答案用紙をヨムとわかること   

またろうとこじろうは、同じ親から生まれて同じ家、同じ保育園で育ったのにまったく違う「人種」なのですが、それはたとえば答案用紙を比べてもわかります。

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比べるといってもまたろうは中学受験をしていないので日能研答案では比べられませんが、同様のテストを受けたものとして、中三時の市進テスト(高校受験用。こじろうは受験しないけど英語単科で通っていた)があります。

またろうもこじろうも数学が一番得意なのは同じで、最高記録の偏差値(中学受験ではあまりお目にかからない80台)もほぼ同じなのですが、答案用紙の「模様」が激しく異なります。

市進のテストは、基礎的な問題から超絶難しい問題まで、およそ前から順に並んでいました。またろうの答案は、簡単な問題からランダムに(?)ぽろぽろとミスをしつつ、でも空間図形を切ってどうのこうの(あまりややこしくて私は見る気もしませんでしたがよしぞうは挑戦して間違えました)というやたら難しい問題は正解。

一方、こじろうの答案は、前のほうからぴっちりノーミスクリアしていき、最も難しい大問ひとつ(ラス前)をさくっと飛ばし、そこまでではない大問(ラスト)のカッコ2までは解くという隙のないテスト戦略。

テスト巧者なのはこじろうだし、たぶん本当の意味で数学が得意なのはまたろうで、中身まったく別人なのですが、結果の数字だけ見るとほぼ同じ。

ちなみに、こじろうとはなひめの答案の模様を今度は日能研のテストで比べるとすると、これまた最高偏差値に関してはほぼ同じ(平均はこじろうのほうが上)、得意科目が違いますが(…ご存知のとおり)、模様もずいぶん違います。

自分の取りやすいところを全体から拾ってきっちり押さえるこじろうスタイル、
丁寧に解いていって(前からほぼマル)…途中でタイムアップ、以下空白のはなひめスタイル(-_-#

「こじろうスタイル」で集中的に白くなってるのは「記述問題」という感じ。

ま、ともかく、それぞれの「脳みそのカタチ」に合わせて答案の模様も様々。

こうした模様をよく観察すれば、これからどういう勉強をしたらよいかもわかりやすいですし、
調子を崩した場合も、何がまずいのかを速やかに発見することができるでしょう。

中学受験で、親ができるサポートは何なのか、人によって考え方はずいぶん異なると思いますが、
できあがった答案の模様を「ヨム」というのは、
もし親がある程度中身に関わる気持ちがあるならば、何より第一にやってみるべきことといえるでしょう。
(別に親自身がその問題を解けなくても大丈夫)

前に書いたことがありますが、
--------
成績急落は、勉強不足ではなく心が折れているサインのことが多い。
勉強を足すことでなく引くことを考えるのが吉。
--------

これも、単に「急落」ということでなく、模様をヨムことでもう少しはっきりしたことがわかるはずです。

たとえば、六年のかなりどん詰まりに来てこじろうの国語が「がたっと」来たことがありましたが、これは、模様を見ると、
「黒くなっている」
つまり、これまで完全無視だった記述にチャレンジしてみて、あさってではなく明日くらいの答案が書けているがまだ点にはなっていない、そしてそれで時間と集中力が取られてこれまで取れていた部分まで手が回らなかったということがわかりました。

スタイルを変えるときは突然がたっと来ることもありますね。だから別に心が折れているとか何かまずいことが起こっているというわけでもないのですけど(しかし本番にがたっと来ても困りますけど)。


先日、書店でふと目に入って衝動買いした本には、いわゆる「心が折れた」状態のときの答案の「模様」について詳しく書いてありました。(つづく)

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by an-dan-te | 2016-02-11 23:18 | 中学受験 | Comments(2)

Commented by モデラート at 2016-02-12 12:07 x
我が家のテスト巧者は娘です。その反対は兄ちゃん。。。

まず、国語ならできる問題からサクサク解いていき、時間がかかりそうな問題(記述)は後回し。最後まで一通り終わったところで(ここまででだいたい残り20分)未回答の問題に取り組むそうです。長文のときは設問から読んでるようです。教えてないけどテクニックも時間配分も申し分なく、点数もなかなか。
算数も手堅くとるべきところを正解。
ときどきウルトラCで難問を正解します。(解き方は原始的!)
ただ、メンタルの影響が大きく、塾に行くまでにちっちゃなトラブルにみまわれたとか、私とけんかしてから出かけたとか、トイレを我慢していたとか、などなど、そんなときはドボン!!がおきます。

兄ちゃんはもうとにかく緊張しいなので、間違えなくてよい計算問題を間違えたり(数字が2だったのが途中で3に変身したりする。)、飛ばしたはずの問題を忘れて、解答欄がずれるとか、難問に時間かけすぎてとるべき問題が真っ白とか。。。
ほんとにこの人よく私立中に受かったと思えるほどひどいです。


Commented by an-dan-te at 2016-02-13 07:43
モデラートさん、
私もテスト巧者だったので(^^)
時間配分して最大限の点数を搾り取ることは自明のことだったんですが、
それができない子ってのがいることがそりゃもう衝撃でした。もったいないー

テスト前の喧嘩はダメなんですね(^^;;

お兄さんのほうの特徴は、またろうにそっくりですけど、でもきっとまたろうとは違うタイプでしょうね。またろうは…緊張してるからそうなるのではなくて、家ではもっと注意散漫で、テストの場ではましなのですがそれでもダメだって話なので(笑)

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