娘をJGに入れたいと思ったことはありますか?
2013年 01月 05日
←「惚れた学校」は四年のときから変わらない
さすがに面と向かって尋ねられたことはないけど(^^;;
…スパッとお答えします。
答え「ありますが、はなひめ四年のときにJGの文化祭を見て消えました」
私自身は、JGに行ってよかったと心底思っているので、まぁこじろうは受けられないから関係ないけど、娘が中学受験をしようかって話になれば、そりゃ浮かびます。もちろん成績と相談というか、現実問題はそこんとこ無視できませんけど、少なくとも四年や五年の間は、漠然とした目標校があって、それに向けて勉強しておく…ぶっちゃけ、偏差値が上がるように努力する、ってことで十分ですよね。
そのあと実際に、JGを志望することになってもよし、あるいは実質的な第一志望校は別の学校になるとしても、「幻のチャレンジ校」として、第一志望校のR4偏差値に達していてもゆるまないための目標として作用してくれてもいいなと思っていました。
だから、四年生のときに早速連れて行ったわけです。
そのとき感じたことのひとつは「遠い」ってことです(^^;; そりゃ、乗り換え案内で検索すれば行くまでもなく何分かかるかわかるんですけど、実際に行ってみて実感としてもっと遠いってことです。なにしろ都心方面ですからね。行くのも帰るのも疲れます。
私がJGに通っていたときは、「地下鉄でひと駅」という通学だったもので、余裕で予備校に通うこともでき、たいへん恵まれていました。今の我が家から通うんだったら、生活はまったく別物になってしまうと思いました。
それと、久しぶりに見るJGの在り様には、昔と同じ部分、違う部分があって、その違う部分が好みでなかったというのがあります。具体的にいうと、昔よりずっと「進学校としてのJG」が期待されていて、そういう志向の親子が数多く集まってきているということ。もちろん、学校側は、昔も今も大学合格実績を上げようとかそんなことは一切考えていないでしょうが、周囲からの期待があれば学校の性格も当然左右されてしまいます。
私は一律に「進学校」が嫌いなわけではないのですが、JGと「進学校」ってのは、そりゃ合わないだろって思ってしまうんです。それじゃ互いによさが生きないんじゃないかって。それは単なる思い込みなのかもしれませんが、母校に思い込みを持たないってのも土台無理な相談なので、そういう意味では、娘を母校に入れるってのは、難しい面もあるのかもしれませんね。「えー、ちがーう!!」ということをつい鋭く感じてしまうというか。
そしてそれに関連しますが、JG生のカラーも昔とは少し違うように感じました。エネルギーとパワーに溢れていて、のびのびと青春を謳歌しているところは少しも変わりませんが、もっとなんというか、頭の回転が速く、ソツなく、バランス感覚あり、プレゼン能力に優れ…昔よりとんがっている感じ。
それでも私が今、小学生ならば(^^;; 昔とは違う、このJGにまた入りたいと思うような気はしたんです。こういう子がたくさんいる中で、楽しくやれる!! という気が。しかし、明らかにはなひめのキャラとは違う。なんというか、はなひめが何年か育っていって、こういうお姉さんに成長することが想像できないんです。たぶん、人種が違う。私とはなひめの人種が違うように、違う。
同時に、はなひめ本人も、JGの空気は居心地よくないと感じていて、親子で文化祭に行ってみた結論はあっさり「あそこは、ない」。
本当のことをいうと、私は、学校がなんらかの面で気に入らなくても、「幻のチャレンジ校」として、受験勉強をひっぱる仮想目標として機能させるべく、はなひめは「その気」にしたまま持っていこうとか姑息なことを考えていたんです。ところが、結局のところ、自分ですっぱり結論が出ちゃったものを、娘に気づかれないほどの演技って、私にはできない。
というわけで、その後、日能研に入塾し、成績が上がっても下がっても(下がるほうはさらに関係ないが)、JGが志望校ラインナップに乗ってくることは、ありませんでした。結果的に、成績のほうも、ガチJGって雰囲気になることはついぞなかったのだけど、それもたぶん、「似合わない」と感じたこととつながっているのでしょう。
にほんブログ村 中学受験 ←ランキング参加しています。
にほんブログ村 中学受験(日能研) ←こちらも参加しています。
by an-dan-te | 2013-01-05 17:30 | 中学受験 | Comments(8)
地味でおっとりした感じでしたが、明らかに庶民と違っていました。
一方国立のoの学生はしゃきしゃきしていました。
もちろんみんながそうではないと思いますが、ずいぶんカラーが違うと思ったものです。
学校によっては今の生活が6年間続くのですからあまり遠すぎない学校を選ぶのは賢明だと思います。
「おっとり」…確かに、私の知る範囲から推測するに、「いくら勉強好きでも浮かない安心感」でおっとりしたムードかなと。
現実問題、通うにあたっては、通学のことは無視できませんよね。そしてもちろん、それよりもっと無視できないのが「カラー」です。そんなに狭く考える必要はないけれど、明らかに合わないところはあるものです。
ほんと、同じパターンですね(^^;;
母娘でも「似合う」学校は違ったりする…そりゃ違う人間だからもちろんですが、学校に行ってみて、そこの空気を吸うと「おぉ」と納得する部分があります。
お互い、しっくりくる学校に受かるといいですねぇ~(^^)
なるほど、そういうところはあるかもしれません。しかしJGの場合、それでいうところの「進学校」にあてはまらないのはもちろんですが
> 大学に行っても困らないような授業(実験とか論文とか)
というわけでもなく、むしろ「社会人になったときに力強く生きられるような授業いや教育!?」かなと(^^;;
学校によってカラーが著しく違い、選択の余地があることが私学のいいところですね♪
たくまし過ぎる(^^;; JG生のイメージってそんな感じですよね。腕力のことではなく。
まぁ、いいんじゃないでしょうかー。JGでよかったなと思います。
しかし、実際にJGがどう機能していたか(しているか)とは別に、学校側は自分の学校のポリシーと教育力についてどう考えているんだろう?? ってちょっと不思議に思うことがあります。