チャレンジでない志望校のときのモチベ維持   

子どもにぴったり、似合うと思う学校に対して、この時期、偏差値は充分届いてるし、過去問を解けば合格点を充分とれる。この状態でどうやってモチベーションを維持すれば?

  にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ←どんな入試にも悩みあり!?

…というご質問をいただいたので、本日はそれをお題に。こじろうのときもあらかたは、こんな状況でした。偏差値の余裕はさほどでもなかったのですが、過去問との相性が抜群で、もう夏終わるくらいのときから合格+20点くらいふつうにとれましたから。

より難しい志望校に変えるって選択肢はありませんでした。だってそれより行きたい学校はないわけだし、大体、そこの過去問相性がむちゃくちゃいいだけの話で、似たような偏差値の学校を解いても、あるいはもうちょっと易しいはずの学校を解いても、なかなかそんなにはいかなかったんだもの。

油断する、ゆるむ、という危険がある状態ですけど、なにしろ安全と思った中学受験で全落ちのトラウマをもつ母なので、私はちっとも安心してはいませんでした。だから、計算や漢字などの下支えを継続するとともに、明らかになった穴を地味に地味に埋めていく課題を真剣に組んでやらせていました。

ただし、確かに本人のモティベーション的にはかなりの危機で、毎日、ゲーム時間という短期的にんじんで回している状態でした。母子のギャップが大きかったこともあって、一月になって、「ストライキ」とかごたすかしていたのは過去記事にあるとおりです。

ほんとうのところ、中学受験はそんなに甘いものではないので、いくら実力が足りていても、気持ちの部分がダラ下がりだったら合格確実とはいえないと思います。危ないところでした。でも、こじろうの場合は、バトルはありましたけど、にんじんをぶら下げられれば、集中して短時間で課題をこなすことができたし、テスト中はわりと無条件に燃えてしまうタイプでもあるし、そして最終的にはとにかくその学校に行きたいという熱意はあったので、なんとかつじつまを合わせたという感じです。

とはいっても、ご質問をいただいた状況は、もっと余裕があるようで、偏差値的に10以上。

第一志望校が、偏差値にしてそれだけ余裕があるというのは、ないことではないけれど比較的少ないケースだと思います。なぜ少ないかといえばそれは、10違うとかなり子どもの資質が違うのがふつうで、たとえば偏差値55の子であれば、45の子が集まった学校よりも、55の子が集まった学校のほうが「似合う」「居心地いい」と感じることが多いからです。

それならその例外にあたるのがどんなケースかというと、
・その学校が際立った特色を持っていて、それが特に気に入っている。
・偏差値表に載っているのは「下限」だけれども、実は上が幅広い。(地方校、小学校がついているところなどわりとそういうことがある)
・本人の能力に激しいでこぼこがあり、入試の点は稼げるけれど、ほかに非常に苦手な部分がある。
など。

なんとなく、またろうの受験を思い浮かべてしまいました(^^;; またろうの入試は、第一志望校に対して、10ポイント余裕のある入試でした。しかし、安心できる入試ではなかったですけどね(本人の性質上、安心できる状況は存在しない)。

10も余裕がある学校が、その子にとってのベストな選択であるということは、ありえます。ありえますが、その判断が正しいかどうかは、よく確認しておくほうがよいと思います。つまり、例として数字上の適正校の雰囲気をいくつか見て回って、比較するくらいはしておきましょう。そして確信が持てたら、次に対策です。

残り10週間、どう過ごすか。(つづく)

にほんブログ村 中学受験 ←ランキング参加しています。
にほんブログ村 中学受験(日能研) ←こちらも参加しています。
[PR]

by an-dan-te | 2012-11-20 13:18 | 中学受験 | Comments(5)

Commented at 2012-11-20 20:21 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2012-11-20 20:27 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by an-dan-te at 2012-11-20 21:41
***(2012-11-20 20:21)さん、
あ~いいですね親睦会。というか宴会(^^)。受験終わったら企画しましょう!!

一日にほんとに行きたいところを取り、そのあと偏差値の高いところも受けてみて(受験勉強の成果の確認という意味で)…やっぱり一日に進学するってのは、ある線だと思います。っていうか具体的に浮かびますが(^^;; 現在、通ってて満足度高いようですし、変じゃないですよぜんぜん。何を求めるかという、価値観の問題ですよね。
Commented by ocarina at 2012-11-21 00:10 x
一人娘の第一志望は2/1試験で、予想R4で10以上余裕がある学校でした。アンダンテさんが挙げられた例外には、ほぼ3つとも当てはまります(笑)。

他に受けた学校は第一志望より偏差値高い学校ばっかり(!)でした。

モチベ維持のための具体的な対策は特に持ち合わせていなかったのですが、結果的には娘本人が
「他が全部残念でも、第一志望だけは何が何でも絶対に落とさない」
「だけど第一志望に受かっても『そこしか受からなかったからそこに入った』と思われるのはイヤ」
という2点を明確な意思として持っていたので、過去問を始めてから本番まで緊張の糸を切らさずに済んだと思います。
(とはいえその糸は最後までピンと張り詰めてはくれず、まことに緩~い感じでしたが)

第一志望以外で受けた学校は「±3程度の適正校から+7程度のチャレンジ校まで」様々でしたが、どの学校もそれぞれ私が最低3回(娘も最低1回)は足を運んでいて「(本人はともかく親は)どこに入ってもまず大丈夫」と思っていました。
Commented by an-dan-te at 2012-11-22 13:15
ocarinaさん、
やりたいことがはっきりしていて、考えやすかったですね。

> だけど第一志望に受かっても『そこしか受からなかったからそこに入った』と思われるのはイヤ
それでチャレンジ校も含めてちゃんとがんばったことが、第一志望校を「ぜったい落とさない」にも繋がっていると思います。

> まことに緩~い感じでしたが
まぁ、それはいいでしょう。たいてい、大人が思うほどには子どもは「ピン」としませんよね。でもそれでいちおう本気なんです、たぶん。

<< 勉強意欲の源は、チャレンジ校と... 塾による志望校誘導ってある? >>