過去のことより、未来について語ろう   

なんか「でかい」タイトルですが、ほんの小さな話なんです。

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例えば、毎日計算練習を1ページやるのが、親子の約束だったとしましょう。

無理な約束じゃありません。
必要性も明らかです(たぶん)。

やらない理由は、ありませんよね?? (もちろん、病気したとかは別です)

それで、一週間たって週末に、今週の進捗状況を親が確認してみると、
やってない。あるいは、答えを写しちゃってる。

こういう場合に、頭に血が上るのはしかたありません。親子ですからね。家庭教師だったら、血が上ったりはしませんよ…私も、家庭教師経験ありますが、それでイラッとすることなんざ、滅多にありません。他人ですから。プロとして、必要と思う対応をするだけです。

「やる気あるの??」あるいはもっといえば「親をだまそうとして!!」などなど、言いたいことはたくさんあるでしょう。やらなかったことを非難するのは別に間違いではありません。やるべきことをやらなかった。この点において、正義は親の側にあります。

例えば、またろうの公文とかで私はこの手のバトルを繰り返してきました。

人は、特に自分の側が正しいとき、そのままどこまでも押していきそうになります。「月謝をドブに捨てる気かっ!!」スポンサーも親ですしね。子どもがだんまりを決め込んでも、屁理屈で反撃しても、よけいかっかするには違いありません。

過ぎたことを追及する態度が、いいとか悪いとか、正しいとか間違ってるとかいうことを言っているのではないんです。そんなことはさておき、とにかくこれは…無益なんです。

だって、ここで子どもは何といえばいいんでしょう…「ごめんなさい、次からちゃんとやります」ですか?? なんかうそ臭いです。だって何度も裏切られてきたんですよね。なんで今回に限ってこれまでと違う明日が来ると思えますか?? そんな空しいセリフ、さすがに言えませんよね。だから、だまるか屁理屈くらいしかないんです。

過去のことより、未来のことです。

まず一日のうち早めの時間に、やったかどうかを確認し、やっていなければ「今からやってね」と言う。あくまでも、未来の話をします。そしてやり終わったら、それを認めて、記録します。カレンダーでも、記録ノートでも。とにかく、こまめな確認、そして、記録です。これからできることについてのみ指示をして、過去の非難はまったくしないか、事実についての簡潔な指摘にとどめます。

そして、過去のことについて語るのは、ほめるときにします。記録ノートをみて、一週間続いたことを褒めましょう。もっと材料があれば、所要時間が短くなったことや、正答率が高くなったことを褒めてもいいし、言われる前に始めた日があったことを褒められればなおいいです。

私のこれまでの人生経験から、この方法には絶大な効果があると断言できます。応用範囲も、広いです。

しかも、この方法で長続きすると、その習慣にどんな価値があるのかが、子どもにもようやく実感できるようになるんです。そしたら、確認のサイクルを長めにしていくこともできます。真の自立に一歩近づきます。

ここで、ひとつ問題です。なぜ、うちの子どもたちはそのように真の自立に近づいた、日々の課題がこなせる子になっていないのでしょうか??

答えは簡単です。親が続かないからです。時間も忍耐もそんなにたくさんありません。子どもが多ければなおさらです。私は現在、またろうの公文とはなひめの「計算と一行題」にしかこの手を使っていません。それ以上は無理です(*)。

というわけで、またろうの公文と、はなひめの「計算と一行題」。ね?? 小さな話だったでしょ??

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(*) 親が確認しない日ができちゃったとき、もしかしたらその毎日やるべきことが滞っていたかもしれませんが、それについては深く追及せずまた気を取り直して未来について語ります。その日の分から着実に実行します。確認がない間だらけていたことの追及も、それから、親自身が確認しなかったことへの自責の念もナシにして、ただひたすら今からあとの話。たんたんと。

by an-dan-te | 2011-05-02 13:46 | 中学受験 | Comments(18)

Commented by セロリ at 2011-05-02 14:06 x
>「やる気あるの??」
>「親をだまそうとして!!」。
>「月謝をドブに捨てる気かっ!!」
>「ごめんなさい、次からちゃんとやります」

アンダンテさん、うちに何か仕掛けてます?
ぜんぶ聞こえてるみたいですね。

確認のサイクルがどんなに重要かは、終了組ママからの話でも痛感してるんですが。
たかが確認、されど確認。
みんなどうして表とかリストとかしっかり完成するんですかー!?

