国語読解、挫折した線引き読み   

中学受験のときも大学受験のときも、国語は得意だったけど、教える自信はない。

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現代文に関しては、得意だった人のかなりが「なんとなくできちゃった」「なんでわからないかがわからない」というのではないだろうか?? でも、そこで思考停止すると、「数学って、一番簡単な科目だよね? 暗記しなきゃいけないこともほとんどないし、ぜんぶ考えればわかることばっかりじゃん」と言い放ったまたろうレベルになってしまう(またろうには数学の家庭教師はできそうにないね…)ので、もうちょっと考えてみる。大人だから。

私も理屈から読解を習った経験はある。駿台に通っていたときの「藤田の現国」。「記号でつかむイイタイコト」だったか、私たち世代にはわりと有名かな? 授業以外ではあまり現国の勉強した記憶はないけど、一年間藤田先生の授業を聞いて、なるほどと思ったし、おもしろかったという記憶はある。あれのおかけでやっぱり、確信を持って読めるようになったような気がする。

というわけで、がっつり根拠を求めて読む読み方といえば、線引き読みだろうか。そこで題材にしようとして買った本が
「中学受験 お母さんが教える国語、印つけとメモ書きワークブック」(早川尚子)

この本は、具体例を詳細に説明しながら、「印つけとメモ書き」の仕方、そしてそれを生かす学習方法を丁寧に述べているのでよい本だと思うが…この本のお奨めどおり、「時」「場所」「登場人物」「気持ちを表すことば」「できごと」「つなぎことば」「大切に思ったところ」etc.と、印つけとメモ書きをしていくと、文章がもうぎっしりしてしまう勢い。

ここまで書き込みしていったら、とてもじゃないけど時間内に解き終わらない。もっとも、そうやって慣れていったら、適宜省略してスピードアップを図ればいいのだろうけど…

なんか、ここまでしなくても。(訳: めんどくせぇ)

というのが捨てきれず。はなひめにはいちおう、本の紹介はして、一部一緒に読んでみたけれど、これを実践練習していく気がしなくて(時間がなかったともいう)、そのままになった。はなひめは、いちおう自分でも読んでみるといってこの本を自室に引き取ったが、そんなには読んでないと思う。今朝探してみたら、「印つけ」一覧のページにしおりがはさまっていて、ちんまりと本棚に立っていた。

結局、どうやったかというと、週に1題以上は「本科テキスト」または「栄冠への道」の読解問題をいっしょに解いてみるという、もはやノウハウと呼べないようなふつーの方法。というかそれもやってなかったんかいという感じだが、ほんとにやってなかったのだ。国語どころじゃなかったので、比較的マシな国語は放置。授業とテスト、テスト直しのみ。

しかも、超~個性的な授業をする先生なので、本科テキストにあるような一般的な読解演習はまったくといっていいほどやってなかったことになる。

それじゃまずいだろうってんで、毎週演習をするということにして、やり方はこんな感じ。
・問題文音読
・設問も音読、設問については聞かれていることに印つけ
・答えの材料になるところを探す、印もつける
・答え作成
・答え合わせ。違っていたら、根拠部分を再度確認

要するに、設問に関係あるところだけを印つけ読みするような方法で、やや丁寧な問題演習といったところだ。

たぶん、ミソなのは、大人が横でびっちりついて「丁寧な」問題演習を支えるということなのではないだろうか。いくつか聞いた「個別にいくようになったら国語が急上昇した」というケースはそれが奏功したもののように思う。しかしその程度のことなら、たとえばこじろうのときにだってやっていた…いや、もっとたくさんやっていたと思うが、それで国語が急上昇したなんておいしい話はなく(-_-;; それはもう、本人の準備がある程度できている場合に効果があるとしか。

ともかくこれで、「五年の平均偏差値」を基準に公開模試国語の成績推移を示すと、
五年→六年前期→六年後期
0 → -3 → +3
となり、単なる回復ではなく、五年時よりも良くなった。ちなみに、四教科の推移は
0 → -1 → +3
となっており、「谷」が少し浅い。浅いのは算数と理科のおかげで、社会は国語といっしょになって谷を押し下げる役割を果たしていた(オイ)。現在は社会もやや回復(か?)。

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by an-dan-te | 2012-12-07 13:06 | 中学受験 | Comments(12)

Commented by あすな at 2012-12-07 14:40 x
こんにちは。
その本私も買ってちょっとやってみたら、文章が線やら丸やらわけわかんなくなって読めなくなるという事態になったので、即売りに出しました(笑)

やはりある程度語彙力と文法が身についてから、
>要するに、設問に関係あるところだけを印つけ読みするような方法で、やや丁寧な問題演習といったところだ。
という王道で地道に行くしかないんでしょうかね。
Commented by 海実 at 2012-12-07 16:57 x
こちらにコメントするのは、久しぶりですね^^

そらも、何となく国語は出来ていたクチで、確か五年生になった頃だったかいつだったか(つまり忘れた)、なんとなくでは解けなくなってきて成績が下がった頃に、テスト問題の解き直しで、アンダンテさんの書いている演習を親子で口頭でやっていました。

