のびちゃんパパの本を読んで   

「のびちゃんパパ」のブログっていっても、今の人(?)は知らないかもしれないけれど、私にとっては、こじろうのときの「同期の桜」というか…

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同じ時期に、中学受験ブログを並べていて、私ものびちゃんパパのブログになんどかコメントつけたりしてました。のびちゃんちのほうは、六年の秋も深まったころから、親不在時に勉強をみてもらうため個別に行きだして、でも個別塾の対応がなかなかわけわかんなかったりして迷走し、そして受験に専念するためブログは休止。気を揉んでいたところ(いやこっちだってそれどころじゃないわけだが)、第一志望は残念だったものの、Y偏差値60前後のところに合格したとのことで、まずはよかった(^^)

ブログをリアルタイムで読んでいたので、本は買ってなかったんだけど、先日遅まきながら入手して、読みました。「こんなハズじゃなかった中学受験」

あらためて読み返して思ったことは、これはかなり疲れる受験だったということ。もちろん疲れない受験なんてないだろうけど、疲労度が増加する数々の要因があると感じました。

別に、のびちゃんの素質のことではないです。のびちゃんの地頭はなかなかよいと思うし、親不在時に自分から勉強しないのなんて当たり前だしね。

そうではなくて、
・塾へは片道一時間!
・サポート担当者(父)は中学受験経験がなく、しかも不在がち。
・クラス昇降めちゃくちゃはげしい(サピの中でも大規模校?)
というようなことが、どっとのしかかってきて、肉体的・精神的な疲労を溜めてしまったように見えます。

そして、この受験を支配している雰囲気というのは、もう一貫して
「やっと自分からやる気になってくれたと信じていたのに…裏切られた気になりました。」
というトーン。話し合って、やることの確認をして、帰ってきたら、できていないorz これは、疲れますね。

これについてはもう、なんというか…非常~に身につまされます(^^;;

それでも私が今現在、当時ののびちゃんパパほどくたびれていないとすればそれは、もともとそこまで子どもを信頼していないというか、そりゃやらないだろうなと思っていたから。過大な期待をしていなかったからです。

課題にコツコツ取り組むのを定着させたければ、まずは親がいるときに、「ひとりで」課題をやるところから練習です。不在時も、夜もう寝るくらいの時間になって初めて確認して、「やってない」ことが判明してもその日のリカバリーは不可能です。短い時間から、やはりこれも練習が必要です。親が手をかけてしまってもかまわないので、とにかく「課題をコツコツ」やった実績をつくり、それを続けます。実績が溜まったら、それにどういう「イイコト」があるかもようやくわかってきます。勉強をやるということそのもののハードルも下がります。

子どもに対する信頼は、そこに始めからあるものではなくて、信頼できるような状況を、いっしょに創っていくのです。イチから。

私がある程度それができたのは、のび父さんに比べてたっぷり時間があるから。

のび父さんは、出張も多いらしくてほんとうにたいへんだったと思います。数日まとめて課題の確認をして、そのとき「やってない」ことが判明したってそりゃもう気まずいだけです。学習習慣の定着とは逆を向いてしまいます。

…というように、困難な受験だったわけですが、それで最終的にはなんとかなったところがこの本の感動部分です。

上記の状況から想像できるように、この困難な状況の中で、がらりと様相を変える原動力となったものは、個別塾でも(あんまり)なく、のび父さんでもありませんでした。のびちゃん自身が、友だちきっかけでやる気を出し、それが転機になったのです。時すでに六年生の12月。って今だよ…

今からでも、お子さん自身がつかんだ「本気」となれば値千金!! 感動のラストが待っている…

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by an-dan-te | 2012-12-18 13:29 | 中学受験 | Comments(14)

Commented by あすな at 2012-12-18 14:19 x
なるほど~
私今年中受決めてから中受本買いあさって、この本ももちろん持ってます。それでこの本には何かのびちゃんと父さんとの違和感というか父さんの一方通行だけが目立つのはなぜなんだろうと思ってたんですが、

