学校の宿題と「きれいすぎる」ノート   

学校の宿題で、時間のかかる筆頭はなんといっても調べ学習系。

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でも、たいへんといえばたいへんだけど、やっていることは「長期的に」役に立ついろいろな活動であるし…もっとも、どれだけ役に立つ内容になるかというのが導き方によりビミョウだったりするのがやっかいだけれど…どのくらい時間をかけるかは調整も可能だ。私が「気になる」宿題の筆頭はこれではなくて…

計算と漢字(^^;;

計算と漢字はね、毎日やるべきだと思っているし、内容が簡単すぎても別にそれはそれで役に立つと思います。勉強の内容はいいんです。

でもね、内容のわりに時間がかかりすぎることが多くて。
(注: 以下の説明は、これまで子どもが小学校で受けた指導を総合したもので、現在の状況に限ったものではありません)

まず新出漢字のノート。出てきた漢字を大きく書いて、読みを書き、そして書き順を…
辞書にあるみたいに示す。
一画目だけ書いたの、二画目まで書いたの、三画目まで書いたの…(中略)…全部書いたの。
って全部並べる。これ、やってみるとわかるけど気が狂いそうになる面倒くささ(-_-;;

ほかに、文つくりとかあるわけだけど、そうやってワンセット、所定の形式でまとめるのに膨大な時間がかかる。しかも、子どもが「葉っぱつき花丸(ふつうの花丸レベルより感動的にキレイだったときに描いてもらえる、ハイグレードな花丸)」を目指して凝りだすと、「字を書く」という行為にあるまじきスピードで書くもんだからすごくて。つまり、入れ墨でも入れてるみたいなスローテンポ。

あるいは、計算ドリルのノート。計算なんて、スピード命でしょ?? それが、なんでこんなに時間かかってるの?? と覗くと、そこにはまだ計算が始まってもいないノートが…

問題番号は、ドリルと同じ「チューリップ」にきれいに囲まれ(笑)、升目にきっちり(これまた「入れ墨スピード」で書かれた模様)大きく書いた数字と、定規を使った線でもって「美しく」問題をノートに写すところまでで既に夕食時間到来。

はなひめがこのようにきれいすぎるノートにえらく長時間をかけているときに、ちょっといくらなんでも時間がもったいないよと意見すると、はなひめによればそのようなフォーマットや過剰なきれいさなどはすべて先生の指示であって、例えば定規で線が引いてなかったらやり直しになるとか漢字が×にされるとか。

子どもの言うことなので、実際に先生がどの程度のニュアンスで言ったのか不明だけれど、実際に×になった漢字テストや、先生の保護者会での説明とかから推測するとある程度はほんとうらしい。

漢字については、私もうるさいほうだ…と思っていたけど(これじゃ止めてるのかはらってるのかわからない!!とか)、はねてるはねてないとかに留まらず、例えば口という漢字ではないけど口のパーツがある漢字で、その右下が「ちょうど」くっついているから×。つまり、縦の角がほんの少し下に突き出しているのが正しい。

う~ん。。
私としては、宿題の内容がはなひめのニーズにジャストフィットであることまでは望まないけれど、中身に比して、本質から外れた部分に時間がかかりすぎるのは嫌いだ。理由は三つある。

(1) 単純に、時間がもったいないこと。
(2) 「きれいなノート」はよいが「きれいすぎるノート」習慣は学力向上の敵だと思うこと。
(3) 時間を無駄にすることに感覚が麻痺しちゃうのは危険であること。

もっとも、この「きれいすぎるノート指導」(と、親の目からみてみえること)というのも、先生の側からすれば理由はあって、きたなすぎる字とフォーマットで本人と先生もろとも混乱に陥れるタイプの子の学力を救うためなのかもしれない。

ただし、そういう指導が真に必要な子(例えば、小学生時代のまたろう)はそもそも宿題をするとか出すとかいう時点でひっかかっていて(*)指導が届かないし、それに、学年ごと先生が交代するとそのたびがらりと方針が変わるわけで、ポリシーが生きないというか。

筆算を正しくできるように形から指導するなら、低学年のうちにきっちりやっておいてだんだんゆるくするべきだろうけれども、学校全体で方針があってやっていることではないから、突然高学年になって厳しくなったりして、ちぐはぐになってしまう。どうも、どこへ向かって進んでいるのかわからないんだよね。

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(*) 「宿題が何かわからない」「宿題に必要なものを持って帰っていない」「宿題を持っていくのを忘れる」「持っていった宿題を出すのを忘れる」という高いハードルがあり、これをすべてクリアすることは至難の業。あまり成功しなかった。
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by an-dan-te | 2010-12-20 13:44 | 中学受験 | Comments(8)

Commented by トマト at 2010-12-20 14:07 x
受験生が少ないうちの学校は、本末転倒な宿題が多過ぎて、子どもも可哀想だな~と思います。

