均質性で授業効率アップ   

昨日書いたように、「ある程度」レベル分けされていても、やっぱり全員にぴたっと合った授業ってのは難しいですね。

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もっと細かくするともう少しやりやすい面というのは出てくると思うのですが…

今のクラスが、偏差値58~70(?)とすると、こじろうのときみたいに62で切って二つに分けるとか。ま、現状ではそのような人数いないため、経済面を考えるとできないでしょう。それと、あんまりクラスの刻みが細かいのも、クラス昇降が頻繁で心が休まらないというか(^^;; 今のクラスは、メンバーも落ち着いていて、まとまりよく、居心地よさそうです。

おおむね、受験勉強的効率というものを考えると、レベルを細かくするほどよいと考えて間違いはないように思います。究極的には個別でしょうか。もちろん、集団授業には集団授業の良さがありますけど。

一方、私立中高というのは、いくら偏差値輪切りといっても、塾のクラスほど細かく分かれていないのがふつうです。特に地方だと、日能研偏差値でいって50ちょっとくらいから上は天井知らず(それ以上の学校がないから)という進学校もあります。あるいは、都心の超難関校であっても、入ってから勉学意欲を失っていわゆる深海魚になった子まで考えると、高校くらいになったときには相当幅広いレベルが同居しているものです。

それでも、私立中では、公立中のあの、ちんたらしたゆったりした授業とは違って、中身充実の授業が行われていることが多いでしょう(そうとも限らないとは思いますが)。それはやはり、公立中とは違う、授業をマトモにしやすい条件があるからです。

まずひとつは、いうまでもないことですが、基礎学力の面でまったくの空白であるという、そんな子がいないことです。公立ではそれこそ、上はすんなりトップ都立に受かる子から、下は九九が怪しい、分数の意味もあやふや、教科書程度の文章も読みこなせないという子がいるわけですから、それはどんな授業をやっても誰かは困るでしょう。中学受験があってある程度のところで切った私立中であれば、ともかくある程度の基礎学力と理解力はあるわけです。英単語はまじめに覚えてなくてもね(^^;;

もうひとつは、私立であれば、授業のやりやすさを求めたい場面のみで、能力別クラス編成を実施することもできるということです。それをするかしないかは、その学校のポリシーと実態によって変わるでしょうけど、やろうと思えばできるのです。公立中こそ、能力別編成が必要だと思いますが、しがらみがあって実施は難しいわけです(やってるところもあるのかな?)。

あと、よい先生を独自の基準で採用し、長く先生をやってもらうことができる…というようなことも、私立の特長と考えられます。

そして、ここが一番肝心なところですが、どういう授業を展開するかについて、ある程度合意というかベースがあるということです。特色ある授業(たとえば先取り)をやっていて、一部の深海魚くんが置いていかれていたとしても、そういう学校だってことはみんなが納得して入っているのだから、それで済むわけです。学校のカラーに沿って、それが気に入った人だけ入ればいいので、万人向けでなくても実施できます。そして、実際にそれに合っている子が多ければ、大きな効果があります。

カラーが揃っている…ということは、レベルが揃っていることとまた違う意味での均質性ですが、その二つが合わさって、大きな効果が生まれます。

(さらにつづくかも)

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by an-dan-te | 2012-04-03 12:37 | 中学受験 | Comments(0)

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