「受験やめなさい」って禁句ですか?   

いえね、私そういえばよく言ってたなぁって(^^;; 思ったもんですから。まめままさんの記事を読んで。

  にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ←カッとなることもあるけど少ない。これが三人目クオリティー。

といっても、六年生とかそういうころになってではないので、もっと前の話ですけど。特に四年生の、まだ受験勉強というものが軌道に乗らないころ。

だって、中学受験をして私立中に行くなんて(ぜいたくな)ことは、別に子どもの当然の権利でもなんでもないわけですよ。親は、子どもに教育を受けさせる義務はあるけど、地元公立中にしっかり通える環境整えてやれば十分、親の役割は果たしていることになるでしょ。

それを、あえて時間かけて手間かけて、私立中受験をさせようってのは、親の意向なわけです。

一方、中学受験をするというのが、親の意向であっても、子どもはそれに乗るかどうか、決める権利はありますよね。

だから、親としては、「かくかくしかじかであれば、中学受験させてもよいと思うがどうか?」と子どもの意向を尋ね、子どもはその範囲で考えたうえでやりたいと思えばやるし、やりたくないと思えばやらない。

シンプルな話です。

ただ、シンプルといえばシンプルなんだけれども、これから受験塾に通おうという、三年生や四年生の子どもに、このいわば「契約条件」をまるっと理解させたうえで、インフォームド・コンセントをとろうってのもなかなか無理な話ですから、これは走りながら徐々に理解してもらって、ほんものの合意形成をしていかなくてはなりません。

この条件というのは、親のポリシーにより、経済状況により、地理的状況により、様々違ってくるはずですが、うちの場合でいうとこんなでした:
・塾に通うこと
・毎日のやるべきことをきちんとやること
・その他、親の提案や忠告はまず真摯に受け止め、その上で必要に応じて話し合うこと

家で全部面倒を見ることはできないので、ともかく塾には通うことが条件でした。押し詰まってからは、「塾を休んで~をやろう」と親から提案することはありましたが、ともかく子どもの側としては基本的には所定の日に塾へ行くと。この点について揉めたことはないですけど。

二番目と三番目はそれぞれまぁかなり問題でして(^^;;

計算やってその他最低限これはやると決めた課題をやり、テストを受けたら直しをして、何はともあれ毎日毎週少しずつでも着実に前へ進む。そのためのことをやるつもりがないんだったら、それはさすがに「中学受験をする」というのが無意味になっちゃいますから、やめる。

親が理由があっていっていることを、考えずに「できない」とか「イヤ」とか跳ね除けるのはNG。まずはなぜそういわれているのかをちゃんと聞いて理解する。話はそれから。

だからまぁ、
「~がイヤなんだったら、中学受験はできないよ。どうする?」←いちおう穏やかバージョンでご提供します
とかいう「お話し合い」がしょっちゅうしょっちゅうありましたね。軌道に乗るまでは。五年、六年ではそんなにはなかったけれど、やっぱりのっぴきならないところに来ると思い出したように「契約内容のご確認」モードに入っていました。

別に悪いことじゃないと思うんですよね。必要なことです。

まぁ、やるとかやらないは大きな決断なので、あんまり子どもを感情的に振り回すようなことをしちゃいけません。いくらスポンサーのご意向といってもね。だから、自分でブレないように、大人用に条件を明文化しておくのはいいかもしれないですよ。

あと、条件の中に「成績」を入れると話がややこしくなると思います。本人がまじめにやってても突然、条件が満たせなくなることがあるのでは、安心して受験できませんからね。まめままさんは
> 宿題くらいやれ。それが先生に対する礼儀だ。
ってところが基準のようで、それはまことに健全な線引きではないかと思います。

にほんブログ村 中学受験(指導・勉強法) ←ランキング参加しています。
にほんブログ村 中学受験 ←こちらも参加しています。
にほんブログ村 中学受験(日能研) ←こちらも参加しています。

by an-dan-te | 2013-04-12 12:45 | 中学受験 | Comments(8)

Commented by きーちゃん at 2013-04-12 17:56 x
もう覚えていませんが、私も多分言っていたと思います。
中学受験をさせたいという意向は、親の方があって、低学年のうちから仕向けて行ったので、高学年の時には、本人がしたいと思っていたからです。これは上も下も。二人とも公立には行きたくなかったんですよね。

