算数、基本問題と過去問のギャップは?   

みさままさんからご質問いただきました:
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算数は基本を積み重ね手堅く得点はうちも目指すとことです。
しかし、入試には、いわゆる基本問題はあまり出題されませんよね。
基本がある程度見通しがついたら、えいやっと応用問題、もしくは過去問レベルに移行する時期、タイミングは?
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確かに、これまで「計算と一行題」を中心に進めることと、過去問をやることのほか、なんにも書いてなかったような気が…

その途中はどうするんだ? と疑問に思われるのも当然ですね。

でもほんとに、家庭学習に絞っていうと、一行題を中心に進めた六年秋ごろまで、というのと、過去問が徐々に中心になっていった六年秋ごろから、というのが互いに重なりながら、直前は過去問に比重を移していく感じ(でも、最後まで、毎日の一行題をしなくなるわけではない)。そのほかのことというのは、あんまり印象に残ってません(^^;;

なんでそんなことになるかというと…

ひとつには、一行題といっても、いわゆる基本問題とも限らず、徐々に難しい問題も混ざっていたんですよね。短いってだけで。

それと、もちろん一行題中心といっても、余裕があれば、基本問題から順に、栄冠への道とか、テストの解き直しとかもするわけですから。

つまり、こんなイメージです…

日々の演習は、本人にとっておおよそ守備範囲の問題を、よりスムーズに、より正確に解けるようにするためのものなんです。解き方に悩むような問題は入れないで、もとから「すらすら」ベースで。それを、もっともっと「すらすら」にするように練習するつもりで。

そして、一日か二日に一題くらい、ちょっとつっかかる問題をやるんです。親が横についていて、いっしょにじっくり問題を音読するとか、「やっぱり図を描いたほうがいいんじゃないの?」くらいのちょっかいでなんとか解けるくらいの。

この、「ちょっとつっかかる問題」も、別に難問というわけではなくて、すらすら解けてほしいはずのページに載っていた問題で、なぜだか「すらすら」いかないためハジキ出されたような問題を使います。

不思議と、今まで「ふつうに」解けてた問題が、もっと「すらすら」になるだけで、前よりもうちょっと難しい問題が解けるようになってるものなんです。

だから難問に挑戦しない生活を続けていながらも、じりじりじわじわと守備範囲が増えていきます。

…ま、そんな方針でずっと過ごして…

六年秋の入り口あたりで、過去問を解いてみたとき、第二志望校の算数なら余裕の合格点、第一志望校はちょっと苦しいという感じでした。

その後も、特にギャップを埋める応用問題を探して練習したのではなくて、解けなかった第一志望校の過去問をそのまま練習する方法で克服していきました。

そういう意味で、私の印象にはひたすら、一行題と過去問しか残っていなかったわけです(もちろん、塾であれこれやっているのが助けになっているというのが前提です)。そして、はなひめの場合は、この「一行題すらすら」ステージ攻略にものすごい時間がかかっていますが、過去問ステージについては比較的スムーズでした。(過去問攻略についてはまた後日)

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by an-dan-te | 2013-03-08 11:30 | 中学受験 | Comments(11)

Commented by 花紅 at 2013-03-08 14:11 x
私は自分が娘の勉強を見てたわけでもなく(夫が担当)、おまけに算数は苦手なので詳しくはわからないのですが、
私のイメージだと基本の例題をきちんと根本から理解すると応用はその組み合わせ?なので自然と解けるようになっていくというイメージです。
私は最初、応用や難問を解かないことにすごく不安感を持っていましたが、結果は成績UP、第一志望の算数も全問解けて合格したので「そうか」と思っているのですが。

アンダンテさんの言う一行題すらすらもそういうイメージでとらえていました。入試の問題は基本問題だけではないですが、基本を押さえればほかの問題も解けるようになるのではないのでしょうか???
超難関以外の学校は・・・
違うのかなあ・・・?
Commented by みさまま at 2013-03-08 14:43 x
こんにちは。

さっそくお返事ありがとうございます。
わたしも、基本の確立⇒実力がつく⇒応用にも対応できる。
このイメージは描けます。実際娘にもこのステップを踏ませて、
算数はだいぶ道が開けた気がします。

では、このレベルからいわゆる難問と言われる問題ができるようになるには、本人の努力?もしくは、もって生まれた算数の資質の違い?それとも両方なのでしょうか?特に女子の場合・・・

