こじろうのチャレンジ校はどこへいってしまったのか
2009年 02月 13日
私は始め、その学校を受ける意味がよくわからなかったのだけれども、受けてほんとうによかったと思う。提案したのはぼくだからね、と自慢げなよしぞうである。はいそうです。そして、過去問対策を漕いだのは主に母です。
一年くらい前は、こじろうのチャレンジ校についても前向きに検討していたはず。
第一志望校は、2/1の学校になるだろうことは確定していた。検討していたのは、今回実際に進学することになった学校と、またろうが受けた学校の二校。いずれも、「新六年」突入時点には、偏差値的に高望みというわけではなくなっていたが、こじろうがそれに安心してゆるゆるになってしまうと非常に危険なので、こじろうの気持ちを上に向かってひっぱるチャレンジ校を設定するのがよいと考えた。
つまり、2/3はダブル出願しておき、2/2に合格が出ればチャレンジ権ゲット!! という構成である。とかく、2/1に突然ピークから始まって、そのあと徐々に抑え校→すべりどめ校と下向きの流れになりがちな受験スケジュールを逆にして、一月校で徐々に盛り上げ、2/3でピークを目指していく流れの中に2/1の第一志望校を取り込むのは、作戦的にも優れていると思った。
塾の個人面談でも、この作戦には賛同が得られた。それはもちろん当たり前で、本人の実質第一志望を取った後に、塾のチラシにも書ける学校へチャレンジしてくれるなら塾は諸手を挙げて賛成する (宝くじ、買わなきゃ当たらない)。
そのことについては、「幻のチャレンジ校」でも書いたが、結局のところ、春から秋になったところですでに「幻」と成り果てていたわけだ。
この変化の中身は、こじろう自身、いろいろと現実が見えてきて、そのチャレンジ校に受かる目がまったくなく、仮に嘘で入れてもらってもうれしくない(合わない)ことがわかったというのがひとつ。それと、自分も勉強を進めて、周りの子たちもどんどん本格的に勉強を進めていく中で、さすがに「ゆるんでいる」場合じゃないということも身に染みてきて、チャレンジ校を設定する必要が少なくなってきたこともひとつ。
というわけで2/3はダブル出願をしなかったが、幸い(?)、2/3に出してある第二志望校は、偏差値的にちょっとチャレンジだったので、ちょうどいいんじゃないの、と母は考えていた。第一志望校を決めても、まだ力試しをしてみたければ、そこを受ければよろしい。もし受かれば塾も喜ぶし。
しかし、実際のところ、第一志望校に行きたいと強く願い、その学校の日特に通い、過去問をこなし、その日まで調子を高める努力をして、現実に第一志望校の合格をもらったら…その先、という気分には子も親もまったくなりませんでした。
だって、行きたい学校に行けることになったんだもの。ずっとそこを目指して来たんだから。別の、もっと難しい学校への興味はもう持てない。
よくわかりました。第一志望校のあとのチャレンジ校には意味がない。受けるなら、山を登る途中でチャレンジ。塾の先生が、一月校としてSMを薦めた意味がやっとわかった。「落ちてもいいんです。チャレンジで伸びるんですよ」といってたな…。
じゃ、またろうはチャレンジで伸びたのか?? 昨日はすっかりゆるんでいたようで、図書館に逃亡していたため、一夜漬けの機を逸した母であった(-_-;; 今試験中。試験時間は残り1コマ。またろう~気合だ~
by an-dan-te | 2009-02-13 11:26 | 中学受験 | Comments(10)
中学受験と高校受験が異なるというのは承知の上で。
首都圏高校受験なら2/10か本日が大チャレンジの日ですよね。
山を登る途中なのですが、2/10はともかく今日の場合は都立第一志望者はほとんど受験しないようです。合格者は都立を受けないよう中学から強い指導もありますので、万が一登れちゃったらまずい?(汗)
一方で息子の友人たちを見ていると、高校受験ではチャレンジ含め一般受験する子が思ったよりも少ないことを感じます。推薦入試の広がりを感じています。私の頃にはなかったもので。。。
またろうくん、応援しています。
うちの子の時代には、チャレンジ私立より、T附属のほうがきびしかったように思います。当時はT附属は内申を見たので… 今はどうなのでしょうか。
またろうくんとは入れ違いに卒業なので、残念ですが、
ロボコンゼミでぜひ、がんばっていたできたいです。
私立はたいてい三教科だけど、都立は何かと手薄だった理社のフォローが必要なんですよね。うちは、理科だけですが…漢字の練習コミなんでたいへん(^^;;
> 合格者は都立を受けないよう中学から強い指導もあります
> ので、万が一登れちゃったらまずい?(汗)
そうなんですか? こちらでは、都立のほうが志望順位が高いならよいと言われてます。つまり、都立を蹴らないようにという…そういう意味じゃなくて??
