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こじろう英語勉強中   

こじろうの期末試験は、まず水木金、そして土日がなくて、また月火とだらだら続く。

基本的には、自分でがんばってごらんということで、今回のテーマは「必要なときに教材があること」という低いレベルの目標が立ててあるわけだが、すでにそれが怪しいことは数日前にお話ししたとおりである。

テスト内容そのものについては、そんなに気にしてないが、気になるものをひとつ挙げればなんといっても英語。これだけは本人が勉強方法を著しくつかめてないことがわかってるし、たっぷり溜めてしまうと後がたいへんだから。

今回は「トレジャー」のLesson3, 4が範囲だというので、とりあえず対訳ノートの訳文を見て本文が書けるかチェック。「ピリオドひとつ、つづりひとつ間違えないで書けたら、今日の晩御飯の洗いものはお母さんが代わってあげましょう(^-^)」と提案すると、「そんなことできるわけないじゃん」といいながら、いちおう熱心に書き始めるこじろう。

まー、予想どおりピリオド抜けとか、「homepage」が「home page」になってるとか、スペル忘れ(comfortable, slipper)とか、いろいろやらかしているが、「理解してない」と思われたのは二点。

(1) This is a photo of Mexico.
のところ、「This photo of Mexico.」と書いてみて(文になってないよ)、でもやっぱりよくわからな~い状態に。

(2) They are slippers. That's interesting.
のところ、「It's interesting.」と書いている。

これは、もともと対訳ノートを作ったときに、訳が間違えていた個所なので、まさにここがわけわからんゾーンなのだろう。

(1) のこじろう訳は「この写真はメキシコを写したものです。」となっていたのだが、母は「こんな『なんとなく訳』を書いたら絶対ダメ。この文は『This = a photo』というのが骨組みの文なんだから、それがわかるように『これはメキシコの写真です。』と訳すの」と主張。こじろうは「あんまり違わないよ~」とか抵抗していたんだけど、ほらみろ、やっぱりわかってないじゃん!!

(2) のこじろう訳は、「興味深い品です。」となっていた。母は、「これは間違い。『That』は単数なんだから、『slippers』を意味することはありえない。『They are slippers.』ということ全体を受けて『That』なの。だから訳は『それは興味深い。』じゃなきゃダメなんだよ」と主張。こじろうは「あんまり違わないよ~」とか抵抗していたんだけど、ほらみろ、やっぱり書けないじゃん!!
(これは、写真を見ての会話のところで、日本の学校の風景でみんな「上履き」をはいているというのがおもしろいといっているのである)

つまり、訳がきちんとできないところは、わかってないし、英文も覚えられない。まぁ、当たり前のことなんだけど。

残る問題は、新出単語が山のようにあるらしいので (本文にない単語もどかどか出してくる大盤振る舞いな教科書である)、それをどれだけ覚えているかという話だが。「こじろう、単語のノート持っておいで」というと、こじろう、「え~、単語のノート?? (^-^;;」と、ひたすらにこにこしてじーっとしている。

そして明らかになったことには、先生が新出単語のまとめ用に、英単語だけを書いた表を作ってくださっているんだが、それがパラパラとあちこちにくちゃくちゃしていて、まったく活用されていない。この紙は、きちんと単語用ノートに貼って、意味と発音記号を記入しておかなくてはいけないはずなのだが。まっしろ。

時は、Readerのテスト前夜。今から徹夜で表を埋めても、それで単語覚えたということにはならないし、もう表の作成はテスト後ということで、今は覚えるしかないか??

by an-dan-te | 2009-07-04 09:52 | 中学生活 | Comments(14)

Commented by こまたろう母 at 2009-07-04 11:57 x
こまたろうも「トレジャー」で、試験範囲も同じはず!?いやもうLesson5まで行ったかな? 
ふむふむ、たいへん参考になります。home page やりそう、good bye と書いて小テストで3回×をくらっていたし・・・一度やったら反省しろ!
対訳ノートねぇ、あった気もする(今日は学校にもっていっているらしい)、帰ったら確認しよう(いつ帰ってくるかが問題だ、帰りは行きの2倍の時間がかかるらしい)。
単語プリント、ありますあります。毎回埋めて提出しないと平常点減点なので、必死にやっています。拷問のようです。これって、先生オリジナルでなくて、トレジャーの付属品なのかな?
あっ、こまたろうは月曜日から期末試験です^^;>
Commented by メゾフォルテ at 2009-07-04 14:03 x
うちは「バードランド」です。中高一貫校は大体、「プログレス」か「トレジャー」か「バードランド」みたいですね。
期末試験が迫っていますが、中間の二の舞かもしれません。

