「国語入試問題必勝法」とは   

というわけで、昨日はピアノ三昧の会に行き、そこで「国語入試問題必勝法」をもらって帰ったのですが。

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まだ読み終わってませんが、取り急ぎ、どぅしても書いておかなくてはと思いまして。

あの流れだと、「どうころんでも社会科」の本のように、子どもでなく親が読むとしても、中学受験をする親子に(ある意味)役に立つような本かなと誤解して「ポチッ」としてしまう人がいるかもしれないじゃないですか。

ぜんぜん違いますからね!! そこんとこ、お間違いなく。

まず、「国語入試問題必勝法」というタイトルの文庫本(講談社文庫)ですが、この「国語入試問題必勝法」は本のごく一部でしかありません。30ページ弱かな? あとはまったく別の話でして…

あとね。この「国語入試問題必勝法」という話自体が、なんというか、国語の読解力を高めるとか、あるいは百歩譲って、国語力を高めないままでも点をとれるようにする方法(笑)だとか、そんなものではないです。

つまり、国語の入試問題というものを、おちょくる、皮肉る、ネタにして遊ぶという、パロディー…っていっていいのかな…そういうものなんです。

でも、パロディーとしては秀逸で、間違いなくおもしろいです。この記事を読むまでに間違ってクリック購入(書店で見ないで注文)しちゃった人が、もしいたとしても、読んだ途端誤解は解けて「こりゃ実用本じゃない」、でも、おもしろかったことに免じて許してくださると信じています。

というわけで、おもしろいんですがたとえば、選択肢の選び方。まじめに見ると当てはまるものがないように見えるけど、選択肢が四つあれば「大、小、展、外」、五つであれば「大、小、展、外、誤」に分類して「外」を選べばいいとか。ここで「大」は書かれているより内容が大きくなっている、「小」は書かれたことの一部分になっている、「展」は問題文の論旨をもう一歩展開させたもの、「外」はなんだかちょっとピントがずれているもの(^^;;

ピントがずれてなくてどんぴしゃり要約になってるような選択肢があったらみんな正解しちゃうので、ちょっとずらしてある。けど、どれが近いかといえば「外」だというような。

さらに、時間がない場合に問題文を読まず設問だけを見て選択する方法とか、あと記述についても「きちんと書いたら指定文字数におさまらないものをどうするか」とかいう話が出てきます。

(くどいようですが、実用本ではないですよ。)

結局のところ、こうやっておちょくられるだけのことは「ある」と思うんです。中学入試の国語にも、けっこう無茶な問題はあります。日能研もね(日能研は、冒頭の「猿蟹合戦とは何か」の章で挙げられています)。

学校によってかなり違います。国語の問題が納得できるかどうかって、学校との相性のひとつの面だと思うんですよ。国語で良問(かつ、適度に差がつく問題)を作るのってすごく難しそうですけど、あんまりにも作問能力の低い学校はどうかと思うし、あるいは、読解力以外の何かが必要な問題を出す学校というのは…まさに、その資質を求めているっていうことですね。そういう、学校のポリシーに賛同できるのか。

はなひめの受験で「願書を書いた学校(実際には出願していない学校を含む)」6校のうち、国語の問題についていうと、問題作成が下手だと思った学校がひとつ、「あんまりこの学校に子どもを預けたくない」と思った学校がひとつありました。結果は、国語がいちばん好きな学校に決まったのでよかったですけど、変な問題でもやっぱり解かなきゃいけない受験生はたいへんです。

こうやっておちょくって発散したくもなりますよね。あ、だからやっぱり実用本なのか…

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by an-dan-te | 2013-04-01 12:44 | 中学受験 | Comments(12)

Commented by 森林浴 at 2013-04-01 17:55 x
その本読んだことがあります。
読みたかったのは、「時代食堂の特別料理」のお話。
中学国語の添削指導員をしていた時にこの文章の抜粋問題があり、前後が気になり図書館で借りて読みました。

入試問題の話は、大学入試でそれに近い教え方をしていた予備校の先生がいたのを思い出しました。
Commented by nonchan at 2013-04-01 18:00 x
「国語入試問題必勝法」を持ちだした元凶は私でした(^^;;)
「これは実用書ではなくて小説です、作り話です」ということを付け加えておきますね。
6文字要約がツボすぎてたまりません。
Commented by ぎんが at 2013-04-01 21:19 x
その本、以前本屋で手に取り、一部立ち読みして、「なんじゃこりゃ!」と棚に戻してしまいました。

…そういう風に楽しむ本だったとは…惜しいことをしました。
Commented by gura at 2013-04-01 23:23 x
このところ、気になる本が増えて、楽しみが増えました^^

お互い国語の問題が好きなとこに決まってよかったですね!
Commented by ocarina at 2013-04-01 23:28 x
『どうころんでも…』って清水義範さんだったのですね~~!
高校生のころに結構好きで、「国語入試問題必勝法」も面白いなぁと思いながら読んだ記憶があるのですが、90年代以降はノーチェックでした(久々に読んでみようかな)。
Commented by スケルツオ at 2013-04-01 23:40 x
ほんと間抜けな母で、笑ってやって下さい。

自分の時は国語は完全にあきらめていたので何とも思っていなかったけど、子供たちが揃いもそろって高校国語で赤点もらってくるもんだから、古傷をえぐられたような気分になっちゃって。。

今更なんだけど、もしかして(私が)克服できるかも・・・っておバカな幻想でポチしてしまった次第です。
Commented by an-dan-te at 2013-04-02 06:53
森林浴さん、
その話、もう読みました。不思議な話でしたね~これが問題の素材文になっていたのですね。

> 大学入試でそれに近い教え方をしていた予備校の先生がいた
え(o_o;;
それで成果は出ていたのかしらん。
Commented by an-dan-te at 2013-04-02 07:10
nonchanさん、
あーいえいえ、楽しいきっかけでした。
6文字もたまげましたが(^^;; 私のツボは、この話の冒頭に出てくる、どうやっても目がすべって読めない説明文でした。あのパロディーの出来栄えにはほんと感服しました。
Commented by an-dan-te at 2013-04-02 07:11
ぎんがさん、
つまり、実用本として吟味され、却下したのですね(そりゃ当たり前なんだけど)。

> …そういう風に楽しむ本だったとは…惜しいことをしました。
今からでも遅くはありません(何)
Commented by an-dan-te at 2013-04-02 07:37
guraさん、
なんかいらん散財をさせてるような…(^^;;
> お互い国語の問題が好きなとこに決まってよかったですね!
ほんとに(^^)
Commented by an-dan-te at 2013-04-02 07:38
ocarinaさん、
そんなころに読んでらしたんですね。
今読むとまた「味」が違うかも。
Commented by an-dan-te at 2013-04-02 07:41
スケルツオさん、
いやースケルツオさんが国語苦手ってどうにも想像できないけどねぇ。基準レベルが高すぎる…!?

国語苦手を克服するための本じゃないけど、あれはほんといいとこ突いてると思います。自分に解けない問題は悪問だと思っておけば心やすらか(^^;;

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