成績バブル   

「中学受験BIBLE」っていう本があることはずいぶん前から知っていたのですが、手に取ったことはありませんでした。

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なんで立ち読みすらしたことがないかといえば、その大上段なタイトルに引いたというか(^^;; まぁ食わず嫌いの類なんですけど。でも私の本のアマゾンレビューに「実用性という意味では、荘司雅彦氏の「中学受験BIBLE」と双璧ではないか」と書いていた方がいて、そういえばどういう本なんだろうと思って改めて読んでみました。

読んだら…確かに、おもしろかったし、実用的な本だと思いました。だけど、自分が本を書き終わる前に読まなくてよかったとも思いました。荘司さんが、試行錯誤しつつ行き着いた勉強法というかその考え方が、すごーく私の思うところと似ている部分があって、もしあらかじめ読んでしまっていたら、だいぶ引きずられる面があったかなと。

もちろん、よく考えれば勉強法として何が合理的かなんてことは似てきても不思議ではないのですが、そこはキャラが違うわけだからまとめ方や表現はずいぶん違ったものになるはずで。影響されずに書き終わったことはよかったと思いました。ちゃんとぜんぜん違う個性の本になりました(^^;; けど、勉強でハズしちゃいけないことってのは結局同じなんですよ。当たり前だ。

いくつか興味深い話題があります。ひとつは成績の「バブル」という話。娘さんが中学受験塾に入ってすぐのころ、荘司さんは、
・算数で、わからない問題はすぐ教えてしまうこと
・理社で、ヤマを張ること
などより、限られた勉強時間の中で手っ取り早く成績を上げるサポートをした(してしまった)のです。

荘司さんは、その好成績のことを「バブル」と呼び、その崩壊後の後遺症に苦しんだと書いていて、サポートのしすぎについて後悔しているようです。

似たようなことはわが家でもありました。こじろうの入塾直後は、私もまったく塾カリキュラムについて理解していなかったため、ただアップアップしていただけでしたが、はなひめのときは既によくわかっていたので、素早く軌道に乗れるようにとめいっぱいサポートしていました。

そうすると、成績は急速に立ち上がって1、2ヶ月でガーーッと上がっていきます。その成績はバブルっちゃバブルなので、手を引くと成績は下がります(^^;; ちなみに、なんで手を引いたかっていうと、びっちり着いて勉強させてるのって、親も子もお互いうっとおしくてイヤになっちゃうからです(笑)

でも、私は「バブル」成績についてそんなに否定的には考えていませんでした。親がみっちり脇についている間に学習は進み、塾での勉強サイクルや勉強の仕方を体験し、それで実際に成績が上がるところを体感できるのですから、そのこと自体はちゃんとプラスになります。バブル崩壊後成績が下がってもそれは理由がはっきりしていてのことですし、そのうちまた「親がやや手を引いた状態で」慣れてくればまた上がります。気にしなければいいことです。

それと、「バブル」な成績といっても、決して本人のポテンシャルより高く出せるわけじゃないので、だいたい最終的に落ち着くあたりの成績になるんじゃないでしょうか。はなひめの場合もそうでしたし…荘司さんの娘さんもおよそそんな感じですね。

だから、サクッと軌道に乗せて、なるべく早い時期からカリキュラムや授業のよさを生かすには、やって悪いことではない(やらなくても悪くないんだけど)、と私は思ってます。

荘司さんの娘さんの「崩壊」は、田舎から都会への引越しでがらりと環境が変わったこと、同時期に中学受験塾通いも始まったことなどで、負担が大きくて疲れてしまったということのようです。小学校にも行けなくなってしまったり…でもほんとに疲れるでしょうね、そこまで生活が激変したら。

親がどこまで手を出していいか?? という問題は、また別に考えたほうがいいのでは、と思います。

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by an-dan-te | 2013-08-05 12:35 | Comments(4)

Commented at 2013-08-06 13:41 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by an-dan-te at 2013-08-07 12:48
***(2013-08-06 13:41)さん、
そうですね~
確かに、濃いっちゃ濃いですよね、もうぎゅうぎゅうに詰め込んでます。一冊にそんなに入りませんよーって感じ(^^;; 書きたいこといくらでもあるんだもん。

庄司氏のは、もっとさらっと読める密度ですが、バランスいいですね。大事なことは入ってるかな。
Commented by gura at 2013-08-07 22:08 x
その本、持っています。続編、というか、大学受験のお話をされたものも、中受が終わってから購入しました。

パパさんがここまで見てくださるなんて、いいなあ、と思いました。とっても楽しそうでした。アンダンテさんの本と似てるとは思わなかったけれど、楽しそう!と思ったとこが似てる!

成績バブル、うちにはなかったけど、バブルでもなんでもよい成績を取ればその後の自信になるのではないでしょうか。バブルを目標にまた頑張るのも、ひとつの目安になりそうです。

私は、とりあえずやらせてみて、失敗から学んでもらうのがすきなんですが(手間がかからないから)、子供が気の毒になることも。子供ももうこの子育てになれているでしょうね。ピアノなんかは、先生から、もっと親が見てくださいといわれます。一人でできるまで付いてみたほうが、早く自立しますよ、とアドバイスをいただいています。確かに付くと上達が早いです。でも、自分が弾きたくなって、自分が上手になってしまうから・・・。

アンダンテさん、楽しい会だったんですね。いいなあ。私はそのころ、上空を飛んでいました。
Commented by an-dan-te at 2013-08-08 17:51
guraさん、
そういえば、うちは中学受験のほうじゃなくて、大学受験のほうを買うべきでしたね、実用的観点でいえば(^^;; まだはるか先(のつもり)で実感ないけど。

楽しそう…まぁ、広い意味で楽しそうですよね。パパさんが娘さんと仲よさそうで。勉強のこと考えるのも好きそうだし(ほとんど趣味の領域)。

ピアノはねー、また、本人の自主自立を待ってたんじゃ遅すぎますみたいなノリが強いから。でも、guraさんペースというのは長い目ではきっと意味があるんですよ。私は待つのが苦手だからねぇ。

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