よしぞうの強み   

大学受験のころ、私とよしぞうは知り合いではなかったので気づきもしなかったが、実は某私大の同じ学部同じ学科を受験していたことを後で知った。

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それで、私は合格してよしぞうは落ちてたんだけど(^^;; 数・理はよしぞうのほうがずっとできるにしても、私大の問題はそんなに難しくないから私でも取れるし、一方、よしぞうの英語はひどいもんなのだから、この結果は当然っちゃ当然だ。

でも、結局のところ、第一志望に受かれば、第二志望以下に落ちても大勢に影響ないわけで…

よしぞうの受験は、中学受験のときも、大学受験のときも、「第一志望にだけ受かる」無駄ナシ受験。

しかも、第一志望だって、模試の判定とかは決して「鉄板」でもなんでもなく…だって地道な勉強が足りないからあちこち穴だらけ。英語とか古文とか。科目まるごと穴っ!!

そんな受験、私だったら心臓ばくばくでとても耐えられないわ。

でもよしぞうの強みは、「ここぞ」というときに気合で、120%のパフォーマンスを出すこと。本人曰く、アドレナリン分泌量をコントロールする(?)のだそうで、あれって、出なくっても出すぎても実力が出し切れないわけでしょう。私がピアノ発表会で手が震えたりこわばったりしちゃうのって、アドレナリンの出すぎ。あと、比べてもしょうがないけど、羽生が終局間近に手が震えるのが有名でした。羽生の手が震えたらもう助からないとか(あ、念のためいうけど、対局相手が助からないんです。羽生の手が震えるときはもう勝ちを読みきるときなのね)。あれも、アドレナリンのなせる技。

よしぞうによれば、「集中」と「緊張」は違うベクトルで、「リラックス」と「ダレてる」のも違うとかなんとか。それで、入試の場合なら、「リラックス」の後、しっかり「集中」するところがコツらしいんだけど、呼吸とか、自分なりの儀式とかを利用して、必要に応じてさっとできるように練習しておくわけ。よしぞうがはなひめにそれを伝授しようとして説明やデモンストレーションしているところを聞いていても、わかるようなわからないような、たぶんあれって、自分が素質を持っている分しか、レクチャーを受け取れないんじゃないかと思う。

よしぞうが教えてくれたノウハウを、こじろうはある程度生かしたように見えるけど、またろうには役に立ってないように見える。はなひめはわかっているのかいないのか??

とにかく、よしぞうがうまいと思うのは、子どもの気持ちを試験に向いた状態にしていくための、当日の言葉かけです。

こじろう受験のときは、2/1も2/2もつきそいはよしぞう。よしぞう本人が書いた、道中記は私にとってほんと感動モノで、「いやー、私がついていかなくって、よかった!!」と思いました。

先日の、「二校目」受験のときもね。この学校、私はすごく気に入っているんだけど、はなひめ本人は実際に見たことがないからいまいち乗り気じゃなくて、本気じゃない感が漂ってて、危ないと思っていたんです。「この学校に合格したい!!」という気持ちもいまいち薄く、さらに悪いことには「合格できる!!」という気持ちも薄くて、「なんか無理だと思う~」というような。

それを「こんな状況なんで、フォローよろしく!!」って、よしぞうに無茶ぶりして二人を送り出し、私は家でやきもきやきもき…

学校に向かう途中の様子は、その日の夜になって詳しく聞いたのですが、よしぞうはあまり学校そのものの良さを説明するようなことをせず(下手に押し付けると反発されるし)、ただ、気持ちが上向き、ポジティブになるような雑談、声かけで徐々にじっくり調子を上げることに重点を置いたそうです。そして、学校や、学校のある街についてプラスイメージを持つような情報をさりげなく混ぜる。最後に別れるときには、しっかり元気づけて送り出す。

