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またろうの「バカ日本地図」   

またろうといっしょに高専ロボコン全国大会を見ているとき、「和歌山高専が優勝すると『キ…』地区で初の優勝ということになります」というアナウンスがあった。

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もちろこんこの「キ…」はよく聞こえなかったとしても「近畿」なのではあるが、またろうはそこを聞き違えて「九州初だって」などという。和歌山が九州にあるかっ!!(-_-# 「あ、間違えた。四国、だっけ??」ち、がーう。

またろうの頭の中の「バカ地図」は相当なことになってるらしい…

昨日の夕食時にその話題になり、またろうに「九州にある都道府県は?」などとクイズを出してみると、「長崎、大分、宮城…」えーっ、みやぎー?? 「あ、間違えた、みやーざきか??」一同、ほっ。

そこから、「熊本、鹿児島、佐賀」…止まった。なかなかいい線だが、足りてない。こじろうと、はなひめが、じれてもだえている。「はい、はなひめさん」「福岡!!」

そこから四国にいくと、「愛媛、香川」は出てきたがそこまで。中国は「山口、鳥取、島根、広島、岡山」。時間はかかったけど、揃った~でもなんでその順番で出てきたんだろう。「またろう、鳥取と島根はどっちがどっち??」と聞いてみると…

「えーと、鳥取が、北!?」…一同、崩れ落ちる。

いやー私、正直に告白しますと、子どもの中学受験の面倒を見る前は島根と鳥取がわからなくなってました(^^;; けど、「どっちがどっちか」だよ!? 決して、南北には並ばない<(^-^)>
#いばるとこじゃないけど

中学受験をするか、高校受験をするか、まぁどっちにしろどこかではまじめに勉強してみたら、ということではあるのだが。中学受験というのは、選びようなく広範囲の知識と理解を、とりあえずひととおり、ボコ穴なく(いや、多少の穴はありますが)という機会としては、かなりよく機能しているかなと思う。

またろうの場合、小学校中学校あたりは耳からの情報をかなりスルーするタイプで、中学受験はせず、高校受験でも社会はなく、ということになるとこの方面の知識の欠落はえらいことになっている。どのみち、知識とか暗記なんてものは、ザルに乗せた砂のごとくサーッと落ちてしまうものだけど、その砂をとりあえず乗せる土台となるザルの「目」がいちおうあるか、骨組みしかないか、輪っかしかないかくらいの違いはある。

ザルくらいあれば、勉強と関係ないシーンでもいろんなことを見聞きして、社会常識という面からは補強されてくるものだ。社会めちゃくちゃ苦手の母だって、さすがに大人になったら知っている部分というものはずいぶん蓄積されているものだし、メモチェ程度でけっつまづいていたこじろうだって、都道府県は忘れていないし(高松・松江・松山あたりはごっちゃになったとしても)、その他「きちんと」は覚えてなくても「感触として」覚えていていろんな話が通じる。ニュースを聞けば興味を持って理解できる。

またろうはちょっとその分、置き忘れてきちゃったものがあるかなぁと…何も中学受験の密度でやらなくてもいいけど、そこそこは欲しかったような気がする。でもそこそこをこれから自力で補うかっていうと、なかなかねぇ。

一番の「ボコ穴」は社会だけど、数学を見ていても(またろうの得意科目は数学で、たぶんこじろうよりははるかにできる)ときどき、へぇ?? そういうところは抜けているんだ、と思うことがある。コテコテのパズル的中学受験をくぐりぬけてきた人なら誰でも知ってる、特殊算的考え方や、図形のちょっとしたコツ関連とかね。公文でもそういうことはやらないし。

社会がボコ穴になったことは、もう抜きがたくまたろうの個性の一部になっちゃってるし、でも受験算数がなかったことはどういう影響があるか、もっと微妙なのでよくわからない。とにかく、人生のひとつくっきりした分かれ目だったことは確か。中学受験勉強をしたのか、しないのか。

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by an-dan-te | 2010-11-23 09:07 | 中学受験 | Comments(8)

