中学受験をしない場合の塾選び   

正直いって、これは私が書くべき記事ではないと思いますが、いろんな方のコメントからたくさんの示唆があったのでまとめとして。

  にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ←地域により子どもにより、結論さまざま

中学受験をしない場合でも、まったく放置で小学校時代を過ごすとあとがつらいよという話を「中学受験をしない場合の勉強法」に書きました。それなら、何を軸に勉強を組み立てていくか。

(1) 家勉
「親子で楽しむ中学受験」というのがけっこう難しい…という話をしていましたが、中学受験をしないのであればだいぶハードルは低いはず。教材は、中学受験のものを部分的に流用することもできるし、それこそ親子で実験・工作をしたり、本を読んだり、博物館とかに行ったり、やることはいくらでもありますから。

程度も内容も自由自在。ただし…やっぱり親の時間がそこまで取れないとか、あるいは親子じゃ喧嘩になるとか(^^;; 現実的に難しいところはあるでしょうね。

(2) 通信教育
まさかベネッセのチャレンジで補った気になるというわけにもいきませんが、例えばZ会なら中学受験に対応できる(とうたっている)コースまでありますから、ちょうどいいコースを選んで、それをペースメーカーにして続ける。

ただ、子ども任せにしておいてちゃんちゃんと進むって場合も少ないでしょうし…いや、それでほんとにうまくいくなら、その先も何の心配もないことでしょう。親がフォローするってことなら、(1)の変形みたいなものですね。

(3) 公文
我が家では、中学受験塾に通う前段階としてはなひめに公文をやらせてみましたが、中学受験をしないならそのまま「いいところ」まで続ければいいわけです。

公文のルーツはやっぱり「算数・数学」ですが、このカリキュラムの大きな特徴は、中学受験算数で扱う文章題や図形や、そういうややこしいところを一気にすっとばして文字式に入っていくところ。「そこそこ」の素質の子を、高校段階の数学までスムーズにつなげようという趣旨でいうと、ある意味非常に優れています。

ただ、ほんとに「すっとばす」のがその子の今後にとってベストなのか…!? とか、あと、計算ばっかりで単調なのが耐えられるかとか、まぁいろいろ現実問題、障害になることはあります。でも通信よりは、週に二回でも直接教室へ行って、先生が励ましたり乗せたりしてくれますから、続きやすいと思います。

中学入学までに、公文で英数国を、I教材(中三)までやっておくというのを目標にできれば、ものすごいアドバンテージになりますね。このあと中学の授業はほとんど寝て過ごしても大丈夫なくらい…ほんとに寝たくなりそうなのが欠点ですが。

あと、理科社会は別途補うってことになりますね。

(4) 中学受験塾
まずは四年か五年から中学受験の塾に通ってみるって手ももちろんあります。この方法のいいところは、それで子どもが中学受験に向いていそうだってことがわかれば受験できちゃうってことで、逆によくないところは、なんだかんだいって、あんまり向いてなさそうだってことがわかっても、つい受験に飲み込まれて行っちゃうというところかな。

あと、ハードな塾じゃ趣旨に反するでしょうから…近所の小規模塾をあたるのもいいし、大手ならサピや日能研より、市進や栄光かな。

(5) 公立中高一貫塾
今は、公立中高一貫をめざすコースもいろいろできています。いずれも、いわゆる中学受験塾よりはまったりしたペースで通塾できますし、作文の練習をしたり、資料の読み取りから自分の意見をまとめるとか、将来につながる感じでいいですね。

この方法のいいところは、「あわよくば」ほんとに公立中高一貫へ、ってところです。ただ、なにしろ倍率の高い受験で、しかも合否の見通しが立てにくいですから、受かること前提に話を進めるわけにもいきません。気持ち的にちょっと半端なところが不安ではあります。

逆にこの方法の欠点ですが、塾時間が少なめな中、どうしても作文などに比重が置かれますから、基礎学力の徹底という点では弱くなりがちなところです。おもしろくはないかもしれませんがしっかりした計算力、語彙・文法力、理科や社会の基礎知識なども補いながら進めていくとよいでしょう。

(6) 公立中進学向けの塾
公立中に進学する子ども向けのコースを設けている塾もあります。それが一般的な地方もあるようですが、少なくとも私の済んでいるあたりでは一般的でないので、要するに流行ってないコースは手薄だっていうのが難点というか不安な点です。しかし趣旨からいえば最も適切なことをやってくれているはずですが…

今、栄光ゼミナールのそういうコースの説明を見てみたのですが、四教科の勉強、計算と漢字、作文(オプション)となかなかよさそうです。でも…あれ?? 英語やらないの?? なんで??


