過去問との対話で学校を知る   

前回のダブル受験のとき、私は各学校の過去問の内容をじっくり検討することはしていませんでした。

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そもそもまたろうの高校受験のほうで手がかかっていたので、時間的に余裕がなかったというのもありますけど、こじろうがしっかり集中して時間を区切って過去問に取り組んでくれていたので、できるものはできる、できないものはできない、相性がはっきりしていましたし、第一志望校の過去問は最初から合格点を取れていましたから、私はその記録表を作っているだけで事足りたんです。

第一志望校は記述がほとんどないテストで、中身を考えることなく採点がさらさらできてしまうし、できなかった問題はちょきちょきして再チャレンジノートに回すにしても、どういう問題ができないのか、どうすればできるようになるのかを考察する必要もほとんどなく、再チャレンジすればそれらの課題はクリアされていきました。ましてや、こじろうが初めから正解できた問題はどんなものがあるのかを気にすることはありませんでした。

今回はそれとうって変わって、なにしろはなひめの過去問の出来不出来はお天気次第というのもあり(^^;; 記述の採点をしなければいけない事情もあり(-_-;; やればやれる程度の時間の余裕があったということもあり(^^) 私も過去問の内容を読み込み、何が求められているのか、何が今足りないのかを探る機会が多くありました。

こうやってじっくり味わっていくと、学校ごとの違いはほんとに大きくて、また、説明会や文化祭で得た印象とも考え合わせるとたいへん興味深いものです。

考えてみれば、入試問題を作るというのはたいへんな作業です。もちろん入学してほしい生徒像に合っていて、よく実力差を測れるような内容でなくてはいけませんし、過去数年間に出した問題とかぶらないとか、小学校範囲から逸脱しないとか、いろいろな制約もあるでしょう。この、作問能力というのは実際のところかなり学校によって大きな開きがあるもので、その学校の先生方の実力が如実に表れるといっても過言ではありません。

特に国語は、しょーもない問題の宝庫です(^^;; 四択だがどちらも正しそうな二択が残る、あるいは正しそうなものが何も残らない、当たり前そうなことを聞く、そんなこと決まらないよということを聞くなど。こちらは素人ですから私の意見が正しいとも限りませんが、まぁあんまりにも納得のいかない作問(あるいは学校解答)のところは、何か入ってからも嫌なことが起こりそうで、なんだか気が進まなくなってくるものです。それも含めて学校との相性というか。

もっとも、親が入学するわけじゃないんですから、私と相性がよくたってしょうがないですけど(笑)はなひめも、受験近くなっていくつかの学校の問題を解き比べる中で、問題が同じくらい難しいにしてもセンスのある難しさとセンスのない難しさがあるというか、その「センス」というものは人によって違うんでしょうけど、そういうことを感じるようになったようです。そしてそれは、傾向として親子であまりずれていないように思えました。

第一志望校の過去問は、当初(秋口)かなり手ごわかったんですが、その難しさは納得できる難しさで、繰り返すうちにだんだん、「こういう情報をもとにこれとこれについて考えてほしいという問題だ」ということがしっかりつかめて、それに沿って考えて、わかった、なるほど。そしてそれを、求められている方向で表現する。という、いわば「過去問との対話」ができるようになってきました。

そして、入試当日の、いつになく集中したはなひめにとっては、本番入試問題との「対話」がスムーズに進み、それが、出てきたときの「楽しかった」につながったと思います。そこまでくれば。

その学校と相思相愛で結ばれたといえるでしょう。

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by an-dan-te | 2013-02-19 12:50 | 中学受験 | Comments(4)

Commented by ocarina at 2013-02-20 00:28 x
>問題が好きになる学校は、たぶん「似合う」学校です
2日午後に受けた学校、まさにそういう学校でした。
偏差値的には全く届いていないのに、なぜか「この学校の入試問題が好きだから受けてみたい」で受験して、合格したのですが、
娘自身は「やー、正直、受かるとは思っていなかったし、受かっても私には似合わないかな〜って」とのこと。家から近かっただけに、今でも「ちょっと勿体無い」と思ってしまう親心…です。
Commented by gura at 2013-02-20 00:43 x
また私の好きな記事がでていますね(^0^)
私は子供の進学先の学校の過去問を初めて見たとき、すぐに好きって思いました。

そんなに他の学校の問題に詳しくはないのですが。誰が作ったのかなあ、この先生と話しが合いそう!会いに行ってみたいと思いました。

学校に行ってみて納得。私が通いたい!ここで働かせてください!と思いました。受験するのは嫌だから・・・でも受かるかも、と思ってしまいます。教科によっては、親のほうが受かるかもって思われる方は多いのでは?昔、親御さんが代わりに受験されたお話ありましたね。ちょっとわかる気がしました。

ほんとに受験するのも、通うのも子供なんですが、私と子供の読書傾向や解釈の仕方は似ているので、国語は参考に出来ました。

やっぱり、何でこんなこと聞くのかな、と思う学校とはあわないのかもしれませんね。それでも行きたかったら、
Commented by ショコラ at 2013-02-20 17:58 x
そうですね。娘の第一志望校の過去問もそんな感じでした。
同じ位の偏差値の他の学校の問題をやってもどうにもしっくりとせず、何だかやりにくくて。
これじゃあ2月1日ダメだったら、どこに受かるんだ?と、どんどん不安になり6日7日校まで考えてしまいました。

本番は、国語の論説文で何と、私の母校の高校(地方です)の先輩の文章が出題されてこれまたビックリ!不思議な縁を感じました。
Commented by gura at 2013-02-20 18:02 x
(上の続きです。)
それでも行きたかったら、どうしましょう。きっと今はあわないけど、こういう子になって欲しいという場合に受験するんだろうから、その学校にあうように努めていけばいいんでしょうね。

過去問と対話、ですね。





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