答えを見て写すタイミング   

塾の宿題を、解答から丸写しして提出したとかいうのは論外で、それは勉強じゃありません。手の運動!?

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そういうことではなくて。問題をやって、うーんわからない、となって、どのくらいであきらめて答えを見るかって話。あんまり粘ったら時間の無駄で、でも悩むことが糧になるって場合もあるでしょう。諦めが早すぎるのも、遅すぎるのも、うまい勉強法とはいえません。

タイミングは、科目や、問題の性質によっても、あるいは勉強のフェーズによっても異なると思います。

極端な話、六年生で秋も深まって、なのにメモチェがぜんぜん開通してないってときに、ガーーッと回そうとしている場合だったら(たとえば、こじろうとかこじろうとか)、まったく思い出せないものをじっくり考えたって、人物名が創作できるわけじゃなし、何分も考え込む意味がありません。サクッと答えを見て、あぁそうかそうかと覚えて、そこには印をつけておいて、適宜戻ってくるのが吉です。

記憶の定着には繰り返しが鍵となりますから、十分な繰り返しができるように、スピードアップするほうが大事ですから。

一方、算数の問題だったら、さっと見て解き方がわからなくても、まずは図にしてみるとか、いくつか具体例を試してみるとか、それくらいは「あがいて」みるほうがいいでしょう。やはり全体の効率の観点からいえば、長時間悩みすぎるのはよくないとは思いますが、たまには「思いつかないまましばらく寝かしておく」なんてことがあってもいいかもしれません。ぜんぜん関係ないときにふと思いつくかもね(^^)

その間くらい、理科や社会の「栄冠への道」をやるときだったら、テキスト(またはノート)と解答の二段構えで。覚えてないことなら調べる、調べてもわからなければ答えを見る。いずれにせよ、ソラでできなかったものであれば印をつけておく

要するに、「いいだけ」考えて、ダメなら答えを写して、写したところはちゃんと区別。というのが上手な勉強法だと思います。特に、親が不在のときに勉強をするのであれば、わからないところが「歯抜け」になった状態で、親が帰ってくるのを待たなきゃいけないのは、半端な気分ですし、ストーリーがつながらない分、理解の効率も下がります。

だから、私は、留守中でも(というか、留守中であればなおさら)、解答はすぐ見られるようにわかりやすく出しておきます。ちょうどいいタイミングで答えが見られるようになるよう練習するのも勉強です。こじろうはそのへん、うまくやっていたと思います。はなひめは、見るのが「負け」みたいに感じるのか、ついぐずぐずと引き延ばすタイプです。

ところが、解答があるとすぐ写しちゃって勉強にならないってタイプもいます。誰とはいいませんがまたろうとか。これは、別に親がプレッシャーかけてるからどうのとかそんなんじゃなくて、単に本人の持って生まれた性格が大きいと思います。これは勉強の都合からいうとまことに不便で、もちろん、写しちゃってる場合は、ちょいと口頭確認するだけでバレますから、わかるんですけど、だいたい高校受験生に手取り足取り口頭試問するのもナンですし、こんなことやりたくありません。自分の時間というものに対する感覚がきちんとあって、自分の損得というものが考えられるのであればこんなことはしないはずですけど、いやほんとに○○ですねぇ…。受験のほんとに間近になって、この傾向はやや直ったかな。

とにかく、写しちゃうタイプの子は、わからないまま写して「通ってしまう」体験が続くとほんとにそれで定着してしまいますから、即発見即追及しなくてはいけません。ちゃんとわかって解答欄を埋められるまで、親が張り付いて、正しい勉強手順を遵守させます。

中学受験のときであれば、親の関わりも高校受験より無理がありません。より自然な形で、「いいだけ」写すように誘導できると思います。はなひめが塾に通いはじめたころ、社会の栄冠への道をやるのはそりゃあたいへんでしたが、今ではだいぶわりきりがよくなりました。脇にびっちりついていっしょに「栄冠への道」をやる中で、調べたり、答えを見たり、どういうタイミングでやるのがよいか徐々に体感してゆくと納得できるようです。元手かかってます(-_-;;