「続かないハハ」のDNAを受け継いじゃってるセロリマンには、
何か別の方法があるだろうか。。。
Commented by milktea at 2011-05-02 17:08 x
確かに「確認」が必要らしく、塾でも「お時間があれば隣りに座って」などというお話がありました...。

でも、アンダンテさん、どうして2つだけでもその時間がとれるのですか??

ごはん作りながら確認できるとか、ブログ更新しながら確認できるとか、そういう聖徳太子なスキルをお持ちとしか思えないです〜。
Commented by トマト at 2011-05-02 17:14 x
> ここで、ひとつ問題です。なぜ、うちの子どもたちはそのように真の自立に近づいた、日々の課題がこなせる子になっていないのでしょうか??

ごめんなさい。このくだりでパソコンに向かって大笑いしちゃいました。えぇ、えぇ、もちろん身に覚えがあるからで…(爆)。中受に限らず、子育ての極意ですな。で、親に未だ達成感をもたらしてくれないソウ…。いえ、計算なんて高尚な話ではなく、もっと基本的な生活習慣…。

あっ、ごめんなさい。こちら中受ブログでしたね(^^;

Commented by 君なら大丈夫 at 2011-05-02 18:56 x
はじめまして、いつも楽しく読ませていただいています。今年、上の子どもが中学受験を終了しました。

うちは子ども自ら受験したいといったので受験の渦に
飛び込まざるをえなくなったにもかかわらず、当の
本人が課題をさぼりまくったため、本当に大変な受験
準備となりました。記録と確認、本当にそのとおり!
おまけに親が続かないこと、まさにうちです!!
Commented at 2011-05-02 19:01 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ania at 2011-05-03 00:28 x
たいへん有意義な記事、ありがとうございます。

>これからできることについてのみ指示をして、過去の非難はまったくしないか、事実についての簡潔な指摘にとどめます。

ううう。これ、できませんわー。

「いつもケンカになっちゃうでしょ。私はケンカしたくないのに。」
と娘に言われますが、原因はそっちだるぉー!!
と過去のことをあげつらう、無益なバトルですわ。
(本日も)
私たち、もしかして仲良くない?
って思うほどいつも長く近しくバトルです。
Commented by yoyo at 2011-05-03 00:40 x
pinkが 低学年の時 私は相当ねちっこかったですよ。
やれと言ったことが終ってないと 家が震えるぐらい 怒鳴りました ^^;
横で聞いている chobiまで 目に涙を浮かべてましたね。
2人が起きているうちに 帰れない日が多かったから、
言ったことが 終ってないなんて ありえなかった。
必ず確認しましたしね。

おかげさまで 
今では 勉強しろなんて 言うことないです。
チェックしなくても ほぼ大丈夫。
何事も 初めが肝心ですね ^^;
Commented by an-dan-te at 2011-05-03 08:12
セロリさん、
> ぜんぶ聞こえてるみたいですね。
はい、心の声で(嘘)

いやまったくね、大事にならないうちにこまめに確認して常に未来について語るってのはものすごく面倒なことで、マジやってらんないんですよこんなこと。でもバトルもほんとやってらんないじゃないですか、この年になってもぅ…