推薦、いろいろあって複雑ですね。内申が取れないまたろうには縁のない話だけど。
I塾の偏差値表では、今日受けた国立より、またろうの私立チャレンジ校のほうが8ポイントも上ってことになってるんです。
でも、実態に合ってるかどうかよくわからないですけどね…
内申、入りますよ今でも。割合は多くないですが。
国立高専も入りますね…うれしくない…
後輩になれるといいなぁ~
(以前は1週間だったとか)
今日夕方、試験の集合時間の発表が学校であり、ゆかりと2人で見に行ってきました
1日目は10時集合、2日目は9時集合、3日目は9時20分集合
(まりちゃんと同じグループ!!1/6の確立なのに…もぉ!なんで?)
まずは、毎日遅刻せずにちゃんと行けるかどうか…1時間かかるので、心配です…
何せ普段は、8時近くに起きてるので
(中学への通学時間は徒歩20分、走って10分!毎朝トレーニング?
いや、遅刻をかけた真剣勝負?をしているらしい…)
しかも、3日目は平日なので、通勤ラッシュの時間?だいじょうぶかな~?
あとは…悔いが残らないように…
ゆかりは、めずらしく11時に寝ました(昼寝をしなかったから?)
母は、緊張して眠れません…
地域柄、本番前にはチャレンジできる学校がなかったので、そういう組み方しかできませんでしたが、本番前にチャレンジができるならそれが一番いいんでしょうね。チャレンジの結果で後の日程を組み替えたりも考えられますしね。
nonchanさんのところも、「気が変わったら」ということで受けたわけですね。まぁでも、行かないにしてもチャレンジで通したというのは自信になりますよね。
> 本番前にチャレンジができるならそれが一番いいんでしょうね。
そうですよね。でもいろいろ制約があるから…こじろうの受験はチャレンジがないまま終わってしまったけど。
したい気持ちはわからなくもないですが、世の中第1志望校に
合格する子はホンの一握りで、それ以外はみなさん悲しい悔しい
思いをしているのです。
次男さんがチャレンジしようとしていた学校を第1志望としていた
お子さんが、次男さんが合格して第1志望だった子が不合格だった
場合・・
行く気もない人が合格で、ホントに行きたかった人が不合格になる
ことだってあるのですよ。
そういうことも含めて考えたりコメントなさったほうがよいのではないですか?
連勝負けなしで、きっと不合格の方の気持ちがわからないんでしょう。
人気のあるブログでらっしゃるのですから、記事の内容も少しお考えに
なられて投稿なさったほうがいいと思いますが。
いずれも、辞退者を見込んでいない仕組みなので。
特にそういう枠でない限りは、辞退者を見込んで多めの合格者を出したり、足りないときは補欠や繰上げなどの仕組みがあります。基本的には、ほんとに行きたい人を押し出してしまうのは、その人よりよい成績を取った進学者のみということになります。
> 行く気もない人が合格で、ホントに行きたかった人が不合格に
> なることだってあるのですよ。
つまりそれが現状の入試の仕組みなのです。
傍から見ればそこまでは必要ないだろうと思う安全校を受けて合格して辞退することも、引っ越す気がないのに2/1の前に他県難関校にチャレンジをすることも、迷いつつ多めに受験してしまうことも、ぜんぶひっくるめて、よりよい進学先に納得して進学することを求めて右往左往する親と子の、真剣に悩んだあげくの行動であるならば、ルール違反でもマナー違反でもない、と私は思っています。