帰ってきてからのはなひめの様子と、夜になってよしぞうから聞いた話を総合して、これは受かったらしいぞ、と思いました。それにしてもウマいよ、よしぞう。

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by an-dan-te | 2013-01-18 12:13 | 中学受験 | Comments(14)

Commented by モンサヴォン at 2013-01-18 13:01 x
おー。それは、天性の「たらし」とも言えましょう。
うちの受験に、お借りしたい~。

うちのだんなさんは、その辺はずしまくりなので、息子は、「あー、お父さんは、ほんっとに励ますのが下手だねえ。いラっとくることもあるんだから、何も言ってくれなくていいんだけどな。」なんて言いながら耐えてます。
Commented by なつし at 2013-01-18 15:18 x
やっぱり、夫婦っていいもんだなぁ。

冷え切ったままにならなくて、何よりでした。笑
Commented by みさまま at 2013-01-18 15:24 x
こんにちは。しんしん冷えますね。

ご主人すごーい!すばらしいですね。
うちにもお借りしたいです。

でも、大学受験のところ、うちの旦那とちょっとばかし似ていて笑ってしまいました。旦那は、生涯一度も塾に通わず(本人曰く「一人でできるじゃん。なんで金払うの?」とのたまった)、いわゆる一流といわれる国立大学に現役合格、、・・・とここまでは格好いいのですが、あまりの英語のひどさ、古文・漢文の類はまったくの無知、こんなんで本当に受かったのっていうレベル。ちなみに、文系です・・・。もんろん、私大は全滅です。

なんなんでしょうね。
何度か一緒に海外旅行に行きましたが、なんでも食べられる(ゲテモノ、まずい物すべて)、10時間を越えるフライトのエコノミー席でも微動だにせず熟睡できる、片言の英語と日本語で渡り合える・・・このことを知ったとき、なんか納得しました。
英語が話せないくせに、海外赴任を希望したときも、度肝を抜かれましたが・・・。オマケに、洒落で最終選考まで残ったときは私のほうが汗かきました。

それにしても、アンダンテさん、旦那さんのこと大好きですね。
結局、のろけじゃないですか!!

Commented by ハット at 2013-01-18 18:15 x
いいですね~愛溢れていますね!
「道中記」、鮮明に覚えています。主人はあてにできなかったので、受験に関する事すべて1人でこなさなければならなかった私は、何度も道中記を拝見しイメージトレーニングしました。もしも、に備えて。ありがとうございました(^-^)。
素敵な御夫婦に乾杯!(^^)。
Commented by のの at 2013-01-18 20:11 x
ご主人は、私とどこかで血がつながってるんでしょうか〜。と思わず思ってしまいました(^^)。
実は私も、受験は第一志望一点勝ち人生で、親はハラハラだったらしいです。個人競技の運動部だったのですが、あまたあった練習試合では一度も勝てず、公式戦では負けなしでした。自分では気がつかなかったのですが、これってアドレナリンコントロールだったんですか…。

が、この母、子どもには適切な姿勢を取れるとは思えないです…。ご主人様の適切な声かけセンスは、無駄なし受験とは別の才能の気がいたします。ただひたすらに尊敬です!!!

そして…失敗した1月校、確かにムスメだけでなく私も「ま、とりあえず受けとくか」以上の気持が何もなかったのは確かでございました。ご慧眼 m(_ _)m 本命校の時には、胸に刻んで出陣したいと思います。今日の記事、ありがとうございました。
Commented by an-dan-te at 2013-01-18 20:57
モンサヴォンさん、
あ、「たらし」(^^;; 確かに、似た方面の素養が必要な気もするんですが、でもね。よしぞうの場合は、その絶妙な声かけ、心理を読んだ誘導(?)は、ここぞという日にのみ発揮されるようなんですよね~

