中受に生かす「続ける技術」   

私が得意なことは「続けること」じゃなくて「初心者」である。何をやらせても、始めのうちの飲み込みはすこぶるよい。

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私が最も苦手とするエリア、スポーツであっても、たとえば卓球、バドミントン、バレーボール。始めてから「一ヶ月」だったら、いっしょに始めた中ではうまいほうに入れたりした。もちろん、あっという間に、ほんとに運動神経のいい人たちに追い越されていくんだけど…ちなみに、大学で入ったバドミントンサークルは一ヶ月半でやめた(笑)

「つかみ」の要領はどんなエリアであってもたいてい得意だが、とにかく続かない。飽きっぽい。私が子どものころ、猫も杓子も(特に、女子であれば)ピアノを習っていたと思うけど、小学校三年生でやめたってのは、けっこう早い(しかも、親がピアノの先生だったのに…)。

飽きっぽい性格は大きくなっても続き、最大のピンチ(?)は修士課程のとき。二年かけてひとつの研究をまとめるのがふつうだが、私ときたら、いきなり一年でテーマに飽きてしまってそれを投げ出し、留年してもいいから変えるなどと言い出したのだ。結果的には、先生のとりなしでなんとか二年(一年ずつ、二つのテーマという形で)で修士を取れたけど、いやー飽きっぽいというのはなかなか危険なことである。

でも、その後、どうしても続けようと思うことはわりと続けられるようになった。これは、性格が変わったのではなくて、続け方(コツ)がつかめたということだと思う。「続ける」のは性格じゃなくて技術でできる。後天的に習得可能です。

むしろ、性格的にすんなり続けられるタイプの人には、「技術」不要だよね。だから、子どもが受験のときに、何かコツコツ続けなきゃいけないものがあったとして、でも子どもは自分と性格が違っていて、なんだか続かない、ってときはかえってイライラするかも。

というか、私の場合も、またろうに毎日計算と漢字を続けさせるとかそういう必要があったときに、続ける「技術」を具体化言語化しようとして苦しみ、そして結局自分も続けるのがうまくなったというか、そんなところはあるような気がする。あれ?? 話の前後があやふや。ま、あっちを少し、こっちを少しとやってるうちにぼちぼちと上達したというところだろう。人に教えようとすると自分がうまくなるってことあるしね。

というようなことを考えて、「続ける技術」という記事でも書こうと思っていたら、そんなことをしなくても、イイモノがありました。「続かない女のための 続ける技術 (剣持まよ、サンクチュアリ出版)」。漫画としても十分おもしろいから、ご損はありません。読んでみてください。

…と、ここで終わってもなんなので、この本にある、一般的な「続ける技術」を中学受験に適用することを考えてみます。

そもそも、「続ける技術」にも出てくる「サポーター」の存在。中学受験では、実行する人(子ども)と、サポーター(親)が揃っているわけだから、続ける技術を実践し、身につけるにはもってこいの条件です。

そしてゴールもわかりやすい。「志望校合格」、これですね。それをスモールステップに分解して、たとえば「大問一の計算は失点しない計算力」とした場合。「「計算と漢字」の計算を毎日やる」を続ける内容として宣言し、できれば紙に書いて貼るとかして、本人とサポーターの間で確認するだけでなく、ほかの家族にも知らせます。

計算をする時間枠と場所は固定しておくとわかりやすい。場所は、漫画とかゲームとかの誘惑が目に入らないところがいいですね(おジャマを消す)。さぁやろうとなったときに、モノを探すとハードルがあがっちゃうから、「ここでやる」という机の上にファイルボックスでも置いて、冊子、ノート、鉛筆、消しゴム、キッチンタイマーとセットにしておくといいかも。

一日の最後、計算して丸付け直ししたら、カレンダーにマルあるいは二重マル(全問正解)書いて(記録)、お休み前に10分漫画読んでいいとか…(小報酬)

一週間、二重マルだったら週のお小遣いにオマケがつくとか(中報酬)
公開テストの大問一が満点ならその日曜日は外食だとか(大報酬)

どうしてもできない日があっても、あまりくよくよ気にやまず、また翌日からやるとか(自分に甘くする)
そう、やらない日があったからって、翌日取り戻すために二倍とか、そういうことは考えないほうがいいわね。何日やれなかったとしても、次の日にやるのは一日分(ハードルを下げる)。

ま、そんなところが基本の考え方です。あとは、アレンジしてください。だいじなところは、サポーターはきちんと中身を確認するということ。嘘マルが一か月分溜まってから発覚するとか最悪です。

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by an-dan-te | 2012-10-26 13:15 | 中学受験 | Comments(2)

Commented at 2012-10-26 22:40 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by an-dan-te at 2012-10-27 08:48
***(2012-10-26 22:40)さん、
ありがとうございます(^^)
ぼちぼちよろしくお願いします。

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