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モチベーションの保ち方(アクセスラボ最新記事のお知らせ)   

「あの中学に合格したい」→「それには成績をもっと上げないと」→「毎日こつこつ勉強する」なんて、ストレートにつながる小学生がいたらびっくりしちゃうよね。

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あ、稀にはいるらしいんですよ。たとえば、スポーツなり音楽なり別ジャンルで既に、「コツコツ積み重ね」→「上達」→「大きな成果」というような強い体験を積み重ねてきた子とか。だから、幼少のころから親のお膳立てでさんすうこくごのドリルをこなしてきたような子よりむしろ、ハードな習い事に熱中してぶいぶい言わせてた子のほうが、中学受験に切り替わったときにモチベーション高く勉強をこなせる子になるかもね。

もちろん、うちの子たちはそうじゃなかったんですけど…

その場合はどうすればいいかっていうと、まぁやれるようにやればいいってことですが、中学受験が
「コツコツ積み重ね」→「上達」→「大きな成果」
の初体験になるわけで、これはこれでとても素敵なことですね。

でも、じゃあ、そもそもどうやって「コツコツ積み重ね」のところからやる気にさせるかって話が、アクセスラボ記事
「モチベーションの保ち方」
で、読み返してみると我ながらこれまでの繰り返しのような気もする、っていうか、使いまわし(コピペ)したわけじゃなくて新たに書いてますけど、大事なことに戻ってきちゃったみたいな。

そう、結局、長々長々ブログその他書き続けてきましたけど、一番大切なことは、
「勉強のやる気は勉強から生まれる」
そして、その結果生まれる「やる気量」みたいなのがその子のキャパであって、
そこに無理なく盛れる分の勉強をして、行けるところが似合いの学校。

それ以上のことは何もないです。

一番大切なことは書ききったので、アクセスラボ連載も終わりです。

中学受験が済んだときに、
「勉強って楽しいよね」
って思っていてほしいです。つまり、ナントカ中学合格が大きなモチベーションになるのはもちろんいいのですが、話はそれで終わりじゃないですからね。

「○○中学合格」が目的としてあって始めた中学受験生活。なかなか勉強のやる気が出ないなか
「勉強のやる気は勉強から生まれる」方式、ボトムアップでやる気を組み上げていき
結果、合格することで
「コツコツ積み重ね」→「上達」→「大きな成果」の道筋がとおる。
これが、人生この先、自分で「やる気を出す」ときの原動力になるわけですね。

そして、「勉強をする」こと、つまり今まで知らなかったことを知り、わからなかったことがわかり、バラバラに知っていたことが有機的につながっていくのが楽しい。学ぶことで、考えることも表現することも、より自由になる。

「勉強のやる気は勉強から生まれる」
がさらに豊かになっていく。

そうやって、上から下から、自分のやりたいこと、やるべきことに向かっていけるようになるのが中学受験の理想です。

現実問題、細かくいうといろいろあるけど(レポート提出遅れとか…)
大きくいえばまぁ理想に近づいたという感じがあれば上出来。

子どもの数だけ「やってよかった中学受験」がありますように。

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by an-dan-te | 2016-09-07 08:14 | 中学受験 | Comments(2)

Commented by maru at 2016-09-13 18:44 x
ブログいつも楽しみにしています。
以前何回かコメントしたことがある6年男子の母です。

先ほど、勉強への態度に注意したことから息子と言い合いになり、怒り泣きされながらも、なんとか塾に送り出しました。
で、私も気持ちを落ち着けるためにいろんなネット記事をみていて、アンダンテ様のアクセスラボ記事、再読しました。
「下から押し上げるモチベーション」、、、最近、欠けていたなと思いました。入試が現実味を帯びてきて、親はいつまでに何をという考え方で話しますが、息子はまるで響いておらず、私の空回りの日々、、、。
アンダンテ様のおっしゃるとおり、何度も繰り返されているお話なんですけど、現にこの記事も私は何日か前に読んでいるのですけど、受け取る側の心理によって随分と納得度はちがうものですね。なので、ブログでは引き続きよろしくお願いいたします。
あと、夏休み前後のこじろう君のお話、興味深かったです。もっと、すんなりというか淡々としたというか、スムーズな受験生活を想像していましたので。でも、うまく切り替えさせることができてるところがアンダンテ様だな、、、と感心しました。
私は、夏休みだけで早くも精神的に疲れてきていてます。塾に面談も考えていますが、過去に効果的な面談ができていなくて、、、自分の悩みのポイントがわかっていないからでしょうかね。
Commented by an-dan-te at 2016-09-15 22:22
maruさん、
大人がトップから刻んでいつまでにどう、って考えるのは当たり前のことですよね。ただそれをそのまま子どもに伝えてもまるで響かない…

子どもにとっても、別に勉強しないのだけが楽というわけでもないんです。やらなきゃという気持ちもないわけではなくて…でも、そのやる気は大人のリクツでは組み立てられないんですよね。

こじろうがぐだくだになったあと、立ち直ったのは私が「切り替えさせた」という美しい話でもないんで(^^;;

ちょっとそのへんの話も書こうかな(役には立たないと思うけど)

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