補足: 「計算と一行題」問題レベル   

一連の記事の補足です。

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手元に残っている六年秋教材の例です。

「計算と漢字」の計算、第一週分は
A(計算)の最後の問題が
(12) 4.32+1.55×3/5 -3/4÷0.6

B(単位計算ほか)の最後の問題が
(5) 5.34日=(   )日(   )時間(   )分(   )秒

C(逆算)の最後の問題が
(5) (3/5×□+2)÷2.6=1・3/52 ←帯分数を中黒でつないで書きました

Dの最後の問題が
(6) AがBの2/5のとき、A:Bを最も簡単な整数の比で答えなさい。

Eの最後の問題が
(5) 高さの等しい2つの円柱A(底面の半径1cm)、B(底面の半径2cm)があります。Aには深さ12cmまで水が入っています。水を移しかえてA, Bの深さを同じにすると、水の深さは何cmになりますか。

A~E問題合わせて、一週間分は12+5+5+6+5=33(題)ですね。1日5題ペース。

そして、「仕上げの一行題」というホチキス留めの書き込み式テキストは、9月1日分が四題。
(1) 机の上に、A,B,Cの三種類の本がそれぞれ何冊か置いてあります。AとBは合わせて9冊、BとCは合わせて13冊、AとCは合わせて12冊あります。このとき、A,B,Cはそれぞれ何冊ずつありますか。

(3) A君は、家から12kmはなれた地点へ行くのに最初は自転車に乗り、途中で30分休憩したあと、歩いて行きました。全部で4時間30分かかり、その様子はグラフのようになりました(グラフ略、1時間で7km地点に到達して30分休憩したことがわかる)。もし、休憩した後の歩いた速さと同じ速さで、12kmを歩き続けるとしたら、何時間何分かかりますか。

(4) (3)の問題で、A君が出発して2時間30分たってから、兄が家から自転車に乗り時速10kmで追いかけました。家から何kmのところで追いつきますか。

ちなみに、問題にはレベル表示があり、(1)はA、(3)はB、(4)はCとなっています。取り組みにくければ、Cは丸ごと無視とかでもかまわないと思います。嫌にならない時間で毎度終わるところがとても大切です。

六年生9月の「仕上げの一行題」は、どっこが一行やねんという感じになってます(^^;;

イメージ的には、日能研偏差値で算数60の子の場合、
「仕上げの一行題」は「怪しいところない??」と確認するための演習、
「計算と漢字」の「計算」は、とことんスピードアップして化学変化を起こすための演習、
という感じです。両方だいじです。

そこまでいかない場合は、とにかく本人が自力で手をつけられない問題を飛ばします。あるいは、まったく解けないわけでなくても、長い時間かかりすぎる場合は難しいほうから順に割愛して、全体の時間をコンパクトにして生活時間に収めます。「日々の演習」に一時間とかかかっているようではさすがにかかりすぎです。生活を圧迫しますし、第一、ぎゅっと集中力が必要なところ、そんなに持たないでしょ? ぼやぼややるのは効果半減です。いやもっとかな。

お子さんの算数レベルと生活状況などに合わせて適宜調整すればよいかと思いますが、偏差値70だったら「計算と漢字」の「計算」を飛ばしてよいかというと、私はそうは思いません。偏差値50、60の子に比べれば「瞬殺」できますので、たいした負担ではないはずです。さらなるスピードと正確性を目指して毎日ちゃんと「積んで」ください。きっと本番のゆらぎない実力と平常心を支えてくれます。

逆に、怪しいところがなさそうなら一行題のほうを飛ばして、もっと難問の練習なり算数以外の自信のないところなりに時間を割くのはまぁアリでしょう。特に、算数が趣味の領域に達している子はね。ただ、飛ばすほうが受験的にbetterかというと微妙なところじゃないかなと思います。

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by an-dan-te | 2013-08-18 11:24 | 中学受験 | Comments(14)

Commented by みさまま at 2013-08-18 17:19 x
こんにちは。お盆休みも終わり、明日から塾復活です。

アンダンテさんに刺激されて、四谷の一行問題6年下を引っ張り出してきて、娘ひたすら解いてます。
終わらせるといっていますが、それでいいのか?!
(もっとも計算はパスなので、ほんとひたすら一行問題・・・・計算は「出る順」が一番いいそうです)

質問です。
繰り返す場合、できなかった問題のみですか?
それともスピードアップのためできた問題も含めてですか。

日能研の一行問題集は手厚いですね。いいなぁ。
Commented at 2013-08-19 12:13 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by モモ at 2013-08-19 19:18 x
8月2日の記事を読みまして、お聞きしたいことがあり思い切ってコメントします。

記事に書かれていた「ぬるい系」の塾に、小4の娘を通わせています。娘が塾を気に入っており、転塾をとても嫌がるので、しばらくは(もしくは最後まで?!)今の塾にお世話になるつもりです。その場合、親は具体的にはどのようにして、「ターゲットとの距離感を冷静に調整」していけば良いでしょうか?


