弁当箱、見解の相違
2011年 02月 17日
←塾のない日は私が保温弁当箱使おうかな
かわいい新品の弁当箱に喜ぶはなひめ。
私も、「これで、おにぎりをわざわざ作らなくても、さっと詰めて、あったかごはんを持っていけるようになったわネ♪」といったんだけど…
はなひめの様子がさっと変わった。「私は、おにぎりが好きなのっ!!」…えっ??
そこで、話し合うことしばし。はなひめは保温弁当箱に「おにぎりを詰めて」温かみの残るおにぎりが食べられると思っていたことが判明(o_o) ちょっと待ったぁ~
「あのさー、ばい菌が元気になっちゃって、イェーイ、どんどん増えるぞーってなるのは何度くらいだと思う??」と聞くと、はなひめはしばし考えて、
「うーん…40度とか??」
「そうね、まぁ35~40度とか、ぶっちゃけ『人肌』の温度なのよ。それで、夏休みに学童に持っていってた弁当のときとかに、保冷剤を入れてるのはさ。お弁当、作りたてはほかほかだけど、この腐りごろの温度を一気に通り抜けるように、急いで冷ましてずっと低い温度にして、それを保っておけば安心ってことよ!?」
「一方、保温の弁当箱は、腐りごろの温度まで下がらないように高く保っておこうって話なんだから。詰める前にふりかけ混ぜておにぎりに握ってたりしたらすでにだいぶ温度が下がっちゃうし、直接詰めるより雑菌はつきやすいし、それを保温容器に詰めてまったり持っていったら、そりゃもう腐ってくれってなもんだよ~」
はなひめは、説明には一応納得したものの、なおも「おにぎり」にこだわっている。そこで、
「わかった。じゃ、お母さんはこのおかずケースのほうにおかず入れて、朝冷蔵庫に入れておくでしょ。はなちゃんは、時間があったらおにぎり作って、保温容器は使わないでこのバッグにそのままおにぎり入れて、おかずケース入れて、持っていけばいいし。時間がなかったら、保温容器にごはんを詰めてさっと持っていけばいいじゃない??」
と妥協案。でもおにぎり派のはなひめとしては、「塾に遅刻してでも」おにぎりを作っていきそうな勢いが感じられたので(^^;; 一策を講じた。
「明日は、蛸めし(*) を炊いとくよ!! これならおにぎりじゃなくてもおいしいでしょ。保温容器を試してごらん」
それでようやくはなひめの顔がほころび、昨日は無事、新しい弁当箱の保温容器を使うことができた。
「お弁当どうだった??」と聞くと、
「うん、保温容器の開け閉めがね、自信なかったからまず、またろう兄ちゃんにやってもらって力加減とかみて、空で練習しておいてからアツアツを詰めて持っていったの。そしたら、塾でもちゃんと開けられたし、開けたときにね、ゆげがほわぁって(^-^)」
蛸めしあつあつうまい!! ってバクバク食べたらしい。休み時間は短いのに、完食でした。
やっぱりあったかご飯ですねぇ~
それにしても、たかだかこれだけのことにこれだけ大変な説得が必要な我が家って(-_-;;
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(*) 「蛸めし」は我が家で人気の混ぜご飯。生協で「蛸めしの素」を売ってるので簡単だ。
パッケージ写真はこちら→アメブロ別館記事「いたかこ」
by an-dan-te | 2011-02-17 12:45 | 中学受験 | Comments(10)
記事の初めから「アンダンテさん偉いなぁ」と思いながら読んでいましたよ。
親の方に(時間的に精神的に)余裕がないと「おにぎりは無理に決まってるでしょっ!」の一言で終わってしまう話ですよね。
3人もいるのに、本当に偉いなぁと思います。
そこで、同じくフルタイム勤務の先輩塾ママに教えてもらったのが真空弁当箱。真夏でも安心だし、遠足の時などにも使ったり…結構重宝してます♪
http://www.hikari-kinzoku.co.jp/products/lunch.htm
だってね、親が作るんなら納得させようがさせまいが持たせるってのもあるけど、本人に作らせるのに納得させないわけにいかないもの(-_-;;
ほかほかならおにぎりじゃなくてもOKって気分になったかな。
こだわりね~だいたいの部分についてはまたろうは淡白だけど、こだわりの部分もあるしね。それがどこなのかは、考えてもわからない(^^;; けど三人を比較すれば、いちばんの難物ははなひめでしょうね。セロリマンくんのこだわりの程度ってぶっちゃけ、またろうクラス・こじろうクラス・はなひめクラス(以上クレッシェンド)のどのへんかしら??
直行なんですね!! それは荷物もたいへんそう~
あ、真空という手がありましたね。冷やさなくても安心なところがよいです。全体を熱々にしてパックするところがミソなんですよね。慣れれば便利??
コメントに反応。
最近のアンダンテさんちを読んでいると、我が家の数年後を見るようで、ちょっと怖い…。
うちも長男は確かに変なこだわりはあるんだけど、特殊な部分であって、全般的にはすご~く淡白。次男は納得できないとテコでも動かないけど、意外にあっさり説得できたりする。でも、三男はムムム…。
今でもぜったいにTシャツ(ひどいときにはフリースとかも)をGパンの中にインしてます。泣。
保育園以来のこだわり。
実例2
ポテトチップをいちどきに数枚以上は絶対に食べない。
これは、小さいころ尿検査でひっかかり、
お医者さんに
「しょっぱいものは控えめにね」と指導されて以来。
実例3
絶対に男子校、共学はイヤだ!と学校説明ブースにも近づかない。
これは、某有名男子校文化祭にて、並んで歩いていた女子高生軍団とすれ違いざま、彼女たちのカバンについていた巨大なマスコットに連続でアタマをなぐられて以来。
あげればキリがないんですけど、
はなひめちゃんクラス~ってことでしょうか。
うちは三人子どもがいて、「だんだんふつうになってく」感じがあるでしょ、というか、あったでしょ。特に幼児期を比較するとね。でも、その順で楽になるかっていうと別問題。むにゃむにゃ。
ぶははは。ごめん、うけた(^^;;
確かにこだわりははなひめクラスだけど、こだわりの傾向は違うのかな。ともかく一筋縄ではいきませんね~お互い。こだわりがうまい方向に結実するといいわね…