計算のフォーマットは厳しく、分数はすべて定規で線を引き、分数計算では式を写した後、整数はいったん
a/b×c/0と書き直さなきゃいけなかったり、
2:3=4:□も2から4に→をして×2と書いて
3から□に→をして×2と書かなきゃいけなかったりで
スピード練習にはなりません。

歴史の人物の顔を模写してくるとか、
理科の教科書の絵をこれまたきれいに写して
色まで塗って来いとか。
これ、ソウが6年生の時の宿題。

漢字の宿題も6年間毎日学年相当のノート1ページが課され、しかも、とびきり美しい字(フリガナ込み)が要求され、先生がお気に召さなければ、罰として翌日さらにもう1ページ追加されます。
ソウのように漢字はできるけど、字のバランスがうまく取れない(けど、彼なりに精いっぱい丁寧に、かつ時間をかけて取り組んでいる…)中受生にはまさに拷問でした。
毎日漢字の宿題に1~2時間かけてました。
思い出すと、ぞっとします。

漢字テストは毎回満点だったのに…。
Commented by an-dan-te at 2010-12-21 08:22
トマトさん、
人物の顔の模写ですか(^^;; 何の狙いなんでしょうね。特に意味なく「美術も兼ねていいんじゃね??」くらいだったのか、あるいはシュタイナーに半端にかぶれたとか。

きれいに書けない子といったらそりゃ書けないわけなんで、またろうだったら一生クリアできないわ(-_-;; もっとも、はなひめの先生は子どもごとに違う基準があるようで、それもまた微妙な話(あれで誰ちゃんは丸もらったのにどうしてこれが…みたいな)なのだが。

あ、いずれにせよ。そういうのって先生の信条というか、別に中学受験する子が多いから遠慮するという筋合いのもんじゃないから、そこはあんまり関係ないと思いますです。

> 漢字テストは毎回満点だったのに…。
おぉそこは!! またろうとは違うポイントだ…
Commented by みやこ at 2010-12-21 11:09 x
おはようございます。

うちの学校は、受験生はさほど多くないと思うのですが(60人中の20人弱)、宿題は全く出てませんね~、5年も6年も。

5年のほうはわからないですが、6年のほうは、これは推測なんですけど、受験の子の親でちょっとクレーマーっぽい人がいて、その人が宿題を出すなと5年のときの懇談会で言ったので、それが始まりじゃないかと、ちょっと思ってます……。

うちは受験だから逆にありがたいですが、もし受験じゃなくて、塾にも行っていない子だったら、一体どうなってしまうんだろうと思ってしまいます。

Commented by milktea at 2010-12-21 11:49 x
>ほかに、文つくりとかあるわけだけど

小二の文(熟語)つくりに悩まされてます〜。
本来は「習った読み」しかだめな気配(学校から来てる市販漢字ドリルにはそれしか出て来ない)ですが、それでは絶対埋まらない。
「午」とか、どうやってスペースを埋めるだけ思いつくか...。
辞書を引かせたら「牛」と間違ってるし(汗)。
Commented by Yoko at 2010-12-21 19:00 x
そうそうそうそう!まさに入れ墨スピードです。
娘の3・4年時の担任は迫力あったものだから、おかげで「ていねい書く」は身につきましたけどね、もともととろい子だからたいへんなことになってますよ。
息子2のクラスも基本の形は同じですが、やっても提出しないし、花丸をもらおうという意欲もない子なんで、超汚いし、流れ作業で書いたり、やたら長い文(しかもほとんどひらがな)で埋めているので、ちっとも練習になってません。書き順は無視してるし。

私が3・4年のときの先生は、20問の課題を与えられ、「覚えた」と思ったら先生のところに行ってテストしてもらい、満点まで繰り返すという方式。繰り返して書くのが苦痛だった私にはとてもありがたかったです。
Commented by an-dan-te at 2010-12-21 20:02
みやこさん、
全くというのもすごいですね~
というか、クレームがついたらなくしていいもんだったのか?? というのが激しく疑問なのだが(^^;;

家でのフォローがない子だっているだろうから…
もっとも、宿題出しておけばいいってことでもないし、学校で演習させるときの組み立てや目配りだけでも定着度は変わってくると思いますけどね。
Commented by an-dan-te at 2010-12-21 20:05
milkteaさん、
文つくりもけっこう時間かかりましたね。聞かれても、親は親で適切なもの(子どもにわかりやすいもの)が思いつかなかったりして(-_-;;
はなひめはそれで漢字字典を引くようになってよかったんですけど。それでも埋まらないときはもういいよ(例えば、使いそうな熟語がひとつしかないとしたらそれで複数の文をつくるとか)といってました。
Commented by an-dan-te at 2010-12-21 20:08
Yokoさん、
「きれいに速く」書けるようになってほしいんですけど…
もともと丁寧な子はよけいきれいにのろのろと、
もともと「汚字」の子はなかなか宿題の意図が届かず…
うまくいかないもんです。

> 満点まで繰り返すという方式。
目的は覚えて正しく書けるってことなので、これでいいはずなんですけどね。

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