ごちゃごちゃ質問すみません。



Commented by うさこ at 2013-03-08 18:42 x
ずっとずっと不思議に感じていたこと、質問してくださった方のおかげで、詳細がわかってきました。ありがとうございます。計算と一行問題の重要性は十分理解しつつも、そこから過去問解けるレベルまでに到達するには、そのギャップはどう埋めるの?と過去問見ると本当にできるようになるのか心配になりますよね。
うちの場合、難問にトライするガッツはある方なのですが、やはりスピードまったり系で、すらすらなかなか行きません。しかも無理にスピードを上げるとミス連発。
はなひめちゃんはスピード上げるとミスが出るってことなかったですか?
点数的には、急がせないで難問以外をガッツリ見直しさせる方が取れるみたいです。
塾の先生にも、ハッキリとそういう子はどう頑張っても親の思うようにはスピードは上がっていかないですよ〜と言われちゃいました。とりあえず「一行すらすら」で、その子なりのスピード上げていくしかなさそうですね。
はー、まったり系の子は勉強時間長くなり困ります( ; ; )。
Commented by みさまま at 2013-03-08 20:45 x
こんばんは。

あらためて記事をじっくりよんだら、難問への道もきちんと述べられていましたね。
新六年生になって、なんだか、最高レベルとか応用とかの演習が一気にきて、ちょっとあせったり・・・個別ですが、塾に相談しても、やはり基本だけでなく「難しいのもやってね、今は解けなくても解説がわかればいいですよ」と言われ納得するようなしないような・・・・
娘自身、「今は、基本のテキストを完璧にしたほうがいいと思う。」とのこと。案外本人が一番わかっているのかもしれませんね。

がんばりま~す。ありがとうございました。
Commented by gura at 2013-03-08 23:19 x
難問は、基礎をきちんとやっていればできるようになる、と聞いて、子供にも自分にも言い聞かせていました。

間に合うのか、出来るようになっても時間足りるのか、不安はありましたが、やはり出来るようになってきました。

ってわかっていても、あせりますよね(^-^;)そんなときは、基礎さえ出来ていれば、ご縁のあった学校で必ずのびる、ってもっと遠くを見て気を紛らわせていました(^-^;)。・。

Commented by むつらぼし at 2013-03-09 12:52 x
うちの娘の場合、"すらすら解けてほしいはずのページに載っていた問題"のほとんどでつっかかるので大変です・・・
問題集の区分ではなく、自分の子供に合ったレベルの基礎問題をどうやって選ぶのかが難しいですね~
Commented by an-dan-te at 2013-03-09 22:23
花紅さん、
「基本問題」の定義が明らかではないので(^^;;
まぁテキトーですけど、大雑把にいって、その子が解ける問題を解いて、解けない問題はほっとくというような意味で。

それでも、「解ける範囲」というのがじわじわ広がっていくし、入試問題にも届くと思います。たいてい。
> 基本を押さえればほかの問題も解けるようになるのではないのでしょうか???
そうですね。組み合わせですから(^^)

算数がほんとに得意な子は、自分から難問に取り組みたがって、とことん考えるまで答えを見るのを嫌がると思います。そういう子はそういう子で、別に考えればいいと思います。
Commented by an-dan-te at 2013-03-09 22:28
みさままさん、
新六年になったすぐって、いろいろ一気に押し寄せてきていちばん焦りやすい時期かなと思います。
でもいつだってやるべきことはおんなじです。「基礎をしっかり」。
これがハズレであることはほとんどないです。難問を鑑賞だけしておく、というのも悪くはないですが、塾ではそればっかり長くなってしまうことがあるんですよね。そこまでの価値があるとは思えません。どちらかというと集団塾の都合かな。クラス下げで成績アップすることがあるのはそのへんの問題のような気がします。
Commented by an-dan-te at 2013-03-09 22:31
うさこさん、
ガッツはあるというのはいいですね~
基本から応用(過去問)に向かうとき、ガッツはそりゃあったら助けになりますよ。

「無理にスピードを上げると」というのは…はなひめの場合、なにしろ無理にスピードを上げるということができない(笑)というのが最大の問題だったりしたので、無理にスピードを上げたらミスしまくりになるのかどうかわからない。

本人がなぜだか高速モードになったときというのは、テンションupしてるときということなので、ミスはそんなにめちゃくちゃ増えません。むしろぐだくだに遅いときがいちばんミス連発でした(集中力なし)。
Commented by an-dan-te at 2013-03-09 22:33
guraさん、
焦らないのは難しいかな、やっぱり(^^;;
私は、友人から聞いた、類似ケースがとても支えになりました。
Commented by an-dan-te at 2013-03-09 22:35
むつらぼしさん、
すらすら解けてほしい、と、願望を述べたところで、それが実態と乖離してちゃしょうがないので…
そうですね、本人が解けるところが基本問題ってことで。もしそれ以上戻れないレベルの問題の場合は、「説明」からスタートですね。塾にいる間にそこは済んでいてほしいけど、なんでか済まない場合はフォローするしかないですもんね。

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