見直しの「技術」を磨く   

大人にとって当たり前でも子どもにとってはそうでないことっていろいろありますが、「見直し」ってどうやるのってのもそのひとつかも。

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算数で、全部解こうとして難しい問題に玉砕するよりも、5分残して大問1の計算くらい見直しなさいよ、っていったとして。

そうか見直ししなきゃね、って素直にやってたとしても(←そもそもなかなか素直にやってくれないんだけど)、ただ「もう一回計算する」ってやってたり。

再度同じやり方で計算するというのも、まったく「見直し」じゃないかといえば、そこまでいうつもりはないです。実際、あぁそうそう、と気づくこともあるかもしれないけれど。
・時間がかかる。
・同じ人間なので、まったく同じように間違えて同じ答えに到達する危険がある。
・二度目が違う答えになったとき、ぶっちゃけどっちが正しいかわからない(^^;; (三回目をやって多数決する?)
…などの欠点があります。

ならどうするか。よく実務上使われている手は、「別の人がチェックする」というもので、ある人が書いた文章を、別の人が読めばタイプミスなんかも簡単に気づくとかね、要するに翻訳した人と別の人が校閲する決まりにしておくとか。そうすると、アホみたいなことをやってたときには「なにこれ」って話になるんです。

でも、テスト中に見直しするときはそういうわけにいかないんで、「同じ人間だけど別の目で見る」のがいい。

翻訳だったら、英日を一文ずつ照らし合わせて、もう一度翻訳するつもりで引き比べていって気づかなかった重大な誤訳に、日本語だけ通し読みしたらすんなり気づいたなんてことがあるものですが、そんな感じで。

簡単な話ですが、もし「逆算」の問題だったら、もう一度同じ逆算を解くのではなくて、四角に自分の出した答えを入れて計算してみるでしょ。ストレートに計算する問題であれば、「概算」するという手もあるし、自分がプラマイをよく逆にすると思えば、そこだけピッピッと確認していくという手もある。

算数に限りませんが、聞かれていること(とその条件)に合っているかを確かめるとか、転記ミスがないかどうかチェックするとかもいいかもしれませんね。

ひとつひとつの「チェックの仕方」は、「技術」です。そのレパートリーを少しずつ広げる…

そしてさらに、自分のやってしまいやすいミスの傾向や、問題の性質、時間の切迫度などに合わせて、その技術を最適に組み合わせることができれば理想だけど(^^)

さかのぼって、チェックをしやすいように一回目の解く作業をすることを考えれば、さらに進化します。算数なら、基本は今書いた数字が何なのかをメモるということ、あるいは自分に読める字で書くということ(笑) そのほかにもいろいろあると思いますが。

「見直し」を上手にできるということは、こういった「技術」の積み重ねであって、「見直ししなさいよ」の一言で、ただ本人がヤル気になればできるというものではありません。

しかし本人がヤル気にならなくてはそもそも身につけられません(-_-;;

「自然」にはなかなか、小学生のうちに内発的にできてゆくものじゃないと思います。もし大人が具体的なヒントを適切なタイミングで出すことによって、少しずつ見直し技術の効果が実感できて、自分でも意識して取り組むようになったとすれば、それは中学受験なんぞはるかに越えて、大人の仕事を支える財産になりますね。

そんなおおげさなことじゃなくて、ちょっとした技術のいくつかでも、まずは中学受験に役立つことと思います。とにかく、アドバイスは具体的に!! 「次回気をつけます」という精神論は何も生みません(^^;;

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by an-dan-te | 2013-07-29 11:49 | 中学受験 | Comments(9)

Commented by gura at 2013-07-30 00:41 x
自分のミスの傾向を知るって大事ですね。そして親は適切なときに、具体的なアドバイス、が大事なんですね。

上のこのときはほったらかしで悪いことしたなあ。この前、したの子に、よいアドバイスができたんですよ。勝手に頭の中で計算して作った数字をかかない、です。あとで何の数字かわからなくなるから、勝手に書いたらだめですよね。本人は、わかってるしこのほうが早いって言って、なおす気配はなさそうです・・。今は簡単な問題だからいいけど、後で苦労するのに。

アドバイスできると、いい親らしいことしたなあって気分になれたから、まあいいか。

雑誌の整頓をしてたら、ページがパラパラと開いて、ポップの特集の項に。ポップの人は、梅原潤一さんとわかりました^^梅原さんに、アンダンテさんの本のポップ書いて欲しいです。
Commented by gura at 2013-07-30 00:45 x
たまにミスチェックの仕事を頼まれますが、とっても得意です。パズルも得意。見つけるのが得意、と言われます。

でも自分の文はミスだらけ。それは、見直しをしないから・・。気がはやるんです。わが子と同じです。人の事は言えないです。
Commented by an-dan-te at 2013-07-30 13:01
guraさん、
私も、こじろうのときはミスに関してほとんど何もアドバイスしていません。ポカの量がたいしたことなかったから。

はなひめのときは、許せないレベル(-_-;; だったので、ミスノートを作らせたりと介入しました。けど、そもそもチェックをするような時間が残らない遅さってのが問題な子なので効果はいまいちでした。

ポカが多めで、スピードはそこそこあって、見直し方がわからないだけという子なら、アドバイスのしがいが一番ありますよね(いいのか悪いのか!?)

> 見直しをしないから・・。気がはやるんです。
はは(^^;;
Commented at 2013-07-30 22:15 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by an-dan-te at 2013-07-31 21:38
***(2013-07-30 22:15)さん、
あぁ~そうなんですよね。まったり解いてて残り白紙。国語はできるんだから読むのが遅いわけじゃないのに!!

まさにその、定着度が低いと幾何級数的に(?)時間くっちゃうんでしょうね。

コアプラスは近々話題にしようかと思ってます。あれ、よくできてますね~
Commented by milktea at 2013-08-01 09:55 x
>ポカが多めで、スピードはそこそこあって、(中略)、アドバイスのしがいが一番ありますよね

アドバイスしがいが一番あるのに、アドバイスを聞き入れる気が全くないという...そんな子どもがおります(苦笑)。
Commented by an-dan-te at 2013-08-01 21:38
milkteaさん、
> アドバイスしがいが一番あるのに、アドバイスを聞き入れる気が全くない
あぁ。。
Commented at 2013-08-02 12:20 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by an-dan-te at 2013-08-02 22:21
***(2013-08-02 12:20)さん、
お読みいただきありがとうございます(^^)

えーと、私が子どもひとりひとりをしっかり見て対応していたように見えるのは、標準タイプの子がひとりも入手できず(笑) したがってフツーにやったんじゃどうにもならなかったからです。

その子なりの「やったらできた」体験を積み重ねていけたらいいですね~親はほんとにいらっとします。

速読については、狙いどころは悪くなかったと思うのですが、効果が出るほど通いきれなかったというか…やるならもうちょっと早めに手を打つのがよかったのだろうかと思います。ところで、読むより書くほうがさらに驚愕の遅さでしたが、これは時間計って記述解答を写す(ただ写すだけです)とかの練習で多少速くはなったと思います。

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