ストレスマネジメント実践編: イライラの元を個別撃破   

昨日の話「ストレスマネジメント実践編: イライラを分けて考える」の続きです。

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とりあえずイライラの元を分けて考えることに成功すると、まだ何一つ解決しちゃいないのに、なーんとなく、ちょっとイライラが軽くなったりします。人間って面白いですね。

まずは、自分的に一番イラッとする、「嘘をつかれた」というところを検討してみましょうか。
嘘というのは、電話したとき、まだ実際には何も手をつけていなかったのに、「計算やってる…」と子どもが言ったことです。課題をやるやらないは自分の問題かもしれないけど、親に嘘をつくのは、疑いの余地なく悪いことじゃありませんか??

…それはまぁ、そのとおりなんですけど、もちろん子どもは「嘘をつくのはよくない」くらいのことは知っていました。幼稚園児じゃないんですからね。その上で、まだ始めてもいないという、親ががっかりする/怒る事実を言うのは忍びなく、つい言っちゃったんでしょうね。事実とのズレは、「計算やってる」と「計算(から)やる」の違いの分ということになります。「終わったものは何?」と聞いたときに「まだ」と答えたのは、あまり嘘を大きくつきたくないという気持ちの表れでしょうか。

そう思うと、そんなに目くじら立てるほど悪くもないというか、そりゃ、つかれたほうとしては気分よくないですけど、むしろそうやって嘘をつきたくなるシチュエーションというのをどうにかするほうがいいような気もするんですよね。たぶん、ふだんそんなに嘘をつかない子どもが、勉強とゲームの葛藤の中では嘘をつくことがけっこうあるというなら、その状況の中にバランスの悪さがあるんでしょう。

で、そこまで考えたら、あとは後日、友人に愚痴こぼすくらいで決着つけてもいいかなって。あるいは、いちおう「嘘はつくな」と釘さしたければ、「計算やってるって言ったとき、ほんとは何も始まってなかったんだね」とがっかりした様子を見せておくとか。あるいは「そういうことは言うな」とハッキリ言ってもいいけれど、長々と「どうしてそんな嘘をつくの」とかやってもたぶん得るところはほとんどない。それよりは未来に向かって進もう。

次に、「ゲーム時間が長すぎるのは、頭にも心にも目にも悪いと思う」ってところに行ってみましょうか。このことについてはっきりしたことはわからないのですが、直感的にいえば、やっぱり日に三時間とかゲームやってたら、脳みそがつるつるになるかどうかはともかく、生活時間としてそりゃ偏ってると思いますよね。

それで、じゃあどのくらいならいいのかって、そりゃ大規模な調査・実験をする科学者でもないので理屈は知りません。理屈は別にいらないんです、ただ親の直感として…たとえば、その日の課題を終えていて、MAX一時間なら許せるとしましょうか(線引きは、人によって相当異なると思います)。そしたら、あとはそれをどうやって実現するかですね。

これと関連する項目として、「そもそもゲームばっかりやりたがるのが気に食わない」というのがありました。あんなのに夢中になって、バカみたい。リアル世界におもしろさを見つける力が足りないのかしら。自制心が弱すぎる??

子どもがゲームに傾倒しているとき、それを見ているととても違和感があることが多いと思うんです。私たちの世代(ってひとくくりにしちゃいけないくらい若い親御さんもいるかな)は、ゲームを知らないわけじゃないけど、でもやっぱり私たちにとってのゲームと、子ども世代にとってのゲームって、何か違う部分があるみたい。世代の違いというのもあるけど、明らかなことは、ゲーム自体がものすごく進化してしまったということです。

このへんは、「ゲーム状況の今昔」に書いたとおりです。ゲームの魅力に抗して、自分が主人になって生活時間を割り振るということが、並の意思しか持たない子どもには非常に難しい状況にあるのだということを頭においておき、腹を立てるよりは、うまく「許せるセン(=課題がすんだらMAX一時間)」に収められるのかを考えるのがよさそうです。

どうですか?? ここまでくると、なんかさっきまでの腹立ちよりは、さぁ改善してやるぞという分析魂のほうが燃えてくる人もいるのでは??(^^)

ということで次は、ゲームと課題の折り合いの付け方について考えます(うわっ、大風呂敷広げた…)。

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by an-dan-te | 2011-11-18 20:23 | 中学受験 | Comments(4)

Commented by 21vertex at 2011-11-18 22:20 x
嘘をつかれるのは私も嫌ですね。
親子なので、ここに書いてあるように冷静に対応するのはなかなか難しいように思いました。
この記事とは直接的な関係はありませんが、世に「ゲーム脳」なる疑似科学があって、
こういった科学的根拠のないものを持ち出して、小学校の校長先生がゲームは○分以内に、とか言うのはやめてほしいなと常々思っています。
あと「水の波動」とか。こんなのを道徳の時間に持ち出さないでと思ってしまいます。
Commented by an-dan-te at 2011-11-20 07:56
21vertexさん、
> 親子なので、ここに書いてあるように冷静に
> 対応するのはなかなか難しいように思いました。
そうですね。ここに書いたのは、私がこうしているという意味ではなくて、こう考えたらどうかという自分への提案と思ってください。

親の怒り方にも、計算練習と同じく、振り返りと定着までの練習が必要なのかなと(^^;;

「ゲーム脳」の話は小学校の先生が言ってたことがあります。ゲーム時間が長くなりすぎないようにするのは賛成だけれども、調査結果と結論がまったく「そんなことからそんなことはいえん」状態で、しかもそれを科学だと思っているフシがおかしく、そういう(非)論理展開は子どもに教えないでほしいと思ったものです。

「水の波動」は聞いたことないんだけど…
Commented by 21vertex at 2011-11-20 12:34 x
「水の波動」のことを知らないで済めばそれに越したことはありませんが…。
水の結晶(氷)を作る際、「ありがとう」などの「良い言葉」をかけるときれいな結晶ができ、
「ばかやろう」などの「悪い言葉」をかけると汚い結晶ができる、とのことです。
疑似科学以前のオカルトとしか言えない代物ですが、
今結構公立小中学校を席巻しているようです。
どういう言葉を使うべきかは水の結晶に教えてもらうようなことではないのですが。
学校の先生が全体的に自信を失っていて、こうしたオカルト的なものに頼ろうとしていると言うか何と言うか。
学校は勉強以外のことも学ぶ場ですが、このような疑似科学を学ぶ場では決してあってはならないと思います。
Commented by an-dan-te at 2011-11-22 20:25
21vertexさん、
氷?? 結晶??
…まぁよくわかんないんですけど、オカルトというよりは挨拶運動のイメージキャンペーンみたいなものかな??(^^;;

とりあえず、こちらでは(つまり、子どもが通ってる公立小では)まだ聞いたことがないようです。

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