何となく解けている場合は、やはり根拠があいまいな事が多いので、そこを熱く(っていうか、だんだん親が興奮してきちゃう・恥)、なんでこの答えではダメなのかっていうのをきちんと納得していく、その過程を子供が意識するのが大事だったのかなぁ。

やっぱり急上昇はなかったけど、それなりに成績も戻ったし、さらに記述を鍛えるようになってからは(漢字以外は・爆)安定していたので、やらないよりはやった方が効果はあると思います。
ただ、時間が掛かるのよね、それが大変。
Commented by はるはる at 2012-12-07 19:24 x
こんにちは。
だいぶ前に何回か コメントさせて頂いた者です(^O^)

我が家の息子は 国語の読解力不足も足を引っ張る要因のため、熟読しました。

やはり王道が一番ですね。

こないだ読んだ本に 指さししながら読むという方法があり させてはみますが、定着が(-"-;)

三回は問題文を読み返しさせたいですが、時間が足りなくなるし(-"-;)

この記事をよんで、王道にまさる道なし。
頑張ってみます
Commented by an-dan-te at 2012-12-08 07:40
あすなさん、
> 文章が線やら丸やらわけわかんなくなって読めなくなるという事態
はは(^^;;
ほんと、みっちりしちゃうんですよね。

そう、王道で地道に。そして語彙・文法も前提。
まぁ、はなひめみたいに、「地道」にやってもすぐ回復するようなら地道にやりゃあいいと思います。地道にやっても効かない子(こじろうとか)はもっと魔法みたいな方法がないかと思っちゃいますよね…
Commented by an-dan-te at 2012-12-08 07:43
海実さん、
「なんとなく」を修正してく期間があったのですね。
> っていうか、だんだん親が興奮してきちゃう・恥
(^^;;
子どもが、何か誤った答えにこだわっているときに、これをバトルにならずに切り抜けるってのは聖人君子のお人柄が必要ですね。私も何度むなしいエネルギーを浪費したことか…
Commented by an-dan-te at 2012-12-08 07:50
はるはるさん、
> 指さししながら読む
飛ばし読み・適当読みを防ぐという趣旨ですね。

結局のところ、レベルも傾向も子どもにより様々で、それを見極めてうまい方向に誘導していこうと思えば、なかなか大手塾で一斉授業しておしまいという具合にはいかないということですよね。

そうすると、親が腹くくらないといけないというのが大方のところで…あぁ面倒…ってことになるわけです(^^;;
Commented by カメ at 2012-12-08 10:13 x
国語読解、記事にしてくださりありがとうございます!
印つけは、わたしも同じ感じでとてもやりきれませんでした。
王道を地道にいく。
やっぱりそうですね。
記事を拝読して、シノゴノ言わずにいいからやってみよう!と思えました。一歩先に進めそう。
またもお世話になりました♪
Commented by まる at 2012-12-08 19:36 x
どうしてもだめなら塾で家庭教師を斡旋してもらうとか。
仰げば尊し家庭教師の恩という歌があるそうですし。
人によって問題点が違うと思います。

小学生は、わからない言葉があるとそこで止まってしまうという特徴があるそうです。
Commented by an-dan-te at 2012-12-09 07:44
カメさん、
印つけもひとつ、王道なのかもしれませんが、あれはたいへんですね。あれを乗り越えて、いつか時間内に正確な読み取りができるようになる子というのは、それなりの才能というかなんというか。

まぁ、「ふつうに」演習してはかばかしい成果が出なかったら、そのとき印つけなりなんなり、別の手を考えるってことですかね。
Commented by an-dan-te at 2012-12-10 09:16
まるさん、
家庭教師でうまくいく例もあると思います。個別スタイルが向く教科ですね。ただし、力量があって…自分の子どもに向く人を見つける努力はたいへんかも。
Commented by nana at 2012-12-10 23:14 x
お礼が遅くなってすみません。
さっそく記事にしていただいてありがとうございます。
急がば回れ・・やはり「王道」が正道ですね・・。
我が家も、国語は特に私とやってるとバトルになるので、最近は父親担当にしています。
最初は父親が線引きをさせようとしたのですが
できるようにはなりませんでした。
音読はやらなきゃと思いながら
本人がやりたがらないこともあり、他の科目に時間をまわしたいのもあり、
やれてなかったので、やはり実践してみます。
別記事で、ホラー映像の話を聞いて・・・。
なんだか来年の今頃に思いをはせてゾクッとしました。
デリケートで大変な時期に勝手なリクエストにお答えいただいて感謝感謝です。
来年の今頃,またアンダンテさんの記事を読み返して、「この時期はこうするのだな」と参考にさせてもらうと思います。
Commented by an-dan-te at 2012-12-11 12:49
nanaさん、
音読は、時間がかかってまだるっこしいのですが、飛ばし読みや勝手読みを防ぐ効果があるようです。やったり、やらなかったりでもいいと思います。

丁寧にやろうとするほどバトルになる危険も高まりますので(^^;; 極力、冷静に焦らずにやりたいものです。バトルになりがちなら夫婦交代ってのはいいかもしれませんね。日曜日は久しぶりに、理科過去問の直しをよしぞうにやってもらいました。

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