ウケてなんぼの間違い直し   

---- 5年半前、我が家の光景
今日の書き取り:
「親しい友だちと『寒談』する。」

母「意味考えて書け!! これって、あんたが『ふとんがふっとんだ』とかいって、友だちがしらーっとしてるって意味になっちゃうじゃないの!?」
子「まぁそんな感じかな? あるでしょそういうこと。」
…ないよ。。
----「中学受験 叫ばせて!!」より

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こじろうの中学受験をやってたころ、我が家では日々このような楽しい(!?)やりとりが繰り広げられていたのですが、はなひめのときはそういう「ウケ」から遠ざかった淡々としたやりとりをしていたような気がします。

性格の違いというか(はなひめは、笑われるのが極端にキライ)、
笑いのツボを押さえるセンスの差というか(はなひめの間違いは、そんなにおもしろくないことが多い)。

あえていいますが、親子でせっかく間違い直し(テストでも、ふだんの勉強でも)をするんだったら、「ウケてなんぼ」だと思うんです。つまんないよりおもしろいほうがいいし、覚えるでしょ。

先日、「模試は熱いうちに直せ!!」を書いたときにもコメントにいただいたように、間違いを指摘されると切れたり、やる気をなくしたりという子はけっこう多いでしょう。気持ちはわかります。気分はよくないものね。「(もうちょっと注意すれば、時間があれば、など)できたはずなのに!!」というのもイライラに拍車をかけます。

でも、入試本番で間違えて、その分で合格ラインから転落しちゃったら、そりゃもう悔しがってもいいけれど(というか、悔しがっても役には立たないけど)、宿題もテストも間違うためにあるんだから。つまり、間違うところを調べてるんですよね。それで、そこを改善すると、前進するわけ。

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「テストって、さやか、嫌いだなー。だって、点数が出て終わりでしょ」
「そっかなぁ。僕は点数が出てからが始まりだと思ってる。だって、できないことがわかったら、そこからできるようにすればいいだけじゃん?」
「おー、先生、前向き。すげー。じゃー、さやかはこれからいっぱいできるようになるね」
そう言うと、さやかちゃんは、カラカラと笑いました。
---- 「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」(坪田信貴)

ほら、坪田先生も同じこといってますよ。いや、誰だって同じことをいうでしょうけどね。

だから、自分の間違いをまっすぐ見つめて、そこから抵抗なく吸収していけるならそれはすごい強みなんです。この本の「さやかちゃん」は基礎学力の「き」の字もない状態で高二夏、そこから劇的ビフォー/アフターで学力を伸ばしましたが、それを支えている力のひとつが「ボケとツッコミ」なんです。

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「地動説って誰が唱えた?」
「コロンビア!」
「いや、それをいうならコロンブスだろ…しかもそれも違うし!」
----
坪田先生は生徒を「いじる」ことを常に心がけているらしいですが、特にさやかちゃんは「無知の極みのような解答を僕がいじっておもしろがった時の反応が、なぜか誇らしげで、うれしそうだった」のだそうです。「それで内心、「この子はいける」と、めちゃくちゃいじりながらの指導の日々が始まったわけです」。

変なプライドが邪魔して、間違いにキレる、目を背けるというのは大きな損なのです…ということを、本人がわかってたら話が早いんですけどね。

それと、そういう間違い直しスタイルを本人が受け入れるためには、親(先生)の側にも条件があります。それは、その子のよいところを認めていること、好きだということ、間違いに親(先生)自身がキレていなくて、修正可能なものだと思っているということがちゃんと本人に伝わっているということです。「こんな点数じゃダメだ」と見放すようなことを思っていて、ツッコミを受け入れてもらえるわけがありません。

「この子はいける」「この子はすごい」
と思っていて、キラキラ光る間違い(だって成長のモトですからね)に愛を持ってツッコミを入れてるってことが大事なんです。

最初、間違い直しに激しい抵抗を示したはなひめですが、最後はずいぶんスムーズになりましたよ。「笑い」まで到達することは少なかったですが、ちゃんと前進できるようになりました。


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by an-dan-te | 2014-03-24 12:46 | 中学受験 | Comments(2)

Commented by まねき猫 at 2014-03-24 16:18 x
目から鱗です。
ウケてなんぼ^^確かにその通りですね。

同じ直しなら面白がらせて覚えなおすのが一番だと、改めて思いました。
Commented by an-dan-te at 2014-03-26 06:19
まねき猫さん、
ネガティブより、ポジティブ。
それと、無解答より、ひねり出したトンデモ解答です。そこから前進(^^)

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