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大学受験昔々: 備えあれば憂いなし。   

中学受験のときの反省に立ち、まじめに「志望校対策」をしようと思った私。

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過去問はちゃんとやろう!! ということで、東大理系と早稲田理工、いずれも青本買った。ちなみに、よしぞうは青本のことを知らず「青チャートじゃなくて?」とか言ってた。青本ってのは、駿台発行の過去問集で、赤本より解説がよかったんです。

元々、駿台で通ってるコースは、そのまんま「志望校対策」みたいなものだから東大はいいとして、早稲田は自分でやらないとね。それで、自分で時間を計ってやってみますと、これが!!

すばらしい~!! ちょうど私にとってベストな難易度にピタッとつけてくれる感じで、英語も、数学も、物理化学も、隅々自信を持って解ける。特に数学が、これ以上難しくなると私には解けないという、絶妙なライン。英語は、けっこう細かいところを聞いてきて、難しいんだけど、こういうの、私は得意なのだ。

採点してみると(記述が少ないから採点は簡単だ)、模試の偏差値から予想するあたりをはるか上回り、めちゃくちゃ余裕あった。早稲田が私を呼んでいる~

でも、油断しちゃいけない、と過去の失敗から学んでいるから、どの年度もどの年度も丁寧に消化した。どの年度でもすごくいい出来だった。

ここまで気合い入れてやってるのに(第二志望)、第三志望以下は過去問集を買いもしなかった。買わなくてもせめて、本屋で立ち読みでもして一度は見るべきだったと思う。今の私ならぜったいそうする。


上智理工の入試は、特に波乱なく…でも、上智ってほら、おしゃれなキャンパスのイメージあるじゃない?? それが、理工の入試会場は全体に「むさい」感じで、男の子同士の雑談が漏れ聞こえてくるんだけど、それがぜんぜんいかしてなくて、つまんないなーと思った。いい男いないなって(カオのことではないです)。たまたまなんだけど、印象よくなかった。

慶応理工は、筆箱忘れという思い出深い入試になった。朝、行く途中ではまだ、筆箱を忘れたことに気づいてなかったんだけど、そのときになにげなくもらった「駿台鉛筆」が奏功した。午前中は、かばんにたまたま入ってたボールペン一本で下書きをし、解答用紙に転記するときは駿台鉛筆を使った。駿台鉛筆のお尻に消しゴムもついてたからなんとか。

昼休みにいくつかの教室を見て回って、友達に鉛筆借りた(^^;; 鉛筆騒ぎが印象深くて、中身のことは記憶にないけど。とにかく帰ってくるとき、日も高いうち(3時台?)に大学を出たのに、家に着いたときはすっかり暗くて、こんな遠いところは無理だと思った。

早稲田一文は、小論文という初体験のテストがあったけど、これはもう天然でいける。時間配分も構成も迷わずすんなりバッチリ決まって、字数もほとんどピタリ。英語も問題なし(文系でも早稲田とは相性良し)。ところが国語。。

現代文はいいけど、ページをめくったら手が止まった。文学史…!? (理系の国語にはなかった)
一問もわからん。でたらめに選択して次へ。

古文も難しい~本文はとらえどころがなくて理解できない。一瞬焦ったけど、設問の一つ目を見たら、「登場人物は何人か」。その視点で見たら、突然氷解して、内容もわかった。あとはすんなり解けた。ふー。

漢文のページを開いてまた手が止まる。白文じゃん(o_o) (理系の国語にはなかった)
これまた、本文は徹頭徹尾意味不明だったが、設問を見るとちゃんと答えがわかった。いやー親切設計だ。

早稲田理工は、家で練習したとおり。視界が隅々までクリアになったかのように、出題者の意図とばっちりの一体感があって、確信を持って解けた。気持ちよかった。コンピュータミス以外では落ちないと思った。

東大は、英語は思ったより簡単でこりゃまずいと思った(今から思えば、よしぞうを救った恵みの英語)。
でも数学が思ったより簡単で三問くらいいけた(六問中)。理科はふつうかな??
受かったという確信が持てずに終了…

結果としては全部合格したけれど、早稲田一文はほんと危なかった。やはり一番自信が持てたのは、一番相性もいいうえに本気の対策をした早稲田理工だった。備えあれば憂いなし。過去問くらい見て行こう。そして筆箱も忘れずに(-_-;;

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by an-dan-te | 2013-10-24 13:01 | 大学受験 | Comments(4)

Commented by なつし at 2013-10-24 19:56 x
私は、上智の大学構内で受験票を落としました。
一緒に探してくれた敷地内を歩いていた上智大生にはぁと。

そして、机ががたがたして困っていた私に、早稲田の入試では、
となりの列の男の子が、紙をたたんで、差し込んでくれました。
はぁと。


早稲田ってステキって思ったけど、
よく考えたら、あの人が受かってたかわかんない。

女子高生は、すぐに騙せそうと今なら思う。
Commented by an-dan-te at 2013-10-24 20:37
なつしさん、
おっ(^-^) ちょっとイイ話。
> 女子高生は、すぐに騙せそうと今なら思う。
はっはっはっ
私たち、大人になったんですねぇ~
Commented by gura at 2013-10-24 21:33 x
中受の模試の待ち時間など、そわそわするので気を落ち着けるため、よく大学受験コーナーを見ていました。学校めぐりや送迎で休日がつぶれまくり。楽しかったけど、よほどに疲れていたんでしょうか。赤本とかを買ってしまっていました。大学の。

中学に入学後は、我に返って、青本を立ち読みしに行きました。赤本って、持ってるだけで満足なんです。使うときが来ると良いなあ。古いのも家にあるって便利。備えておいてくれて有り難う、と言われる妄想をしていたあのころが懐かしいです。

まさかの鉛筆忘れだけはないように、覚えておきます。うちの子、忘れそうだもんな。
Commented by an-dan-te at 2013-10-26 08:09
guraさん、
え(^^;; 赤本まで買ってあるんですか~
気が早い。

> 備えておいてくれて有り難う、と言われる妄想をしていた
確かに、古いのまでほしくなることはありますね。備えあれば憂いなし!? しかしそこまで備えていたら書棚がいくらあっても…

> まさかの鉛筆忘れだけはないように、覚えておきます。
だいじです。

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