どうぶつしょうぎ
2009年 08月 11日
といってもその賞品の予算はなく(笑)、OB・OGが読み終わった棋書などを寄付する。私も五冊くらい持っていった。寄付できる本ならもっとあったけど、重たいからそれが限界。
私のほか数名が寄付品を並べていると、そこへ後輩(プロ棋士)がおもちゃのようなものを並べている。おぉっ、かわいい(^-^) 「これ何ですか?」「どうぶつしょうぎですよ。ご存知ないですか?」…ご存知ないっていうか、そういえば、よしぞうがなんかいってたような。でもほぼスルーしてたからなぁ。
この賞品ほしいな。おみやげにいいし。でも指さないんだからゲットできるわけないし~。そうだ!! 「あっ、これ今買うってありですか?」と聞くと、彼は「それなら他に持ってきていますからどうぞ」と、寄付品とは別途売ってくれた。1200円。どうぶつの描かれた木製駒とやさしい色合いの盤がとてもおしゃれ。
「これ、デザインがとても素敵ですね」…私がルール説明の紙を出して読もうとしていると、「読むより、実際にやってみればすぐですよ」とさらさらと初形を並べてくれた。で、ルールを説明しながら一局。プロ棋士と「しょうぎ」指しちゃったよ~(^^;;
これは、駒数も少なく盤も小さく(なんと3×4)、ものすごくシンプルなんだけれども考えるとけっこう奥が深くて、駒のリサイクルができるところは本将棋と同じ。らいおん(王様)が取られると負けなのは同じで、らいおんが敵陣(いちばん奥の段)に入ると勝ちなところが、この狭い盤のゲームに深みを出している。かわいい駒にはそれぞれ動きが小さな丸で示されていて、覚えてなくても指せるところがすぐれもの。
これはいいおみやげができた。
持って帰ると、初っ端から大人気で、早速対局…はなひめがこじろうに勝ったり、こじろうがよしぞうに勝ったりするところがまたおもしろいところで、そこで母呼ばれて「お父さんとお母さんが対局してお母さんが負けたらおうちのビリになる」という話になったりして。いやそこで母がはなひめに勝つと…
はなひめ>こじろう>父>母>はなひめ??
(そのときまたろう不在)
実際のところ、まだよくわかってないのでどちらがどちらに負けたりもするわけだが、それで考えれば考えるほど奥が深い。昨日、午後半休をとった私ははなひめと何度も対戦したが、けっこう勝ったり負けたりして…よく見落としするもんで…というか、はなひめは負けるときはありえないほどケチョっといくのだけれども、こちらが読んでない妙手を放ったりする。駒損に対して鈍感なところが幸い(?)しているようだ。
これははなひめと母対局の終盤。ここではなひめ(下側)にうまい手が。
母のらいおん(右)の頭に捨て駒(ひよ)一発、これで終了。逃げたらきりん打ちで詰み。らいおんで取ってもぞうで取ってもらいおん(左)が自陣(最上段)に入ってきてしまう。やられた~
そもそも、この局面に至るには、はなひめが謎の捨て駒(ぞう)で母のらいおんを下段に戻したという妙手?妙な手? があったのだ。なんかその後、母がうまくやれば駒得を生かしつつ優位を築く手があったのかもしれないけどわからなかった。
またろうに、「これおもしろいじゃない~高専に持ってったら大人気かも」というと「そうだね。でも、まずぼくがもっと強くなってから持っていくよ」「は?」「持ち主のプライドとか、あるじゃない」…あるのか!?
今日の弁当:
これははなひめ用。またろうは今日から夏休みなので家で食べる。
by an-dan-te | 2009-08-11 07:35 | 生活 | Comments(10)
うちは幼稚園の娘二人とやってますよ。二人とも考案者の北尾さんから手ほどき受けてますから、たまーにいい手で負けちゃう事もありますよw
それと高専OBから言わせてもらうと、英語の勉強は1年からしっかりやっておいた方がいいと思いますよ。卒業研究で論文読んだり書いたりするのに結構苦労しますから。
当時はDVDなんてなかったですから、MLBやらNFLの試合中継聞いて勉強してましたねぇ。公文はあんまり役に立たなかったような気が・・・w(英語ドイツ語とも)
9路盤の囲碁が、お手軽な割に意外と奥が深くて好きなんですけど、そんな感じなのかな?
後輩というとK六段でしょうか。
どうぶつしょうぎの考案者は奥様ですね。
なかなか入手困難と聞いていますが、最近は手に入りやすくなったのかなぁ。
マルコに買ってあげたいです。
> 英語の勉強は1年からしっかりやっておいた方がいいと思いますよ。
伝えます(^^)
北尾さんのセンスはすばらしいですね。コンピューターぶん回して結論らしきものは出たらしいですけど、人間同士楽しむにはぜんぜん問題ない幅の広さと、とっつきの良さがなんとも。
> 二人とも考案者の北尾さんから手ほどき受けて
> ますから、たまーにいい手で負けちゃう事もありますよw
これまたすばらしい(^-^)
そういえば、9路盤もシンプルで奥深く、うまく入門者の入り口になっていますよね。どうぶつしょうぎはそこまで本将棋と同じじゃないですけど、その分お手軽さがピカイチです。でも結局本将棋が強い人が勝つらしいところがまたおもしろい。
そうですそうです。
なんか、盤が木製になった新バージョンの予約受付をしてますね。現バージョンの受付はいったん休止してるみたいですが。私はどうぶつしょうぎハンカチ(布盤)を買おうかなと思ってます(^^) 今回買ったのは盤が紙なので。
> こんどお手合わせ願います(^-^)
わぉ!! …どうぶつしょうぎの駒落ちってないですよね(^^;; でもぜひお願いしたいです。
「どうぶつしょうぎこども大会」というのがあるのですね。はなひめを連れて行こうかな。