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この夏にメモチェを回すなら   

昨日、塾ではいよいよ夏休み前の通常授業が終わりました。そして、総復習の夏の始まりです!!

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はなひめは五年生ですけど、六年生になると理社の「メモリーチェック」を渡されて、夏の終わりまでにそれを「三回やった」「五回やった」というようなことが話題になったりするかと思います。こじろうも社会メモチェ三回とか言われたとおりやってました。ところが。

ちょいとこちらの記事をご覧ください…
中学受験: 暗記物は、まだまだいける!!
(2009年12月01日本館ブログ)

これは、親掛かりで、六年冬に、暗記物をぎっちり回すということについて語ったものです。社会メモチェを夏に「回した」のに、なんで冬にあらためて焦っているのでしょうか。

それは、「メモチェを三回やった」は、単に「やった」だけで、ちっともこじろうのメモリーに残っちゃいなかったからです。

日能研では、メモチェをやりやすくするために、親切なノートをくれます。メモチェの答えがきれいに書き込めるようになったノートで、一回目、二回目、と欄が作られています。このノートにがっちり書き込んでいくと、すごい充実感、「勉強したーっ」という感じになるんですが、たとえば80の単元を、2個またはがんばった日は3個ずつやったとして、一ヶ月くらいしてようやく二回目に戻ってくるわけです。

こじろうの場合、そうするとなんと、二回目にやったときは、覚えてないところが一回目ときっちり同じ個所という状況に…つまり、すっかり忘れて同じ状態になるという賽の河原サイクルorz

こんなんじゃダメです!! もっと忘却曲線と戦うシステム、忘れる前にすかさずリマインドする流れを作っていかなくては。それで、冬にようやく親掛かりで回して、2月1日にはなんとか間に合ったということになりました。

えぇ…冒頭の記事では、「冬」に「まだまだいける」なんていってますけどね。そしてそれはある面の真実ではありましょうが、そんなスリリングな、そして疲れる事態に進んで飛び込むこともありませんので、夏のメモチェ期間に、効果的に取り組むといいですよね。

五年生の夏は、そんなに社会の記憶完成にこだわることはないと思いますが、とにかく個人面談でのっけから「社会の総復習が必要」と釘をさされたはなひめですから、ちょびっとはやろうと思ってます。

社会の授業では毎週、15問の確認テストがあって、ぱらりとした量ですが「飛騨山脈」クラスの、必須事項がコンパクトに並んでいます。量的には欲張らず、これを使って、効果的に記憶する方法を学ぶ夏にしたいですね。…大きく出たな。

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* 本館ブログのほうに書いてしまった中学受験関連記事を、こちらのブログに統合したいと思ってつらつら見ていたんですが、単に転載するのではなくて、微妙に考え方が変わった部分もあるから、リンクを貼るだけにして新たに書き足していくスタイルでいこうと思います。

by an-dan-te | 2011-07-14 07:06 | 中学受験 | Comments(9)

Commented by とんび。 at 2011-07-14 07:46 x
5年夏は歴史・公民未修だから地理だけですね。
メモチェも悪くないつうか年度統計情報がありますから、5年でどうなんだろう、ちょっと余計な情報があるなという気はします。単なる項目記憶だけなら、アクセスの地理分野だけやるのがいいと思う、特に5年生なら。うん?この話って、前にコメントいただいた気がする・・・
Commented by an-dan-te at 2011-07-14 09:01
とんび。さん、
「メモチェ」を回すのは六年生夏の話で、我が家で今年やるのは、授業の復習プリントですよ…わかりにくかったでしょうか??

上手な暗記の仕方さえ今年身につけておけば、こじろうのときみたいな「おせおせ」になることもなく…って、とりあえず理想をいってみました(^^;;
Commented by とんび。 at 2011-07-14 09:15 x
メモチェのお話が8割がた占めていましたもので、失礼しました。
アンダンテさんへではなく、他の方への牽制だったりする(笑)
Commented by トマト at 2011-07-14 11:03 x
記憶の賞味期限…。私にとってもホットな話題、ありがとうございます(^^)。リンクのリンクまで遡って読みました。長男に「忘れかけた頃」っていつ?って聞いたら、う~ん、半年後…って。1回やってそんなに覚えていられるなら、もっといい点取れるだろ~ったく。嫌いな教科を覚えさせるの、本当に大変です。
Commented by milktea at 2011-07-14 16:37 x
小6上娘、歴史年号150個暗記するプリントなんてものを握っていましたが、卑弥呼が邪馬台国を作った年(本当か!?)とか、日中平和条約(近代すぎてそこまでたどりついたことがない)とか、私はほとんど玉砕でした(^^;

なんていうか、記憶する量がはんぱじゃないですね。
(上娘、最初は3個しか知らなかったそうです。今でも50個弱?)
Commented by どん at 2011-07-14 17:19 x
娘の塾でも、秋から歴史に入る前の総まとめを夏休みにと、先日の保護者会で言われました。
日能研のメモリーチェックに該当する教材が娘の塾にもあるのですが、毎回の社会の授業でテストがあるので、少しずつやり直してはいます。でも、やっぱり同じところを間違えたりする…。理科も同じなんですけれど、覚えられない特別の理由があるのか?と不思議に思えたりします。

 繰り返すことに意味があると信じて、夏も頑張ろうと思います…。
Commented by an-dan-te at 2011-07-14 22:09
トマトさん、
なんとなく、短期記憶から長期記憶に移るか移らないかの鍵を握っているのって、24時間以内なのかなって。大脳生理学とかのことはよく知らないけど、経験上はやっぱり、その日・翌日・一週間後とかいうのがよさげかな。半年覚えてるものは、丸暗記というより理解したもの…!?
Commented by an-dan-te at 2011-07-14 22:11
milkteaさん、
年号がどわーっとそれだけ150個あったらキツそう~
私はたぶん「ナント」「ナクヨ」「イイクニ」くらいしかわからないわ(^^;;

暗記しなきゃいけないのかなー。でも確かに、並べ替えとかあっても年号知ってれば楽勝ですね。
Commented by an-dan-te at 2011-07-14 22:14
どんさん、
私は自分が社会苦手だったもんで、子どもがいくら社会やっても忘れるってことに関しては相当寛容です(笑)

でも、理科がね…!? つい先日の公開模試で、はなひめができなかったとこって、それってカリテのときはできてたし、暗記するところじゃなくてわかるところでしょ?? ってなもんで、どーにも(はなひめのことが)理解できない…

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