理想の「計算と一行題」を夢想する   

それで、よくまとまって中身充実の「解き方事典的な一冊」があれば中学受験ができるかといえば、なかなかそうもいかない。

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・解き方の基本パターンを順序良く説明するテキスト
・解き方の基本パターンからその応用までを演習する問題集
・定着度合いを見る単元テスト
・実力を見る範囲のない模試
・計算と一行題などの日々の演習

といったもろもろがひっくるめてパッケージ化されているのが大手塾の強み(でもあり、小回りの効かないところでもある)。

思い起こせば(イヤな記憶(^^;;)、面倒な計算練習にこつこつ取り組むように強制する親とかもいなかったのでそのへんをすっとばしていた私の中学受験は、いくら模試の判定がよくても足元が固まってなければ受からないという実例を作って終わった。
#今、計算練習をオロソカにしてる子、聞いてますか!? ほんっとにダメなんですからね!!

その反省に立って、計算コツコツと、ミス問題の再チャレンジだけは妥協しないで進めたこじろう算数。こじろうの算数が得点源になったのは、「基本に忠実」を押し通した母のおかげだと勝手に思っていたところ(はい、人生ナメてました)、その幻想ははなひめの受験が始まってすぐに脆くも打ち砕かれた(笑)

…そりゃ、「計算と漢字」(日能研の標準テキスト、全員が持ってる)の「計算」だけしっかりやれば算数が得意になるんだったら、誰も苦労してないわね(^^;;

こじろうがなぜこれで済んでたかといえば、授業を聞き、「栄冠への道」をさらっと練習するだけで、あらかたの解き方が定着する子だったからですね。

一方、はなひめみたいな子であれば、「さらっとひととおり」なんてもんじゃ定着にははるか遠く、簡単な問題に絞って「繰り返す」ということがどうしても必要。この「繰り返す」(*)というのは、とりあえず週カリキュラムをこなしているときの話だけれど、さらに日が経ったときに、駄目押しで「計算と一行題」に現れてまた練習。また練習。というのが重要なところなんです。

だから、はなひめ(の算数)が一番お世話になった教材は、なんといっても「計算と一行題」だと思っているんです。この、こじろうのときにはなかった教材が忽然と(?)現れたところが幸運でした。

それでも不満というか不便があって、
・「計算と漢字」の「計算」部分
・「計算と一行題」月ごと発行、日割りしたページがあって書き込み式
・強化ツール(基本、共通)
・そのそれぞれの再チャレンジ
を取り混ぜて進めていかないといけなかったところ。

そのため、コピー機とはさみとセロテープが手放せない「かーさんは、よなべーをして」生活を余儀なくされたわけで、これが(再チャレンジ以外だけでも)ひとつにまとまっていて、日割りで、書き込み式で、そのままほいっと子どもに渡せればどんなに楽だったか。

ここで問題となるのは、どのレベルからどのレベルまでが、その子にとっての「基本トレーニング」にあたるのかということですね。日能研の全レベルの子をカバーする出題というと、そうとう幅広いことになって、一日のページは長くなり(^^;; 各日付の何番まで解くべきかを個別に(あるいはクラスごとに)指示することになるのだろうか。

どうせだったら、個人向けにカスタマイズした「計算と一行題」がマイニチノウケンから、ペラーリとプリントできれば一番いいような気がするんですけどね。データとしては、算数がどれだけできるかはもちろん、どの分野が特にできないかも、まるっとご存知なマイニチノウケン様なんだから、どの分野をどれだけ出すか、レベル調整だって思いのままですよ。やりさえすれば。

ついでに、やった結果のデータを入れておくと再チャレンジまでコーディネートして一枚にまとめて印刷してくれれば完璧だわね…

もしこれができれば、他塾との差別化としてアピールするのはいうまでもなく、なにより合格力のものごっつい底上げに効くと思うんですがねー

…という妄想話はさておき、実務的に重要となるのは、この日々の演習に、どのくらいのレベルのものをどんな量、盛り込むのが適切かという話ですね。ようやく話が佳境に差し掛かってまいりました。(つづく)

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(*)「受験BIBLE」にも、サピに入ってすぐ、基礎力定着テストがなかなか取れるようにならなかったときに、荘司氏が基本問題をコピーして何度も何度も同じ問題を練習させるところが出てくる。
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by an-dan-te | 2013-08-16 12:23 | 中学受験 | Comments(12)

