早いことは、いいことなのか?? 中受的に。   

字が違いますけど、速いことは、間違いなくいいことです。計算だって正確さが同じならそりゃ速いほうがいいですしね。

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仮に二倍速けりゃもう一回計算して確認したっていいわけですし、第一、計算が速いってことは、見通しがいいってのと同じことで、ややこしい問題でも迷子にならずに解けます。もちろん算数以外でも、問題を解くのが速ければ、同じだけ勉強したってたくさん遊べますし(同じだけ遊んだってたくさん問題演習ができますし)、テスト中も余裕ですから点数も上がろうってもんです。

それはいいとして、「早い」ことは、どうだろうか。中学受験的に。

いまや標準的となっている(?)大手塾カリキュラムというのは、すでにある意味先取り(早く学習する)です。おおむね、五年生の一年間に、あらかたの中学入試範囲(つまり、六年までの学習内容)を一気にとりあえず学習させ、六年の一年間を補強・穴埋め・発展的演習にあてるのです。

あるいは四年生のうちに、その五年で一気に習う内容の基礎を教えておき、怒涛の五年生に備えます。

それでまぁ、四年から六年の三年間で中学受験のための勉強をすることをとりあえずスタンダードと考えておきましょうか。三年までは、受験を意識した勉強をするのではなくて、学校での学習内容の定着を図る程度の家庭学習と、あとはまぁ好みの習い事でもするとして。

それに対して、たとえばですが年長のうちに一年生の内容を先取り…と、前倒しで進めていって、二年までに三年生の内容を終わらせ、三年生からはいわゆる大手塾カリキュラムに乗せてしまう(飛び級ですな)。そうやって、一年の余裕をあとに作る。そうしたら、よりよい結果を…というか、この際、わかりやすくぶっちゃけると、より高い偏差値の中学校に合格するってことになるものなのか。

我が家の子どもたちは誰も先取りをしてませんしすでに末子が小学五年生だから、いまからこの答えがわかったからといってどうということもないのですが、昔から疑問に思っていたことです。

というのも、私自身は「早いことはいいことだ」的発想で育てられ、その方針に疑問を持ち、自分の子育てのときにはむしろあえてそれを回避してきたのです。

私の母は、とにかくできるだけ早く字を覚えさせてすらすら読み書きができるようになることを重視していました。算数に関してはあまり記憶がありません。昔のことですし母は特段の知識経験があったわけでもないので、確たるカリキュラムや教材のようなものは存在せず、ただ、「早いことはいいことだ」と字を教えるというような内容だったと思います。

その結果、私は周囲の子どもたちより非常に早く読み書きができるようになりました。小学校以降の学習内容については、具体的に母に面倒を見てもらったことはあまりなく、母は自分の仕事が非常に忙しかったので、「早いことはいいことだ」の価値観を示すほかは本人任せというか、要するに字を早く獲得するってことはそこから先、いくらでも知識の海が広がっているわけですからね。

私は、いつも学年のひとつ先、ふたつ先の「小学○年生」を買ってもらって、漫画も読むけど(^^;; 学習ページを隅から隅まで、それこそ「お母様へ」まで熟読していました。先取りいうて、やることは「小学○年生」かいと思わなくもないですが(今の感覚からいえば)、その他の本も濫読していろんなことを知ることができていましたし、要するに「早いことはいいことだ」という価値観を伝授されるってところが実はポイントです。

長くなってきたので、それで私がどうだったのか(どう思ったのか)は別の記事で書きたいと思います。

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by an-dan-te | 2012-01-13 07:46 | 中学受験 | Comments(2)

Commented by 21vertex at 2012-01-13 10:09 x
私のささやかな先取り。
小学校や中学校の学年の初め(あるいは上下巻に分かれている場合の2学期の初めころ)、教科書をもらってくると、その日1日で教科書をあらかた読んでしまうこと。だから授業でやるときは既に内容は知っているという感じでしたね。
外国で飛び級で10歳とかティーンエイジくらいで大学卒業とか博士号取ったりとかあるけど、その後は「普通」になるようです。要するに博士号取るくらいになると、あとは何か勉強するのではなく自分で切り開いていくわけですから、結局はその人の能力なりのところに行きつくわけですね。これは究極の先取りの場合ですけど。
Commented by an-dan-te at 2012-01-14 09:41
21vertexさん、
あー(^^) 私も、もらったら即、全部読みました!! なにしろ「活字中毒」だったので。
人より「早く」進んでも、それからどうするかって難しいでしょうね。だって「早く」できること自体に価値があるのではなくて、それでどれだけ人と違うことができるのか、オリジナリティーが結局は問われるんですもんね。日本の場合、そんな飛び級もないわけで、何を目指すかはもっと微妙ですね。

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