模試は熱いうちに直せ!!   

模試の直しは早いほうがいいとは思うけれど、子どもが答えをメモってこないので、というご相談をいただきました。

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模試の直しを当日に(というか、返却されないうちに)しようと思うと
・答えを問題用紙にメモってくる
・帰宅後に再現答案を作る
のいずれかということになりますが、本人がやろうと思ってくれないことにはいずれもできないわけですね。

テスト中は一分一秒が惜しいので写す時間なんかとりたくない!! …まぁその気持ちもわかります。
テストが済んだらゆっくりしたいので再現答案なんか作りたくない!! …その気持ち、めっさわかります(^^;;

ところで、なぜ急いで直しをしたいのかということですが、
そもそもなんで模試を受けるかといえば、真剣に問題を解いてみて、得点できるところ、できないところを明らかにする。そして、できないところの中から、ひとつでもふたつでも改善項目を拾っていくということですね。

うっかりしたならしたで、どういうときにうっかりしやすいのか知ってその対策を。
わかってない分野があればその穴埋めを。
時間配分がうまくなかったなら、配分作戦を立て直す。
問題が読み取れないところがあったのなら、どう考えればよかったのかを調べて、次に生かす。

そうやって具体的にしていこうと思えば、圧倒的に、「熱いうち」にやるのが得策です。
後になればなるほど、なぜ自分がこう間違えたのか!? わかんなくなります。
当日と翌日でも違います。当日と一週間後じゃほぼ別人です。
「熱いうち」であればこそ、「ここでこんなことしたのは悔しい~」という気持ちにもなります。

すぐやるのと、後日やるのを比べると、「直し」にかかる時間はむしろ延びてしまううえに、効果は減ってしまいます。お買い損です。

あと、日曜日に模試を受けたとして、その日のうちに直してしまわないと、翌日からは翌週のカリキュラムが怒涛のように押し寄せてきて、なにがなにやらわかんなくなってしまう、という現実的な問題もあります。

結局、直しをしないままほっておかれた模試なんて、受けた意味が半分以下しかないですからね。
つまり、「観測」はしたけど「改善」はしてないってことです。もったいなさすぎる。模試いっこ受けるのって、けっこう時間とりますからね。直ししない模試受けるくらいなら、家で基礎演習でもしてたほうがいいかも。

しかし、こじろうとはなひめが、ほとんどの場合「当日に直し」をしていて、この「モッタイナイ」事態を避けられていたのはなぜかといえば、日能研のDI採点システムのおかげです。答案はスキャンだけして、実物はさくっと持って帰らせてくれますから、再現答案を作る必要がないんです。

写してくるのも嫌、再現答案を作るのも嫌な「おこちゃま」が、とにもかくにもすぐに直しができる、という意味で、これはものすごく優れたシステムだといえます。

ただ、この便利なシステムがあるため、再現答案を作るスキルを育み損ねる、という面もあります。再現答案を作る時間は一見、無駄なようですが、その日のうちに再現して答え合わせから直しまでしてみると、「振り返り」がものすごく深くなります。自分が何をしたのかよくわかります。たまたま答えが当たったけれど怪しかった部分なんかもわかります。ほんとうは、DI採点利用でちゃらりと直しをするより、再現答案を作るほうがずっと優れた勉強法なんです。

DI採点なんて親切をしてくれるのは中学受験までです。高校受験、大学受験ではそんなものはないので(その上、模試の返却はやたら遅くなるので)、再現答案が作れないってことは、模試の振り返りがぬるくなっちゃうってことなんです。

そんなことをわかった上で、がんばって再現答案作ろうって気持ちになるお子さんは、要するに大人度が高いということです。少しずつ再現答案を作るようにさせようと思ったら、部分で区切って今回はここだけ、とかやってみて、効果を実感させるといいかもしれませんね(しかし、我が家での実験例はないので滅多なことはいえません)。

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by an-dan-te | 2014-03-11 13:29 | 中学受験 | Comments(9)

Commented by ゆう at 2014-03-11 14:00 x
DUALの記事と合わせていつも楽しみに拝見しております。
模試の見直し、おっしゃるとおりですよね。受験生時代の自分にも伝えたい^^; また、4年の息子についてはまさにこの点について、今から非常に心配しております。普段から、間違えることに対して非常に耐性が低く、調子よくがんばっていても1つミスをするだけ、ちょっと問題の意味が分からなくなるだけで、「答えが間違ってる! 僕は正しい!」と暴れたり、「こんな問題できるわけない!」と切れたり。温厚で、それ以外のときは穏やかで自己制御の利くほうだと思うのですが。成績は今のところ上位ですが、模試で満点など取れるはずがなく、模試を振り返ろうとすれば本人のやる気が猛烈にダウンするのは目に見えています。
すぐにいら立つ子は悔しさを感じるだけいい、と言われたこともありますが、親としてはそうも思えず・・・。アンダンテさんのご家庭ではこういうタイプのお子さんはいらっしゃいましたか。
Commented by モモ at 2014-03-11 17:22 x
記事ありがとうございました!

受けっぱなしの模試なら受けないほうがいいんだよ!と子供を説得し、振り返りを当日中に頑張ります。でも答えは全教科は写してはこないです…きっと(-_-;)
Commented at 2014-03-11 22:50 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by an-dan-te at 2014-03-12 07:01
ゆうさん、
間違えを認めるのが難しく、暴れたり切れたりする気持ちもすごくよくわかります(^^;;

いくら間違っても「あぁ間違えたね~」くらいで淡々と流してしまうまたろうより、よく切れたり言い張ったりしていたはなひめのほうがまだしもテスト向きでしたから、悔しがる気持ちがあることは確かに大切かもしれません。前へ進む原動力というか。

でも、間違いを楽しんだりする余裕があるほうが、もっと模試を活用しやすいとは思うんですよね。自分が何をどう間違えるかのコレクションは、宝物です(^^)

四年生だとまだまだこれから、間違い直しの醍醐味も体験していけると思います。模試を振り返るのがどうしてもうまくいかなければ、ふだんの演習の間違い直しでもだんだん学んでいけますよ。はなひめもそんな感じで、振り返りがスムーズにできるようになっていきました。
Commented by an-dan-te at 2014-03-12 07:03
モモさん、
「モッタイナイ」の精神をぜひ身につけてもらって…まずは、写しやすいところを写し、再現しやすいところを再現しつつ、ちょっとずつお試しください。ほとんどタイムロスなく痕跡を残せる問題ってけっこうあると思いますから。
Commented by an-dan-te at 2014-03-12 07:04
***(2014-03-11 22:50)さん、
初模試を「熱いうちに」打てたのはよかったですね(^^)
それにしても、模試返却まで二週間ですか(o_o) 長い~ほとんどどうでもよくなっちゃいそう(^^;;
Commented at 2014-03-13 22:45 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2014-03-26 23:53 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by an-dan-te at 2014-03-29 22:02
***(2014-03-26 23:53)さん、
山篭り(^^;;
でもそうそう、そんな感じで俗世に下りて、さてちょっと調子を取り戻そうか、というときの雑誌ね。

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