「実力」発揮のためには何が必要なのか   

昨日の話の続きです。親が見るところの「実力」と、テストで測る結果が乖離している場合、何をどうすればいいのか…

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またろうの場合、表面上、最も大きな問題は「うっかりミス」の多さでした。人間ですから「うっかりミス」は多かれ少なかれ誰でもあることだと思いますが、その「多かれ少なかれ」ってところが曲者です。ものには限度というものがありますので、うっかりミスがある線より多すぎるってことは、「いやーうちの子もよくうっかりミスするわよ」といっている、その実「ふつう程度の」うっかり体質のお子さんを持つ親とは、見えてる世界もぜんぜん違うってことになります。

量的な問題は質的な問題に転換します。

たかが「うっかりミス」、されど「うっかりミス」。ふつう程度のうっかりさん(たとえば私のような)は、こういう重篤なうっかり君の扱いについて、自分の基準でつい考えてしまって見誤ることになりますが(「もうちょっとまじめにやればいいことなのに…」とか)、うっかり度合いというのは、その人間の本態に深くかかわっていますので、そんなに軽く考えるのは誤りです。

「うっかり」についてはまた別の機会に考えるとして、その「うっかり」の問題があまりに大きく視界を覆っていたもので意識に上っていませんでしたが、集中力のムラという問題があります。

またろうの成績が、ジェットコースター的であったことは、(うっかりはいつもなので)集中力のムラのほうが本質的な問題だったと思われます。これが顕著に起こった日はテスト半分白紙という事態に陥るので結果は重大ですが、私はあまりこの問題に立ち入ったことがありませんでした。どうやっていいかわからなかったというか、やることが多すぎてそこまで手が回らなかったというか。

つまり、またろうは、学習の穴自体も多すぎましたので、それを火消しするだけでも受験勉強期間いっぱい余裕がありませんでした。それに、私とまたろうは人種が違いすぎるので、私が考えても有効な方策が思いつきませんでした。

結果的には、またろうの場合、本番だとふだんより緊張するためか、集中力の問題はそんなに大きくならなかったようです。わかっている範囲では、どの学校もどの科目も、それなりに本人の「実力」を発揮できたようで…五校全部合格しました。危ない学校も混ざってましたし、特待もちゃんと取ってきましたから、これは通常の模試が五回あったのに比較すると、予想よりずいぶんコンスタントに結果を出せたということになります。

ま、でも、出来は当日のお楽しみというのでは、怖すぎますね…

時は流れて、今度ははなひめの中学受験。はなひめは、こじろうよりまたろうに近い人種です。もっとも、うっかりミスに関しては非常~に軽いです(あくまで、またろうとの比較)。基礎学力に関しては、早いうちからテコ入れしてますから、またろう受験のときと違って、いえ、こじろう受験に比べても、穴は少ないです。

それなのになぜ?? と思う部分はやっぱり、「集中力」が鍵だということは、日を追うにしたがって浮き彫りになってきています。

ここを「どうにか」することって、できるのでしょうか?? なにしろ、一番大きいのは本人の生まれながらの性質ですし、これまでわかっていることは、「本人の成長により改善される」ということだけです。しかし、ただ待っていると、間違いなく、受験は終わってしまいますから、この一年でできる具体的な「何か」を探していかなくてはいけません。(つづく)

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by an-dan-te | 2012-03-05 13:26 | 中学受験 | Comments(13)

Commented by こまち at 2012-03-05 14:14 x
うちにもまたろうくんタイプの子がいますが、彼の場合も結局は「集中力(を発揮したいと思えたかどうか)」次第でした〜。
集中力の無駄遣いをしないエコなタイプだったなぁ(違)

>出来は当日のお楽しみ

人生最大のスリルを堪能させていただいた入試本番でした(;^_^A
本人が「ここに通いたい」と心から思ったところは多分過去最高の出来だった一方、他は模試の判定がすべて異常値扱いになりそうな結果だったりw

>ここを「どうにか」することって、できるのでしょうか??

うちもどうなることかと思ったけど、本人が心の底から行きたいと思った学校_だけ_は大丈夫でしたから、そういう意味では「どうにか」なると言える……かな?(ビミョー)
はなひめちゃんも「ここに行きたい!」と思える学校が(ハハ的にはたくさん)見つかるといいですね(*^▽^*)
でも、危険は賭けですよね、ホント(^_^;)
Commented by セロリ at 2012-03-05 15:23 x
「集中持続力」といいますか 、のどから手が出るほど欲しかったです。

うちも、ホントに最初から最後まで「集中力」で苦しめられ、
さいごは「集中力」で何とかなったというクチです。
その子のタイプによって、「集中の磁場」に入るきっかけがちがうところが親泣かせなんですが、
セロリマンは「自分に必要だ」と自分でOK出さないと、
先生や親が何を言っても、たとえ模試で撃沈しても、
集中力を発揮しないタイプだったので、
受験に関しては試験本番という場が必要でした。泣。

あと、子どもの集中力という点でいうと「体力」もあなどれないと思いました。

こまちさんの、「集中力(を発揮したいと思えたかどうか)」次第でした〜。にはげしく共感です。

Commented by milktea at 2012-03-05 15:27 x
>私とまたろうは人種が違いすぎるので、私が考えても有効な方策が思いつきませんでした。