それで、ピンポイント、ここだけはゆずれないってときはこの線で。あとは、もうゆずりまくってぐずぐずです(^^;;
Commented by an-dan-te at 2011-05-03 08:14
milkteaさん、
> でも、アンダンテさん、どうして2つだけでもその時間がとれるのですか??
そりゃ、家事と仕事をさぼってるからじゃないですか~
というか、ほんとの話、掃除をシルバー人材さんに長年お願いしてたので、そういうのとか大きいと思います。でも、実は今、何年も来てくださってたその方が来られなくなり、大ピンチなの。
Commented by an-dan-te at 2011-05-03 08:15
トマトさん、
そうそう、計算だけじゃなくて、脱いだ服を床に落とさないとか、そういうことにも応用できるはずなんですよね。とてもそこまで回りませんわ(-_-;;
Commented by an-dan-te at 2011-05-03 08:19
君なら大丈夫さん、
子どもが自ら受験したいと言うのは、それは確かにひとつの真実ではありましょうが、別に具体的なやるべきことを把握してそれをやるつもりで言ってるわけじゃないですもんね。

> おまけに親が続かないこと、まさにうちです!!
うちは半端なく挫折の歴史を抱えているもので(-_-;;
私もよしぞうも続かないたちだしねぇ…
Commented by an-dan-te at 2011-05-03 08:21
***(2011-05-02 19:01)さん、
お子さんが大きくなってくると、バトルの様相もちょっと違うものになってきますね。それで、楽になるとも限らないところが…
またろうは高校生年齢ですけど、典型的なパターンを示さないので、私はまだそのへんわかってるとはいえないでしょうね。
Commented by an-dan-te at 2011-05-03 08:23
aniaさん、
あぁ、喧嘩するほど仲がいいっていいますもんね(^^)
aniaさんのところはそうやってふたりのリズムを作ってるんじゃないですか??
> 原因はそっちだるぉー!!
わはは(^^;;
Commented by an-dan-te at 2011-05-03 08:26
yoyoさん、
そりゃもう、yoyoさんに怒鳴られたら、怖いでしょうね~
でも、確実に追及する、まではともかくとして、そのあとマジ怖くどなったからって、その後お子さんが自分で勉強するようになっていくってなかなかないことだと思いますよ。

そこは、pinkちゃんchobiくんの恵まれた素質だってことで、(たまに)感謝しておくようにね(^^)。
Commented by トライデント at 2011-05-03 13:44 x
ああ、なんて腑に落ちるお話なんだろう~
出来ることなら死屍累々たる「無益な罵声」達を飛び越えてお誕生からやり直したいです。(やり直しても自分が管理できないから同じか)
Commented by an-dan-te at 2011-05-04 08:50
トライデントさん、
まぁね、結局のところその死屍累々があったからこそ広がった人生の幅みたいなもんがあっての私たち、そして子どもたちなわけなので(そこまで広がりたくなかったってのはともかく)。それはそれとしてこの先を進むしかないですね。最近、またろうと私の間は「無益な罵声」が少し減りました。こじろうは私の視界にあまり入ってこないので(^^;; 大丈夫、あとは、はなひめとの間合いを計るだけですね~
Commented by モンサヴォン at 2011-05-07 16:08 x
はじめまして。いつも目からウロコ、の記事をありがとうございます!
「とにかく、こまめな確認、そして、記録」・・・息子のことはもちろん、自分の仕事に当てはまってしまいます。

息子も、稚拙ながら直近のスケジュール作りと記録までは、自分でこなせる日も近いかとは思うのですが、その検証と中期目標は、まだまだ親の出番ですね。次回、息子と対峙するときは、まず「ミライ、ミライ」と唱えてみます~。

過去のことより、未来のこと。
Commented by an-dan-te at 2011-05-07 22:12
モンサ ヴォンさん、
やったやらない問題とか、うんざりしますもんね。まずは事実からスタートしないとね。

> 直近のスケジュール作りと記録までは、自分でこなせる日も近いか
すばらしい(^-^)/

> その検証と中期目標は、まだまだ親の出番ですね。
親の知恵が役に立つ場面はずーっと先のほうまで、トーンダウンしながらもあると思うんですけど、ついほら、役に立つ前に「かっとなって叩きのめしたり」したくなることが多いので(^^;; 過去のことより、未来のこと。と、自分にいいきかせつつ。

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