中学受験はやっぱりドラマになってしまう   

今回の中学受験、私のテーマは「ドラマチックでない受験をしたい」というものですが。

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もちろん、趣旨としてはそうです。成績はめまぐるしくアップダウン、特に六年秋は急降下でヒヤヒヤ、無理目な熱望第一志望、そして奇跡の合格!! なんてストーリーは、話として読む分にはおもしろいけれど、自分のうちの話としてはぜひ避けたい(-_-;;

毎日、こつこつと、たんたんと、地道な勉強を積み重ねることによって、着実な成長を遂げ、その結果として、「似合う」学校に手堅く合格。

本命入試の前日は、「やるだけのことはやった。大丈夫、普段どおり受けておいで」という感じで、消化のいいもの食べて、十分余裕を持って早く寝て。

…うむうむ。すべからく、そうありたいものです。

こじろうの入試は、ある程度そういう、「平らかな受験」の条件を満たしていたと思うんですよ。基礎を重視して着実な勉強をしていたし、六年の成績は非常に安定していたし、無理のない志望校設定をしていたし。

だから、他人からみて、どきどきはらはら、ドラマティックな受験というものではなかったと思う。

なのになぜ、いまだに、1月31日となると胸がきゅーっとどきどきして、2月1日となると祈るような気持ちになっちゃうのでしょうか。

私はその年、こじろうの中学受験とまたろうの高校受験、いっぺんに体験したのですが、高校受験に関してはそんなふうに「きゅーっと」はならない(^^;; 世間一般でいうともちろんそれは、中学受験ならば「親子の受験」であっても、高校受験は本人の受験だからということになると思うのですが、うちに限ってはそうではない。

はっきり言って、またろうの受験のほうがずっと親の労力と、心痛がかかってます(-_-;;

それでもやっぱり、中学受験は(自分にとって)ドラマであって、高校受験はドラマでない、そんなふうに感じるのです。

それは何が違うのかなと考えると、一番のポイントは
「2月1日に凝縮された緊張感」
…高校受験は、日程が広くばらけていて、たとえばですがインフルエンザにかかったらどうしようという恐怖もそれなりですみます。私立、国立、都立とパラパラと分布しているので、どれも受けられないというようなことはあまり考えられない。

もうひとつのポイントは、12歳の子どものすることとて、それに短い試験時間で実力を発揮しなければいけないという制約から、大学受験より、高校受験より、「水もの」感が強いからだと思います。

当時の記事を読み返してみますと、よしぞう隔離騒ぎから、上っ調子こじろうの過去問算数大コケ、そして一点して二月一日の厳粛な気持ち。まぁ、およそ平常心からはかけはなれていますね…

そしてぎゅーっと引き絞って一気に解放される合格発表。

これがドラマにならないわけがない。

私にとって、こじろうの中学受験はものすごいドラマでした。

たぶん、誰でもそうなのでしょう。100%平常心で、冷静な親子なんていない。

もういいんです、それで。

たいへんですけど、そこをくぐって出てきたら、何かが変わっている。財産が増えている。


すべての中学受験生が、「似合う」学校にめぐり合えますように。

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by an-dan-te | 2012-01-31 12:55 | 中学受験 | Comments(12)

Commented by asapon at 2012-01-31 13:46 x
アンダンテさん、こんにちは(^^)
ここしばらくどうもソワソワしちゃって、つい思いのたけをブログに書いてしまい、そしてこちらに遊びに来てみたら、、、アンダンテさんもおんなじようなこと言ってる!!(笑)
勝手に、中学受験経験済み親・特有の一体感を感じてしまいました…スミマセン(^^;)
うちの息子の受験は、こじろうくんのようにはうまくいかなくて、受験後には何故か私の奥歯が欠けてた(←噛みしめすぎ)という有様だったのだけど、それも1年経ってみると不思議と味わい深くて(笑)
何より、今、息子が、すごく充実した毎日を送ってくれていることが、すごく嬉しくて、ついフラフラ~と娘も中学受験する方向へ流れていってます(^^;)
>たいへんですけど、そこをくぐって出てきたら、何かが変わっている。財産が増えている。
本当にそうですね、私も本当にそう思います。
Commented by うみまる at 2012-01-31 16:54 x
アンダンテさん、はじめまして。
いつも「文章上手だなー」と思いながら拝読しています(笑)

私は塾講師をしていますが、同じ子供を送り出す立場でも親と講師ではかける思いが全く違うのだな、と改めて思いました。ある意味では、親と講師との違いが最もはっきりと出る時期かもしれませんね。

私はただサポートすることしかできませんが、皆さんが悔いのない中学受験をできればいいな、と思っています。

(あれ?コメントできないかも?重複していたらすみません。)
Commented by an-dan-te at 2012-01-31 22:49
asaponさん、
あ、ほんとだ。揃いましたね。
やっぱり思い出のシーンがぞろぞろと…という感じですよね。

> 奥歯が欠けてた(←噛みしめすぎ)
あれれ。気合が入りすぎましたか?

