算数偏差値70への道も60への道も   

「御三家への道 ~トンビの道とタカの道~」というブログの「算数偏差値70超えまでの道 ~4年生~補足・・・一行問題について熱く語ります」を読みました。子どもの到達地点は違ってもアツク語る内容は同じですね(^^)

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一行題では、その時に習っている単元に関わらず、幅広い基本問題が出されます。とにかくこれを、何が来ようがさっと解けるようにしておくというのがとても大事なことです。

はなひめの受験のとき、難問からの撤退宣言は早くも五年生の五月ごろに出してしまいましたが(笑)、算数にかける時間を減らしたわけではありません。難問は解かないけれど、毎日まいにち一行題をやって、一行題に関しては、解きなおしをしっかりする。解き方がわからなかった問題はもちろん、「うっかり」間違えた問題も、それから、できたけれどなんか時間がかかっていたとか、本人が面倒くさがっていた問題は後日解きなおす価値アリです。

栄冠への道(そのとき習っている単元の復習)でももちろん、「基本問題すらすら」を重視して、後半の問題研究をすっとばしてでも基本問題の怪しいところに戻るのですが、なにしろはなひめの場合は何をやるにもゆっくりで、勉強時間もあまり長くないですから(ロングスリーパー)、たいしてできません。こちらは完璧には程遠かったと思いますが…一行題に関してだけは、妥協なしで。

えーとそれで、勉強の方針は同じであっても、偏差値60と70の差はどこから生まれるかというと。

1にも2にも、スピードです。ここでいうスピードは、解き方が定着していく速さのことでもあり、一問一問を解く速さのことでもあります。

冒頭でご紹介した記事に、「一行問題を正確に答えられるようになったら、スピードもついてきていると思います。」とあります。「一行問題を正確に答えられるようになったら」までにどれくらいかかるかというのが前者の速さであり、「スピードもついてきていると思います。」は後者の速さですね。はなひめは、そのどちらも、まったりゆったりペースです。

解くスピードだって、まぁ本人比ではアップしていることに間違いはありませんが、要するにテストのときには間に合わないです…よそ様より遅いってことです。ふだんの練習でも、本人が時間を気にして解くこと、制限時間をつけること、スピードの改善に本人が注力することが重要ですが、性格的なものか能力的なものか、そこらへんが欠けていました。これを親が押し付けるとバトルになるどころかすべてが崩壊するのでできませんでした。

ですから、到達点がどこになるかはお子さんによって違います。そりゃもうしょうがないです(^^;; けど、ともかく道としては方向正しくまっしぐらです。

うちにもこじろうという人材がいます。こじろうの受験のときにはあんまり算数が印象に残ってないのですが、強いていえば、「計算と漢字」の「計算」は毎日ということで死守したこと、それの再チャレンジも怠りなくやったこと。図形が比較的苦手だったので、ある時期まとめて親子バトルをやったぐらいですかね。そのころは一行題もなかったし強化ツールもなかったし、さらっとシンプルひととおり栄冠への道をやってた(はず)てなくらいで、勉強量はずいぶん少なかったです。

でもこじろうは算数が得意で70近く出てたので、「これは計算きっちりやらせてる母のおかげ」とか私は思っていましたが、それは大いなる勘違いでして、計算きっちりやったくらいでそうなるなら苦労はしません(-_-;; こじろうのアドバンテージは、スピードと、それから集中力ですね。

さてさて、はなひめの場合は、難問を解くガッツもなければ、基本問題を解くスピードもないということで、これは70到達の資質が欠けているとしかいいようがないですけど、正答率が高い問題だけをキレイに落とさず取る方法で六年公開模試算数平均60到達をモノにしたわけです。

ごく稀に本人が本気集中高速モードに入ることがあって、六年公開模試算数の瞬間最大風速は「69」となっていますが(驚)、本命校入試でもそれに匹敵するパフォーマンスが出たみたいですし、難問捨てまくりーの一行題路線、侮れません。基本さえしっかりしてれば、あとは気合いが出たときにはジャンプできます(たぶん)。超難関校以外でしたら、まるっとお奨めです。

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by an-dan-te | 2013-03-06 12:50 | 中学受験 | Comments(10)

Commented by まめママ at 2013-03-06 15:30 x
まるっと受け継がせていただきます!
難問ははなからするつもりはありませんが、最低限の基本問題は取りこぼさずできるように、それが我が家の目標ですから。
多くは望みませんが、毎日コツコツ勉強することの大切さを身をもって教えてあげたいと思っています。
Commented by gura at 2013-03-06 22:29 x
スピードは難しかったです。時間が際限なくあればとけるでしょう、とけるのに、の台詞、何回聞いたかな。

でも一日は24時間しかないし、受験の日も六年冬に決まっている。試験時間も決まっている!

性格なの?能力なの?といつも思っていました。両方だけど・・・。

瞬間最大風速、いつも強い風よ吹いていて。

Commented by 花紅 at 2013-03-07 14:26 x
わかります!

うちも小4の頃はまんべんなく?難問(当時のレベルで)までキッチリやらせていましたが、小5になって時間がハードになり、そこまでできなくなりました。
うちは四谷で、先生にも予習シリーズの例題キッチリやれば大丈夫と言われ、その通りにしていたら算数の成績上がってクラスUPしました。
(もちろん、応用難問レベルの手前まではやっていました)
それまでより算数へ費やす時間も減ったのにもかかわらず、です。最後はうちも算数で引っ張って合格したようなものですから、超難関校以外、女子校ならかなりのところまでイケルと私も思います。
Commented by an-dan-te at 2013-03-07 20:31
まめママさん、
> まるっと受け継がせていただきます!
はい~(^-^)
「努力の価値を知っていること」が中学生になるまでの必須項目ですね。中学受験が必須とはいえないけれど。
Commented by an-dan-te at 2013-03-07 20:33
guraさん、
限りある時間は平等に与えられているけれど、その中でできることがあんまり違うんですよね(^^;;
> いつも強い風よ吹いていて。
それも疲れるから。まぁ~「ここぞ」ってときは自分でスイッチ入るといいですよね。
Commented by an-dan-te at 2013-03-07 20:36
花紅さん、
応用までやろうとしてコケるとほんとに成績がダラ下がりになることがあるけど、応用削って基本にしぼっている分にはそう悪いことにはならないんですよね。

うちも最後は算数って感じでしたね~国語のほうがヒヤヒヤしました。
Commented at 2013-03-07 22:37 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by みさまま at 2013-03-08 08:55 x
こんにちは。

アンダンテさんに質問です。

算数は基本を積み重ね手堅く得点はうちも目指すとことです。
しかし、入試には、いわゆる基本問題はあまり出題されませんよね。
基本がある程度見通しがついたら、えいやっと応用問題、もしくは過去問レベルに移行する時期、タイミングは?

「トンビとタカ」さんは、五年の1月から2月くらいにすでに過去問をといていらっしゃるのは御三家レベル、さすがだなぁと思うのですが、助走期間を誤ると、大コケしそうで・・・
Commented by an-dan-te at 2013-03-09 10:55
***(2013-03-07 22:37)さん、
小四の半ばにわかるというよりは、入塾後半年したらという感じでしょうか。それと、「わかる」といっても、そのときの偏差値のまま行くという意味ではなくて、予想がつくという意味ではないかと思います。
Commented by an-dan-te at 2013-03-09 10:56
みさままさん、
ネタふりありがとうございます(^^) 基本が大事なのはわかるけど、入試までの道のりが見えないと不安になりますよね…

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