1年ほど前まで地方都市住まいだったこともあり、首都圏の中学受験情報についての知識は乏しくこれから収集していくつもりです。
Commented by gura at 2013-08-19 23:48 x
お盆休み、オワッテシマイマシタネ・・・。

問題レベルがのっているとお話がわかりやすいですね。どなたか、それぞれ使ってらっしゃる問題集との比較をしてくださらないかな。もう記憶がありません。下の子が6年になったら、この記事絶対見直すと思います。
Commented at 2013-08-20 00:10 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by an-dan-te at 2013-08-20 07:23
みさままさん、
夏休みも残り少なくなってきましたね~
焦らず、こつこつ積んでいってください(^^)

再チャレに回すのは、最初は間違ったもののみだったんですが、六年夏は「遅かったもの」にも重点を置きました。これはとてもよかったと思います。
Commented by an-dan-te at 2013-08-20 07:27
***(2013-08-19 12:13)さん、
難問ばかり解いていてわけがわからなくなったときは基本に帰る、それはもうスランプ脱出の鉄則ですね。

「これなら解ける、やれる」という自信もきっと支えになってくれますしね。

それと、計算というか書く勢い、なめらかさみたいなのが思考をつなげる手助けをしてくれるんじゃないかな。

またろうがぐーんと伸びたとき(中二冬)も公文の「後取り」でした。あれも、計算練習している範囲と、急に取れるようになった問題あたりはずいぶん乖離がありますけど、まぁ、そんなもんです。
Commented by an-dan-te at 2013-08-20 07:35
モモさん、
> 「ターゲットとの距離感を冷静に調整」
もちろん、一番常識的には、大手塾の公開模試を受けるということで、それで合格圏に入っているのかどうかという目安は、大手塾に実際通ってる場合と共通ですよね。

ただ、なぜか最後の最後で、あれうまくいかなかったという例も散見しますので要注意だと思うんです。つまり、志望校対策とか本番の気合とか、大手塾でバーーッと乗せていくところ、最後まで淡々としてしまうと、意外に届き損ねるという場合がありえます。

だから、「距離感」測定には模試だけではなくて過去問をうまく使うとか、あるいは最後の半年だけ志望校対策講座に通わせる(勢いだけつける)みたいな手もあると思います。

> 娘が塾を気に入っており、転塾をとても嫌がるので、
組み合わせて上手にいけば、大手塾の既成コースに乗るより満足度の高い受験になるでしょう(^^)
Commented by an-dan-te at 2013-08-20 07:37
guraさん、
そうですね~四谷の「計算と一行題」とか気になります(^^;;
Commented by an-dan-te at 2013-08-20 08:47
***(2013-08-20 00:10)さん、
あ、「意識変化」って、お子さんのじゃなくて、***さんのね(^^;;

その、姪御さんはすごいガッツですね~。わかるまで、納得するまで食いついていくその粘りがある子だったら、中学受験であれ別のものであれ、あるところまでいけるでしょうね。まぁ、受け止める大人もたいへん(^^;;

…ですが、よそはよそ、うちはうちっていうか、まぁ、***さんは***さんのままでもいいんじゃないですかね~キャラの違い。
Commented at 2013-08-20 15:23 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by an-dan-te at 2013-08-20 20:39
***(2013-08-20 15:23)さん、
そういえば四年のだけは見たことあるはず。こじろう四年のとき、予習シリーズだけは買ったからね。買っただけでやってないのでそりゃ記憶にはない。

サピの基礎トレは一般に売っているものじゃないから高値なんですね(^^;;
Commented by nana at 2013-08-21 19:30 x
ずいぶんお久しぶりのコメントになります。
いつもアンダンテさんのブログにお世話になっています。
わが子は6年夏季講習を終えようとしています・・。もうそんな時期です・・。
計算と一行題の問題レベルについて,我が家にとって大変タイムリーな内容でした。
この夏休みから教室を変えた(クラスも上になった)のですが,夏休み中に毎日行われる小テストみたいなものが我が子にはちょうどよいレベルでした。
テキストの一行題より少し難しい(解きにくい,一ひねり必要みたいな)内容で,解けてほしいレベルなのに
正解にたどり着けていないという。
もっとこのレベルの問題をどう探してこようかと考えているところでした。

これから過去問シーズンを迎えるにあたって
アンダンテさんに教えていただきたいことがあります。
第一志望校の過去問はできるだけたくさん解くとして,第2・第3志望校の過去問は,どのくらいのタイミング・スケジュールで入れていけばよいとお考えですか?
確かこじろうくんのときに,
1月にはいって第2志望校の過去問を
けっこう解いたような記事を拝見した記憶があるのですが・・(違ってたらごめんなさい)
一度記事にしていただけるととっても助かります!!
Commented by an-dan-te at 2013-08-23 06:43
nanaさん、
六年夏期講習が終わると、いよいよ…と思いますね~
まーそれでも結局、やれることをやれるようにやるだけですから。ゴールが見えてきた分、気が楽な面もあります。

過去問については、記事にしてみました。続きます。

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