Commented by スケルツオ at 2010-11-23 23:42 x
下の子にさっき聞いてみたのですが、鳥取と島根、左右どちらかわかってなかったです。
一応高校受験で社会(地理、歴史、公民すべて含む)もやっていて、開示された得点はかなり高かったはずなのに・・・・

関東の人にとっては鳥取と島根の区別がつきにくいらしいですけど、関西では栃木と茨城の区別がつかない人が多いんですよ。
私も何度聞いてもどっちが海側かすぐ忘れちゃいます。
Commented by an-dan-te at 2010-11-24 13:07
スケルツオさん、
いやー、左右までは許す(^^;; けど、上下はね…

「知識に穴があっちゃマズい度」は、中学受験>高校受験>大学受験、という気がします。上の年齢になるほど違う部分が求められるから、知識の穴がカバーされるというか…それ以外で勝負するからいいやみたいな。

若くて暗記できるうちに、暗記しとけというのも悪くない体験かもしれません。
Commented by nonchan at 2010-11-24 19:40 x
中学受験って常識を身につけるいい機会だと思うんだけど、
関西だと中学受験に社会がなかったりするからなぁ・・・
(息子の学校も、息子の時はまだ社会必須だったけど、
今は社会を受けなくても良くなってしまいました)

私の「どっちがどっち?」は栃木県と群馬県でした。
どっちも関東地方の海なし県だし、行ったことがない(大人になった今でも)ところなので、なかなか覚えられませんでした。
今は大人なので、行ったことはなくてもいろんな常識というか周辺知識が身についたおかげで、
パッと分からなくても考えたら分かるようになりましたが。
Commented by an-dan-te at 2010-11-24 21:52
nonchanさん、
> 関西だと中学受験に社会がなかったりするからなぁ・・・
そういえば…そうなんですね。
大勢が、「三教科」になっちゃったら、それは自分のところだけ四教科にはしにくいでしょうけど。
なんかもったいないような気がしますねぇ。

大人になると、いろんなひっかかりから丸暗記でなく覚えられたりもしますよね。覚えられることもある、といったほうがいいかもしれませんが…(^^;;
Commented by トマト at 2010-11-26 21:36 x
「バカ日本地図」知らなかったのでググッて
子どもたちと大ウケしながら見ました。
申し訳ないですけど「鳥取が北」には3人でハマッて
しまって、思い出しては楽しませてもらってます。

で、また変なトコを突っ込みますけど

> 小学校中学校あたりは耳からの情報をかなりスルーするタイプ

ってことは、今は随分耳からでも情報キャッチOKですか?ソウは今のままだと大学に入ってから、今以上に困るだろうな~と思うので…。
Commented by an-dan-te at 2010-11-27 07:40
トマトさんへ、
> 申し訳ないですけど「鳥取が北」には3人でハマッてしまって、
いやもぅ。。私も(申し訳ないけど(^^;;)ツボです。

耳からの情報は、中学の途中のどこかの時点で、ゆるやかなシフトチェンジがあって入りやすくなったようです。人並みとまではいかないかもしれませんがほとんどOKになりました。
Commented by 両親高専生(汗) at 2010-11-27 08:05 x
はじめまして。
私も旦那も高専出で、娘を中受させる無謀?者です。

私は高専生に珍しい?社会科好きなのですが、やはり旦那の社会についての知識はかなり怪しくて、娘に聞いてます・・・。
その分大人になってから触れる情報は、新鮮な感じがするようですよ。

中学受験・大学受験をしなかったことは後々いろいろ考えることはありますが、本当に自分の個性の一つだと思います。
Commented by an-dan-te at 2010-11-27 17:02
両親高専生(汗)さん、はじめまして。
高専生にめずらしい、女性、そして社会好き!! とはレアですね(^^)
高専という進路を選べたのも中学受験をしなかったからこそですし…人とは違うことがいろいろ体験できるんだからそれを生かしてほしいと思うんですけど。常に茫洋とした生活を送っているまたろうです(-_-;;

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