本人の意思のありかを探る旅   

中学受験は、親子の二人三脚的なところはあるけど、別に親は自分が勉強するわけじゃない。いや、する人もいるけど(^^;; それで子どもの受験が成功するわけじゃない。

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親の役割って、
塾代を稼ぐこと、塾を選ぶこと、塾弁を作ること、送迎すること、
そしてたぶん、勉強のサイクルが軌道に乗るように導くことも含まれるけど、
でもそれだけじゃない。

一番大事なことは、どういう小学校生活(中学受験生活含む)を送り、どういう学校に進学するのが、いちばん本人の意思にかなうことなのかを探るってこと。

これが大幅に掛け違ってたら、努力がハナから水の泡です。

小学生のうちにしかできないことというのは、学校の授業や行事ももちろんだけど、友だちと遊ぶことや、習い事をすることや、家族との時間を過ごすことや、まーとにかく受験勉強以外にいろいろある。

そこをあえて、どのへんをどのくらいセーブして中学受験に回すのかっていうことは、究極には本人の意思で決めるべきことだと思うのです。

でもたとえば、小四や小五の子どもにその都度「本人がやりたい分だけ」勉強させたら、そりゃたいていの子は中学受験できないね(^^;; うちの二人だってまったく無理だったでしょう。

親の役割は、本人のここから先のあり方を推測して、積分的に足し合わせた、将来にわたる本人全体(?)の意思にそって現在の行動が決められるように手助けすることだと思います。

これってかなりややこしく面倒くさく曖昧な話ではあるんで…

正直なところ、ただ一つの正解があったりはしないと思うんですよね。
あとから本人が振り返って、「あのやり方でよかった」「中学受験して(今の学校に入って)よかった」と思えるようなところをいちおうの正解とするなら、正解ってたぶん結構幅広い。幅広い中の正解に当たればよくて、あとは後付けでそれを正解にしちゃえばいいと思います。

後付けというのはですね、ある学校に入って、ああこんな学校に来たくなかった、こんなところが嫌だ、あんなところが嫌だと思って過ごすのと、やったーうれしいと入学して、こんな楽しいことがあった、こんな友だちができた、と思って過ごすのとではぜんぜんその学校の価値が別物だということ。親としては本人の受け止め方が肯定的になるように、充実した学校生活が過ごせるように、雰囲気づくりや声掛けで、学校の価値に「ちょっと盛る(笑)」というのはあっていいですよね。

で、まぁ「正解」というのはそんなに狭く考える必要もないんだけれど、いちおうやれる範囲でベストを目指す、というときに、頼りになる基準というのは?

将来にわたる本人といっても、結局のところ常に現在の本人の状態(現実)から出発するということ。とにかくよく観察する。
観察するのは、たとえば普段、勉強している(させられている)ときにどんな態度か。勉強をして、おもしろさを感じている部分があるか。やったあとに充実感があるか。
説明会やら文化祭やらでその学校に行ったとき、空気に馴染んでいるかどうかは五感+第六感フルに働かせて感じとる。

もちろん、現在の状態から出発して、親の希望というかポリシーというか、よかれという方向も「盛る」のはいいんだけれど、それはほどほどにして、決してそっちがメインにならないようにする。

あと、これは一般的じゃないかもしれないけれど、ほかの子と比べるということ。我が家の場合は、あまりにもタイプの違う三人の子どもがいたから、その比較をすることですごくいろんな気づきがあって、じゃあこんなことが向いている、向いていない、という判断や推測もつきやすかったんですよね。兄弟がいなくても、周囲の子と比較して、どう違うのかというのは大きなヒントになると思います。

もっとも、比較することですぐ優劣の発想になってしまい、焦っちゃうとか妙にバイアスかかるとかいう性質の人はあんまりやらないほうがいいかも。

結果として、三人それぞれ「正解」のうちのどこかに来ているようなので、「やってよかった中学受験」です。本人の意思のありかを探ることにだいたい成功すれば、受験はおおむねそんな感じにまとまるのではないかと思います。

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by an-dan-te | 2015-08-25 13:03 | 中学受験 | Comments(0)

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