私、下娘に対して強くこれを感じております。
またろうくん族が濃いのは上娘なんですけどね...。もしや私もまたろうくんの一族なのか!?
Commented by 21vertex at 2012-03-05 18:28 x
「実力」とカギカッコ書きされているように、テストの点数で実力が測れるのかまず疑問です。テストと言っても、(算数を念頭に置いてますが)小学校の単元テストと有名中の入試問題じゃ測れる「実力」が違う。前者はうっかりミスすると、とても残念な点数&順位になりますが、後者はまた全然別の結果になります。(小学校のテストで満点の子が0点になrこともしばしば。一方、小学校のテストでミスった子が60点取ることもまたしばしば)
また、よくできた入試問題は、最後まで誘導に乗って解くと(1)あたりで犯したミスに気付かされることもあります。小学校のテストはどうしても単発式なので、見直しをしても勘違いしたまま間違いに気付かないことがあり得ます。もちろん、どちらのタイプのテストでもいい点を取るに越したことはないですが。その秘訣は残念ながら私にもわかりません。隠しているわけではありませんよ。受験勉強を究めた果てにその境地に達することがあるようです。経験上。
Commented by トマト at 2012-03-06 13:06 x
これ言っちゃおしまいだけど、「何か」って本当にあるんだろうか(ボソリ)。長男について集中力がないと言われたら、そうなんだけど、好きなことに吸い込まれていくような力というのはある意味すごかったと思うんですよね、だから集中力の有無というより、何が彼の集中量をコントロールしてるんだろ?って考えた時に、やっぱり「好き」とか「関心がある」とかそれがすべてだった気がする。だからどうにか算数を好きになってくれないかとか、興味を持ってくれないかとか、せめて得意だと勘違いしてくれないかとか、そういう方面に腐心してみたけど…。

ということで、上の皆さまと、そしてまたろうくんと同じく、さすがに当日だけは本人の関心がそちらに向いた…と。しかし、優先順位を決めるとかそっちのスキルの問題で危うく落ちかけた…と。

ということで、模試でできることはたくさんあるけど、この手の子についてはあまり結果にとらわれない方が…というありきたりな結論になるような。分かっちゃいるけど…よね。
Commented by ももんが at 2012-03-06 13:38 x
我が家の息子の場合 エネルギー切れで集中力がガクッと落ちたことがあって とても焦ったようです

普段 朝がめっぽう弱く あまり朝食を食べられないけれど 学校の生活には困らずにいたのですが 塾のテスト 特に算数の問題を解くのにはそれではダメだったようです

その後 これではいけないと 意識してご飯等を食べるようになったら その点は改善しました 
相変わらず 朝は食欲がないですが テストのためなら… らしいです

 
Commented by an-dan-te at 2012-03-06 19:35
こまちさん、
あぁ確かに…
エコという点では、右に出る者がいないわね(^^;;

結果は当日のお楽しみっての、怖すぎる~

またろうの場合は、まだしも高校受験がまったり進行なので、ひとつひとつの結果を見ながら進められたけど、今度は爆走していく中学受験。

スリリングだわ…

今のところ、本人は第一志望にすごく行きたいと思っているので、そういう意味では大丈夫なんだけど、それが実際の成果に結びつくかどうか、当日待ちってのは(怖)
Commented by an-dan-te at 2012-03-06 20:01
セロリさん、
セロリマンくんの場合は、本物の本番について経験を積むとようやくスイッチが入ったのですね(^^;;

本人が、本気を出したいと思うか。それと、体力の裏打ちがあるかどうかですね。うーーむ。。
Commented by an-dan-te at 2012-03-06 20:03
milkteaさん、
私は、私と同じ人種を産み損ねました(笑)
四人か五人産んだら出会えたんだろうか…
いや別に出会いたいわけじゃないけど。

> もしや私もまたろうくんの一族なのか!?
え(^^;;
Commented by トマト at 2012-03-06 20:04 x
度々すみません。強いて「何か」を考えるとしたら、集中力が揃ったらあとは大丈夫!と言える状態にしておくってことかなと自問自答。氷山の上の部分(見た目の成績)じゃなくて、水の下にもぐっている部分(実力+スキル)がしっかり大きく育っていれば、きっと当日は適度な緊張が集中力につながってうまくいく気がする、この手の子は。むしろ本番に弱い上がり症の方が怖い。
Commented by an-dan-te at 2012-03-06 20:19
21vertexさん、
そうですね、試験によって点数が変わるってことは、試験で取れる点数のことを「実力」と呼ぶと定義したとしても、それならそれで試験によって「実力」が変わってしまうってことになりますね。

まぁ、この場合、志望校の入試本番で取れる点数のことを「実力」と呼ぶとすれば、塾の模試で取れる点数は「実力」の近似値としてかなり実用的な精度があるといわれている、ってことですね。小学校のテストはあんまり、似てない評価値ということになるでしょう。
Commented by an-dan-te at 2012-03-06 21:34
トマトさん、
> 何が彼の集中量をコントロールしてるんだろ?って考えた
> 時に、やっぱり「好き」とか「関心がある」とかそれが
> すべてだった気がする。
まぁ、そういうことなんでしょうね。こじろうは勉強が好きだったわけでもないでしょうけど、もっとなんというか、ぶらさげられてるにんじんに反応したというか、平たくいうと「欲」?

> 強いて「何か」を考えるとしたら、集中力が揃ったらあとは
> 大丈夫!と言える状態にしておくってことかなと自問自答。
そうなんですよね。勉強の中身はオッケーにしておいて、あとは「集中力」待ちにしておく。ただし、その、勉強の中身を身につけるのにも「集中力」がほしいんですけど(笑)
Commented by an-dan-te at 2012-03-06 21:36
ももんがさん、
体力というか、気力の持続、頭の体力みたいな。
朝食って大事ですね(^^)
はなひめの場合は朝食はたっぷり派なんだけど。

むしろ、ふだんは短い勉強の合間にたっぷり休憩をとる派なので、「勉強持久力」がないのが問題かも。

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