>子どもに対する信頼は、そこに始めからあるものではなくて、信頼できるような状況を、いっしょに創っていくのです。イチから。

私の感じてた違和感の正体がわかりました。アンダンテさん、ありがとうございます。
なんか親子が噛み合ってないと思いつつ読み進めていたんですよね。

>それでも私が今現在、当時ののびちゃんパパほどくたびれていないとすればそれは、もともとそこまで子どもを信頼していないというか、そりゃやらないだろうなと思っていたから。過大な期待をしていなかったからです。

私なんて始めたばかりだというのに息子に信頼も期待もしていないので、たいして疲れない受験生母になる自信だけはあります(そこですか?www
もうどう転がるかは子供本人のみぞしる、ですよね。
Commented by 果歩 at 2012-12-18 14:37 x
はじめまして。
今、まさに「課題にコツコツ取り組むのを定着させたい」「自分からやる気にさせたい」という状況の我が家です。
息子とも「やるのかやらないのか!」と話合い(?)も何度も行いその度に「やる」という結果になるわりには上手くかみ合わずもう5年生・・・焦るのは親ばかり・・・ですね。

なるほど。
練習→実績作り、信頼し合える状況を一緒につくるですか。
信頼・・・今はお互いに限りなくゼロって状況だなぁ。

親の言葉は届かないので(なにせ信頼ゼロだから)外部からのきっかけがあればいいのに。
でもそれはかなり運任せですよね~(-"-;A
Commented by レタス at 2012-12-18 14:58 x
こんにちは。

>こじろうのときの「同期の桜」というか…

いやー懐かしいですね。こじろうくんとのびちゃん、私がネット上で
はじめて中学受験本番を疑似体験したのがまさにこのときでした。
そうでしたね、途中で一回お休みして、復活したときの第一声が
個別は効果がありました、という言葉だったような記憶があります。
本は私も買いましたけど、面白おかしく書いてあるのでついつい
吹き出してしまいTがちですが、いろいろヒントはありそうですね。
Commented by まる at 2012-12-18 21:42 x
サピックスメソッドの本を読んだら最後にサピックスに子供を通わせている親たちの対談がありました。
中学受験の場合、徹底した復習主義なので宿題が大変で、子供1人で乗り切ったのは開成に合格した一人だけでした。
Commented by トマト at 2012-12-18 23:08 x
あの頃、中受人口は多くて、ブログも掲示板もにぎやかでした。懐かしい。煩わしいことに巻き込まれるのが嫌で敢えて身近に中受仲間を作らないように、同じ小学校の友達が通わない塾を選んだくせに、エデュやブログで仲間を見つけ、深く共感し合ったものです。アンダンテさんもそのお一人ですが…。

同期の子供たち、今もそれぞれ元気に過ごしていることでしょう。反抗期も少し落ち着いた頃かな。親と一緒に走った中受とはまた違い、それぞれ子供たちが自分で歩む次の受験勉強が始まります。N研の成績上位者だった子にもまたいつかどこかの模試で「再会」できるかな~と、のんきなことを思いつつ。

あの頃、どうやっても一人で走ってくれるようには思えず、最後まで母がひきずりながらゴールした気すらする長男でしたが、ようやく一人で歩いてくれるようになった気がする。感慨深い。
Commented by ケロ父 at 2012-12-19 00:15 x
う~ん、私もこの本読みましたが、終始共感はできませんでしたねぇ。
>数日まとめて課題の確認をして、そのとき「やってない」ことが判明したってそりゃもう気まずいだけです。
で、感情的になって手を上げちゃってますからねぇ。そりゃ子供のモチベーションも下がるでしょう。
また「子供を成功へと導く10ヶ条」という中に、「余裕があるのは夏休みまでと意識せよ」なんて行がありますが、少なくともうちは新5年~5年の夏、新6年~6年の夏休みまでが一番しんどかったです。余裕なんてまったくなかったですね。(^^;
関西最大手の浜学園でも、「夏になれば皆が努力する。差がつくのは夏休みまでの過ごし方」と言われていますし、私もそう思います。地域性の差というより認識の差が大きすぎて、参考にはならなかったですね。
最後は健康管理に失敗して、ボロボロのコンディションでの受験となったにもかかわらず、見事合格を勝ち取ったのびちゃんは大したものだと思います。
Commented by an-dan-te at 2012-12-19 07:41
あすなさん、
そうですよね。たぶん私も同じ道筋たどって(違和感→??)、そう、なんで子どもが留守中にやることやると思ってたんだ? そもそも。って思って。

