ビビリ母とイケイケ父   

先週と来週の日曜日が一月受験、その次の日曜日が本命だから、なんだかサンデー受験者という感じのこじろう試験日程である。ほとんど学校を休む必要がない。

それにしても、一月受験三回は多いだろうということで二回にこだわったけど、今週ぽっかり空いてみると、なんだかこじろうはフニャケてるし、N塾生に骨の髄まで染み付いている(?)毎週末が試験というリズムが崩れてなんとなく調子が狂う。塾の先生の薦めに素直に従って、もう一回入れておいたほうがよかったか??

* * *

中学受験、いや受験では何でもそうなのだけど、事前にわかることは模試での偏差値や過去問の出来具合など、あくまでも落ちる受かるは可能性の問題でしかなかったところ、一月入試も進んで、次々と現実に白黒ついていくのを見ると、特別の感慨がある。

なにしろ、「可能性の問題でしかない」ところでうろちょろしていなくちゃいけない期間が長かったのに比べて、決まるのは一瞬だから。

私は、「80%ラインを一度も割ったことがなくても落ちる」という(自分にとっては)強烈な中受体験を経て、大学入試は極端にガチガチに固めて五校全勝で通り過ぎたため、仮に80%ラインを下から臨む受験であっても、受かったり落ちたり両方あるものだという感触がわからないでいる。

だから、今回のこじろう受験で、第一志望校(2/1)のR4(*)が年間平均偏差値-2なのは「まあ」よいとして。第二志望校(2/3)のR4はなんと「+1」、その後は2/4が「-1」、2/5が「ジャスト」と…過去問との相性が一番良いのも、一番気合入れて対策してあるのも第一志望校。これで2/1に滑ったらあと受かるとこないじゃない!! わぁ~。。と駆け回りたくなるくらい不安になることがある。

一方、よしぞうは、データ的に安全とはまったくいえない受験でいくつもブチ通してきた、どころか「奇跡の人」とまで呼ばれる実績の持ち主なので、「R4に届いてないところ『も』受けるというのはまったくおかしくない」と言い切る。「受けてみて受かったり落ちたりするところを受けるのが受験だ。落ちないようにして受けようという考えはありえない」

「通すための戦略があればそれでよい。チャレンジをするために足元を固めている(2/2は午前午後受験)んだし」

よしぞう予測によれば、風邪など引かないでこじろうが通常状態で2/1以降の試験に臨めた場合、ずばり「2/1に受かる確率は75%以上、2/2の午前午後両方滑る確率は5%以下」(病気する確率は別)、だから十二分に「石橋を叩いて渡る」系の受験だという。

その数字を聞いて私はちっともイシバシな感じを受けないが、そもそもどんな確率を聞いても安心できないんだと思う。仮に99%だとしても残りの1%が現実になったらがっかりするじゃないかと思ってしまう。確率というのは集団を考える(統計)ときにはいいけど、個人を考えるときにはなじまないような気がする。

同じ年間平均偏差値を持つ子が100人いるとして、その偏差値がきっかり80%ラインといわれる学校をひとり10回受けたら、どの子もだいたい8回受かって2回落ちる、ということではなくて、受かってばっかりいる子とずいぶん落ちてしまう子がいたりする、というのはありそうなことだ。極端な話、80人の子が10戦全勝し、20人の子が10戦全敗したって、全員分おしなべて合格率が80%というのは間違いではない。

だから、確率がどうであれ、それを引き寄せることができるのか、遠ざけちゃうのかというのは大きい。何がそれを分ける要素になるのかというのはよくわからないが、少なくとも自分の成功を信じるというのは含まれていると思う。だから母がここまで悲観的なのはよくないことだ。

でもその分、私はそのバランスを回復するくらい、運を引き寄せるタイプの人を選んだのだから、子どもは両極タイプの両親を見て、自分なりの道を切り開いてほしいと思う。

現にこじろうは、自分が第一志望をモノにすると信じている節がある。母は余計なことをいわずにあとしばらく漢字語句計算メモチェに付き合おう。


(*)「R4」…N塾生が目安に使っている偏差値。塾の説明によれば
この「R4偏差値」は各学校ごとに設定してある「境界(レンジ・Range)」偏差値のことをいい、R4とは「合格予想確率=80%ライン」、R3とは「50%ライン」の偏差値(R2は20%ライン)のこと
となっている。これをふつうに読むと、年間平均偏差値でR4ちょうどを取っている子は80%受かるのだなと思ってしまうが、N塾の出す「中学入試白書」などをみるとどうもそうなってない。

