中学受験より大学受験で伸びるタイプってどんな子?   

非常に大雑把な話ですけど、相対的に、中学受験で達成できるレベルより大学受験でのほうが「上に」(まぁ偏差値序列的に)行けるタイプってどんな子かを私なりに考えてみますと、

  にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ←先は長い

(1) 注意力またはスピードに難があるタイプ
これは、中学受験ではかなり致命的な特徴で、でも高校受験・大学受験と進むうちにそこまではなくなります。大学受験でももちろん、注意力があってスピードがあるに越したことはないですけど、ほかの問題のほうが相対的に大きくなりますからね。

それと、この部分について、本人の発達が同年齢の子より遅かっただけで、そのうちある程度追いついてくるという場合もあります。

(2) 英語ができるようになるタイプ
英語ってのは、中学受験には含まれていなくて、それでいて、大学受験では逃れようもない必須重要科目にのし上がるわけです。これが、できるようになる子ならかなり相対的な位置上昇になります。

まぁ、どういう子が英語ができるようになるのか!? 事前に占うのは難しいかもしれないけど。

(3) 算数より数学ができるようになるタイプ
算数と数学は、ある意味ではつながっているけれども、必要とする能力の特徴にはすこーし、違いがあるように思います。算数がとことんできる子ってのはやっぱり、ひらめきというか瞬発力に特徴があるんじゃないかと思うのですが、数学は、そういうのがなくても…うーん、うまく表現できないけど…理解のセンスがあればいけるんじゃないかと思います。

高校数学のあれこれを、混乱せずに蓄積して、自分なりに利用していくことができるということを理解のセンスと呼ぶとして、それを持っていれば、中学受験の難しい整数問題や、立体をああしてこうして切断みたいのが浮かばなくても、かなりのところまで積み重ねでいけます。

(4) 親が受験を導く能力より、本人の資質が優れている場合
…これは厳密にいえば本人のタイプじゃないですけど。親がどうこうしてプラスに働くこともある、という意味でいえば中学受験まで。高校受験はグレーとしても大学受験は本人の受験ですから。

もちろん、これは今の時代に関係ある項目であって、昔(我々の中学受験)のころは親が手出ししてないのがほとんどですね。

(5) 理科と社会のどっちかが非常に苦手なタイプ
たいていの場合、中学受験では選択の余地なく両方やらねばならず、大学受験では共通一次…おっと、センターを除けば関係ないですからね。片方捨てられるってのは、救いようのない社会(または理科)を抱えてる場合は助かります。ただこれは、そんなに支配的な要因じゃないですけど。


よしぞうは注意力に難があるけどスピードには難がなく、英語は底なしにマズくて(-_-;; 算数と数学は両方できるということで、特にどちらがよいというふうではなかった…と、少なくとも結果からは。

私は、(2)(5)にかなりと、(3)にある程度当てはまっていたので大学受験のほうが楽でした。

またろうが(1)の典型みたいなもんで、中学受験はできなかったが高校受験ではまぁ。。

ということで、こじろうの場合は、なにしろ注意力とスピードに優れていて、親は中学受験経験者であるということで、まずもって中学受験有利と見えますが、さらにいえば算数はできるけれど数学はそんなにできないんじゃないかと想像しました。めちゃくちゃ「数」「計算」に強かったけど、「理解のセンス」がないようにみえたので…

それと、上記に書いてませんが、大前提となる言語能力(英語ではなくて日本語の)に難がありましたからね。

けど、親の見立てなんて当てにならないもので、言語能力はいつの間にか伸びて人並みになったようだし、それと関係あるかもしれませんが別に数学が算数よりできなくなる様子も特になく。英語はまぁふつう(やればできるしやらなきゃできない)。大学受験のほうがダメなんじゃ、と予想したのは彼に失礼だったかもしれません(^^;; ま、結果オーライだけど。

それで、はなひめですが、またろうほどではないにしても(1)と、それからたぶん(2)には当てはまるのでかなり向上するのではないかという希望的観測も持っています。持っていますけど、こじろうの例もありますし私のヨミはちっともあてになりませんから…