・・・理由は、今週目白押しだった「提出物」の〆切の嵐。
どうやら春以降、各科目の問題集(数十ページ分)やレポート(20ページ程度)をコンスタントにやるように言われていたようなのですが、それは勤勉と対極のわが子。一日おきに徹夜近くなり、それでも間に合わずに1日遅延、と悲惨な毎日でした。
豚児には「自業自得」という言葉を進呈しましたが、時々夜中に天井を仰いで寝てないか(普通は机に突っ伏しますよね・・・)見に行く為、私も虚しい日々の一週間でした。
高校生時代、わが子の学校を「軽めの緩いボンボン学校」(関係者の方すみません)と思っていましたが、どうして、かなり大変であることを日々実感しています。
Commented at 2009-07-04 14:19 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by an-dan-te at 2009-07-04 15:05
こまたろう母さん、
トレジャーの単語、どんどん出てきますよね。コンスタントという言葉がこじろうの辞書にはないようなので(-_-#、すごい溜まっていますがどうしたらよいのでしょうか。夏休みに借金を返せるのか…??
Commented by an-dan-te at 2009-07-04 15:25
メゾフォルテさん、
提出物の話!!
いいたいことがいっぱいあるのですが今日長さ的に入らなかった…
こじろうの提出物状況はもうほんとに情けないというかorz
でもそちらは夜中までがんばって、多少遅れつつも出したんですね。えぇ、まずは遅れたときに「やばい」と思ってほしいんです!!
Commented by an-dan-te at 2009-07-04 15:25
***(14:19)さん、
ありがとう~メールで返事出したからみてね。
Commented by mamu at 2009-07-04 17:10 x
こんにちは。
うちは数学が危ないなら、せめて英語は・・・と必死です。
トレジャーも単語が多いんですね。
プログレスも本文以外に出てくる単語の方が多いので、覚えるのが大変です。
提出物が出ていない場合は、教科ごとに張り出されます。
それでも提出されない場合は、期末テスト終了後に学校に残って全て提出させるそうです。^_^;
夏休みの宿題も青ざめるほど出てます・・・・。
Commented at 2009-07-04 17:56 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by an-dan-te at 2009-07-04 20:22
mamuさん、
> 提出物が出ていない場合は、教科ごとに張り出されます。
これ、考えようによっちゃ便利ですね。
提出物で何を出してないのか、本人が把握できてないみたいなんで…
> 期末テスト終了後に学校に残って全て提出させるそうです。^_^;
ひ~。
面倒見いいですね…。
Commented by an-dan-te at 2009-07-04 20:29
***(17:56)さん、
あぁ、もう試験日程のせいだとは別にいいませんがもうダラダラしていて、後ろではゲームで盛り上がってます。
「キレイなノート」作りに走るのは女の子が多いですよね、圧倒的に…でも、判読できるノートがあるほうがそりゃいいと思いますよ~
進学校ほどかっ飛ばして進んじゃうわけじゃないんだから、愚直にがんばってくれればなんとかなると思うんですがね。今は本人部活命で、そのことしか頭にないみたいです。
Commented by Buckeye at 2009-07-05 07:13 x
(1)の訳は、プロ翻訳者なら、状況次第でアリの範囲
(2)の訳は、いずれにせよアウト

ですね。

言語の構造なんぞ気にせず、要するに何を言っているのかをイメージしてその状況を示す日本語を作るから(1)みたいな訳文ができてくるんですよね。ウチのこばっかいも、先日、試験準備で同じようにすてきな訳を作ってくれてました。骨組みはたまたま正しく訳されていたのでちと困ったのですが、「試験テクニックとして、ここは~と訳せ」みたいなことを教えました。こういうのをくり返すから、プロになっても翻訳調から抜け出せない人が大量生産されるんだよなぁと思いつつ……

ただ、言語の構造も気にしないと(2)みたいなものが正しく理解できないわけで、仕方ないというか、やはり、一度は通らないと先に進めない道なんだろうなぁとも思います。「なんとなく」の想像はどこまでいっても「なんとなく」であり、偶然、正解できたとき以外は間違いに陥るという必然が生まれるわけで。
Commented by an-dan-te at 2009-07-05 22:02
Buckeyeさん、
(1)…確かにまぁ…(^^;;
私は日夜(ではなくて日だけだけど)、プロが作ったはずの雰囲気訳(でもって結果的に誤訳)と戦っておりますが、ともかく学習中は直訳をおろそかにしないでほしいと思います。古文も同様。

学習用直訳をしっかりやりすぎたから抜け出せないってこともないと思うんだけどなぁ…むしろそれに自信があるから思い切ってジャンプできるんじゃない?? もちろん、こじろうは何をどうまちがっても翻訳者になる可能性はないからそれはどうでもいいけど。
Commented by Buckeye at 2009-07-06 08:12 x
雰囲気訳っすか……それ、いい表現かも。私はそれも含めて勝手訳と呼んできましたが。

学習用直訳に自信があれば思い切ってジャンプできるっていうのは、たしかにそうですね。卓越したデッサン力がなければピカソのような絵も生まれないわけで。

となると、問題は、(↓)のようになるってことかもしれません。

1. 学習用直訳がデッサン、基礎練習なのだと誰も教えない→プロになっても学習用直訳を引きずる
2. デッサン力不足→雰囲気訳

1は誰かが教えてあげれば改善できそう。2は……もっと練習してくださいとしか言いようがないのかな。
Commented by an-dan-te at 2009-07-06 10:15
Buckeyeさん、
勝手訳、そうですね。雰囲気訳は訳語ぶち込み訳とも呼ばれ、辞書で出てきた訳語を構文無視でつないで日本語らしく仕上げ、当たっていることも外れることもあるという意味で日常(?)使っていますが、「正しく」雰囲気を把握しているんならいい訳になっても不思議はない…はず(^^;;

1, 2 は確かにそうで、2だとかなり遠いですね。各翻訳会社さんも、そこまで面倒見られないと思ってることでしょう。

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