算数苦手女子の霧が晴れるとき   

「国語苦手男子をどうする?」「算数苦手女子をどうする?」「国語苦手男子の霧が晴れるとき」ときたら、そりゃもう次のタイトルはこれしかありませんね。

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私は昔、「算数苦手女子」だったわけですが(理=国>算>社)、算数から数学のフェーズシフトをうまくとらえて(?)やや持ち直し、ある程度の数学はできるようになりました。けど、大学受験のときも、数学が一番苦手だったことに変わりはないんですよね。そういう意味で、「霧は晴れなかった」。まぁ、まだ人生は終わってませんからこれからどうなるかはわかりませんが(笑)

「算数苦手女子の霧が晴れた」といえば、一番劇的だったのは、家庭教師で教えてた子の体験です。彼女は、ほんと数学以外はすばらしく出来て、なのに数学がからきしダメで。どのくらい出来たかというと、高三の夏くらいに駿台の東大模試を受けたとき、数学はほぼゼロ点だったのに、理二の判定は「C判定(五分五分?)」でした。しかも、第一志望は千葉大の生物だったので、化学と国語は大学受験用には勉強してなかったんですよ。

英語と生物はとてもよくできるので、数学をどうにかできればというところだったのですが、これが最初ぜんぜん糸口がつかめなくて。説明すると、かなりよくわかってるような気がするんだけど?? とにかく理解力はある子なんですよね。

それで、よしぞうに相談したところ、びっくりな提案で、中二の計算ドリルから始めてタイムトライアルをやれと。「計算すらすら」のところだけしっかりやれば、そんな賢い子なら今からでもブレイクするからって。

それで、市販のぺらぺらのドリル、「一日五分」とかそういうの、よく売ってますよね。あぁいうのを買って、渡す前に私が全部時間計って解いて各ページに書き込み。私もそう速いほうじゃないですから、とにかくこれは最低限超えてくれと。

もう秋風が吹くくらいの季節ですし、高三ですからね。千葉大生物受けようってのに、中二の計算ドリルですよ!? よく食いついてくれたと思いますけど、とにかく私が全部先に解いて時間を記入してあったということで本気が伝わったのでしょうか。

タイムを超えられなかったら繰り返すというルールで、でも内容はめちゃくちゃ簡単ですし、すらすら進みます。中二のドリルが終わって、中三のドリルが終わって、そうすると文字式計算はほとんど反射というか、脳みそがいらないで解ける感じ? そこが大事みたいで…

そのころ、急に数学の問題(こっちは、中学生用ではなくて大学受験の)が解けるようになったんです。ほんとに、霧が晴れるみたいにね。もともと、不勉強な子だったわけではないし、頭はよかったので、自由に歩ける・見通しが立つようになったら、なんだ解けちゃった!!

ほんとに、入試に間に合ってよかったです…千葉大生物、受かりました(^^)

これは特別極端な例だと思います。頭はよくて、勉強もしてあって、でも地道な練習が欠けてたんですね。でも、ひらめく/ひらめかないの問題であるかのように見えていたものが、実はもっとベーシックに「視力」の問題であったというような、よい体験になりました。このあと、まじめなのにいまいち停滞していた中三女子も、この手でブレイクして秋深い急成長から第一志望校合格に結びつきました。

いや受験学年の秋じゃなくてもうちょっと早めにやっとけよって…!?

でも本気度が違うんです。お尻に火がついた状態で、一気にやるのも味っちゃ味です。

そういえば私自身はそういう地道な練習(えんぴつすらすら)をやったことがないなと思って、またろう・こじろうのダブル受験が終わったときに、自分でも公文をやってみたんですけど、最終教材までいかないうちに、今度ははなひめのフォローで忙しくなってやめちゃいました。今後、私の「霧が晴れる」ときは来るのか、そしたら東大の入試問題(数学)でも、開成の入試問題(算数)でも解けちゃうのかってちょっと知りたい気はします。

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by an-dan-te | 2012-11-11 15:45 | 中学受験 | Comments(8)

Commented by トマト at 2012-11-11 17:10 x
長男に読ませました。「俺は算数苦手『女子』じゃない」と言いながら、何気に本気で読んでました。

>いや受験学年の秋じゃなくてもうちょっと早めにやっとけよって…!?でも本気度が違うんです。お尻に火がついた状態で、一気にやるのも味っちゃ味です。

のとこで、クスっと笑ってました。読み終わって何も言わなかったけど、決して「しょーもな!」とか「はいはい、分かりましたよ」って反応ではなかったです。次男にも読まそ…。


Commented by あきよん at 2012-11-11 17:26 x
はじめまして。いつも楽しく拝見させていただいてます。。我が家の中2(私立共学)の長女は受験生の時ほんとに算数苦手で、国語社会でほぼ合格できたんじゃ。。というかんじです。そして現在引き続き 数学には苦手意識があります。 でも小学校のとき、低学年から100マス計算で時間はかってたので計算だけはダントツ早くて、受験でもそこは大いに役立ちました。 でも今中学生になり数学のために計算。。なんてまったくおもってなかったので、なるほど!と思いました!、ちょっとためしてみようかなと思います。
Commented by 21vertex at 2012-11-11 18:36 x
今更開成の算数や東大の数学の入試問題が解けるといいことありますか。それはおいとくとして、私自身はドリル的な勉強はしたことがありません。公文式についても、ちょっと違うのではないかと思っています。ま、食わず嫌いですけど。

そう言えば、高校への数学の雑誌の方も日日の演習が毎月ついてきますが、増刊号の日日の演習で、4月1日から3月31日まで日付がついていたような記憶がうっすらとあります。もちろん、これも日付に従ってやったことはなく、まとめてやると言う感じでした。思うに、計算と一行題とか百ます計算とかのドリルが有効なのは中受算数くらいまでではないかと。
Commented by まる at 2012-11-12 09:54 x
ありがとうございました。
息子にやらせてみます。漢字のドリルを(笑)。

私も東大の数学をがんばってみようかしら?

今 ピアノではエチュードを練習しています。
今もピアノをやれるのはひとえに先生がテクニックが驚異的に好きだったためだと思います。

国語は漢字、数学は計算(微積に必要)、ピアノにハノンは鉄則だと思います。
Commented by an-dan-te at 2012-11-12 22:54
トマトさん、
楽しんで(?)読んでいただけてよかったです。「女子」は余計なんですけど。典型例ということで。
息子さんはどっかでブレイクして大化けしそうですけど。このタイプとは違うかもね。
Commented by an-dan-te at 2012-11-12 22:57
あきよんさん、
算数の間の計算感覚と、文字式になってからってまたちょっと違いますよね。これが「すらすら」いくかどうかで、実はややこしい問題が解けるかどうかが違ってくるというのは、重要ポイントです!! 中二なら、これがすらすらいけばほとんど問題なくなるはず。お試しください(^^)
Commented by an-dan-te at 2012-11-12 23:01
21vertexさん、
え、イイコトですか?? いや~別に開成受けないし(^^;; でもまぁ、詰め将棋解くのと変わらないんじゃないですか? 別になんのトクもない。

> 計算と一行題とか百ます計算とかのドリルが有効なのは中受算数くらいまでではないかと。
うーん、たぶん、そう感じる人もいるし(いろんな問題を解きながら、演習的に足りる人)、そうでない人もいる(基本練習がないとダメ)ということでは。
Commented by an-dan-te at 2012-11-12 23:02
まるさん、
ピアノにハノン、そうですね~
そっちは趣味なのでやりたいようにしかやらないのもありなんだけど。バリバリ弾きたければやっぱりお指の体操の習慣化ですね。

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