実際のところは、親や塾といった牽引力がハズれたあと、本人がどうするかってのが根本なわけですから、親としてはそういう本人自身の力と意欲が十分に発揮できる環境に入れるよう応援するってくらいですね。

にほんブログ村 中学受験 ←ランキング参加しています。
にほんブログ村 中学受験(日能研) ←こちらも参加しています。
[PR]

by an-dan-te | 2012-07-16 23:26 | 中学受験 | Comments(8)

Commented by 21vertex at 2012-07-17 00:55 x
(1)のうち注意力は試験慣れしているかどうかと関係があって、中受向きか大受向きかとはちょっと違うような。大学2年(つまり受験1年後)のとき自動車免許を取りに行って、学科試験で○×で答えるのだけど、「どんな場合でも……」とあればまず×とか、基本的な受験のテクニックを忘れてましたし。
私の場合、中受未経験なので、間違いなく大受の方が上に行ったと言えますけど。(中学入るのは無試験だからね)。(3)絡みでは、算数的発想と数学的発想と両方大事と思っていて、算数の問題も算数の方法で無理に解こうとは思ってない。子どもに説明するとき困るけど。でも、開成とか麻布とかの入試問題を出題者目線で見ると、明らかに数学的発想(というか端的に言って方程式)で作られた問題が存在しており、これを算数的発想で解くのは相当大変だと思うし。
(2)の英語は高校でも大学でも平均点付近をうろうろしていてすごく苦労した教科。でも英語は言葉なので長く続けているとそれなりにできるようになるから、今は少しは自信持てるまでになりましたが。
ま、大学入試レベルでは全教科できる人ってのは例外的なので、英語が不得意だからって即駄目ではないと思いますね。
Commented by an-dan-te at 2012-07-17 07:31
21vertexさん、
試験慣れで改善する部分はありますけど(でもそれも人による)、そういうことではなくて、人それぞれの本態としてどのくらい注意深いかという性能差が歴然としてあるものです。これがヒドイと中学受験ではつらいです。

> 中受未経験なので、間違いなく大受の方が上に行ったと言えますけど。
いやもちろんですけど、上記の話は、中学受験をやってないとかそんなことを比べてはいませんよ(^^;; やったらどうなるかって話で。

中学算数を突破するのに、数学的発想を混ぜたほうが有利なのかどうかについては…
いったん両方くぐった大人にとっては、数学的発想も使うのが自然というかやりやすいんですけど、六年生時点でそこまでたどり着くようにする道のりが私には見えません。よほど余力がある子を除けば大手塾カリキュラムにあるような算数路線が現実的かと思います。
> これを算数的発想で解くのは相当大変だと思うし。
相当大変なように作ってあるんですよね(^^;;
で、それに数学的発想を足せるように準備するってのも大変。

> 英語が不得意だからって即駄目ではないと思いますね。
あ、よしぞうとかよしぞうとか(笑)
Commented by くるみ at 2012-07-17 10:26 x
>注意力に難があるけどスピードには難がなく、英語は底なしにマズくて(-_-;; 算数と数学は両方できるということで、特にどちらがよいというふうではなかった…と、少なくとも結果からは。

どちらかと言ったら息子はよしぞうさんタイプかな。(一緒にしちゃうのはおこがましいですが・・)
英語は、底なしというほどではないですが、「できる」には程遠く感じます。高校はもっとでしょう。
「日本語に難あり」が英語にも響いています。それだけじゃないですが。
(たった~しか=only、唯一の=?など)

> 英語が不得意だからって即駄目ではないと思いますね。
これが本当なら、希望が持てます(涙)
Commented by an-dan-te at 2012-07-18 07:38
くるみさん、
日本語に難があると英語にも響くことはあると思うんですが、よしぞうの場合は日本語大丈夫なんですよね。それで外国語があそこまで(ほんっっとに、あそこまで)ダメなのはどうしてか、私にはわからないんですけど、というか、やってもダメな状態ってのがあることが理解できなかったんですけど、またろうと格闘して、認めざるを得なくなりました(-_-;;

