母は女優に…なりそこねる。   

午前中解いてた問題(理科)で、酸化還元の問題があってね…酸化還元って、なんとなく中学受験の範囲じゃないような気もするんだけど。

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範囲じゃなくてもいろいろ誘導とか説明とかあるからわかれって話なんでしょうね。かいつまんでいうと:
集気ビンの中でろうそくを燃やして、火が消えるとこまで待ってから、スチールウールに火をつけてそのビンに入れるとすぐ火が消えちゃう(酸素がないから)。アルミニウムで同様にやってもやっぱり消える。ところがマグネシウムでやるとちゃんと燃える。さて、マグネシウムは集気ビンの中の何と反応して燃えたのでしょうか。
…という問題です。

小学生は、「燃える」ゆうたら「酸素」と結びつくってことしか思い浮かばなくって、でももう酸素なかったんだろうになーとは思ったんだけど、「酸素」って書いちゃったわけ。「ほとんど残ってなくて、スチールウールとかじゃダメだったんだけど、マグネシウムだと『強くて』(何が?)、残りかすみたいな(←笑)酸素かき集めて燃えたのかしらん」とかそんなことを考えたらしい。

答えは「二酸化炭素」。はなひめが「えーー」と意外そうな顔をしていたので、説明タイム。「ろうそくが燃えつきたってことは、炭素が酸素と結びついて二酸化炭素になってビンの中にたくさんあるんだけど(そこまでははなひめもわかっている)、炭素は酸素とものすごく仲がいいから、いっしょになるとすっかり落ち着いちゃって、何が来てもたいがいは離れないのよ」…

でもね。マグネシウムさんはね。
(ここから芝居モード)「酸素さん、ぼく(=マグネシウム)は君を愛している!! ぼくの愛は海より深く山より高く、絶対に炭素なんかには負けない!! さぁ、酸素さん、そんなやつ(=炭素)を捨ててぼくの胸に飛び込んでくれ!!」
…というわけで、愛は勝つのよ~(^^)

こうして母の「熱演」を見てウケれば、もう話はわかったので、続く問題で、(酸素がない集気ビンの中で)酸化鉄とアルミニウムをまぜて火をつけると、酸化アルミニウムと鉄ができるって問題もさらっとわかっちゃうわけ。「鉄さんよりは、アルミニウムさんのほうが愛が強いんだね!!」

(あ、話を戻すと。もともと、はなひめが考えていた「残りかすみたいな酸素」が二酸化炭素と考えれば、そこから「酸素かき集めて」燃えた、って、合ってるっちゃ合ってるかも)

こんなたぐいの、即興演技、あるいは、踊り、歌のたぐいなら私はいくらでも沸いて出てきます。そういえば最近は必要のある場面もめっきり減って、歌ったり踊ったりなんかほとんどしてなかったけど、こじろうに漢字の書き取りさせてたころなんて、毎日踊ってたわよ。漢字には意味がある!! ってことを教えたくて。

そういう限定的な(あくまで事実を説明する)演技力なら日々発揮しているんだけれども。現実を隠す、フェイクする面があるような演技力はからきしで、だから、中学受験界でいうところの「母は女優になれ」はとことんダメダメです。

とにかく本音に反することは言えない。子どもだましすらできない。学校に関する印象も、ココを幻のチャレンジ校としておいておきたいとか、なにかいろんな思惑があったとしても、自分が受けた印象と異なるものを顔に浮かべて子どもと接することはできない。ましてや、すでに見た合否を隠して子どもに会うとか絶対無理だし、内心の動揺を隠してどっしりと構えてる様子を見せるとかもできない…

二回の中学受験を経て、私もいろいろ学習したり、成長したと思うんだけど、そういう演技力に関してはからっきし進歩がなかった。

今、本命受験まで一週間を切って、ともかくそわそわどきどき落ち着かない気持ちで過ごしているけれど、それを完璧に隠すことはやっぱり難しい。それでもなんとかなっているのは、はなひめが一月二校目を決めてくれたから、動揺がさほどではないためだ。しかし、やはりはなひめが行きたいのは本命校なのだから、と思うと、胸がぎゅーっとなってしまう。二月一日朝は、その「常ならぬ気持ち」が頂点に達するので、それを抑えて、はなひめが自信を持って集中して受験に臨めるような雰囲気作りとか声かけとか、うわーぜんぜん浮かばない(-_-;;

二月一日は、よしぞうだけで連れて行ってもらうほうがいいかも(絶不調弱気)。こじろうのときも、私は一月校しか連れて行ってないんだよね。はは(^^;;

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by an-dan-te | 2013-01-26 14:54 | 中学受験 | Comments(12)

Commented by AVARON at 2013-01-26 15:59 x
中学受験界で提唱されてる「母は女優になれ」メソッドに、常日頃から違和感を覚えている私は大笑いしながら読ませて頂きました。
我が家(というか私と娘)のモットーは「ネガティブなことはネガティブに、アッパーなことはアッパーに表現しよう」で、親子の間で本音言わずに誰に言うの?と思っています。
以前も書いたかもしれませんが、私も本音じゃないことは言えない(逆に人から見たら「お世辞?社交辞令?」みたいな言葉でも、そう思ってるから口にしてる場合もあり)タイプなので。