そこでよく読み返すと、「境界(レンジ・Range)」となっているところがクセモノ。R4のラインで区切られる、そこから上の範囲(ゾーン)にいる子の合格確率が80%という意味らしい。そう思ってみると、実データとR4表のつじつまが合う。つまりR4ぎりぎりなら80%より低いと推測できる。

これは多くの人が陥る誤解だと思うのだが、N塾はそれをそっとしておきたい(?)のか、あまり正面きって説明していないような気がする。

今日の献立:
味噌ラーメン
* キャベツがなかったので白菜。はじめ、白菜は「甘味が強すぎる」と不評だったが、食べるうちに、白菜ともやしのシャキシャキ感、それと焼き豚とのハーモニーでなかなかいけると評判回復。しかしスーパーで買った煮玉子がいまいちだった。
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by an-dan-te | 2009-01-18 10:29 | 中学受験 | Comments(12)

Commented by 受験の母 at 2009-01-18 13:16 x
このR4のラインについて母も考えたことあります。
突き詰めていくと息子の成績からいってネガティブになりそうなので良い方に考えていますが(^_^;)
現在、1月校でR4が”やっぱり”という結果ではない学校がありました。
R4を過信しすぎても、軽視してもいけないってことなんでしょうか!?
中学受験ってつくづく難しいですね~。
母は安易なビビリ系です(((゜д゜;)))
Commented by ルーク at 2009-01-18 14:33 x
こんにちわ♪こちらでコメするのは初めてですね。
我が家も、超~石橋かな・・・と思ってます。
子供の偏差値はY53・4で、第一志望はY50なんですから。
塾の先生にも「2/1に終わるとおもいますよ。」と・・・
正直、迷ってます。
受験勉強は1年しかしてないけど、挑戦もせずに1日で終わらせていいのかな?と。
たった1校しか受けないなんて、もったいないなぁ~とか。
でも、どんなに安全といわれても絶対はないので、子供は挑戦はしないと言います。
1日校は合格したら、翌日の午前中に入金なんで、1日校に決めたら他は選べないし。
はぁ~=33 ほんと、悩みます。
Commented by an-dan-te at 2009-01-18 17:17
受験の母さん、まぁR4の定義はともかくとして、現実問題、
> R4を過信しすぎても、軽視してもいけないってことなんでしょうか!?
ですね。無視して突撃してもダメだし、信じて安心してもダメだし…
目安としては優秀だと思いますけど。
それで不安がなくなるわけじゃない(-_-;;
Commented by an-dan-te at 2009-01-18 17:22
ルークさん、こんにちは(^^)
ルークさんのところは、シンプルな受験ですね。ツカレないためにもひとつの正解パターンなのでは。
> 受験勉強は1年しかしてないけど、
ここはけっこうミソな気がしてます。
中受のスタンダード(!?)といわれる三年間を塾でみっちりやってきてシンプルな受験で気が済むかっていうと難しいような。うちはその間(二年間)なんで、準備が徹底しているわけでも、あっさりすませるふんぎりがつくわけでもなく、悪く言えばどっちつかず、良くいえばいいとこどり!? になるだろうか…
Commented by よしぞう at 2009-01-18 19:54 x
うー、言ったのと違うこと書いてる…。

言ったのは
・中学受験は第1志望が R4 ラインをクリアしてなきゃいけないわけじゃない。
・特に公立中学進学がNGな状況でないなら、全体での失敗率を1割以下に下げる必要すらない。
・(子どもがせっかく積み重ねた)努力を無にしない配慮は親がするとして、自分の希望にぶつかっていくのは受験に立ち向かった子どもの権利だ。
・そこから先リスクを下げるためにすべきことは、よく見て、価値観を広げて、選択肢を広げることだ。

