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中学で伸びる子になる条件!?   

とりあえず、狭い意味での学力(大学受験につながるような)で言うとして、そういう学力が中学から伸びてくる子っていうのはつまり、

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(1) 英数が得意である、ってことがひとつ。
それから、
(2) 濃いぃ文章の読み書きができる、というのがぜひ欲しい資質。
それと、
(3) 勉強をするということができる。これは必須。
だと思うわけです。あ、今思いつきで並べただけなんで、あんまり本気に受け取らないでください。でもそんなに大きくはハズれてないと思います。

(1) は、中学から始まる主要科目です。理科や社会が重要でないって意味ではないんですけど、それらの科目がどうかすればある程度どうかなるのに比べて、英数は根本的にどうかなってないとどうにもならないところがあります。たとえば、ずーーっとさぼって落ちこぼれて、中三や高一になってから「あ、オレってやばい!?」と気づいてもそれからのキャッチアップはしんどいです。

それと、理科や社会はわりと中学受験の勉強と連続的に続いてますから、中学受験をした子にとっては特に壁というものがありません。多少さぼっても、ある程度の線は押さえて(話がちんぷんかんぷんにならずに)先のほうまで進めることができます。

その点、英語と数学は、小学校の勉強から連続してないんで、ここでコケると本格的にコケることが可能です(^^;;

逆に、英数さえ軌道に乗ってれば、あとは相当さぼってて高校に突入しても、高二か高三で慌てて予備校に通ったりすればなんとかなるでしょう(え、私のこと??)

(2) は、どんどん込み入った、抽象的な内容の学習を進めていくにあたって、人間の思考ってものは、すべからく言葉によって成り立っているわけですから、書かれたものを読み取れる、自分の考えを表現できる、であれば学習が豊かに成り立ちます。当たり前すぎるので説明不要。

(3)の「勉強をすることができる」というのはどういうことかというと、たとえば、面倒見のよい学校だったとすれば、
・先生の言うことを素直に受け止める
・授業に集中する
・課題をやる、提出する
というタイプでもかまいませんし、あるいは私の母校のような放任的フィールドだとすれば、自分で自分の課題を決められる、実行できる、ってことでもかまいません。どっちのタイプでも。

いずれにせよ、ある程度勉強の時間を捻出し、その時間は集中する、単に「こなす」ということでなく、「身につける」ということが念頭にあればなおよい。

というふうにあらためて並べて考えてみると、こじろうの中学受験を思い立ったひとつの動機が(2)であったということが思い出されます。小学校中学年くらいのこじろうは、日本語に相当な困難を抱えていて、このままでは中学以降の学習が成立しないと思ったのです。

中学受験の勉強で、このへんが改善できるんならもちろん話はうまいのですが、それは事前にはわかりませんでしたので、「後伸びしない子なら中学受験でつっこんどけ(←おい)」と思ったというのはここだけのホンネです。実際には、びっくりするほど日本語力が伸びて、学習の成立という面では特に心配なくなりましたが。母国語の習得に、こんなに受験勉強が効くとは思いませんでした。ビバ日能研。

しかし、こじろうの受験のときには、(3)についてはあまり思いをいたすことをしませんでした。中学受験を成功させようというこの一心で、その先を考える余裕があんまりなく、本人の学習意欲と学習能力をどうこうしようという視点にはかなり欠けてたことは否めません。

親主導の中学受験で、(3)がめちゃくちゃスポイルされたというような事例も聞くことはありますが、ふつうに考えれば、中学受験の勉強の中ではむしろ(3)を磨くことができるはずです。

(3)をはじめとして、(1)(2)も深く中学受験の勉強と関わりがあります。これから、「中学で伸びる子になるための中学受験活用」について、もう少し詳しく考えていきたいと思います。

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by an-dan-te | 2011-09-23 08:49 | 中学受験 | Comments(0)

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