どの塾(方法)も、よいところ弱いところがあると思いますので、やる場合はよく考えて…自己責任でね!!

タイムマシンに乗ってまたろうが小学校四年生の時点に戻るとしたら何をやらせるか…
うーん…
塾に通うこと自体が無理だったと思うからたぶんダメですね。(あれっ!?)

実は、公文に通わせてみたこともあるんですけど、プリントのハンドリングとか無理で、諦めました。公文は大規模教室で、個別フォローはまったく期待できないところだったし、親も付き添えなかったからどうにもなりませんでした。公文に通うことも、塾に通うことも、漢字を書くことも、結局、本人がある程度の年齢(中二とか)になればちゃんとできるようになったんだけど、時期がこないうちに先回りしてもなかなか得るものはありません。もしかして、公立中コースの塾で、ノートの取り方から…ではなくて、「ノートを持って塾に行く」というところから丁寧に指導してくれたら(?)よかったでしょうか。やっぱりダメかな??

仮に、はなひめが中学受験をしない場合だったら、公立中高一貫の塾と、ラジオ基礎英語かな? はなひめなら、いろんなやり方が考えられたと思います。

こじろうは…いやもう、あまりに日能研が似合いすぎてて、ほかの手段を想像できません(^^;;

にほんブログ村 中学受験 ←ランキング参加しています。
にほんブログ村 中学受験(日能研) ←こちらも参加しています。

by an-dan-te | 2012-06-21 13:33 | 中学受験 | Comments(4)

Commented by ももれんじゃ at 2012-06-21 23:45 x
まとめで申し上げるのもなんですが、うちの幼かった息子は小学校は4年からZ会(ただしほぼ放置)で本人希望により発音重視の英語少し(ただしあまりついていけない)で、中学入学と同時に近所の塾に放り込みました。
夫婦で自然に合意していたのが、数学好きにさせたいからこそ、そろばんと公文はいかないようにしようという、ここで言うとバッシング浴びそうな方針。(汗汗)
結果、計算ミスは多くて苦しむ息子誕生(ただし数学その他は好きだしセンスまあまあかも?<-親ばか)。

息子の高校同級生を見ると、本当に感心するほど自力でコツコツこなしているのもいるし、一方では天才的な子もいて面白いです。

究極の答えは地域や子どもや「親の考え」で変わるのでしょうね。スケルツオさんおっしゃる楽器ができる子は、記憶力と表現力を鍛えるから強いように思っています。あとは勉強が嫌いにならないようにする。<-これが我が家のポリシーでした。
Commented by あんず at 2012-06-22 13:03 x
どっかで「公文に通った子の共通点」とかいうものを読み、あまりにわが子に当てはまるのでびっくりしたことがあります。
計算は早くなるけれど、間違ったら全部消して最初から、とかそういう方針が習慣になってしまうと、後でとっても苦労しますね。文章題がないのも。
英語は耳から聞いて、自分で声に出すというのはすごくいいと思うんですが。

どこに入っても塾におまかせじゃなくて、塾をうまく利用する・・・姿勢が親には大事かも。
Commented by an-dan-te at 2012-06-23 10:08
ももれんじゃさん、
Z会+英語ですか、ほぼ理想的セットという気がします。公文は確かに苦悶っつか(^^;; あれを、退屈する暇もなく駆け抜けていく逸材もいることはいますが、実は結構相性のある勉強法です。ただ、結局定着するまでの演習が必要なのよってところは正しいですね。

> あとは勉強が嫌いにならないようにする。
大事ですね~
やりすぎも、やらなさすぎも、嫌いになる可能性が高い。
Commented by an-dan-te at 2012-06-23 10:10
あんずさん、
どうしても演習が荒いというか型どおりで、正確性にしてももっと高いものを求めていかないといけないと思います。教室によってフォローはさまざまだと思うけど。

英語は使いようによってはすごく役立つようですが、うちの息子たちのように、てきとうにマルもらえばおっけーで、本文練習しないヤツには無意味(-_-;;

<< エセ宗教ワクチン 「科学のふろく」の時代 >>