験 | Comments(8)

塾テストでカンニング   

塾の月例テストのあと、はなひめがいうには、

  にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ←びっくりしました(o_o)

「算数のときカンニングされて、隠したりしてたら時間が足りなくなった」だって。

え??(o_o) と思ってはなひめの解答用紙を見ると、確かに前から順に130点分くらいまで(150点満点)きれいに埋まっていて、そのあとがやってなかったけど、はなひめの算数が「遅め」なのは今に始まったことじゃないし、点数も相場程度なので、特に疑問に思わなかった。まぁだから、残りほんのちょっとくらいの時間だったのだろうけど。

「うん、テストの最後のほうだった。前にいた子がぐるっと後ろを向いて、写そうとしてたの」

なんだそりゃ(-_-;; カンニングとも呼べないくらい、やってることがおおらかすぎるぞ。っていうか、監督の先生は何て??

「監督の先生はいるんだけど、終わりに来てテスト集めるくらいで、教室にはいないことが多い」…んんん?? そういうものなのか??

こじろうが日能研に通っていた二年間、カンニングをしたのもされたのも、その噂すらなかったよ。なんでそんな…クラス分けもない塾のテスト、しかも四年生で、あまり動機もなさそうだけどねぇ。むしろ、ふだんの演習をしてるときの延長で、いくつになった?? 見せて、みたいな幼いノリだったんだろうか。

はなひめにはなんと言ったもんだろうかとちょっと迷って、
「カンニングは、絶対しちゃいけないし、意図的にさせるのも絶対ダメだけど、相手が勝手にカンニングしてきた場合は、気にせず試験を続行してかまわないよ。仮にその子がいくつか写して点数が上がったとしても、何の得もしていないしはなちゃんは何の損もしていない。だから、今回動揺しちゃったのはしかたないけど動揺しなくていいんだよ、ぜんぜん」
…我ながら何いってるかわけわからん。

「今行ってるところは小規模塾で、つまりいっぺんに受ける人数も少なくて、先生を監督に張り付けておけないのかもしれないけど、これから行く日能研ならそんなことないし。ほら、コスト計算すればわかるよね」
…さらにわけわからん。

ふー。予想もしない展開に、ちょっとうろたえちゃったじゃないか。はなひめは、話がわかったのかわからなかったのかわからないけど、「気にしなくていい」というところだけは伝わったらしくて、「ふーん」という感じで、話はこれで終了のモードになっている。

でも最後にいちおう、「えーとそれで、はなちゃんにとっては気にしないでOKなんだけれども、そのカンニングしたほうの子の親にとってはどうでもよくないというか、つまり勉強できなくなっちゃうからね、そういう習慣になると。だからお母さんから塾に教えてあげていいかな??」と聞くと、はなひめは、「あ、それはもう言った。私も監督の先生に言ったし、ほかの子も言ってたから」。そりゃそうか、派手な方法だからみんなに見えてたのよね(^^;;

ともかく。先日書いた「猫を追うより皿を引け」の考えでいけば、「正しいテストの受け方」が身につくように、ちゃんと監督がついてたほうがいいと思うんだけど。カンニングできちゃう(?)環境があって実際やっちまってから注意を受けるよりは。

にほんブログ村 中学受験 ←ランキング参加しています。

by an-dan-te | 2010-11-22 13:23 | 中学受験 | Comments(8)

月例テスト、やっぱり範囲を勉強しないとね   

はなひめの中学受験ライフ、ここまでのまとめ:

  にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ←なんか一ヶ月ってすぐに経っちゃう

Step1: (塾通いなしで)月例テストだけ

Step2: 算理のみ塾通い

Step3: 国社も個別でプラス

Step4: 公文をやめ、家でも塾教材の勉強をするようになった(算国)

Step5: 理社を「赤ファイル」に入れるの入れないのという攻防 ←いまここ

というわけで徐々に「話が近くなってきた」とは思う。

Step1からStep4まで、社会は一貫して「平均点に届かず」。理科は、暗記系はNG、理解系はまずまずで、要するに、家で暗記をやらずに暗記物を人並みにすることはできないという当たり前すぎる結果なのだけれども。

私はこのまま四年生の間は放置を決め込むのもありかと思っていたが、本人があまりにも「暗記は苦手」というセルフイメージを固めてしまいそうだったので、それを崩すべく、範囲の勉強をしてテストに臨んだのが九月。

それでこれまでとは別人のような点数を取ったのはすばらしかったんだけど、十月分は、いろんな学校の文化祭に行ったりするのにかまけていて母は範囲を確かめることもせず、夏前にまったくやっていなかった空白地帯からの穴埋めしかしてない→また地に落ちる、という結果になってしまった。

しかし、二月から日能研に転塾するとなると、残りのテストは11月、12月、1月の3回。こじろうがこの塾のテストでお世話になっていたときは、最後までぶっちぎりで「偏差値30」の世界を構築していた(算数とかたまに平均点にいくこと「も」あった)のだけど、今回は授業でもお世話になっているのにそれはないでしょう~

…残り三回くらいはまともな点数を取れるところを示したらどうだろうか。

それに、範囲のテスト勉強をするという練習をしないと、日能研に入ったときにギャップがでかすぎるからね。

だから、今回は、赤ファイルに「塾カリキュラム進行に合わせた」内容を入れるように心がけた。ただし、それで算数と国語の漢字・語句はまぁまぁ範囲をカバーできるんだけど、理科と社会はまず、やれる曜日が限られていること(塾やバレーボールがある日はやらない)、それに、

一ヶ月のうち、
・最初のあたりにやったものは忘れてしまうし
・最後のあたりにやったものは間に合ってないし(^^;;
という状態になってしまう。

でも、これってみんなそうだよね?? うちだけ??

勉強進行の理想をいえば、範囲が1~4あるとして、前半の期間で1~4をいっぺん回しておいて、その後ペースを上げて暗記を一周、さらに直前に暗記チェック、といったところだろうか。でも、塾の授業が済んでからとりかからないと、手間ばかりかかってしょうがないのでそんな組み立てにはしにくい。

昨日、テストから帰ってきたはなひめは、問題・解答・自分の解答用紙を束にして、何もいわずに母に渡してくれた。つまりは「まともにできた」感触があったということだね(^^)

確かに、範囲のテスト勉強をしてないのに比べて、いや比較にならないくらいまともな点数が取れているのは確か。だって100点満点に見えるもん(爆) でも、範囲のテスト勉強をした人の中でまともかどうかはよくわからないな。

理科は、暗記分野がなかったこともあって、勉強一巡であんまり問題ないようだけど。社会は前半にやった九州が抜けてて、最近やった中国四国あたりはわりといい感じ。直前も直前、実験教室へ行く往復でリマインドした「い草(熊本)」と「マスカット(岡山)」はOK。

テストあと二回、ちゃんと範囲をがんばろう!!

にほんブログ村 中学受験 ←ランキング参加しています。

by an-dan-te | 2010-11-21 09:24 | 中学受験 | Comments(0)