> そこですか?www
大事なとこですね、そこ。
Commented by an-dan-te at 2012-12-19 07:43
果歩さん、
話し合いは、正攻法ですけど、あんまり効果がないんですよね。それよりは、まめな確認と静かな強制力で、「やった」実績を積むことです。

> 上手くかみ合わずもう5年生・・・
これからですよ~
Commented by an-dan-te at 2012-12-19 07:46
レタスさん、
個別は効果あると思いますよ。優秀な先生がつかまるかどうかはともかく、とにかくはりついてその時間内、勉強させてくれますもん。のびちゃんタイプでしかも親が見張れないおうちなのでよかったと思います。ただ、本ではややトーンダウンされてるけど、某個別塾、商売えげつないですね。
Commented by an-dan-te at 2012-12-19 07:50
まるさん、
サピックスについては直接経験してないので聞いた範囲ですが、親がフォローできない場合は、基本にしぼってしっかりさせるようなところが弱いように思います。宿題でアップアップしちゃって。

復習主義は日能研も同様ですが、宿題の量が違う(あるいは、優先順位を先生が指示する)から、多少はいいと思います。ただやっぱり、平凡な素質の子なら親が取捨選択してやるほうが楽ですよね…
Commented by an-dan-te at 2012-12-19 07:54
トマトさん、
ブログが(見た目)減ったのは、中受人口に比例しているわけではなくて、危機管理とかそっちのほうが多いと思いますけど。

近すぎる中受友だちというのは難しいから、ブログ同士のつきあいはほどよいですね。

こじろう学年の子たちは、もう高校生だから、「中二病」もあらかた脱出して、たくましく育っていることでしょうね。
> 最後まで母がひきずりながらゴールした気すらする長男でしたが、
はは(^^;; うちもですけど。その「予後」がいいかどうかは人によるみたい?
Commented by an-dan-te at 2012-12-19 08:02
ケロ父さん、
私の感触でいうと、どんどんカリキュラムが進む五年がいちばんしんどくて、六年になるとだいぶ「みえて」くる、特に六年後半になるとだいたい予定がたつかなと思います。ま、やるべきことは結局多いんですけど…

のびちゃん本はおもしろかったけどつっこみどころは多くて。「十か条」のなかの「併願は親の…」で、高望みばっかりで全落ちさせた知人のことをどうこういってたけど、「シブマク特攻させたオマエがいうか!?」って全力でつっこみました。

ともかく、あの状況で最後キメたのびちゃんはすごいです。
Commented by みしぇる at 2012-12-21 11:36 x
アンダンテさんのブログのおかげでついに中受本を1冊も読むことなく受験を終えそうです。
人為的に奇跡を起こそうとすると、とんでもなく疲れるということですね。
私自身が段取りに難があるので、アンダンテさんのノウハウの中で華麗にスルーした部分も多々あるけど、そこも含めて「無理なことはしない」という真髄?は学んだつもり(笑)。
たいへんお世話になりました。
いつも、せめてコメントをと思うのですが、あまり有意義なことを思いつくことがなくてごめんなさい。
Commented by an-dan-te at 2012-12-21 17:11
みしぇるさん、
あぁ、確かに…
私が、皆様にぜひお伝えしたい真髄のようなものがあるとすればまさにそれ。「無理はしない」ですね(^^)

最後、ぐぉーっときて、おー奇跡の合格!! なんて話は、そりゃ本人的には疲れるストーリーに決まってるんです。私ははじめっから「ドラマのない中学受験」を目指していたんですけどね。なかなか、平らかな受験にするのも難しいもんです…

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