> これが本当なら、希望が持てます(涙)
本当っちゃ本当ですけど、英語があんまりダメでないほうが楽っちゃ楽です(^^;;
Commented by のの at 2012-07-19 23:20 x
>(3) 算数より数学ができるようになるタイプ

これをバシッと書いて頂けて溜飲が下がりました。
算数と数学は似て非なるものですよね。私自身は小5の時に既に中1の数学と理科をやっていたので、つるかめ算とかは連立方程式で解いてしまい、未だに子どものやっている面積比で出す方法は未知の世界です。
幸い、ダンナが数学系でその目で見ると実にエレガントな方法らしいので(式さえ立てれば機械的に解ける連立方程式より面白いじゃんと言われますが私ゃ面倒な脳ミソは使いたくないです)、子どもへの教育はそちらにまかせています。
そういうわけで、中学受験、自分自身は受けなくてよかったなぁ、としみじみ思います。我が家の受験生はなんとなく算数に関しては私の頭脳に近い上に、さらに私よりも計算力と数の把握が弱いので、気の毒に中受むけではなかったと秘かに思っています。(英語は私よりは伸びそうな気配なので、さらに強く感じます。)

ただ、住環境と本人の性格から言えば中学三年を公立でというのはあり得なかったので、まぁ、6年後には挽回できるからさ、今はできるところまではやってみようよ、という感じで中受を眺めてる母です(^^)。
Commented by AVARON at 2012-07-20 09:53 x
私は(1)~(3)全て当てはまるので、もちろん大学受験の方が楽でした。
(1)については、一般的には場慣れで改善しそうなものですが、凸凹人間には通用しません(笑)
ちなみに私は中受時は模試でも本番でも緊張したことはないです。緊張してるから集中できない・スピードが落ちるという訳でもなく・・・
結局、大人になるにつれて改善してきたという話です。
娘は「適度な緊張感があった方が集中力もスピードもアップする」ようなので、ある意味マトモな子です。

これはただの愚痴、というか文句なのですが、昨今の中受算数は難しすぎ。アンダンテさんの母校他何校かの難関国立大にバンバン進学するような学校以外は、あそこまで難しくする必要ないじゃん(怒)と個人的には思っています。
こじろう君の学校も算数難しいですよね。
私の母校の系属校なので、興味本位に眺めてみたら難しくてビックリ(@@)あたしゃ中学からじゃ入れないわ、と苦笑いしながら赤本を閉じました。
Commented by an-dan-te at 2012-07-21 09:21
ののさん、
たぶん、共通する資質もあるけど、ぴったり重なってるわけじゃないんですよ。
それで、高校数学は、算数的なのができなくてもかなりのところまでいけるんですが。ただ、こてこての算数はそれはそれでやっとくといいことあるとは思うんですね。ビミョーなところで。

> 機械的に解ける連立方程式より面白いじゃん
はは。そんな感じ。

> 6年後には挽回できるからさ、今はできるところまではやってみようよ
私も…ちょっとそんな気持ちです(^^;;
Commented by an-dan-te at 2012-07-21 09:26
AVARONさん
> (1)については、一般的には場慣れで改善しそうなものですが、凸凹人間には通用しません(笑)
そうそう。そうなんですよ。21vertexさんはちゃんとした方なのでいまいちぴんとこないみたいだけど。

> 「適度な緊張感があった方が集中力もスピードもアップする」
そうですね。まとも。もともと、緊張のしくみってそういうためのものよね。

はい、こじろうの学校の算数もなんか難しいです。私にもはなひめにも向かないと思います(笑) はなひめが受ける学校とかはたぶんそれより簡単です。やっぱ女子校っしょ~

<< 「いじめ」の起きにくいクラスの特徴 夏休みの家庭学習は、何時間くらい? >>