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by an-dan-te | 2012-05-01 07:51 | 中学受験 | Comments(6)

Commented by くるみ at 2012-05-01 15:11 x
アンダンテさんのブログは育児書より参考になりますね~。個性の違うお子さんを上手く育てられてます^^特に、またろうくんタイプは他のブログではなかなかお目にかかれず^^;愛読書となっております。
「答えを写す」は息子もありましたね・・。学校の課題については未だにやってて呆れてます。特に英語ですね。
数学が極端に出来る子(国語との差が激しい)にこのタイプが多いのでしょうか?
学校のテストではわかりませんでしたが、塾の数学はビックリの連続です。
でも数学だけで受験できませんし、ここまでアンバランスだと本当に不安で・・。
字も汚くて、書いて覚える勉強もやれず、計画も立てれません。大人力にかなり欠けるのです。つい口出ししてしまうのですが、主人は「放っておけ!自分で気づかないとダメだ」と言います。
「自分で失敗して気づく」は理想ですが、気づかないんじゃないかと心配で・・。
いろいろ悩みますね。良さも(少ないですが)あるだけに^^;
私も、来年のGWはすっきりとした気持ちで過ごしたいです。
休みが取れない塾の先生には申し訳ないんですが、塾があった方が良かった、塾ってありがたい!と再確認できたGWでした(涙)
Commented by トマト at 2012-05-01 18:08 x
あー、うちもこの前長男が構文の宿題を写してました。本人は考えたけど分かんなかったって言うんだけど、和訳だもん、んなわけない。辞書ひけば少なくとも何かは書けるはず。で、問い詰めたらテキトーなこと言うから、2文ほどしごいてやりました。この手の子は報酬系が弱いんですよね。でも、驚くことにあんなに嫌いだった数学はどうにか勉強の仕方が身に付いたみたいです。ひとえに数学の先生のおかげです。考えずに答え写したら突き返されるって経験を根気よく積ませて下さったみたいです。親でもイヤになることをず~~っと面倒みて下さった数学の先生には心から感謝してます。

そういう点については人の10倍くらい経験を積まないと分からないようですが、本人の自然な成長+根気強い対応が彼に多少の変化をもたらしてくれたように思います。…で、英語は誰が根気よくやらせるんだろ(-"-)。あたしはもうヤダ。

くるみさんへ:

>数学が極端に出来る子(国語との差が激しい)にこのタイプが多いのでしょうか?

うちは国語ができて、数学ができないタイプですが、同じなんです(>_<)。好き嫌いがすべての判断基準になってしまうようで。
Commented by トマト at 2012-05-01 18:12 x
訂正します。人の10倍じゃ、間に合わない…。100倍以上は固い(>_<)
Commented by くるみ at 2012-05-01 19:52 x
トマトさん、ありがとうございます。
国語が出来る子に息子のようなタイプがいるとはとても驚きました。
国語力=大人力と、塾の先生も言っていたので^^;
好き嫌いが全ての判断基準、100倍くらいの経験、根気強い対応は、しごく同感です。ああ、面倒みてくれる先生が欲しい(涙)

Commented by an-dan-te at 2012-05-02 07:39
くるみさん、
まぁ、トマトさんがおっしゃっているように、数学得意なタイプがとはいいませんが、なんらかのアンバランスがあるタイプに多いかもね。

それはともかく、放っておくとどうなるかというと…
…どうにもならないわけですね、たぶん。

必要な習慣を、しつこく、おだやかに、癖づけていくしかないです。
Commented by an-dan-te at 2012-05-02 07:45
トマトさん、
その数学の先生はすばらしいですね。
とにかく根気…

> あたしはもうヤダ
あたしももうヤダ~

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