まあ「母は女優に」というのは’子供(特に中受するような年齢の子)に対して理不尽に感情をぶつけないでね、大人なんだから’という戒めだと思っておけばよいのでしょうね。
Commented at 2013-01-26 16:37 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by gura at 2013-01-26 23:16 x
アンダンテさんでも、三人目でも、はなひめちゃんのような優秀なお子さんでも、直前は大変なんだ、励まされました!
私は自分を騙すことに。現実逃避するんです!
本屋さんではつい受験本を見てしまう、ファッション誌を見る気分でもない。そこで中学生用の参考書を見るんです。受かったらこれだ、本命校ではこれを使うらしい、六年後に向けてスタートだー・・・。
夜は当日のことを思うと眠れない。何時に起きて、あれとこれもって。そこで当日パパとどこへ行くか考えるんです。珍しく二人きり、子供を無事に送ったらすることがない。近くにおいしいご飯やさんがあった、あのお店に行きたいな。パパがいるから、多少重いものでも買える、デートなんて久しぶり。何着ていこう、パパには何着てもらおう・・・。
これでだいたい、楽しい時間が過ぎ、いつの間にか眠れます。子供の前では優しく、あたたかい時間をつくってあげられます!
ただ現実に戻れなくなったら・・・(・-・;)現実にはまだまだすることがあるので、切り替えないといけない。どんなに楽しそうにしていても、どんどん太っていくし、肌はぼろぼろに・・・。
もし、妄想が得意なら、現実逃避法をお勧めします(^-^)
Commented by カルメン at 2013-01-27 07:30 x
アンダンテさんでもギューってなったりするんですね(笑)
って失礼しました^^

大丈夫ですよ!
かなり手堅い第一志望校のようですし。
複数回受験があるのも心強い!
(はなひめちゃんの成績もわからないのに無責任なといわれそうですが)

そんなことはないと思いますが、ダメだった時の方が肝が座って女優になれるんじゃないでしょうか?

大丈夫!大丈夫!
優雅な生活まではのカウントダウンも始まっています♪
体調にだけお気をつけてください。

春休みは甲子園行きましょう♪
Commented by an-dan-te at 2013-01-27 08:42
AVARONさん、
> 「ネガティブなことはネガティブに、アッパーなことはアッパーに表現しよう」
いいですね、率直。わかりやすい。
「つくる」「嘘」などのためには、いろいろ頭が働いてないといけないんですが、そういう余裕というか気力というか、なんかもったいないですよね~

> 理不尽に感情をぶつけないでね、大人なんだから’
これはまぁ必要ですね。「なんでこんなのまた間違えるの!!」とか、言いたくなることもあるけど(笑)
Commented by an-dan-te at 2013-01-27 08:45
***(2013-01-26 16:37)さん、
本番なら朝から本人が集中モードだろうから、って、
それはまたろう族には通用しないんですよ~
こじろうは集中だか緊張だか、ちゃんとしてたと思いますが。

はなひめはどうだかいまいち不明です。とにかくあと少し…で、すべて終わります。

終わったら(結果がどうあれ)ランチつきあってね(^^)
Commented by an-dan-te at 2013-01-27 08:57
guraさん、
そうなんですよね~ファッション誌…って気分ではないし、でもなんかこう、いまさら受験本読んでもしょうがないんだけれども。中学生用の参考書かー、気づかなかった(^^;;

2/1に子どもを送ってからどこへ行こう、の妄想はいただきです(笑)
Commented by an-dan-te at 2013-01-27 08:59
カルメンさん、
いやもう小心者なんでぎゅーっとなっちゃいます(^^;;
春の甲子園なら、夏よりは過ごしやすそうでいいですね。夏はそりゃもうこんがりで、あれはちょっと二度目はやめとこうと思ってました。
Commented at 2013-01-27 11:12 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ocarina at 2013-01-27 15:23 x
女優になるなら新興宗教の教祖か、虚言癖の持ち主にでもなった位のつもりで(自分に酔って)やるしかないわね~って思います。そんな私自身は1年前の1月、もう不安で不安で娘に「理不尽に感情をぶつけ」まくってました。 100%本音で。

でも、子ども自身は、親の表面的な不安や焦りよりも、もっと深い所にある
子ども本人に対する親の信頼(あるいは不信)とか
親自身の親としての自信とかいうようなものを
敏感に感じ取っている気がします。

だから、はなひめちゃんは大丈夫ですよ(゚∇^d)
(あ、でも、悪い緊張って結構伝染しやすい気がするので、つきそいは夫さんに行ってもらった方が良いのかも??!) 
Commented by an-dan-te at 2013-01-27 20:59
***(2013-01-27 11:12)さん、
ありがとう(^^) そうよね、入試当日より手続きでうきうきとおいしいランチ/お茶したいわ~連絡するね。

確かに、この状況でゆるゆるになるよりは、母がおろおろして緊張感を盛り上げているのも悪くはないかも?? 本人、ゆるんでるというか、いつでもゆるんでるんでよくわからないんだけど。
Commented by an-dan-te at 2013-01-27 21:01
ocarinaさん、
自分に酔って(^^;; んーーちょっと苦手かも…
まぁできないことするよりは本音でさっくり率直にいったほうが、変にこじれなくていいでしょうね。

> だから、はなひめちゃんは大丈夫ですよ(゚∇^d)
だといいな~

あー。一月二校目から2/1が長く感じます。

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