> 何より、今、息子が、すごく充実した毎日を送ってくれて
> いることが、すごく嬉しくて、ついフラフラ~と娘も中学受験する
> 方向へ流れていってます(^^;)
おなじで~す
Commented by an-dan-te at 2012-01-31 22:51
うみまるさん、
ありがとうございます。
そりゃもう、立場が違いますから…こっちは、合格「率」とか「数」ではなくて、自分の子どもがどうなるかってことなんですもの。でも、合格を願うところは同じですからね(^^)
Commented by コースケ at 2012-02-01 07:28 x
アンダンテさん、asaponさんへ
2月1日の朝です。何年経っても厳粛な気持ちになります。
目の前で小学生が電車の席に座って社会のチェックをしてます。
メモチェはマーカーで真っ赤です。
頑張って来たんだね。
それを見て目頭が熱くなっています。
大丈夫だよと、声をかけたいのを必死にこらえてます。
やはり、特別な朝です。
Commented by トマト at 2012-02-01 15:22 x
我が家もこの時期、兄弟の受験を思いだし、めずらしくしんみり語り合ったりしています。自分の受験よりはるかに強烈です。1年&3年を経て、今だから語れる子ども目線そして親目線の打ち明け話もあります。きっと何年たってもあの時を思い出すのでしょう、終了組としては。でもアンダンテさんも(多分)うちももう1回あるかと思うと、それはそれで胃が痛む。
Commented by an-dan-te at 2012-02-02 13:01
コースケさん、
コメントありがとうございます。
> それを見て目頭が熱くなっています。
すごーく、わかります。きゅきゅっと、なります(^^;;

他人の子でも。今年はまた、いろいろ応援してるのでどきどき…
Commented by an-dan-te at 2012-02-02 13:03
トマトさん、
こじろうは、ちっともしんみりしてなくて、元気に遊びにいって休みを満喫(笑)

来年はまた別の感慨があるだろうけど。インフルエンザ予防あたりも協力してもらわなくちゃだし。
Commented by おたまじゃくしちゃん at 2012-02-02 20:05 x
はじめておじゃまいたします。

やっぱりドラマは避けられないのでしょうか?
私は気が弱い上に不整脈持ちなもので、今からその日が来るのを恐れているのですが……
アンダンテさんのお子さんと違って、うちの一人娘はあらゆる面でアレレなおこちゃまですが、こちらのブログで親の気構えなど学ばせて頂いてます。
今後とも、どうぞ宜しくお願いします。
Commented by an-dan-te at 2012-02-02 23:07
おたまじゃくしちゃんさん、
お越しいただきありがとうございます(^^)
ドラマにはなるんですよ…
けど、まあいい思い出になるってことで。
後から考えれば、だけど。

学んでいただけるほどの気構えはちょっと…(^^;;
でもまぁ、そちらはまだ長丁場ですし、切れないようにゆるゆるといきましょう。
Commented by カルメン at 2012-02-03 07:48 x
アンダンテさんと同じように『早すぎるから』と駅ビルの本屋で時間を潰し、余裕を持って発表を見に行ったら校門前の行列に一瞬『しまった』と焦ったものです(笑)
だって発表は1時間、手続きは2時間という超殿様的(って当時は思ってましたよ)ですよね~
列に並んでいる時が緊張のピークだった気がします。(その時の私、すごい顔してたかも…)
娘は発表に間に合わなくてひと駅ごとに停まる電車にイライラしていたそうです。

もう三年たったんですね~
今日は、こじろう君と違って、提出期限に負われて過ごしました(>_<)
Commented by an-dan-te at 2012-02-04 08:16
カルメンさん、
お、駅ビル本屋ですね。まぁ、本屋にいても、ほとんど本は頭に入らなかったんですけど。

校門前に並んでいたときの緊迫感は今でも忘れられません…

一方、またろうのほうは、家でネットを見て「おー、よかったよかった」と確認してからやおら学校の発表を見に行きました。心臓にはこちらのほうがやさしいです。

こじろうも、前日ようやくやっつけてました(^^;;

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