だから、言えたセリフです。いいよ、勉強したくないんなら、中学受験止めよう。公立もあることだし、無理してするものじゃないんだし。と。

本人たち、私学に行きたいがために中学受験をしたいので、止めない、とそこで改めて宣言してました。すぐに実行できたわけではないけれどね。

成績を条件にはしませんでした。が、最終的な線引きをして、この学校までダメだったら公立に行く、という約束をさせていました。

まあこれでうまくいったので、うちはいい方の例なんでしょうね。
Commented by gura at 2013-04-12 23:19 x
意思確認、やっぱり大事なんですね。うちは子供が言い出した受験だったので、出だしにかなり引き止めてしまいました^^;

地元中にほれていたので、ほんとに受験?ってききました。
決まったら私もノリノリでしたが^^

今でも地元中の制服を着たお友達をみると切なくなります。ここにわが子がいたかもな、って思うからかな。アンダンテさんの第二志望の~という記事を見て、私にとっては地元が第二志望だったんだな、と改めて思いました。

でも本人も私ももうすっかり私学を楽しんでいます!受験のスタートで引き止めなければよかったと思うことも。引き止めたから本人の意思が固まったのかもしれないけど。意思確認、大事ですね^^
Commented by an-dan-te at 2013-04-13 11:09
きーちゃんさん、
そりゃもう、「受験やめなさい」って親がいって、子どもがハイっていって、親は実はやめさせたくないってんじゃ話になりませんからね(^^;;

で、本人がやりたい、と。それで、行動がそれに伴わないとしたら、何度か宣言させつつ、求められる行動の説明をしつつ、まぁぼちぼちですね。

> うちはいい方の例なんでしょうね。
すごく、うまくいった例だと思います!!(^^)
Commented by an-dan-te at 2013-04-13 11:12
guraさん、
子ども主導で始まった受験、かつ、第二志望ってくらい惚れてる地元中があるなら、そりゃもう鬼に金棒ですね。

私、第二志望第三志望の学校の制服を、通勤途中たくさん見かけるんですが、そのたびに…特に、ちょっと緊張した顔でパリッとした制服、新品のバッグ持ってる中一を見かけたりすると「きゅっ」ってなっちゃうんです。
Commented by ぎどん at 2013-04-14 07:55 x
うーん、我が家は半年ごとに「見直し期間」を設けてあって、必ずその期間に止めたいか続けたいか当人に聞き、その意思を尊重する、と決めていたので、言うと言えば半年ごとに必ず聞いていましたね…。「塾に通って私生活を制限され続けること」を当人が実感してから止めるか続けるか決心する、というのがベースになってました。我が家の場合、両親とも完全に「どっちでもいい」というスタンスだったので。

もちろん、当人が「続ける」と決めたから中受したわけですが、「続ける」と決めたからやることやるってもんじゃないしね(笑)
Commented by ocarina at 2013-04-15 07:23 x
ご無沙汰してます~!はなひめちゃん、ご入学おめでとうございます。
私は昨日が4月に入って初めての1日休みだったのですが、子どもたちはもうとっくに入学式も始業式も終わって授業開始しちゃってますね(^^ゞ

「受験やめなさい」については、うちは親子ともども地元公立中という選択肢は無いものと思っていたので、「やめなさい」と言ったことはなかった…と思います。でも代わりに「そんなんじゃどこにも受からないよ」ってしょっちゅう言ってた気が…(反省)
Commented by an-dan-te at 2013-04-15 19:11
ぎどんさん、
半年ごとに「見直し期間」って、システマティックでいいですね、なんか(^^)
> 「続ける」と決めたからやることやるってもんじゃないしね(笑)
えーまぁ、そこがトラブルの元ですよね(^^;;
Commented by an-dan-te at 2013-04-15 19:14
ocarinaさん、
> 私は昨日が4月に入って初めての1日休みだったのですが、
それは大変ですね~
お疲れ様です。

年度替りって、子ども関連でもいろいろ書類書いたり忙しいから、仕事も忙しいとたいへんですね。私はそういえば3月から4月の切れ目はあんまり関係ないんで、それはありがたいことなのかも…

> 「そんなんじゃどこにも受からないよ」
(^^;;

<< 算数授業カスタマイズの考え方 早寝早起き満員電車 >>