もっと天然でできて初めてジゴロになれるんじゃないの? 知らないけど。

> うちのだんなさんは、その辺はずしまくりなので、
私も、イラッとかムカッとかいっぱいあったんですよー。
Commented by an-dan-te at 2013-01-18 20:59
なつしさん、
ピンチをチャンスに、っていうか(何)
Commented by an-dan-te at 2013-01-18 21:12
みさままさん、
英語と古文・漢文のできない文系! それはある意味スゴイというか、それ以外がよっぽどできるんですね。で、やっぱり科目の少ない私大は無理ですよね。

え。のろけ…かな…(^^;;
Commented by an-dan-te at 2013-01-18 21:20
ハットさん、
「いざ」というときは、集中力を発揮して、すごく上手に助けてくれるんですよ。まぁふだんは…リラックスしてるんですけど…

それで私はいつでもたんたんと8割パワーで「ふつう」のことをこなしており…

そして、日常的にはまったりまたろうくんが助けてくれるからね。バランス取れてるかも。
Commented by トマト at 2013-01-18 21:21 x
あぁ~~、常に第二志望の人生を歩む私にその力を伝授してもらいたい…。えっと、もう受験はしないから、ピアノの本番に向かう心構えとか。

よしぞうさんが書いた道中記、あれ良かったですよね。アンダンテさんとよしぞうさん、普通(ん?)は男女逆の役割分担のような気もしなくはないですが、どっちでもいいですよね、夫婦でちゃ~~んと補い合っていければ。ごちそうさま~~(^^)
Commented by an-dan-te at 2013-01-18 21:23
ののさん、
一点勝ち人生なんですね~
それは、親御さんにとっちゃ心臓に悪いですよね。まぁ結果オーライですけど。

> 本命校の時には、胸に刻んで
いやー、本命校ではまさか「ま、とりあえず受けとくか」以上の気持が何もなくて行くわけないですから。大丈夫でしょ。
Commented by an-dan-te at 2013-01-18 21:35
トマトさん、
それはそうお考えになるのももっともですが、しかし。
> ピアノの本番に向かう心構えとか。
私が、相変わらず人前の演奏で醜態をさらしているところから考えて、このよしぞうの「能力」が他人の役に立たない(もしくはたちにくい)ことはおわかりでしょう~

ともかく、夫婦ですごく違う系なことは明らかです。そうすると、子どもはこれこのとおり、バラエティーにあふれて。。
Commented by レタス at 2013-01-19 08:40 x
おはようございます。
いやーよしぞうさんて、すごい勝負強い方だったんですね。
そのよしぞうさんのお話ですが、「集中」と「緊張」はわかります。
ウチの場合、緊張がかなり強くて体調を崩していましたが、その結果
より強く集中できたようなので。
「リラックス」と「ダレてる」の違いで、はっとしました。そうかー
もしかして私がリラックスと思いこんでいたのは、ダレてる状態だっ
たのかもしれないなあ・・・。最近、某通信添削の自宅テストで、呆
れるようなうっかりミスを頻発してまして、これはもう明らかなダレで
すよね・・・。今年は三年になるし、そろそろ自分で気づいてくれない
と困るんですけどねえ・・・。
そうそう、羽生さんの震えはもうすっかり有名になりましたね。私、
去年のNHK杯決勝の録画を最近見返しているんですけど、渡辺さんも
なかなか表情豊かで、羽生玉が詰まないことを悟ったときの仕草とか
見てると、すごくわかりやすいなーとか・・・、これは集中力とか違
う話ですね。失礼しました。
Commented by an-dan-te at 2013-01-20 09:34
レタスさん、
うちは今ちょっとダレてます(^^;;
まぁまた2月直前に気合入れてくれればいいですけど。

よしぞうの勝負強さは破格で、「奇跡の人」と呼ばれていました。とりわけ、単位落としまくりからの大逆転進級が…

やるときはやる、それ以外のときはやらない(-_-;;

子どもの受験は、もうちょっと平らかにいきたいので(^^;; ふだんは私流の「地道」で進めて、「ここぞ」のときにはよしぞう登場で~

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