【中学受験】 前期日特か弱点補強か
2009年 05月 02日
塾学年の変わり目は二月。上の学年が受験本番に突入し、塾は数日間休みになります。
いやでも一年後に迫ってくる受験を意識し、やらなければいけない課題の多さと、使える時間の少なさに焦る気持ちが…出てくるのは親だけで(^^;; 本人はのんびりしたもんです。
こじろうの場合、新五年で入塾して、勉強方法がよくわからないうちに駆け抜けてしまった「地理」が大きなボコ穴になっており、その対策が急務でした。だから、塾の休みを利用して、何はともあれやったことは、地理の総ざらえ。
使ったのは「白地図(日能研が出しているもの)」と「カリテ社会1~10回(地理分野全部)」。
カリテは、一回分を丸ごとやり直しても30分。だから一日にカリテ3回分と白地図2枚やってその直しと暗記するくらいで二時間半から三時間くらい。塾がない日ならやれない量ではありません。学校が長い日とかは適宜減らしても。
そうやって超駆け足で、一週間くらいの期間に全体を見通すと、急に「目鼻」がついてきて、地理がわかった気分になるものです。実際には「記憶」という面ではちっとも定着してないんですが…まぁでも、漠然とした自信がついて、それから雰囲気がつかめただけでも十分です。どうせ、暗記の仕上げは秋以降やるんですから。
最大のボコ穴を「薄く」ふさいだ効果(根拠のない自信を持った効果ともいう)は大きくて、この弱点補強を境にこじろうはぐぐっと成績を上げ、これまでときどきしか達成できなかった「上のクラスの平均点」が定位置になって、文句なしのクラスアップを勝ち取りました。
私としても、塾で一斉の授業を聞くことを離れて、まったく自分ひとりのために必要なことを集中して勉強することの効果に目を見張る思いでした。いろんな掲示板などを見ると、前期日特 (まだ志望校対策というほどでない) に行かせるのと、自宅で弱点補強をやるのとどちらがいいかという迷いが聞かれますが、それはたいへんもっともなことだと思います。
でも、うちではその点については結局ほとんど迷いませんでした。日曜日にこじろうが塾に行ってくれて、家ではほっと一息。この「間」がなくてはとても持たないと思ったからです。
もし、おうちできちんと組み立てができる (親の余裕があるか、または本人のやる気と能力がある) 場合は、前期日特にそのまま通うより効果的な学習ができるでしょう。でもそこまでがんばらなくても…またこの先、要所要所でピンポイント弱点補強をする機会もありますので、ふだんの日曜日はサラリと流しちゃってもいいかなと思うのです。
前期日特の中身がどのくらい役に立ったのかはわかりませんが、本人的には、ふだんと違う校舎、ふだんと違うクラスメイトの中で、ホンモノの入試問題の香りがする演習ができるということで刺激にも練習にもなったようです。
そんなわけで、まさに「どちらもあり」。しかし親の気力と体力に自信がなければ、塾の流れに身を任せてしまうほうが精神衛生上、無難でしょう。
* * * (以下、インターエデュ日能研板より、2008年2月13日の私の書き込み)
皆様の投稿を読んで、あっそうだ、日特で何をやったのかぜんぜん聞かなかった…といまさら気が付きました。
高校受験の兄が、中学受験の弟よりさらに自立&自律できてなくて、英語をフォローしないとしっちゃかめっちゃかになっちゃうんです。なんかすごく忙しい…。
しばらく、日特はオマジナイくらいの効果のみ期待して、親フォローはなしでいってもらいます。
しかし弟のほうも…。
地理復習で波に乗った社会の「栄冠への道」だけちゃかちゃかやっておしまいにしてるように見えたので「あれ? 算数の宿題は?」と聞くと「授業でぜんぶやっちゃったからナシ」とかいうじゃありませんか。そのときは「へぇ?学年の最初だしそんなこともあるのかねぇ」と流してしまった母ですが、今朝やっとマイニチを見て「栄冠への道とか宿題でてるよ。ちょっとノート見せてみ!!」
んで、本人ようやく気づき「あれーやってないや(^-^;;」…おぃ!!
月曜日(祝)あんだけ暇してる間にやらせるんだったよーorz
by an-dan-te | 2009-05-02 07:55 | 中学受験 | Comments(2)
今さらながらですが、中学・高校受験、全く違うモノを一度に終わらせるのって、かなり大変だったのでは?
私も、ウチであーだこーだ手を出しながらも、「間がなくては持たない」方です^^;
2年後、精神衛生上、無難な方を選ぶだろうと思います^^