公立小学校、空気の教育   

小学校生活も残りわずか。カウントダウンの中、せっせと卒業式練習などが行われている模様。

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思えば、はなひめの小学校生活は、大きな波乱もなくずいぶん平和なものでした。一度も学級崩壊せず(^^;; こじろうは、なにしろ卒業のとき担任不在でしたからね。またろうも三年生のとき崩壊してるし。

あと、人間関係も。こじろうのときとかは、確かもう三年生くらいから、担任の先生が、女子同士の関係が難しくて調整の仕方がよくわからないと嘆いていたし(若い男性教師だった)、そのころは、へー女子っていろいろ大変なのかなぁ、今は「プリント・鉛筆紛失」とかそういう即物的な悩み(笑)だけで手一杯だけど、娘がある程度大きくなってきたら別のことで悩んでるもんなのかなと。

でも結局、なんにもありませんでした。はなひめはどちらかというと「プリント紛失系」キャラで、いろんなシーンで気の利いた女子に助けてもらうことはあっても、トラブルというのはとんと聞かず、ずーっと平和な生活でした。

先日、「感謝の会」を見に行ったときにも思ったのだけど、こうやって落ち着いた学校生活の中だからこそ、やれることがたくさんあって、こういうイベントのためにみんなで合奏の練習、あるいはスライドショーのためのセリフ作りや段取りの練習などなど。紙の上の勉強ではない、たくさんのことを学ばせてもらっていると思います。

私が小学生だったころと比べると、「黒板上で先生が説明しているのを聞く時間」というのがずいぶん少なくて、その分がいろいろな活動に充てられているようです。英語とかも昔なかったものだけど、そのほかにも実習実験見学系の授業も多いし、それについてまとめたり話し合ったり、大縄大会やったり、ふつうにやってる国語や社会の授業でも、単に先生の説明を聞くだけではなくて自分たちで何か出し合ったり、話し合ったりする時間があったりね。

先生方は、準備やフォローや、めちゃくちゃ大変だと思うんですけど…
黒板で一斉授業やってるほうがなんぼか楽ですよね。

いろんな子がいて、先生がいて、落ち着いたクラスという枠組みがあって、その中で多種多様な活動をして、協力したり、揉めたり、何か作り上げていくというような。塾ではできない、人生の勉強を、たくさんすることができて、とてもありがたい小学校生活でした。我が家にとっては。

でも、こうやって豊かな「空気の教育」を公立小学校で行うにあたって、犠牲になってるものは何かといえば、そりゃ教科学習の時間です。たぶん、時代の流れというより、とりわけ、現在の(学年の)担任たちのカラーなのかなと思います。上二人のときともだいぶ違うようですから。

東京都の学力調査というのがありましたが、あれでいうと、平均よりはっきり低かったです。

地域としては、ごくふつうのサラリーマン家庭が多くて、経済的にもふつう、大地主もいないし給食費不払いもゼロというところ。子どもの教育にも関心があって、読み聞かせボランティアもさっと集まり粛々と運営され、おそらくは「宿題ちゃんとやって」という声かけも各家庭できちんとされていると思われます。PTA費の集金の日は…私も委員をやったことがあるのでわかるのですが、全校で一家庭の欠けもなく当日朝に揃うくらいの優秀さです。忘れるとしたら私くらいです(忘れたことあります。ごめんなさい)。

ただ、特徴といえば(私立)中学受験率がかなり低いってくらいです。

空気の教育と基礎学力定着の両立…公立小学校としては、塾頼みでなく、中学校進学後に困らない学力をつけるところも重要な責務だと思いますし、難しいところですね。公立小+中学受験塾というのは、結果的にはバランスがよかったというか、まぁだからこれでいいとはいえないですが、うーん。

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by an-dan-te | 2013-03-16 11:23 | 中学受験 | Comments(4)

Commented by gura at 2013-03-16 13:14 x
うちのとこは、盛りだくさんにいろんなことをさせて貰い、本当に成長したので、感謝しています。勉強が楽しい、大好きっていう子に育てて貰いました。

学力面、生活面のフォローも充実しています。集団のペースにあわないお子さんをフォローするための先生が沢山。勉強好きな子用には、算数のコース希望制の授業が。
楽しく六年過ごしたからこその感想なのかもしれません。我が家が小学校に望むことと、学校の教育の指針がぴったり一致していたので、選んだ小学校です。それが我が家の校区の公立小でした。(私立や国立や越境という選択もあった。)

大事なことがぴったり一致は、大切だと思います。細かいことを言えば、ささいな要望や疑問はあったんですが、いつもまあいいか、大事なところはちゃんとあっているし、と思っていました。

最後に塾は、学習面で大きくのばしてくださったので感謝。子供のペースでゆっくり学ばせて欲しいという、時間無いのに無茶な要望にこたえてくださいました。宿題やオプションや、色々減らしてもらって何とかついていきました。塾としては儲けの少ない子でしたが、合格が御礼です。

まあ、公立小と中受塾の差は縮まって欲しいです(^-^;)

Commented by ocarina at 2013-03-16 15:19 x
6年間を穏やかに無事終えられて何よりです。

公立小に限らず、学校生活ってクラスメートや担任の先生との相性によってガラッと変わってしまうものですが、
特に公立小(中)は、本当にその時期の子どもたちや保護者たちの特徴とか、校長先生を始めとする先生方とかの『巡り合わせ』によって
同じ学校とは思えないほど、変わってしまうことがあるので、ちょっとバクチ的だな、と思います。

娘が卒業した小学校は、娘が入学した時と卒業する時で、明らかにカラ―が変わってしまいました(今はまたもっと『別の』学校になっているらしいです…)。
Commented by an-dan-te at 2013-03-18 20:16
guraさんのところはすごいですね~
そこまでやる公立小があるんだ(o_o)
っつかなんでそんなことができるのか?? (ほかの学校はできないのか??)

> 集団のペースにあわないお子さんをフォローするための先生が沢山。
そこにまたろうを入れたかった(^^;;

基礎は小学校でやれてて、それプラス短時間の塾で中学受験ができたらいいよね(^^)
Commented by an-dan-te at 2013-03-18 20:18
ocarinaさん、
そうそう、ともかく平和がいちばんです。
先生の当たり外れ、という表現がよく使われますけど、まぁ確かにハズレとしかいいようのない先生もいますが、先生と、生徒の組み合わせ、めぐり合わせみたいなものですね。ばくち。

うちは、ひとつの小学校に13年通ってるので、最初と最後はずいぶん別の学校になってますね。保育園も13年なんですけど、そっちは私立だから(園長先生は変わらないし異動も少ない)。

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