Commented by はな at 2013-08-16 13:36 x
はじめまして。はなと申します。本、購入させて頂きました。
小学2年生女子と、2歳男の子の働く母親です。
濃いかったです。ブログを読んでも、さっぱり分からん!!って感じだったので、購入しました。あまりに膨大なブログなので。。。他の中学受験の本を片っ端から読んでいますが、濃いなぁ~って印象です。客観的に子供達を判断する所は、素晴らしいなぁと思いました。娘は只今英語2つと公文(夏季のみ)、ドラゼミ 体操と 学童に通っています。中学受験からずっと私学に2人をやれる環境ではないのにと(経済的に)悩むこの頃です。働いておられて、子供達を冷静に判断し、尚且つサポートできるのに何が一番なんでしょうか。 あと金銭的にも。
この本に書いてない事は、ブログのここに書いてるとかありましたら教えて頂きたいなと思いました。
良かったらで結構ですのでお願いします。
 
Commented by gura at 2013-08-16 19:44 x
ここまでしてくれたら・・・感涙です。ここまでしますってところは、あるんでしょうか。

白熱のこの記事、次回の記事が待ちどおしいです。
Commented by まる at 2013-08-17 10:16 x
主人は高校時代、一度やった問題はできたそうです。

受験ではないのですが、丸暗記したことがあります。
大学の教養の物理はどう考えても解けないだろうとノートを丸覚えしました。
それで、ぎりぎりで合格しました。
同時期に受けた数学や英語は3回〜5回繰り返してやったので満点でした。
数学や英語は得意ではないので、いかに繰り返すと点が取れるかということです。

逆にいうと、ほとんどの人はよほどのことがない限り1回しかやっていないものは点にむすびつかないということになります。
Commented by an-dan-te at 2013-08-17 13:05
はなさん、
はじめまして(^^)
そうなんです、ブログはあんまりな量になってしまって、新たに読む人にはわけわからんことになってしまいました。本ならまとまって読んでいただけるのでってことで。

本に書いてないことで、こんなことは? と、知りたいことがありましたら具体的にお知らせください。「ブログのここに」とご案内するか、新たに記事に書きますよ♪

金銭面もなかなか複数子どもがいると厳しいものがあります。うちが今のところなんとかなっているのは、私が社会人になってからずっと、育児退職とかしないでひとつの会社に勤め続けているというのが大きいと思います。子どもにのめり込みすぎない、という点でも、ぶっちゃけ時間がないというのがありますし(^^;; そんな意味で、中学受験には共働きって悪くないですよ。
Commented by an-dan-te at 2013-08-17 13:06
guraさん、
ないデショさすがに(^^;;
やったらすごい効果あると思うんだけどね~
Commented by an-dan-te at 2013-08-17 13:07
まるさん、
一度さらーっとやってできちゃうのは、その方面に才能があるんですね。

ふつうは繰り返してナンボですね。体験的には、「たくさん」やるよりも同じものを繰り返すところがミソという感じがします。
Commented by なかゆ at 2013-08-17 13:35 x
そういうの私も欲しいです~!というか、大抵の親御さんは喉から手が出るほど欲しいでしょうね。
6年生の時はたしか「合格力ファイナルシート」とかいうのがマイニチからDLできたような記憶がありますが、あれはあくまでもこちらが選んでやるものですし・・・。(それでも基礎を埋めるのには役立ったと思いますが)
あれをもう少し実力別に系統立てたら、良さそうですよね。
日能研なら出来そうなのにな~なんて、他力本願過ぎますかね(汗)
Commented by はな at 2013-08-17 17:21 x
コメントバック!!ありがとうございます。 唐突、まとまりのない質問をしてすいませんでした。
さらっと読ませて頂いただけなので もう一度、熟読して質問させて下さい。 子供さん3人いらっしゃるだけでも大変な事だとお察しします。 私は2人でいっぱいいっぱいで・・・。 3人それぞれをちゃんと見ておられる所が すごいです。私はいつも途中で立ち消えになったり・・・ドラゼミも添削できなくて消化不良です(汗)
又、コメントさせて下さい。
Commented by an-dan-te at 2013-08-18 07:46
なかゆさん、
毎晩の切り貼り作業から解放されたら大きいですよほんと。
日能研さん、やればできると思いますけどね~
開発さえしてしまえば全体に効くことですから。

それと違って、個別にもっとフォローしてほしいとか、算数はもっとレベルを細かく分けて授業してほしいとか、その都度ワークロードがかかるものは非常に難しい。
Commented by an-dan-te at 2013-08-18 07:52
はなさん、
どうぞ急がずゆっくり構えてください~
私は上が小二なんていったら生活にめいっぱいで、勉強のことなどちっとも考えてませんでしたよ(^^;;
Commented by ぎんが at 2013-08-18 08:16 x
> 思い起こせば…

の段落、上の子(小6)に読んで聴かせました。「アンダンテさんが、おまえのために書いてくれてるよ!」と言って。

上の子の反応は…特になし。ですが、ボディーブローのようにじわじわ効いてくると良いなぁ。
Commented by an-dan-te at 2013-08-18 09:45
ぎんがさん、
はい、心をこめて書きました!!
年寄りの言うことは聞いておくものですよ~(^^)
と、お伝えください。

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