ジェットコースターな偏差値をとる子の結末   

ジェットコースターってのは、こう、カタンカタンカタン…と上がってきたかと思うと、ゴゴゴゴーッと急降下してキャーッとなる、そのようなスリルを楽しむ永遠に人気のアトラクションですね。

  にほんブログ村 受験ブログ 中学受験終了組(本人・親)へ←フリーフォールは嫌
はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと ←アマゾン
*「なか見!」機能で「立ち読み」できます♪

はい、アトラクションとしてはいいんです…

けど、模試偏差値の変動のたとえとして、「ジェットコースター」が頭に浮かぶようでは、親の気持ちは休まりません。

我が家の子どもたちの「ジェットコースター度」はこんな感じ:
またろう>はなひめ>>こじろう

こじろうは、六年生になってからの模試で
最高偏差値は、年間平均+2
最低偏差値は、年間平均-3
ということで、たいへんヨミやすい結果を出していました。幅は「5ポイント」ですね。
(過去記事: アップダウンと科目間格差 -こじろうの場合)

はなひめは、教室内の席順を、最前列から最後列まで行き来して、クラス男子に「おまえ、激しいな」といわれたくらいの実績の持ち主です(-_-;; 六年生になってからの模試で、最高偏差値と最低偏差値の差は、「11ポイント」。しかも、最低を取ったのは、最終回です。12月23日。ジェットコースターというよりは、気分はバンジージャンプです。

一般的にいって、安定した偏差値を出せる条件というのは、科目間格差が少なく、基礎の穴が少ないことでしょうね。でもその面からいえば、うちでははなひめのほうがこじろうよりずっとマシなんです。

こじろうは最後まで、算数と国語の格差が巨大な状態でしたし、理解のあり方も独特で、過去問を解いても、取れる学校と取れない学校の差がめちゃ大きかったのです。実力のムラという意味では、こじろうのほうがずっと不安定要因を抱えていたはずです。

ではこじろうの何が安定していたかというと、テストで発揮する集中力です。テストではいい点を取りたいと強く思い(できれば勉強しないでいい点を取りたい-笑)、それぞれの問題の得点可能性を素早く見分け、自分の実力と、テスト時間の制約から最大の得点を搾り取る。要はテスト巧者。

一方、またろうとかはなひめとかは、集中できるかどうかが「でたとこ勝負」なんですね。自分でもよくわからない。

これは「体質」なんでそう簡単には変わりません。親のできることは、せいぜい「最低」の結果を出す日でも合格できる学校を用意してやることくらいでしょうか。

もちろん私も、またろうやはなひめがサイアクの集中力だった日でも合格できるような学校で、それでいてちゃんと充実した学校生活が送れそうなところを必死で探しました。ほかの「ジェットコースター息子(←しばしば息子)」をもった母たちも、同じく上から下まで幅広く駆けずり回る羽目になりましたけど…

こういう、集中力に難がある子って、年間平均より「真の(?)」実力は上だし、本番は模試よりずっと集中できたりするので、案外悪い結果を聞きません。念には念を入れて選んだ、「サイアクの集中力だった日でも合格できるような学校」しか行けなかったってことはあまりないもののようです。

はなひめの場合、「遅刻しそうになって焦った」とかそういう「アドレナリンが出る」状況になるとよい成績を出す傾向がありました。さらに、外部会場で模試を受けることになる六年生後半、明らかに会場の学校によって結果が激しく上下していました。第一志望の学校から、第二志望、第三志望、押さえ校候補と四つの会場で公開模試を受けましたが偏差値はキレイに志望順(笑) とりわけ第一志望校での出来栄えは素晴らしく、

「あーーーもーーーわかりましたから2/1には本気出してください」って感じ。
実際、2/1の再現答案してみたら「誰?? これ」というくらい冴えた出来でした。

だから集中力欠如的ジェットコースターな子はきっとなんとかなります。ただし、基礎の穴だらけによる不安定な場合はちょっと話が違います。せっせと本番まで穴埋めしましょうね。

(過去記事: 誤差というよりジェットコースターな成績をどうする)

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験終了組(本人・親)へ
にほんブログ村

にほんブログ村 中学受験終了組(本人・親) ←ランキング参加しています。
にほんブログ村 中学受験(指導・勉強法) ←こちらも参加しています。

実用書じゃないけど文句ナシのおもしろさ↓
ブログやってなかったころのこじろうの様子がちょこっと載ってます。
中学受験 叫ばせて! (地球の歩き方BOOKS) ←アマゾン
[PR]

by an-dan-te | 2015-09-05 08:48 | 中学受験 | Comments(2)

Commented by くまっ太 at 2015-09-05 21:18 x
こんちは。

腑に落ちますわ~

集中力が発揮されると、ケアレスが減ったりいつもより早く解けたりはするんですよね。

でも集中してても苦手分野や解けたことの無い問題が解けるようになるほど、集中力は万能兵器では無いという。w
Commented by an-dan-te at 2015-09-07 13:21
くまっ太さん、
集中力が発揮されるかどうかで、点数的には段違いですよ~

でも、いくら集中したって、わかってないこと・知らないことじゃ解けませんよね…

逆に言えば、ふだんぼわーってテスト解いてるときはわかってることをどれだけ失点してるのかっていうことですね。

<< 午前午後受験の体力 九月の併願面談で得た収穫 >>