ってなことです。理由はまた別に書きますね。
Commented by メゾフォルテ at 2009-01-18 21:52 x
アンダンテ様
気が付けばこちらのブログ、中受ランキング表彰台入りですね。
こじろう君の快挙とともに、拍手!ですね。

さて、偏差値表ですが、塾によって学校のランク付けが随分違いますよね。うーんと悩んだ挙句・・・
当塾(S)とN塾(最後一回受験)とY(合不合4回等)で頂いた表を、3段にして貼ってあります。
そして塾の個性に合わせ、Sは記述式中心の学校用、Yはオーソドックスな学校用、Nはオーソドックス+神奈川の学校の信憑性が高そう、、、と勝手に決めさせていただいて、えいや!で併願校を決めました。それでも決めきれず、この期に及んで未だにダブル受験で悩む学校あり。。

>「可能性の問題でしかない」ところでうろちょろしていなくちゃならなかった期間が長かったのに比べ、決まるのは一瞬だから。
・・・至極、名言でございます。
Commented by an-dan-te at 2009-01-18 22:45
よしぞうへ、
別に違わないよ。
そういう趣旨で受け取りましたんで、おおむね。
詳しく明確になったので、補足ありがとう。
Commented by an-dan-te at 2009-01-18 22:53
メゾフォルテさん、うちは結局、他塾模試を受けなかった(学校別除く)のであまり比較検討をしてない、つまりその点では悩んでないんですが。情報不足とも言う…

メゾフォルテさんがなさっているように各模試の出題の癖が学校の出題傾向に合っていたり、その塾が情報をたくさん持っていたりすれば信憑性があがるわけですから、使い分けが正しいのですね。しかしこりゃややこしい。。
Commented by めだか at 2009-01-19 09:09 x
合格おめでとうございます(^^)
1月受験している人から、合格報告を聞くと、
うちも受けとけばよかったかもと思います。
受けた子供と比べると緊張感がまだない・・
 
R4のことなのですが、前に塾に直接聞いたことがあったのですが
R4の偏差値があれば80%合格率ということらしいです。
それでもやはり疑問は残りますね~
私も石橋を叩いて渡るタイプなので、R4より上は受験しません。
旦那は落ちたら本人の力不足、公立に行けばよいだけで、
何の問題もない(悩む必要なし)とのことです。
まぁそうなんだけどねぇ。
それでも私はいろいろ悩んでしまい、白髪も増えましたーー;
男と女、やはり考え方が違うのでしょうね。
Commented by an-dan-te at 2009-01-19 10:41
めだかさん、ありがとうございます(^^)
> 受けた子供と比べると緊張感がまだない・・
どうなんだろう…うちは、通えない学校にひとつ受かっただけで、かえってゆるんだ?? という気もして、吉と出るか凶と出るか…

> 旦那は落ちたら本人の力不足、公立に行けばよいだけで、
> 何の問題もない(悩む必要なし)とのことです。
ひとつの正論ですね~
むしろ…そうわりきれる程度のコスト(精神的なもの含む)で中学受験がやれればいいんじゃないかと思うんですけど。
Commented by 無謀 at 2009-01-19 21:37 x
今年の受験は見事に学校を休まなくて済みますね。
うちは1月校は3連休に1校受けて合格。
次は本命の2月1日。今まで最高で50%なので無謀かな。
1月校は十分通える、行ってもいいと思っている学校なので、
すっかり親の気が抜けています。

2日に本命と同じぐらい行きたい学校を受けますが、
本命と比べたら15以上も偏差値が低いので、実は適正校は
1月校だったりします。

2週間後にはすべてが終わっているかと思うと今からドキドキ
しています。親も大変ですね。
Commented by an-dan-te at 2009-01-19 22:39
無謀さん、
> 1月校は十分通える、行ってもいいと思っている学校なので、
> すっかり親の気が抜けています。
それは、心強いですね!!

受験校も三校とシンプルで、そのうえしっかりおさえもあって万全。HNはあてはまらないと思いますが(^^;; ひとつチャレンジするという意味なんですね。

> 2週間後にはすべてが終わっているかと思うと今から
> ドキドキしています。親も大変ですね。
もうすぐですね…ほんと、高校受験に比べても、中学受験の集中した緊張感は格別です。

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